JPH0330275A - 放電ギャップ - Google Patents

放電ギャップ

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JPH0330275A
JPH0330275A JP16773189A JP16773189A JPH0330275A JP H0330275 A JPH0330275 A JP H0330275A JP 16773189 A JP16773189 A JP 16773189A JP 16773189 A JP16773189 A JP 16773189A JP H0330275 A JPH0330275 A JP H0330275A
Authority
JP
Japan
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discharge
casing
electrodes
glass bulb
gap
Prior art date
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Pending
Application number
JP16773189A
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English (en)
Inventor
Minoru Yamamoto
実 山本
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、高圧放電灯の始動用イグナイタ回路などで
好適に用いられる放電ギャップに関するものである. 〔従来の技術〕 たとえばメタルハライドランプなどの高圧放電灯では、
始動電圧が高く、したがって始動時にはイグナイタ回路
によってランプの両端に高圧パルス電圧を印加する必要
がある.vPに、消灯後に瞬時に再始動させようとする
場合などには、数10kV程度の非常に高いパルス電圧
の印加が必要である. 高圧放電灯用点灯装置の基本的な構或は第2図に示され
ている.商用交流電源1と安定器2との間に設けたスイ
ッチSWIを導通させると、安定器2の二次電圧がパル
ストランスPTの二次側巻線を介してランプLの両端に
印加される。電tAlからの電圧はスイッチSWIを介
してイグナイタ回路3にも与えられる。このイグナイタ
回路3では、電源電圧はスイッチSW2を介してダイオ
ードブリッジDBに与えられて整流され、さらに平滑コ
ンデンサC2により平滑化されて、たとえば140Vま
たは280vの直流電圧とされる。
この直流電圧はフライバックトランスFBTの一次側に
トランジスタなどのスイッチング素子Qを介して与えら
れる.スイッチング素子Qによりフライバックトランス
FBTの一次側はたとえば数1 0 kHzで高周波駆
動される。フライバックトランスFBTの二次側にはダ
イオードDを介してコンデンサC3が接続されていると
ともに、このコンデンサC3に並列に前記パルストラン
スPTおよび放電ギャップGAPの直列回路が接続され
ている。
ダイオードDの働きにより、コンデンサC3には電荷が
蓄積されてゆき、そしてコンデンサC3の両端電圧が放
電ギャップGAPにおける放電開始電圧VG  (たと
えば5 0 0 0 V)となると、このコンデンサC
3に蓄積された電荷がパルストランスPTの一次側巻線
を介して放電ギャップGAPで放電される。このとき、
パルストランスPTの二次側には、その昇圧比に応じた
パルス電圧(たとえば数10kV)が発生し、コンデン
サC1を介してランプLの両端に印加される。このパル
ス電圧は非常に高いので、初始動時のみならず、消灯直
後の非常に点灯しにくい状態からでも、瞬時に再始動が
可能である. 第3図は前記放電ギャップ(GAP)の一般的な構或を
示す断面図である.たとえばタングステンなどの高融点
金属材料からなる一対の電極11.12を距離E1だけ
離間して対向するようにガラスバルブl3に固定し、前
記距離ffilだけ離間させたギャップ部14をガラス
バルブ13内に封止している。I!!.電開始電圧V6
は、距離21とガラスバルブl3内の気圧によって決定
される。
ガラスバルプl3の封止は、ガラスバルブl3の一部か
らたとえば第3図において仮想線で示す細管部l5を引
き出し、この細管部を加熱して封し切る方法が一般的で
、l6は封し切った後の封止部である。ところが、放電
ギャンプは通常、全長30〜50min,外径10〜1
5閥程度と小型であるため、細管部15を封じ切る際に
全体が高温になる。したがってガラスバルブ13内の空
気が高温になった状態でガラスバルブ13の封止が行わ
れることとなるため、常温に戻った後のガラスバルブ1
3内の圧力は1気圧よりもかなり低くなる.この結果、
放電開始電圧v6の低下を招くこととなる。
この対策として端子11.12間の距i!l11llを
大きくして一定の放電開始電圧■6を確保する必要があ
るが、この場合には放電ギャップが大型化するという問
題がある。さらに、ガラスバルブ13の封止時の温度は
必ずしも一定とすることができず、しかもガラスバルプ
l3内の容積にもばらつきが生じるため、結果的にガラ
スバルブ13の内圧にはばらつきが生じることとなって
、放電開始電圧V,を一定の値にすることができない.
これにより、たとえば放電開始電圧■。が低い場合には
、上述のような高圧放電灯用点灯装置において、始動・
再始動が困難となり、また放電開始電圧V,が高い場合
にはパルストランスFTなどの部品の絶縁破壊が生じる
という問題がある。
第4図に示された放電ギャップは、ガラスバルブ13か
ら引き出した細管15をその根元からではなく、ガラス
バルブ13の表面から比較的離間した位置で封じ切るよ
うにして、封止部l6からの熱がガラスバルプ13に伝
導しに<<シて、上述の第3図に示された放電ギャップ
の問題の解決を図っているが、このような構威では封止
部l6をガラスバルブl3の表面から大きく突出させる
必要があるので、全体の構戒が大要化するとともに、封
止部l6が破損しやすいという新たな問題が生じる. このような問題を解決した先行技術は第5図に示されて
おり、この放電ギャップでは、ガラスバルブ13を封止
せずに開口部17を設けて、ガラスバルブ13内の圧力
を外部の圧力と等しくして、その安定化が図られている
。すなわちこのような構威では、ガラスバルプ13内の
圧力は常にほぼ1気圧とすることができるので、放電開
始N.I″E■,をほぼ一定とすることができるととも
に、電極11.12間の距離l1を大きくする必要がな
いので、全体として小型に構威できるという利点がある
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、この先行技術では、第2図に示されたイ
グナイタ回路3などで用いた場合に、放電時に大きな音
が発生するという問題がある.さらに電極11.12を
ガラスバルブl3に固定する際に、ガラスバルブ13の
加工のために重極1l12は500〜1 0 0 0 
’C程度の高温になるため、電極11.12の表面が酸
化したりなどして、結局、放電開始電圧vGがばらつく
こととなる。また、電”[t1,t2をガラスバルブ1
3に固定させているため、両者間の距離l1の制御が困
難であり、このこともまた放電開始電圧v6のばらつき
の要因となるとともに、歩留りの劣化を招く原因ともな
る。
このような諸問題を解決するために、プラスチックなど
の戒形品に電極11.12を固定することが考えられる
が、この場合には放電時に生じるオゾンのために戒形品
が劣化してクラック(割れ)などが生じる恐れがあり、
このため信頼性が確保できないとともに、上述の放電時
の大きな音の発生は妨げられない. この発明の目的は、上述の技術的課題を解決し、放電時
の音が小さく、また放電開始電圧が安定で、しかも製造
が容易な放電ギャップを提供することである. 〔課題を解決するための手段] この発明の放電ギャップは、多孔質無機材料からなるケ
ーシングと、このケーシングに固定してこのケーシング
の内部空間で対向させた一対の電極とを備えたものであ
る. 〔作用〕 この発明の構成によれば、多孔質無機材料で構成したケ
ーシング内で一対の電極を対向させており、ケーシング
の内部空間は外部空間と連通しているため、その内部空
間の圧力を確実に1気圧糧度とすることができる。また
、多孔質無機材料のケーシング内での放電により発生ず
る音は、このケーシングにおいて減衰させられるため、
放電時に大きな音が発生することはない。
さらに、電極の取付時にケーシングの加熱が必要となる
ことはないので電極表面が酸化されたりなどすることは
なく、また電極の取付位置のみによって電極間の距離の
制御が行われ、従来のようにガラスバルブの加工精度な
どの不確定な他の要因がないので、電極間の距離の制御
が容易にかつ正確に行われる. さらに多孔質無機材料からなるケーシングは、放電時に
生じるオゾンにより劣化することはないので、充分に長
い寿命を有することができる。
〔実施例〕
第1図(1)はこの発明の一実施例の放電ギャップの基
本的なta戒を示す縦断面図であり、第1図(2)は第
1図(1)に示された構或の側面図である.この放電ギ
ャップはたとえばアルミナ系のセラ旦冫クなどの多孔質
無機材料で構威した略直方体容器状のケーシング20の
対向する側壁23.24に一対の電極21.22を固定
して、この一対の電極21.22をケーシング20内の
空間で対向させたものである。
ケーシング20は本体25と蓋体26とからなり、放電
ギャップの組立に当たっては、蓋体26を取り外した状
態で、本体25の前記側壁23.24にそれぞれ形成し
た挿通孔27,2Bに、それぞれ電極21.22を挿通
させる。そして、電極21。22間の距@111を所定
の値に調整して、これらの電極21.22を接着材29
で固定する。この後に蓋体26を本体25に接着材30
で固着する。接着材29.30としては、たとえばスξ
セラム(商品名:住友化学工業株式会社製),ァロンセ
ラミック(商品名:東亜化学株式会社製)なとの無機接
着材を適用することができる。
なお、上記電IfI21.22の本体25への取付は、
挿通孔27.28の大きさを電極21.22の断面の大
きさよりもやや小さく形威して、この挿通孔27,2B
に圧人するようにして行ってもよい。
以上のようなこの実施例の放電ギャップによれば、製造
時に電極21.22が高温にさらされることがないので
、その表面の酸化などが生しることはなく、さらに電極
21.22間の距i4ffillの調整は、電極21.
22の取付位置の調整のみによって行われ、したがって
従来のようにガラスバルブの加工精度などの他の不確定
要因がないので、この距td[11を容易にしかも正確
に所望の値に設定することができる。この結果、放電開
始電圧vGのばらつきを低減することができ、しかも製
造が格段に容易になる。
また多孔質無機材料で構或したケーシング20では、内
部空間はケーシング20外の空間に連通しているので、
内圧は外部の圧力に等しく、したがって第5図に示され
た先行技術の放電ギャップと同様に安定な放電開始電圧
V.が実現される。
しかも、ケーシング20は多孔質であるので、放電時の
音をこのケーシング20で減衰させることができ、第5
図のように開口部17を設けた横戒に比較して、放電時
の音を格段に低減することができる。
また多孔質無機材料で構威したケーシング20は、放電
時に生じるオゾンにより劣化することもないので、充分
に長期にわたって高い信頼性を有することができる。さ
らには、一対の電極をガラスバルブに固定してギャップ
部をこのガラスバルブ内に封止する横威に比較して、安
価に横或することができる。
前述の実施例ではケーシング20をアル旦ナ系のセラミ
ック材料で構戒するようにしたが、その他のセラミック
材料であってもよく、またオゾンによる劣化の少ない他
の多孔質無機材料が用いられてもよい. 〔発明の効果] 以上のようにこの発明の放電ギャップによれば、ケーシ
ングを多孔質の材料で構威したので、このケーシング内
での電極間の放電により発生ずる音は、このケーシング
において減衰させられるため、放電時の音を小さくする
ことができる。
さらに、ケーシングを多孔質無機材料で構戊したため、
従来技術のように電極の取付時のガラスバルブの加工の
ためなどの加熱の必要がないので、電極表面が酸化した
りなどすることはなく、また電極の取付および電極間の
距離の調整が容易であるので、電極間の距離を所望の値
に正確に調整することができるため、放電開始電圧のば
らつきを低減することができるとともに、製造が容易で
あるという効果がある。しかも、ケーシングは多孔質の
材料からなっているので、ケーシング内の圧力は外部の
圧力と等しく、したがって第5図に示された従来の構戒
と同様に放電をほぼl気圧の空間で行わせることができ
るため、放電開始電圧は安定になる. また多孔質無機材料からなるケーシングは、放電時に生
じるオゾンにより劣化することはないので、充分に長い
寿命を有することができる.
【図面の簡単な説明】
第1図(1)はこの発明の一実施例の放電ギャップの基
本的な構或を示す縦断面図、第1図(2)は第1図(】
)に示された構戒の側面図、第2図は高圧放電灯用点灯
装置の基本的な構或を示す電気回路図、第3図〜第5図
は従来技術の放電ギャップの構戒をそれぞれ示す縦断面
図である。 20・・・ケーシング、21.22・・・電極第 2 図 第 4 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 多孔質無機材料からなるケーシングと、このケーシング
    に固定してこのケーシングの内部空間で対向させた一対
    の電極とを備えた放電ギャップ。
JP16773189A 1989-06-27 1989-06-27 放電ギャップ Pending JPH0330275A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16773189A JPH0330275A (ja) 1989-06-27 1989-06-27 放電ギャップ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16773189A JPH0330275A (ja) 1989-06-27 1989-06-27 放電ギャップ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0330275A true JPH0330275A (ja) 1991-02-08

Family

ID=15855105

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16773189A Pending JPH0330275A (ja) 1989-06-27 1989-06-27 放電ギャップ

Country Status (1)

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JP (1) JPH0330275A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5372004A (en) * 1992-05-27 1994-12-13 Teijin Seiki Co., Ltd. Cooling plate of a texturing machine

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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