JPH0330760A - レーザ光照射ヘッド - Google Patents
レーザ光照射ヘッドInfo
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- JPH0330760A JPH0330760A JP1167853A JP16785389A JPH0330760A JP H0330760 A JPH0330760 A JP H0330760A JP 1167853 A JP1167853 A JP 1167853A JP 16785389 A JP16785389 A JP 16785389A JP H0330760 A JPH0330760 A JP H0330760A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔概要〕
レーザ光照射ヘッドに関し、
内視鏡用レーザ光照射ヘッド先端の光学系の曲率を変え
ることによって、レーザ光の集束点を容易に調整可能に
することを目的とし、 内部に少なくとも1本の光ファイバと複数のそれぞれ独
立した第1.第2および第3の輸送管が埋設された可撓
性管状ガイドと、前記ガイドの延長部であって、外側面
に設けられた前記第1の輸送管の開口部とステップ状端
部に設けられた前記第2の輸送管の開口部を有する第1
先端部と、前記第1の輸送管の開口部を包含し前記第1
先端部の外側面を囲周して密閉嚢体を形成するように設
けられた位置固定用バルーンと、前記第1先端部から同
軸に延長され前記光ファイバの出射口と前記第3の輸送
管の開口部が少なくとも設けられた第2先端部と、前記
出射口と前記第3の開口部を少なくとも包含し、前記第
2先端部の先端を包み込んで密閉嚢体を形成するように
設けられた集光用バルーンとを少なくとも備えるように
レーザ光照射ヘッドを構成する。
ることによって、レーザ光の集束点を容易に調整可能に
することを目的とし、 内部に少なくとも1本の光ファイバと複数のそれぞれ独
立した第1.第2および第3の輸送管が埋設された可撓
性管状ガイドと、前記ガイドの延長部であって、外側面
に設けられた前記第1の輸送管の開口部とステップ状端
部に設けられた前記第2の輸送管の開口部を有する第1
先端部と、前記第1の輸送管の開口部を包含し前記第1
先端部の外側面を囲周して密閉嚢体を形成するように設
けられた位置固定用バルーンと、前記第1先端部から同
軸に延長され前記光ファイバの出射口と前記第3の輸送
管の開口部が少なくとも設けられた第2先端部と、前記
出射口と前記第3の開口部を少なくとも包含し、前記第
2先端部の先端を包み込んで密閉嚢体を形成するように
設けられた集光用バルーンとを少なくとも備えるように
レーザ光照射ヘッドを構成する。
本発明はレーザ光照射ヘッド、と(に内視鏡用レーザ光
照射ヘッドの改良に関する。
照射ヘッドの改良に関する。
近年、体腔内を観察・礒影したり、一部組織を切取り検
査に供したり、さらにはレーザメスによる治療を施した
りする内視鏡が広(使用されるようになってきた。
査に供したり、さらにはレーザメスによる治療を施した
りする内視鏡が広(使用されるようになってきた。
とくに、光ファイバとレーザ光技術の進歩により、いわ
ゆる、ファイバスコープと呼ばれる検査・治療装置は可
撓性があり、小形で明るいなどの特徴から、今後ますま
す重要視されている医療機器である。たとえば、ファイ
バスコープ型の血管内視鏡を通して血管内に詰まった動
脈硬化組織にレーザ光を当て、レーザ光の蒸散作用によ
って動脈硬化組織に孔をあけ血流の回復を図るなどの治
療が行なわれている。
ゆる、ファイバスコープと呼ばれる検査・治療装置は可
撓性があり、小形で明るいなどの特徴から、今後ますま
す重要視されている医療機器である。たとえば、ファイ
バスコープ型の血管内視鏡を通して血管内に詰まった動
脈硬化組織にレーザ光を当て、レーザ光の蒸散作用によ
って動脈硬化組織に孔をあけ血流の回復を図るなどの治
療が行なわれている。
この場合、血管内に挿入した血管内視鏡はできるだけ移
動を少なくし、かつ、短時間に医療処置を済ませ患者に
苦痛を与えないようにすることが重要であり、そのため
に内視鏡用のレーザ光照射ヘッドの機能的改良が強く求
められている。
動を少なくし、かつ、短時間に医療処置を済ませ患者に
苦痛を与えないようにすることが重要であり、そのため
に内視鏡用のレーザ光照射ヘッドの機能的改良が強く求
められている。
第4図は従来のレーザ光照射ヘッドの例を示す図で、同
図(イ)はA−A’断面図、同図(ロ)はヘッド先端の
正面図である。
図(イ)はA−A’断面図、同図(ロ)はヘッド先端の
正面図である。
図中、40はレーザ光照射ヘッド100の先端部でその
内部に光ファイバ8°、8″や輸送管15.26.27
などが合成ゴムなどの被覆材の中に埋設されている、9
゛、9”は対物レンズで、たとえば、先球ファイバある
いは分布屈折率ロッドレンズ(GRIN−1?L)であ
り、光ファイバ8゛、8″の先端部に配設されている。
内部に光ファイバ8°、8″や輸送管15.26.27
などが合成ゴムなどの被覆材の中に埋設されている、9
゛、9”は対物レンズで、たとえば、先球ファイバある
いは分布屈折率ロッドレンズ(GRIN−1?L)であ
り、光ファイバ8゛、8″の先端部に配設されている。
14は光の出射口である。
3は位置固定用バルーンで、シリコーン樹脂系の合成ゴ
ムからなり、輸送管15の開口部16を包含し前記先端
部40の側面を囲周して密閉嚢体を形成するように設け
られ、輸送管15を通して、たとえば、空気を送って開
口部16から噴出させると膨張するようになっている。
ムからなり、輸送管15の開口部16を包含し前記先端
部40の側面を囲周して密閉嚢体を形成するように設け
られ、輸送管15を通して、たとえば、空気を送って開
口部16から噴出させると膨張するようになっている。
なお、先端部40の外側面と位置固定用バルーン3との
密封には、たとえば、特殊な表面処理をしたのちエポキ
シ樹脂系の接着材などを使用して行なわれる。
密封には、たとえば、特殊な表面処理をしたのちエポキ
シ樹脂系の接着材などを使用して行なわれる。
第5図は従来のレーザ光照射ヘッドの装着状態を示す図
で、たとえば、血管内視鏡として用いた場合を模式的に
断面図で表したものである。
で、たとえば、血管内視鏡として用いた場合を模式的に
断面図で表したものである。
図中、12は血管、20は血流障害物質で、たとえばコ
レステロールや動脈硬化組織である。
レステロールや動脈硬化組織である。
いま、たとえば、血管12の一部を切り開き血管内視鏡
を挿入し、血流障害物!20を探索してそれを発見すれ
ば、そこで、図には示してない体外のハンドル操作によ
り、輸送管15を通してガスまたは液体、たとえば、空
気を圧送して開口部16から静かに噴出させると、位置
固定用バルーン3が膨張して血管12に接触する。さら
に、空気を送り続けると位置固定用バルーン3は血管1
2を押し広げ血管膨張部12゛を形成する。適度の膨張
部を形成したところで空気の送入を停止すると、レーザ
光照射ヘッド100は簡単には動かない程度に血管内の
所定の位置に固定される。
を挿入し、血流障害物!20を探索してそれを発見すれ
ば、そこで、図には示してない体外のハンドル操作によ
り、輸送管15を通してガスまたは液体、たとえば、空
気を圧送して開口部16から静かに噴出させると、位置
固定用バルーン3が膨張して血管12に接触する。さら
に、空気を送り続けると位置固定用バルーン3は血管1
2を押し広げ血管膨張部12゛を形成する。適度の膨張
部を形成したところで空気の送入を停止すると、レーザ
光照射ヘッド100は簡単には動かない程度に血管内の
所定の位置に固定される。
そこで、同じく医師の手元のハンドル操作により、こ−
には図示してない、たとえば、YAGレーザを発振させ
光フアイバ8°内を伝播させたのち、レンズ9°によっ
て血流障害物質20にレーザ光を集束照射して蒸散除去
する。なお、血流障害物質20の観察やレーザ光照射ヘ
ッド100の適正位置を決めるための照明および像観察
には光ファイバ8”およびレンズ9″を通して行なわれ
ることが多い。
には図示してない、たとえば、YAGレーザを発振させ
光フアイバ8°内を伝播させたのち、レンズ9°によっ
て血流障害物質20にレーザ光を集束照射して蒸散除去
する。なお、血流障害物質20の観察やレーザ光照射ヘ
ッド100の適正位置を決めるための照明および像観察
には光ファイバ8”およびレンズ9″を通して行なわれ
ることが多い。
また、きれいな像観察をするために、輸送管26から、
たとえば、生理食塩水を送り開口部6から吹き出し、さ
らに、除去された血流障害物質20の残骸は、開口部7
を有する輸送管27を通して体外に吸引除去される。
たとえば、生理食塩水を送り開口部6から吹き出し、さ
らに、除去された血流障害物質20の残骸は、開口部7
を有する輸送管27を通して体外に吸引除去される。
しかし、上記の構成において、位置固定用バルーン3を
膨張させ、−旦レーザ光照射へラド100の位置を決め
てから、たとえば、第5図に示したようにレンズ9゛の
焦点が血流障害物質20の表面から大きくずれた。たと
えば、かなり近い位置fになってしまった場合には、位
置固定用バルーン3から空気を抜き位置設定をやり直し
、再度位置固定用バルーン3に空気を送って位置固定を
しなおすというような繰り返し操作が必要となり、操作
時間が長くか−り、したがって、患者に余分な苦痛を与
えるといった問題を生じており、その解決が必要であっ
た。
膨張させ、−旦レーザ光照射へラド100の位置を決め
てから、たとえば、第5図に示したようにレンズ9゛の
焦点が血流障害物質20の表面から大きくずれた。たと
えば、かなり近い位置fになってしまった場合には、位
置固定用バルーン3から空気を抜き位置設定をやり直し
、再度位置固定用バルーン3に空気を送って位置固定を
しなおすというような繰り返し操作が必要となり、操作
時間が長くか−り、したがって、患者に余分な苦痛を与
えるといった問題を生じており、その解決が必要であっ
た。
すなわち、上記の課題は内部に少なくとも1本の光ファ
イバと複数のそれぞれ独立した第1.第2および第3の
輸送管15.18.17が埋設された可撓性管状ガイド
lと、前記ガイド1の延長部であって、外側面に設けら
れた前記第1の輸送管の開口部16とステップ状端部1
3に設けられた前記第2の輸送管の開口部6.7を有す
る第1先端部4と、前記第1の輸送管の開口部16を包
含し前記第1先端部4の外側面を囲周して密閉嚢体を形
成するように設けられた位置固定用バルーン3と、前記
第1先端部4から同軸に延長され前記光ファイバの出射
口14と前記第3の輸送管の開口部11が少なくとも設
けられた第2先端部5と、前記出射口14と前記第3の
開口部11を少なくとも包含し、前記第2先端部5の先
端を包み込んで密閉嚢体を形成するように設けられた集
光用バルーン2とを少なくとも備えるようにレーザ光照
射ヘッドを構成することによって解決することができる
。
イバと複数のそれぞれ独立した第1.第2および第3の
輸送管15.18.17が埋設された可撓性管状ガイド
lと、前記ガイド1の延長部であって、外側面に設けら
れた前記第1の輸送管の開口部16とステップ状端部1
3に設けられた前記第2の輸送管の開口部6.7を有す
る第1先端部4と、前記第1の輸送管の開口部16を包
含し前記第1先端部4の外側面を囲周して密閉嚢体を形
成するように設けられた位置固定用バルーン3と、前記
第1先端部4から同軸に延長され前記光ファイバの出射
口14と前記第3の輸送管の開口部11が少なくとも設
けられた第2先端部5と、前記出射口14と前記第3の
開口部11を少なくとも包含し、前記第2先端部5の先
端を包み込んで密閉嚢体を形成するように設けられた集
光用バルーン2とを少なくとも備えるようにレーザ光照
射ヘッドを構成することによって解決することができる
。
本発明によれば、光ファイバの出射口と輸送管の開口部
が配設されているレーザ光照射ヘッドの第2先端部5の
先端を包み込んで、密閉嚢体を形成するように集光用バ
ルーン2を設け、その中に輸送管の開口部を通して屈折
率の高い液体を送入して膨張させ球面レンズを構成して
いる。しかも、集光用バルーン2は透光性の高いシリコ
ーン系樹脂等の合成ゴムからなる容易に膨張可能な材料
で作られているので、液体の送入量を調整することによ
って任意の曲率の集光用バルーン2.すなわち、対物用
凸レンズを形成することができる。
が配設されているレーザ光照射ヘッドの第2先端部5の
先端を包み込んで、密閉嚢体を形成するように集光用バ
ルーン2を設け、その中に輸送管の開口部を通して屈折
率の高い液体を送入して膨張させ球面レンズを構成して
いる。しかも、集光用バルーン2は透光性の高いシリコ
ーン系樹脂等の合成ゴムからなる容易に膨張可能な材料
で作られているので、液体の送入量を調整することによ
って任意の曲率の集光用バルーン2.すなわち、対物用
凸レンズを形成することができる。
したがって、位置固定用バルーン3によって一旦位置固
定されたレーザ光照射ヘッドの焦点が、たとえば、血流
障害物質からずれている場合でも、従来のように位置固
定用バルーン3による位置設定のやり直しの必要はなく
、液体の送入量を変えることによって、集光用バルーン
2の曲率を変化させレーザ光を所要の位置、たとえば、
血流障害物質に焦点を結ばせることが可能となる。
定されたレーザ光照射ヘッドの焦点が、たとえば、血流
障害物質からずれている場合でも、従来のように位置固
定用バルーン3による位置設定のやり直しの必要はなく
、液体の送入量を変えることによって、集光用バルーン
2の曲率を変化させレーザ光を所要の位置、たとえば、
血流障害物質に焦点を結ばせることが可能となる。
第1図は本発明実施例の斜視図である。図中、50はレ
ーザ光照射ヘッド、1はシリコーン系合成ゴムなどで被
覆され、内部に1本以上の光ファイバと複数の輸送管が
少なくとも埋設された。たとえば、外径5mmφの可撓
性管状ガイドである。
ーザ光照射ヘッド、1はシリコーン系合成ゴムなどで被
覆され、内部に1本以上の光ファイバと複数の輸送管が
少なくとも埋設された。たとえば、外径5mmφの可撓
性管状ガイドである。
4は第1先端部で、同じく外径5mmφの前記ガイドl
の延長部であり、・そのステップ状端部13には輸送管
の開口部6.7が設けられている。
の延長部であり、・そのステップ状端部13には輸送管
の開口部6.7が設けられている。
3は位置固定用バルーンで、内部に輸送管の開口部を包
含し前記第1先端部4の側面を囲周して密閉嚢体を形成
するように設けられ、シリコーン樹脂系の合成ゴムから
なり、最大膨張時の外径が約10m mm、膨張時のゴ
ム膜厚は約0.2 mmである。
含し前記第1先端部4の側面を囲周して密閉嚢体を形成
するように設けられ、シリコーン樹脂系の合成ゴムから
なり、最大膨張時の外径が約10m mm、膨張時のゴ
ム膜厚は約0.2 mmである。
5は第2先端部で、ステップ状端部13が形成されるよ
うに、前記第1先端部4よりもや\小さい。
うに、前記第1先端部4よりもや\小さい。
たとえば、2.5mmmの外径で同軸に延長されている
。
。
2は集光用バルーンで、前記第2先端部5の先端を包み
込んで密閉嚢体を形成するように設けられた、屈折率が
約1.5の透光性の高いシリコーン樹脂系の合成ゴムか
らなり、最大膨張時の外径が約8mmφ、膨張時のゴム
膜厚は約0.2mmである。
込んで密閉嚢体を形成するように設けられた、屈折率が
約1.5の透光性の高いシリコーン樹脂系の合成ゴムか
らなり、最大膨張時の外径が約8mmφ、膨張時のゴム
膜厚は約0.2mmである。
第2図は本発明実施例の構造を示す図で、本発明実施例
をさらによく理解できるようにしたものである。同図(
イ)はA−A’断面図、同図(ロ)は正面図である。図
中、8は光ファイバで、たとえば、直径0.5mmφの
ガラスファイバ、9は対物レンズで、たとえば、先球フ
ァイバあるいは分布屈折率ロッドレンズ(GRIN−R
L)であり、光ファイバ8の先端部に配設されている。
をさらによく理解できるようにしたものである。同図(
イ)はA−A’断面図、同図(ロ)は正面図である。図
中、8は光ファイバで、たとえば、直径0.5mmφの
ガラスファイバ、9は対物レンズで、たとえば、先球フ
ァイバあるいは分布屈折率ロッドレンズ(GRIN−R
L)であり、光ファイバ8の先端部に配設されている。
14は光の出射口である。
15は輸送管で、ガイドlを経由し第1先端部4の中間
の側面に形成された開口部16に通じており、開口部1
6は位置固定用バルーン3の内部に包含されるように開
口されている。
の側面に形成された開口部16に通じており、開口部1
6は位置固定用バルーン3の内部に包含されるように開
口されている。
6および7はそれぞれ独立した2つの輸送管の開口部で
、たとえば、ステップ状端部13に開口している。11
はさらに別に独立した輸送管17の開口部で、第2先端
部5の端面に集光用バルーン2の内部に包含されるよう
に開口されている。
、たとえば、ステップ状端部13に開口している。11
はさらに別に独立した輸送管17の開口部で、第2先端
部5の端面に集光用バルーン2の内部に包含されるよう
に開口されている。
10は照明用光ファイバで、たとえば、直径0.5mm
φのガラスファイバであり、光ファイバ8と同様に対物
レンズを通して光の人出射口を形成し、同じく集光用バ
ルーン2の内部に包含されるように位置している。
φのガラスファイバであり、光ファイバ8と同様に対物
レンズを通して光の人出射口を形成し、同じく集光用バ
ルーン2の内部に包含されるように位置している。
なお、第1先端部4.第2先端部5の外側面と位置固定
用バルーン3.集光用バルーン2との番台密封には、た
とえば、特殊な表面処理をしたのちエポキシ樹脂系の接
着材を使用して行なう。
用バルーン3.集光用バルーン2との番台密封には、た
とえば、特殊な表面処理をしたのちエポキシ樹脂系の接
着材を使用して行なう。
位置固定用バルーン3は空気または生理用食塩水を輸送
管15を通して送り、開口部16から吹き出させること
によって膨張させ、逆に外部に吸引することによって収
縮させるようにしである。
管15を通して送り、開口部16から吹き出させること
によって膨張させ、逆に外部に吸引することによって収
縮させるようにしである。
一方、同様に集光用バルーン2は、レンズ効果を高める
ために屈折率の高い、たとえば、セダ油(n=1.52
)を輸送管17を通して送り、開口部11から噴出させ
ることにより膨張させ、逆に外部に吸引することによっ
て収縮させるようにしている。
ために屈折率の高い、たとえば、セダ油(n=1.52
)を輸送管17を通して送り、開口部11から噴出させ
ることにより膨張させ、逆に外部に吸引することによっ
て収縮させるようにしている。
第3図は本発明実施例の動作状態を説明する図で、たと
えば、血管内視鏡として用いた場合を模式的に断面図で
表したものである。
えば、血管内視鏡として用いた場合を模式的に断面図で
表したものである。
いま、たとえば、血管12の一部を切り開き血管内視鏡
を挿入し、血流障害物質20を探索してそれを発見すれ
ば、そこで、図には示してない体外のハンドル操作によ
り、輸送管15を通してガスまたは生理食塩水、たとえ
ば、空気を圧送して開口部16から静かに噴出させると
、位置固定用バルーン3が膨張して血管12に接触する
。さらに、空気を送り続けると位置固定用バルーン3は
血管12を押し広げ血管膨張部12’ を形成する。適
度の膨張部を形成したところで空気の送入を停止すると
、レーザ光照射ヘッドは簡単には動かない程度に血管内
の所定の位置に固定される。
を挿入し、血流障害物質20を探索してそれを発見すれ
ば、そこで、図には示してない体外のハンドル操作によ
り、輸送管15を通してガスまたは生理食塩水、たとえ
ば、空気を圧送して開口部16から静かに噴出させると
、位置固定用バルーン3が膨張して血管12に接触する
。さらに、空気を送り続けると位置固定用バルーン3は
血管12を押し広げ血管膨張部12’ を形成する。適
度の膨張部を形成したところで空気の送入を停止すると
、レーザ光照射ヘッドは簡単には動かない程度に血管内
の所定の位置に固定される。
このとき、同時に輸送管17を経由して開口部11から
、たとえば、セダ油を集光用バルーン2の内部に送入し
て、集光用バルーン2を膨張させると対物球形レンズの
機能を果たすことができる。
、たとえば、セダ油を集光用バルーン2の内部に送入し
て、集光用バルーン2を膨張させると対物球形レンズの
機能を果たすことができる。
そこで、同じく医師の手元のハンドル操作により、こ\
には図示してない、たとえば、YAGレーザを発振させ
光フアイバ8内を伝播させたのち、レンズ9と球形に膨
張された集光用バルーン2の組み合わせレンズ効果によ
り、出射レーザ光は焦点位置fに集束する。
には図示してない、たとえば、YAGレーザを発振させ
光フアイバ8内を伝播させたのち、レンズ9と球形に膨
張された集光用バルーン2の組み合わせレンズ効果によ
り、出射レーザ光は焦点位置fに集束する。
同図(イ)は膨張した集光用バルーン2の曲率が大きす
ぎて、血流障害物質20よりも遠い位置に照射レーザ光
が集束してしまい、エネルギー強度が不充分なため血流
障害物質2oが蒸散されない場合である。
ぎて、血流障害物質20よりも遠い位置に照射レーザ光
が集束してしまい、エネルギー強度が不充分なため血流
障害物質2oが蒸散されない場合である。
一方、同図(ロ)の場合は、反対に集光用バルーン2の
曲率が大きすぎて、血流障害物質2oよりも近い位置に
照射レーザ光が集束してしまい、上と同様にエネルギー
強度が不充分なため血流障害物質20が蒸散されない。
曲率が大きすぎて、血流障害物質2oよりも近い位置に
照射レーザ光が集束してしまい、上と同様にエネルギー
強度が不充分なため血流障害物質20が蒸散されない。
従来の例では、上記のような場合はいずれも位置固定用
バルーン3の再調整により、レーザ光照射ヘッド50の
移動と再固定を繰り返して血流障害物質20に合焦(ジ
ャストフォーカス)するようにしていた。
バルーン3の再調整により、レーザ光照射ヘッド50の
移動と再固定を繰り返して血流障害物質20に合焦(ジ
ャストフォーカス)するようにしていた。
しかし、本発明では同図(ハ)に示したように、いずれ
の焦点ずれ(デフォーカス)の場合も、位置固定用バル
ーン3の再調整を行なうことなく、単に集光用バルーン
2へのセダ油の送入量を微調整して、その曲率、すなわ
ち、集光用バルーン2の大きさを変えるだけで血流障害
物質20に合焦状態(適正)になるようにして血流障害
物質20の蒸散除去を行なうことができる。
の焦点ずれ(デフォーカス)の場合も、位置固定用バル
ーン3の再調整を行なうことなく、単に集光用バルーン
2へのセダ油の送入量を微調整して、その曲率、すなわ
ち、集光用バルーン2の大きさを変えるだけで血流障害
物質20に合焦状態(適正)になるようにして血流障害
物質20の蒸散除去を行なうことができる。
なお、血流障害物質20の観察やレーザ光照射ヘッド5
0の適正位置を決めるための照明および像観察には光フ
ァイバ10を通して行なうことができるが、場合によっ
ては、光ファイバ8を照明用と治療加工用に兼ねて用い
てもよい。
0の適正位置を決めるための照明および像観察には光フ
ァイバ10を通して行なうことができるが、場合によっ
ては、光ファイバ8を照明用と治療加工用に兼ねて用い
てもよい。
また、きれいな像観察をするために、従来例と同様にそ
れぞれ独立した輸送管の開口部6から生理食塩水を吹き
出し、さらに、除去された血流障害物質20の残骸は、
別の独立した輸送管の開口部7から体外に吸引除去する
。
れぞれ独立した輸送管の開口部6から生理食塩水を吹き
出し、さらに、除去された血流障害物質20の残骸は、
別の独立した輸送管の開口部7から体外に吸引除去する
。
以上の本発明による実施例において、焦点位置調整範囲
は10±3 mm、 レーザ光の集束スポット径は5
0〜100μmが得られることがわかった。
は10±3 mm、 レーザ光の集束スポット径は5
0〜100μmが得られることがわかった。
なお、上記実施例は一例を示したものであり、集光用バ
ルーンの材質、大きさ、第2先端部との接続法、第1先
端部と第2先端部の構成、輸送管の開口部の配置など、
適宜最適なもの、あるいはそれらの組み合わせを選択し
て実現してもよいことは勿論である。
ルーンの材質、大きさ、第2先端部との接続法、第1先
端部と第2先端部の構成、輸送管の開口部の配置など、
適宜最適なもの、あるいはそれらの組み合わせを選択し
て実現してもよいことは勿論である。
(発明の効果〕
以上説明したように、本発明のレーザ光照射ヘッドは、
光ファイバの出射口と輸送管の開口部が配設されている
レーザ光照射ヘッドの第2先端部5の先端を包み込んで
、透孔性の高い密閉嚢体を形成するように集光用バルー
ン2を設け、その中に輸送管の開口部を通して屈折率の
高い液体を送入して膨張させ球面レンズを構成している
。しかも、集光用バルーン2はシリコーン系樹脂等の合
成ゴムからなる容易に膨張可能な材料から作られている
ので、液体の送入量を調整することによって任意の曲率
の集光用バルーン2.すなわち、対。
光ファイバの出射口と輸送管の開口部が配設されている
レーザ光照射ヘッドの第2先端部5の先端を包み込んで
、透孔性の高い密閉嚢体を形成するように集光用バルー
ン2を設け、その中に輸送管の開口部を通して屈折率の
高い液体を送入して膨張させ球面レンズを構成している
。しかも、集光用バルーン2はシリコーン系樹脂等の合
成ゴムからなる容易に膨張可能な材料から作られている
ので、液体の送入量を調整することによって任意の曲率
の集光用バルーン2.すなわち、対。
物用凸レンズを形成することができる。
したがって、レーザ光照射ヘッドの位置固定をやり直す
ことなく、出射レーザ光の焦点位置を任意に変えること
ができるので、たとえば、内視鏡用のレーザ光照射ヘッ
ドの機能および性能の向上に寄与するところが極めて大
きい。
ことなく、出射レーザ光の焦点位置を任意に変えること
ができるので、たとえば、内視鏡用のレーザ光照射ヘッ
ドの機能および性能の向上に寄与するところが極めて大
きい。
第1図は本発明実施例の斜視図、
第4図は従来のレーザ光照射ヘッドの例を示す図、
第5図は従来のレーザ光照射ヘッドの装着状態を示す図
、 図において、 1はガイド、2は集光用バルーン、 3は位置固定用バルーン、4は第1先端部、5は第2先
端部、6.7,11.16は開口部、8、lOは光ファ
イバ、9はレンズ、14は光出射口、15、1B、 1
1.26.27は輸送管である。 !1[El Cロン正腫■2 市を朗実矩卆1n慎逍Σ示ず図 PIII−2図 300−
、 図において、 1はガイド、2は集光用バルーン、 3は位置固定用バルーン、4は第1先端部、5は第2先
端部、6.7,11.16は開口部、8、lOは光ファ
イバ、9はレンズ、14は光出射口、15、1B、 1
1.26.27は輸送管である。 !1[El Cロン正腫■2 市を朗実矩卆1n慎逍Σ示ず図 PIII−2図 300−
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 内部に少なくとも1本の光ファイバと複数のそれぞれ独
立した第1、第2および第3の輸送管(15、18、1
7)が埋設された可撓性管状ガイド(1)と、前記ガイ
ド(1)の延長部であって、外側面に設けられた前記第
1の輸送管の開口部(16)とステップ状端部(13)
に設けられた前記第2の輸送管の開口部(6、7)を有
する第1先端部(4)と、前記第1の輸送管の開口部(
16)を包含し前記第1先端部(4)の外側面を囲周し
て密閉嚢体を形成するように設けられた位置固定用バル
ーン(3)と、前記第1先端部(4)から同軸に延長さ
れ前記光ファイバの出射口(14)と前記第3の輸送管
の開口部(11)が少なくとも設けられた第2先端部(
5)と、 前記出射口(14)と前記第3の開口部(11)を少な
くとも包含し、前記第2先端部(5)の先端を包み込ん
で密閉嚢体を形成するように設けられた集光用バルーン
(2)とを少なくとも備えたことを特徴とするレーザ光
照射ヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1167853A JPH0330760A (ja) | 1989-06-29 | 1989-06-29 | レーザ光照射ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1167853A JPH0330760A (ja) | 1989-06-29 | 1989-06-29 | レーザ光照射ヘッド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0330760A true JPH0330760A (ja) | 1991-02-08 |
Family
ID=15857304
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1167853A Pending JPH0330760A (ja) | 1989-06-29 | 1989-06-29 | レーザ光照射ヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0330760A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010133712A1 (es) * | 2009-05-22 | 2010-11-25 | Intermedic Arfran, S.A. | Cable de fibra óptica modificada por uno de sus extremos dotada con medios de ventilación de dichos extremos |
EP1973466B1 (en) * | 2006-01-19 | 2021-01-06 | The General Hospital Corporation | Ballon imaging catheter |
-
1989
- 1989-06-29 JP JP1167853A patent/JPH0330760A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1973466B1 (en) * | 2006-01-19 | 2021-01-06 | The General Hospital Corporation | Ballon imaging catheter |
WO2010133712A1 (es) * | 2009-05-22 | 2010-11-25 | Intermedic Arfran, S.A. | Cable de fibra óptica modificada por uno de sus extremos dotada con medios de ventilación de dichos extremos |
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