JPH0330902Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0330902Y2
JPH0330902Y2 JP12063286U JP12063286U JPH0330902Y2 JP H0330902 Y2 JPH0330902 Y2 JP H0330902Y2 JP 12063286 U JP12063286 U JP 12063286U JP 12063286 U JP12063286 U JP 12063286U JP H0330902 Y2 JPH0330902 Y2 JP H0330902Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mesh
rubber sheet
insulating film
conductive rubber
detection device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP12063286U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6327935U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP12063286U priority Critical patent/JPH0330902Y2/ja
Publication of JPS6327935U publication Critical patent/JPS6327935U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0330902Y2 publication Critical patent/JPH0330902Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は手書き文字や図形をコンピユータや通
信回線に入力するための位置検出装置に関するも
のである。
(従来の技術) 従来、抵抗板を2枚使用した位置検討装置につ
いては第3図に示したように、両端に電極11
A,11B,12A,12Bを設けた2枚の抵抗
板11,12を電極部が直交するように配置し、
これらを抵抗板12に設けたドツトスペーサー1
3で絶縁性を保つようにしたものが知られている
が、これにはドツトスペーサーの面積割合が大き
くなると導通不能点ができて不感点が生じ、他
方、この不感点を少なくなるようにすると指を載
置したり、定規を置くだけで入力してしまうとい
う不利がある。またドツトスペーサーの代わりに
感圧導電性ゴムシートを用いるものも知られてい
るが、これにはこのゴムシートが高価であるし、
指先入力、筆記具入力のためには2種類のシート
を隣接して配置する必要があるために、その境界
線上での図形入力が不連続になるという欠点があ
る。
そのため、この種の位置検出装置については第
3図に開示した装置におけるドツトスペーサーの
代わりにその両面に第1、第2の網目状の絶縁膜
を印刷、塗装したゴムシートを第1、第2の抵抗
板にはり合わせたものも提案されており(特開昭
61−29931号公報参照)、これによれば上記したよ
うな不利は解決されるけれども、これには網目状
に形成される絶縁膜の印刷がその交点でにじんだ
ものとなつて有効入力面積が減少するという不利
があり、さらにこの網目状の口形コーナー部に筆
記具がひつかゝり易く、書き味がわるいという欠
点がある。
(考案の構成) 本考案はこのような不利を解決した位置検出装
置に関するものであり、これは両端に電極を設け
た2枚の抵抗板を電極部が直交するように配置す
ると共に、この2枚の抵抗板の間にその両面に少
なくとも一方が鎖線とされていて交点が存在しな
いように構成された網目状の絶縁膜を印刷、塗装
してなる導電性ゴムシートを挾んでなることを特
徴とするものである。
すなわち、本考案者らはその両面に網目状の絶
縁膜を印刷、塗装した導電性ゴムシートを挾んだ
2枚の抵抗板からなる公知の位置検出装置の不利
を解決する方法について種々検討した結果、この
導電性ゴムシートにおける網目状の絶縁膜の構造
をその網目を構成する2本の線のうちの少なくと
も1本を鎖線状のものとしてその交点が空白部と
なるようにすれば、この網目状絶縁膜はその交点
で印刷がにじむことがないのでその有効入力表面
が減少することがなくなるし、これにはコーナー
部がないので筆記具がこれにひつかかることもな
く、書き味がよくなることを見出して本考案を完
成させた。
以下に添付の図面にもとづいてこれを説明す
る。
本考案の位置検出装置を構成する2枚の抵抗板
は従来公知のものでよく、したがつてこのものは
第1図に示したように両端に電極1A,1Bまた
は2A,2Bを設けたものとすればよいが、この
抵抗体自体はその表面に金属箔を設けたものであ
つても、表面に導電性配線体を埋め込んだもので
あつてもよい。
本考案の位置検出装置はこの第1図に示したよ
うにこの2枚の抵抗板をその電極部が直交するよ
うに重ね合わせ、この上部の抵抗体に指または筆
記具などで文字、図形を書いたときにこの上下の
抵抗板の接触点のx軸点を第1の抵抗板の電極で
検出し、そのy軸点を第2の抵抗板の電極で検出
するのであるが、この2枚の抵抗板の間には第1
図における網目状の絶縁膜がその表面に印刷、塗
装されている導電性ゴムシート3が挾まれている
ので指、筆記具による2枚の抵抗板の接触はこの
導電性ゴムシート3における絶縁性の網目から押
し出される導電性ゴムシートの下側の抵抗板との
接触によつて行なわれる。この導電性ゴムシート
は例えば天然ゴム、SBR,NBR,EPR,CR,
シリコーンゴムなどの合成ゴムにカーボンブラツ
ク、各種金属粉などを添加して導電性としたもの
から作られたものとすればよいが、これはその両
面に第2図に示したような網目状の絶縁膜を印
刷、塗装したものとすることが必要とされる。こ
の網目状の絶縁膜の形状は例えば第2図aに示し
たようにこの網目状模様を構成する2本の線4,
5がいずれも鎖状のものとされているのでその交
点が空白部となつているが、このものは第2図b
に示したようにその交点にドツト6を設けた一点
鎖線状のものであつてもよく、さらには第2図c
に示したように一方の線を直線7とし、他方を破
線8としてその交点近傍に空白部を設けたものと
してもよいが、この網状部の網目の大きさは特に
規定されるものではなく、この位置検出装置にお
ける入力が指で行なわれるものであるときには5
〜30mm程度、好ましくは10〜20mm程度とし、ボー
ルペンなどの筆記具で行なわれるものについては
0.3〜10mm(いずれも目開きの寸法)とすればよ
く、またこの網目を構成する線の太さ(巾)は
0.05〜2mmとし、線の厚み(高さ)は0.01〜
100μmとすればよい。
本考案の位置検出装置は上記のように構成され
ているので、この上部抵抗板に指、筆記具などで
入力を加えるとこの上部抵抗板に加えられた圧力
によつてその部位の導電性ゴムシートが網目状の
絶縁膜から押し出されてこれが下方の抵抗板と接
触し、こゝに電位が発生するのでこのx軸点を第
1の抵抗板の電極板で検出し、そのy軸点を第2
の抵抗板の電極で検出すればよく、これによつて
その位置を検出するのであるが、これによればこ
の導電性ゴムシートにおける網目状の絶縁膜が上
記した第2図a,b,cのように構成されてお
り、このものは特にこの網目を構成する線が鎖状
とされていてその交点が空白部とされているの
で、この部位の印刷がにじむことがなく、したが
つてその有効入力面積が減少することがないし、
筆記具がひつかかることもないのでその書き味が
よくなるという有利性が与えられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の位置検出装置の分解斜視図、
第2図a,b,cは本考案の位置検出装置に使用
される導電性ゴムシートの表面に形成される網目
状絶縁膜の上面図を示したものであり、第3図は
従来公知の位置検出装置の分解斜視図を示したも
のである。 1,2,11,12……抵抗板、1A,1B,
2A,2B,11A,11B,12A,12B…
…電極、3……導電性ゴムシート、4,5,7,
8……絶縁性線部、6……ドツト、13……ドツ
トスペーサー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 両端に電極を設けた2枚の抵抗板を電極部が直
    交するように配置すると共に、この2枚の抵抗板
    の間にその両面に少なくとも一方が鎖線とされて
    いて交点が存在しないように構成された網目状の
    絶縁膜を印刷、塗装してなる導電性ゴムシートを
    挾んでなることを特徴とする位置検出装置。
JP12063286U 1986-08-06 1986-08-06 Expired JPH0330902Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12063286U JPH0330902Y2 (ja) 1986-08-06 1986-08-06

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12063286U JPH0330902Y2 (ja) 1986-08-06 1986-08-06

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6327935U JPS6327935U (ja) 1988-02-24
JPH0330902Y2 true JPH0330902Y2 (ja) 1991-06-28

Family

ID=31009132

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12063286U Expired JPH0330902Y2 (ja) 1986-08-06 1986-08-06

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0330902Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6327935U (ja) 1988-02-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5283558A (en) Low-cost devices for touch control
US5010213A (en) Signal input sheet
JPH0330902Y2 (ja)
JPH07160396A (ja) ポインティングデバイス
JP3084970U (ja) 電流タッチ式の液晶パネル板
JP2666929B2 (ja) 情報入力用シート
JPS6217870Y2 (ja)
JPS6111795Y2 (ja)
JPH0116189Y2 (ja)
JPS622679Y2 (ja)
KR100215124B1 (ko) 좌표 입력장치 및 그 제조방법
JPS5933091Y2 (ja) 感圧型タブレツト装置
JPS6245221Y2 (ja)
JPS626318A (ja) 入力タブレツト
JPH04137121A (ja) 座標入力装置
JPS60174126U (ja) 感圧導電性ゴムシ−ト
JPS6117493Y2 (ja)
JPS6020667U (ja) 手書情報入力タブレツト
JPS5832535U (ja) タツチ入力パネル
JPH0215148Y2 (ja)
JPS6039282A (ja) 位置検出装置
JPH0415722A (ja) 座標入力装置
JPS58127277A (ja) 描画像入力タブレツト
JPH03121438U (ja)
JPS6331783B2 (ja)