JPH0331036Y2 - - Google Patents

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JPH0331036Y2
JPH0331036Y2 JP1984125925U JP12592584U JPH0331036Y2 JP H0331036 Y2 JPH0331036 Y2 JP H0331036Y2 JP 1984125925 U JP1984125925 U JP 1984125925U JP 12592584 U JP12592584 U JP 12592584U JP H0331036 Y2 JPH0331036 Y2 JP H0331036Y2
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light bulb
socket
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incandescent
bulbs
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JP1984125925U
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、帯状電線にソケツトを介して複数の
白熱電球を取り付けた白熱電球装置に係り、特に
それぞれ所定方向の電流を通電されたときのみ、
各白熱電球が点灯するようにした白熱電球装置に
関する。
〔従来の技術〕
白熱電球は、その動作原理上、極性を持たな
い。このため、従来の白熱電球を用いた照明装置
においては、各白熱電球は、いずれの方向の電流
を通電されても点灯することとなつていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このように各白熱電球がいずれ
の方向の電流を通電されても点灯すると、例えば
2本の導線を有する帯状電線に複数の白熱電球を
取り付け、これらの電球をそれぞれ前記2本の電
線に接続した場合、必ずすべての電球が同時に点
灯・消灯することとなつてしまい、白熱電球を2
つのグループに分け、各グループをそれぞれ独立
に点灯・消灯させることはできなかつた。そし
て、2つのグループの白熱電球をそれぞれ独立に
点灯・消灯させるためには、少くとも3本の導線
が必要であつた。
〔考案の目的〕
本考案は、前記従来の問題点を解決するために
なされたもので、各白熱電球が、所定方向の電流
を通電されたときのみ点灯し、少数の導線で複数
のグループの白熱電球を独立に点灯および消灯さ
せることができ、しかも各電球の極性の変更が簡
単で、配線作業に手間が掛ることがなく、取り扱
いが便利で、美観も優れた白熱電球装置を提供す
ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案による白熱電球装置は、少なくとも2本
の導線を備えた帯状電線と、底部を有する筒状を
大略なしており、前記底部を前記帯状電線の表面
に接して該帯状電線に取り付けられた複数のソケ
ツト本体と、これらのソケツト本体に、互いに
180度をなす位置において1対ずつ取り付けられ
ており、それぞれ一端側は前記ソケツト本体の内
側面に沿わされ、他端側は前記底部から前記ソケ
ツト本体外に引き出されて前記導線に接続された
ソケツト端子と、大略筒状をなす複数の電球支持
体と、それぞれ1対のリード線を有し、各前記電
球支持体に取り付けられた白熱電球と、各前記電
球支持体内に収容されるとともに、前記白熱電球
の一方のリード線にアノード側またはカソード側
のいずれか一方のリード線を接続されたダイオー
ドとを有してなり、 各前記白熱電球の他方のリード線および前記ダ
イオードの他方のリード線は前記電球支持体の底
部から外部に引き出され、かつ該電球支持体の外
側面に沿うように曲げ返されており、各前記電球
支持体は前記白熱電球およびダイオードのリード
線の曲げ返された部分が、該電球支持体外側面と
前記ソケツト端子との間に挾持される状態で各前
記ソケツト本体の内側面に着脱自在に嵌着されて
いるものである。
〔作用〕
本考案においては、所定方向の電流を通電され
たときのみダイオードが電流を通し、該ダイオー
ドに接続されている白熱電球に電流が流れて点灯
する。このため、少数の導線で複数のグループの
白熱電球を独立に点灯および消灯させることがで
きる。
また、あらかじめ互いに接続されている白熱電
球およびダイオードが電球支持体に支持されてい
るので、電球支持体をソケツトに装着するだけで
ダイオードを電源に接続できるため、電源に対す
るダイオードの配線作業をいちいち行う必要がな
い。
また、白熱電球とダイオードとが電球支持体を
介して一体化されているので、白熱電球およびダ
イオードをあたかも1つの素子として扱うことが
でき、取り扱いに便利である。
また、ダイオードは電球支持体内に収容されて
いるので、外部からは見えず、美観上も優れてい
る。
さらに、ソケツト本体に対する電球支持体の嵌
着位置を180度変更することにより、ソケツトひ
いては帯状電線の導線に対するダイオードの極性
を簡単に変更できる。
〔実施例〕
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて説
明する。
第1図から第7図までは、本考案の一実施例を
示す。この実施例において、1は合成樹脂製の電
球支持体であり、この電球支持体1はおおよそ有
底中空円筒状をなしており、外側面の互いに180
度をなす部分に平面図1a,1bを設けられてい
る。また、前記電球支持体1の底部には、リード
線挿通孔1c,1dが設けられている。さらに、
前記電球支持体1の外底面には、第4図によく示
されるように、リード線挿通孔1c,1dの出口
と平面部1a,1bとを結ぶ溝1eが設けられて
いる。
前記電球支持体1には、第1〜3図に示される
ように、白熱電球2の底部側が着脱自在に嵌着さ
れている。そして、第1図および3図に示される
ように、前記電球2の一方のリード線2aは、電
球支持体1のリード線挿通孔1cに挿通された
上、溝1eおよび平面部1aに沿つて折り曲げら
れている。また、前記電球2の他方のリード線2
bは、電球支持体1の内部に収容されたダイオー
ド3の一方のリード線3aに接続されており、こ
のダイオード3の他方のリード線3bは電球支持
体1のリード線挿通孔1dに挿通された上、溝1
eおよび平面部1bに沿つて折り曲げられてい
る。
第1図、2図および5図において、4はソケツ
トであり、このソケツト4はソケツト本体4a
と、1対のソケツト端子4b,4cとからなる。
前記ソケツト本体4aは、おおよそ有底中空円筒
状をなしており、その内周面から内底面にまで延
びる1対の端子収容溝4d,4eを、互いに180
度をなす位置に設けられている。前記端子収容溝
4d,4eには、前記端子4b,4cの一部が収
容されており、これらの端子4b,4cの他の部
分は、ソケツト本体4aの底部に設けられた孔4
f,4gを貫通してソケツト本体4aの外部へ引
き出されている。なお、前記端子4b,4cのう
ちの端子収容溝4d,4e内に収容されている部
分は、ソケツト本体4aの軸線に向かつて凸に湾
曲されている。
前記ソケツト本体4aの内周面には、電球支持
体1が着脱自在に嵌着されている。そして、この
嵌着状態において、電球2のリード線2aおよび
ダイオード3のリード線3bの先端側は、ソケツ
ト4の端子4b,4cの弾力性により、該端子4
b,4cと電球支持体1の平面部1a,1bとの
間にそれぞれ挾持されている。そしてこれによ
り、ソケツト4の端子4b,4cに電球2のリー
ド線2aおよびダイオード3のリード線3bがそ
れぞれ電気的に接続された状態となつている。
第1図および2図において、5は帯状電線であ
り、この帯状電線5は電気絶縁性の軟質合成樹脂
からなる可撓性に富んだ表面側帯状体5aおよび
裏面側帯状体5bと、帯状の導線5c,5dとか
らなる。そして、前記帯状体5a,5bは、それ
らの間に導線5c,5dを挾み込んだ状態で互い
に貼り合わされている。また、前記裏面側帯状体
5bは、第2図によく示されるように、帯状電線
5の長さ方向に関して不連続とされており、これ
により帯状電線5には、所定間隔毎に、裏面側帯
状体5bが導線5c,5dを覆つていない導線露
出部5eが形成されている。
第1図に示されるように、前記ソケツト4の端
子4b,4cのうちの、ソケツト本体4a外に引
き出されている部分は、導線露出部5eにおい
て、帯状電線5の表面側帯状体5aを貫通した
上、外側に向かつて折り曲げられて導線5c,5
dに重ねられ、さらに導線5c,5dに半田付け
されている。そしてこれにより、複数のソケツト
4が帯状電線5に対し1列に固定されている。な
お、前記半田付け部およびその周囲には、外部と
の絶縁を確保するために電気絶縁性の樹脂(図示
せず)が被覆されている。また、前記裏面側帯状
体5bおよび前記樹脂の表面には、帯状電線5を
壁面等の所望の取付場所に貼付するための粘着材
(図示せず)が塗布されている。
第6図は、本実施例の電気的接続関係を示す回
路構成図であり、この図に示されるように各電球
支持体1は、各電球2に取り付けられているダイ
オード3が帯状電線5の導線5c,5dに対して
交互に反対方向に接続されるように各ソケツト4
に装着されている。そして、前記導線5c,5d
は電源6の出力端子6a,6bにそれぞれ接続さ
れている。ここで、この電源6は第7図に示され
るように一定周期T毎に反対極性の電流を出力す
るようになつている。
次に、本実施例の作動を説明する。
いま、電源6の出力端子6aがプラス側、出力
端子6bがマイナス側になつた場合には、奇数番
目のダイオード3,1,3,3,……,3,2o-
のみが電流を通し、偶数番目のダイオード3,
2,3,4,……,3,2nは電流を通さないの
で、奇数番目の電球2,1,2,3,……,2,
o-1のみが点灯し、偶数番目の電球2,2,2,
4,……,2,2nは消灯する。また逆に、電源
6の出力端子6aがマイナス側、出力端子6bが
プラス側になつた場合には、偶数番目のダイオー
ド3,2,3,4,……,3,2nのみが電流を
通し、奇数番目のダイオード3,1,3,3,…
…,3,2o-1は電流を通さないので、奇数番目
の電球2,1,2,3,……,2,2o-1は消灯
し、偶数番目の電球2,2,2,4,……,2,
2nが点灯する。
したがつて、電源6から出力される電流の極性
が周期T毎に変ることにより、奇数番目の電球
2,1,2,3,……,2,2o-1と偶数番目の
電球2,2,2,4,……,2,2nとが周期T
毎に交互に点滅する。
ここで、本実施例では、各電球2にダイオード
3が接続されていることにより、上述のように2
本の導線5c,5dのみを用いて各電球2を交互
に点滅させることができるが、各電球2にダイオ
ード3が接続されていない場合には、各電球2を
電源に接続する導線の数を少なくとも3本以上と
しないと、各電球2を交互に点滅させることはで
きない。
また、帯状電線5の導線5c,5dに対して直
接ダイオード3を接続しても、もちろん第6図の
電気的接続関係を得ることができるが、その場合
には配線作業に手間が掛る。しかるに、この白熱
電球装置においては、あらかじめ互いに接続され
ている白熱電球2およびダイオード3が電球支持
体1に支持されており、この電球支持体1を導線
5c,5dに接続されているソケツト4に装着す
るだけで、直ちに前記第6図の電気的接続関係が
得られるので、導線5c,5dに対するダイオー
ド3の配線作業を行う必要がない。
また、ソケツト本体4aに対する電球支持体1
の嵌着位置を180度変更することにより、ソケツ
ト4ひいては帯状電線5の導線5c,5dに対す
るダイオード3の極性を簡単に変更できる。
〔考案の効果〕
以上のように、本考案による白熱電球の装置は (イ) 各白熱電球が、所定方向の電流を通電された
ときのみ点灯するようにすることができ、これ
により、少数の導線で複数のグループの白熱電
球を独立に点灯および消灯させることができ
る。
(ロ) 電源に対するダイオードの配線作業をいちい
ち行う必要がない。
(ハ) 白熱電球およびダイオードをあたかも1つの
素子として扱うことができ、取り扱いに便利で
ある。
(ニ) ダイオードは電球支持体内に収容されている
ので、外部からは見えず、美観上も優れてい
る。
(ホ) ソケツト本体に対する電球支持体の嵌着位置
を180度変更することにより、ソケツトひいて
は帯状電線の導線に対するダイオードの極性を
簡単に変更できる。
等の優れた効果を得られるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による白熱電球装置の一実施例
を示す断面図、第2図は前記実施例を示す斜視
図、第3図は前記実施例における電球支持体、白
熱電球およびダイオードの組み合わせを示す断面
図、第4図は前記実施例における電球支持体を示
す底面図、第5図は前記実施例におけるソケツト
を示す平面図、第6図は前記実施例の電気的接続
関係を示す回路構成図、第7図は前記実施例にお
ける電源から出力される電流の波形を示す波形図
である。 1……電球支持体、2……白熱電球、2a,2
b……リード線、3……ダイオード、3a,3b
……リード線、4a……ソケツト本体、4b,4
c……ソケツト端子、5……帯状電線、5c,5
d……導線。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 少なくとも2本の導線を備えた帯状電線と、底
    部を有する筒状を大略なしており、前記底部を前
    記帯状電線の表面に接して該帯状電線に取り付け
    られた複数のソケツト本体と、これらのソケツト
    本体に、互いに180度をなす位置において1対ず
    つ取り付けられており、それぞれ一端側は前記ソ
    ケツト本体の内側面に沿わされ、他端側は前記底
    部から前記ソケツト本体外に引き出されて前記導
    線に接続されたソケツト端子と、大略筒状をなす
    複数の電球支持体と、それぞれ1対のリード線を
    有し、各前記電球支持体に取り付けられた白熱電
    球と、各前記電球支持体内に収容されるととも
    に、前記白熱電球の一方のリード線にアノード側
    またはカソード側のいずれか一方のリード線を接
    続されたダイオードとを有してなり、 各前記白熱電球の他方のリード線および前記ダ
    イオードの他方のリード線は前記電球支持体の底
    部から外部に引き出され、かつ該電球支持体の外
    側面に沿うように曲げ返されており、各前記電球
    支持体は前記白熱電球およびダイオードのリード
    線の曲げ返された部分が、該電球支持体外側面と
    前記ソケツト端子との間に挾持される状態で各前
    記ソケツト本体の内側面に着脱自在に嵌着されて
    いることを特徴とする白熱電球装置。
JP12592584U 1984-08-21 1984-08-21 白熱電球装置 Granted JPS6142096U (ja)

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JP12592584U JPS6142096U (ja) 1984-08-21 1984-08-21 白熱電球装置

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JPS6142096U JPS6142096U (ja) 1986-03-18
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5722164B2 (ja) * 1977-02-01 1982-05-12

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5722164U (ja) * 1980-07-14 1982-02-04

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5722164B2 (ja) * 1977-02-01 1982-05-12

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