JPH0329845A - イオン性移動を介した電気接触を可能とする構造体を採用した毛細管電気泳動装置 - Google Patents

イオン性移動を介した電気接触を可能とする構造体を採用した毛細管電気泳動装置

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JPH0329845A
JPH0329845A JP2144244A JP14424490A JPH0329845A JP H0329845 A JPH0329845 A JP H0329845A JP 2144244 A JP2144244 A JP 2144244A JP 14424490 A JP14424490 A JP 14424490A JP H0329845 A JPH0329845 A JP H0329845A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、一般に毛細管電気泳動システムに関し、特に
イオン性移動を介した電気接触を可能とする構造体を有
する改良形毛細管,およびかかる毛細管を採用した毛細
管電気泳動システムに関する。
(従来の技術) 小径毛細管における毛細管帯電気泳動法(CZE)は溶
質の分離に有効な方法であるとして有用性が証明されて
いる。溶質を含む電解質が導入されている毛細管の2端
間に,電界が加えられている。
電界によって、電解質が管に流れる。電解質が毛細管に
流れている間に試料成分が毛細管内の帯内に分かれて解
離するように、ある溶質は他の溶質よりも高い界面動電
移動度を有する。
CZEではセル,あるいはセル状小室の内容物のような
極めて小さい試料容積のみが必要であるため、CZEに
は利点がある。これらの理由ならびにその他の理由によ
り、CZEは分離および検出の技術として大きな将来性
が示されている。
多くのCZE検出技術方式が使用されている。
これらの方式には、試料成分の光学的性質にもとづいた
光検出が含まれる。
他のCZE検出方式には導電度検出,および電気化学的
検出が含まれる。導電度検出においては、検出領域を異
なった複数の帯が通過して移動するのに伴い、2点間の
導電性の変化を導電性検出器で検出するものである。電
気化学的検出においては、検出器の近傍の2点間での電
位および電流を電気活性物質の試料成分が変化させると
きに、電気活性物質を検出するものである。
電気泳動過程において、可なりの時間にわたって、可な
りの分解能で電解質および試料に管を通過して移動させ
るため、毛細管の2端間に数十K■の高電圧を印加して
いる。かかる高電圧の使用によって、検出装置あるいは
測定装置に高電界がかかり、許容し得ない程度のノイズ
が発生するか、あるいはかかる装置の測定に妨害を与え
ることがあり、極端な場合には装置内の回路を破壊せし
めることがある。それゆえ、電気泳動過程において導電
度検出器,あるいは電気化学的検出器に対して適当な機
能を発揮させるためには、検出位置の点あるいはその近
傍に置かれた電解質および試料は接地しておくか、ある
いは検出器の測定に妨害を与えないような低電圧に固定
しておかなくてはならない。
導電度検出においては、選択された2点間の電位および
電流が測定されるので、それぞれ各選択点に2つの電極
を導入する必要がある。それゆえ、検出点あるいはその
近傍に電極を導入することができる電気泳動装置,ある
いはかかる検出点を少なくとも接地,あるいは低電圧の
点に保持しておくための手段を備えていることが望まし
い。
従来の毛細管電気泳動システムにおいては、毛細管の各
端は貯蔵槽に浸されている。
そこで、2つの貯蔵槽間に高電圧が印加されている。代
表的には、高電圧は1つの貯蔵槽に印加され、他の貯蔵
槽は接地されている。
2つの貯蔵槽には、それぞれ電解質緩衝液が含まれてい
る。かかる従来のシステムは、1988年10月14日
に発行された「科学」誌(Science)の第242
巻,第224〜228ページに、ゴードン,ファング,
ペントニイ2世、およびフェアによって“毛細管式電気
泳法”と題して記載されている。
従来の毛細管式電気泳動システムにおいては、毛細管の
2端のlつに接続されている貯蔵槽に密着した位置の点
において、管の近傍で導電度検出および電気化学的検出
が実行されるように、かかる貯蔵槽は接地されている。
かかる従来のシステムは、収集された試料成分が貯蔵槽
内の電解質緩衝液によって希薄されるため欠点があり、
従来の方式では試料成分を連続して収集することができ
ない。さらに、導電度検出あるいは電気化学的検11 12 出における検出器自身は直接、電解質緩衝液内に置くこ
とができないが、少なくとも貯蔵槽から少し離れた距離
に置かれなければならないので、検出器により実際に検
出された試料成分は接地されていないか、あるいは設定
された低電圧値に固定されていない。これにより、測定
に重大な不正確さがもたらされる可能性がある。
従来の電気泳動システムの上記欠点に関して、種々の解
決策が提案されている。1つの代替えとしての電気泳動
システムはスミスらによって分析化学誌(Anal. 
Chem.) ,  1 9 8 8年,60巻,第1
948〜1952ページに“毛細管帯電気泳動法一質量
分析法のための改良形電気噴霧イオン化界面”と題して
記載されている。この論文において、スミスらは毛細管
の出口上に被せられた金属電極が電解質と試料とを接地
するのに使用される処での前もってイオン化された界面
について記載している。スミスらがこの論文内で許容し
ているように、毛細管の端末において金属をデポジット
させる過程は時間がかかり、デポジットされた金属は電
気化学的過程によってゆっくりと腐食され、数日の動作
の後に交替する必要があった。多くの場合、電極におけ
る電気化学反応は電気泳動法による分離動作に極めて有
害な気体泡の発生を招く。
この方法は、接地電極における電気化学反応によって生
産量も劣化させる。
同一論文において、スミスらは液体鞘形電極を使用した
他のイオン化界面についても記載していた。
実際のCZEの電気接触は、毛細管の外側表面を流れる
液体の薄い鞘によって毛細管の低電圧側端末に対してな
されている。かかる方法においては、CZEの流出物は
金属表面との接触を避け、電気化学反応による損失物か
ら分離されている。この方式は組み立てるのが困難であ
る。かかる方法を使えば、収集された試料成分は液体鞘
内の緩衝液によって希薄される。
1987年の分析化学誌(Anal.Chem.) ,
第59巻,第1762〜1766ページに記載の“電気
化学的検出を使った毛細管帯電気泳動法”.ならびに1
988年の分析化学誌(Anal.Chem,) ,第
60巻.第258〜263ページに記載の“通常および
ミセル状の溶液を使った毛細管帯電気泳動法におけるカ
テコールの電流測定検出”において、ワリングフォード
および工ヴイングは毛細管の低電圧端の近傍に作られた
導電性接続点において毛細管を破壊することにより、な
らびに試料保持用毛細管を包むのに十分な内径を有する
多孔質ガラス毛細管内の裂け目を包むことにより毛細管
の低電圧端の近傍に導電性接続点の作られることが開示
されている。
接地電位あるいは低電圧電位に設定すべき裂けた点で、
電解質および試料を接地しておくか、あるいは低電圧に
設定しておくため、試料と外側の貯蔵槽との間の裂け目
を通して、多孔質ガラス毛細管はイオン性移動を可能な
らしめるものであった。再び、この方法は構成すること
が困難である。
さらに、裂けた点は感度と分解能とを減じるものである
が、この裂けた点で上記システムは無駄な容積(過剰容
積)を備えるものであった。
上記方法はいずれも満足ではないため、上記欠点を緩和
するような電気泳動装置を提供するのが望ましい。
(課題を解決するための手段) 本発明の第1の様相は、軸を取り巻く壁面から成る毛細
管を指向するものである。
壁面は、壁面の内部の第1の空間と、壁面の外側の第2
の空間とを定義するものである。
壁面は、第1の空間内に電解質を貯え、かつ、閉じ込め
るのに適している。さらに、毛細管は第1および第2の
空間の間で延長している壁面内の構造体から成り立つ。
壁面がその構造上の完全な状態を保持するとともに、構
造的支持体なしに毛細管を電気泳動法に使用するのに適
するように、構造体は完全に軸を取り巻くものではない
。イオン性移動を通して第1および第2の空間の間で電
気的接触を可能ならしめるようにするため、構造体には
イオンを含ませることができるが、事実上、構造体を流
れる電解液の存在を可能ならしめるものではない。
15 一16− 第1および第2の空間の間で構造体はイオン性移動を可
能ならしめるので、構造体の近傍で第1の空間内の電解
質および試料の一部分を接地するか、あるいは低電圧に
設定することは可能である。
したがって、電解質および試料を毛細管の入口端末に導
入し、かつ、毛細管の入口端末における電解質および試
料の間、および構造体の近傍における電解質および試料
の間に電圧が印加されているならば、電解質および試料
は毛細管の入口端末から毛細管の出口端末の方に流れる
。構造体の存在する点,あるいはその近傍での電解質お
よび試料は、接地点,あるいは低電圧に設定されている
ので、構造体から下方に流れる電解質および試料も接地
点,あるいは低電圧点に置かれる接地電位あるいは低電
圧に設定された試料の導電度あるいは電気化学的性質を
検出するため、構造体から下方へ第1の空間内に導電度
検出器,あるいは電気化学的検出器からの電極が置かれ
ている。
本発明の第2の様相は、上記毛細管を採用した毛細管式
電気泳動装置と、毛細管の入口端末における電解質と試
料との間,ならびに構造体の置かれた点における電解質
と試料との間にそれぞれ電位を印加するための手段とを
指向するものである。
本発明の第3の様相は、電気泳動法に使用するための第
1の構造体を備えた毛細管を作る方法を指向するもので
ある。この方法は毛細管の一方の側に穴を作ることと、
毛細管の内部の位置から穴を塞ぐために毛細管の内側へ
物体を挿入することと、穴の少なくとも一部分にガラス
粉をつめることとから成る。ガラス粉で第1の構造体を
形或するために、穴を取り巻く毛細管の一部分およびガ
ラス粉は、ガラス粉のシンタ温度点、あるいはその近く
の温度にまで加熱される。
そこで、物体は毛細管から引き込められる。
本発明の第4の様相は、上記毛細管を採用した電気泳動
法を指向するものである。
電解質および試料は、毛細管に導入される。電解質およ
び試料が入口端末から電解質端末の方へと流れるように
、毛細管の入口端末で試料と電解質との間、および構造
体の置かれた点で試料と電解質との間にそれぞれ電圧が
印加されている。
次に、電気泳動過程において分離された試料成分が隔離
できるか、あるいは収集できるように、流出物は出口端
末から収集される。
(実施例) 第1図は、本発明を説明するための電気泳動システムを
示す系統図である。システム10には2つの端末12a
,12bを有する毛細管12を備えている。
毛細管12は,毛細管によって外部環境から分離された
管の内側に空間12cを定義するものである。毛細管は
内部に構造体14を備え、構造体14は空間12cと外
側環境との間でこれを通過するイオン移動を可能とする
が、事実上、電解質あるいは試料の流れを可能としない
。端末12aは貯蔵槽16内に浸せきされている空間1
2c内に導入された電解質および試料に対して、電源2
0電極22.24ならびに電線26.28により高電圧
が印加されている。
これによって、端末12aに導入された電解質および試
料が、構造体14および端末12bの存在する出口の方
向に流れる。構造体l4は、これを通してイオンを移動
させることができるので、構造体14の近傍で空間12
c内の電解質および試料は事実上、貯蔵槽18の電位に
等しい電位に保たれている。
本実施例においては、構造体14の近傍で空間12c内
の電解質および試料も事実上、同様に接地されるように
、電線28および電極24が接地されている。電線26
および電極22を通して、電源20から貯蔵槽16へ高
電圧が印加されている。それゆえ、端末12aの存在す
る点での電解質と試料との間、ならびに構造体14の近
傍で空間12c内での電解質と試料との間には高い電位
差が存在する。かかる電位差により、端末12aに導入
された電解質および試料が、構造体14および端末12
bの存在する出口の方向に流れる。
貯蔵槽18および構造体14を接地する代わりに、電源
20は低電圧を貯蔵槽18に印加することもできる。か
かる代替え構成は、本発明の範喝に属19 20 するものである。
電解質および試料成分が構造体14を通過し、端末12
bの方向へ移動した後、電解質および試料成分は、これ
らが端末12bに出るまで、接地電位点、あるいは電極
24を通して印加された他の低電圧点に保持される。か
くして、検出器40は接地電位点,あるいは低電圧電位
点に保持された試料を検出するために使用できる。それ
ゆえ、導電度検出および電気化学的検出が検出器40に
よって正確に行なわれるように、システムlOでは検出
器40に対して低電圧に設定されているか、あるいは接
地電位に設定されている試料の検出を可能ならしめてい
る。上記他の現存しているシステムの欠点は、これによ
って避けられる。
接地されている電極点での電気化学反応ならびに気体泡
沫の発生に起因する有害な効果は、システム10によっ
て避けられる。構造体14はイオン性移動を可能とする
が、事実上、構造体■4を通して試料あるいは電解質の
流れを可能とするものではないので、端末12bに出て
くる電解質や試料は他の現存するシステムにおいて使用
されている緩衝電解質あるいは鞘溶液によって希薄され
ることはない。電気泳動過程によって分離された試料成
分が分離されたままであって、個々に分離された成分と
して収集できるように、システム10でも試料を連続し
て収集することができる。
第2図は本発明の第2の様相を説明するため、電気泳動
システム50の一部分を示す系統図である。システム5
0は第■図のシステム10と同様であるが、さらに端末
12bに関連して動く表面60を備えた点が異なってい
る。第2図において、表面60は方向62の方向に移動
し、端末12bは固定されている。代わりに、端末12
bを方向62とは逆方向に動かし、表面60を固定して
おくか、あるいは表面60と端末12bとの両方を両者
間で相対移動させるように動かすことは可能である。こ
れらの異なった装着方式は、本発明の範鴫に属するもの
である。この応用の図面の同一要素には、説明を簡単に
するため同一の番号が付してある。
システム10におけるように、端末12a(第2図には
図示してない。)と構造体14との問いは高電圧が印加
されている。これによって、端末12aに導入された電
解質および試料は、構造体14および端末12bの方向
に流れる。
電解質や試料成分が端末12bから出てくるのに伴って
、方向62へ移動する表面60上にこれらの電解質や試
料成分がデポジットされる。
したがって、時間的なシーケンスで端末12bに出てく
る試料成分は、空間的なシーケンスで同様な順番で表面
60上にデポジットされた個々の分離成分として保持さ
れる。分離された試料成分のかかる空間的シーケンス化
により、試料の分離においては容易に分析と検出とを行
なうことができる。分離および検出の確度を向上させる
ため、表面60は定速度、あるいは調整可能な速度で移
動させることができる。空間的シーケンス化および成分
の分離は、端末12bが表面60の代わりに移動したと
き、あるいは端末12bと表面60との間で相対運動を
するように両者を移動させたときに達或される。
第1図および第2図の構造体14は、種々の材料で作る
ことができる。溶融シリカとガラス粉との混合物から作
られたフリット構造体は満足できるものであることがわ
かっている。満足できるものであることがわかっている
ガラス粉の1つの形式には、コーニング社の7723形
がある。
フリット構造体のような構造体14を作る方法は、第3
A図,第3B図,第4−6図,第7A図.および第7B
図を参照して説明されている。これらの図面のそれぞれ
において、構造体を備えた毛細管12の一部分のみが示
されている。第3A図に示すように、穴102は毛細管
12の一方の側に作られる。穴は、種々の方法で作るこ
とができる。毛細管の側面に穴を作る方法は、1988
年8月24日に出願された米国特許出願,第235.9
53号に記載の“毛細管装置”,ならびに1987年6
月17日に出願された米国特許出願,第63.547号
に記載の“微小力ラムの界面動電分離用のカラム上装着
形導電度検出器”の2つに一23一 24一 おいて論じられている。後者の出願に開示されているよ
うに、アクセス用穴はレーザドリル,イオンビームドリ
ル,電気的浸食,化学的エッチング(例えば,ガラスあ
るいは他の無機シリカ性力ラムのHFエッチング,ある
いは有機物力ラムの化学的エッチング)によって毛細管
の側面に作ることができる。ここで、穴の大きさは電極
を受け入れるのに適し、接着剤/封止剤の量は最低であ
って、適当なものであるようなものである。上記2つの
参照とされた特許出願の明細書には、毛細管に穴を作り
、さらに“カラム上”電極を挿入するとともに、これを
封止するための種々の方法が参照として示してある。
本実施例においては、レーザビームを毛細管12の一側
面へ向けることにより穴が作られている。
ほぼ20フットにおいて動作しているCO2レーザは、
満足できる結果をもたらすことがわかった。
ほぼ500マイクロ秒のレーザパルスを毛細管12の一
側面に向け、ほぼ20〜40ミクロンの直径を有する寸
法の穴102を、直径がほぼ75ミクロンの毛細管の側
面に作った。明らかに、他のパワーレベルで動作してい
る他の形或のレーザにより同様の目的を実現するため、
異なった形式のパルスを使うこともできる。すべてのか
かる変形は、本発明の範鴫に属するものである。第3B
図は穴102を説、明するため、第3A図の線分3B−
3Bに沿って展開された断面を示す図面である。
穴102を作った後、金属電線を空間12cの内部に挿
入する。これは、第4図に図示されている。電線104
は穴の端102aを塞いでいる。
第5図は、第4図の毛細管の一部分、および電線を示す
断面図である。ここで、穴102は溶融シリカおよびガ
ラス粉の混合物106により満たされている。穴102
の端102aは電線104によって塞がれているので、
これは溶融シリカとガラス粉との混合物が空間12cに
入れることができれば、混合物によって空間12cを塞
ぐことができるか、あるいは空間12Cを通しての流体
の流れを全体的に止めることができる。
第6図は、第5図において電線104が除去された後の
毛細管を示す断面図である。混合物l06を含有する毛
細管の一部分は、次に、シンタ温度よりもわずかに低い
温度にまで、従来の方法(恒温槽のようなもの)によっ
て加熱される。これによって、溶融シリカおよびガラス
粉が溶融する。
混合物106が冷却されると、フリット構造体106′
は第9A図のに示すように形或される。ここで、フリッ
ト構造体はイオン性移動を可能とするものではあるが、
事実上、空間12cと外部環境との間で電解質,あるい
は試料の流れを可能とするものではない。それゆえ、フ
リット構造体106′によってイオン性移動を通しての
電気的接触が可能ではあるが、希薄化することなく空間
12c内に電解質および試料が閉じ込められている。
フリット混合物の組或は可なり変えることができるが、
それでも希望する結果は得られる。かくしてコーニング
社の封止用ガラス7723の割合は、容積率で50%〜
90%の間であり、溶融シリカの割合は容積率で50%
〜10%の間であって、いずれも可変である。溶融シリ
カの大きさは、1〜10ミクロンの直径の間で可変であ
る。
封止用ガラスのシンタ温度はほぼ770℃であり、溶融
シリカのシンタ温度はほぼ2000℃である。
ほぼ1000℃において約30秒にわたり混合物を加熱
することにより、満足にフリット構造体を作成できるこ
とがわかっている。上に指摘したように、構造体l4は
上記フリット構造体106′とは異なった方法で構成で
き、さらにアスベスト,セラミック,あるいは金属酸化
物の粉末のような異なった材料を使用して作成すること
もできる。
構造体14のかかる代替えの構戊は、本発明の範鴫に属
するものである。
上記から、穴102の内の構造体14あるいは106′
は、毛細管の一側面の小部分のみを形或するためにのみ
作られることが知られる。構造体は毛細管,あるいは空
間12cの軸を取り巻くものではない。構造体の組み込
みは毛細管の構造的完全性に重大な影響を与えるもので
はないので、構造的支持体の備えられていない電気泳動
過程においても毛細管が使用できる。
27 ー28 さらに、穴102を完全に満たすことができるので、こ
れによって事実上、活用されない容積が存在しないよう
に上記構造体を作ることができる。
これは、破断点で可なりの活用されない容積が生ずるワ
リングフォードおよび工ヴイングの上記導電性接続装置
とは対比的である。本発明のこの特徴は、電気泳動式検
出および分離の感度と解像度とを増加させるものである
構造体106′を作る上記方法は簡単であって、再生産
性に優れている。上記のような構造体を備えた毛細管を
採用した電気泳動装置は、再生産性に優れた方法で、電
気泳動方式検出および分離を実施するために使用できる
ものである試料成分は希薄化されず、システムは試料成
分を連続して収集できるので、分離された成分は分離さ
れたままである。
特定要素,特定方法,ならびに特定構造を参照して本発
明は記載されているとは云え、特許請求の範囲により定
義された発明の範鴫から外れることなく変形がなされる
ものであると理解される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明を説明するための電気泳動方式の系統
図である。 第2図は、本発明の他の様相を説明するため、電気泳動
方式の一部分を示す系統図である。 第3A図は、本発明を説明するため、壁面の一方の側に
穴を備えた毛細管の一部分を示す断面図である。 第3B図は、第3A図の線分3B−3Bに沿って展開し
た第3A図の一部分を示す断面図である。 第4図は、本発明を説明するため、内部に金属電線を備
えた第2図の一部分を示す断面図である。 第5図は、本発明を説明するため、穴にガラス粉を満た
した第3図の毛細管の一部分と電線とを示す断面図であ
る。 第6図は、穴にガラス粉を満たしてあるが、ガラス粉を
シンタさせるために、毛細管を加熱する前の状態の第5
図の毛細管の一部分を示す断面図である。 第7A図は、穴にフリット構造体を形或するための温度
にまで毛細管を加熱した後の第6図の毛細管の一部分を
示す断面図である。 第7B図は、第7A図の線分7B−7Bに沿って展開し
た第7A図を示す断面図である。 10.50・・・電気泳動システム 12・・・毛細管 12a,12b・・・端末 12C・・・空間 14,106’・・・構造体 16.18・・・貯蔵槽 20・・・電源 22.24・・・電極 26,28.104・・・電線 40・・・検出器 60・・・表面 62・・・方向 102・・・穴 106・・・混合物 一3 1一

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)軸を取り巻き、かつ、内部に第1の空間を定義す
    るとともに外部に第2の空間を定義し、かつ前記第1の
    空間内に電解液を有するとともに前記第1の空間内に電
    解液を閉じ込めるのに適した壁面と、 前記第1および第2の空間の間で延長する壁面の内部に
    あって、かつ、前記壁面で構造上の完全性を保持すると
    ともに、構造的支持体を要することなく電気泳動方式に
    おいて使用するのに適したものであるようにするため、
    完全には軸を取り巻くことなく、かつ、イオン性移動を
    可能とはするが電解液の通過して流れるのを不可能とし
    て、前記イオン性移動を通して前記第1および第2の空
    間の間での電気的接触を可能とせしめる構造体とを具備
    して構成した毛細管。
  2. (2)前記構造体はフリット構造体である特許請求の範
    囲第1項記載の毛細管。
  3. (3)前記フリット構造体は管の一側面に穴を作り、穴
    の一端末を塞ぐため物体を前記第1の空間に挿入し、穴
    の少なくとも一部分をガラス粉で満たし、さらにガラス
    粉のシンタ温度に近い温度の点でガラス粉を加熱するこ
    とによって作成されたものである特許請求の範囲第2項
    記載の毛細管。
  4. (4)前記フリット構造体は溶融シリカと封止用ガラス
    とから成る特許請求の範囲第2項記載の毛細管。
  5. (5)入口端末および出口端末を有する毛細管から成り
    立ち、かつ、 軸を取り巻き、かつ、内部に第1の空間を定義するとと
    もに外部に第2の空間を定義し、かつ、前記第1の空間
    内に電解液を有するとともに前記第1の空間内に電解液
    を閉じ込めるのに適した壁面と、 前記第1および第2の空間の間で延長する壁面の内部に
    あって、かつ、前記壁面で構造的支持体を保持するため
    、完全には軸を取り巻くことなく、かつ、イオン性移動
    を可能とはするが電解液の通過して流れるのを不可能と
    して、前記イオン性移動を通して前記第1および第2の
    空間の間での電気的接触を可能とせしめる構造体と、 毛細管内の一点における電解液と試料との間、ならびに
    前記構造体の置かれた点における電解液と試料との間に
    それぞれ電位を印加するための電位印加手段と を具備した毛細管式電気泳動装置。
  6. (6)前記電位印加手段は、前記毛細管の入口端末と接
    触している第1の貯蔵槽と、前記第1の電位とは異なっ
    た電位に保たれていて前記構造体と接触している第2の
    貯蔵槽とから成り立つ特許請求の範囲第5項記載の装置
  7. (7)前記電位印加手段により印加された電位は入口端
    末から出口端末の方向へ前記第1の空間内で電解質を流
    れさせるものであり、かつ、前記構造体の電位を検出す
    るため前記構造体と前記出口端末との間の一点において
    毛細管に近接するか、あるいは毛細管の内部に置かれた
    検出器から成る特許請求の範囲第5項記載の装置。
  8. (8)前記電位印加手段により印加された電位は入口端
    末から出口端末の方向へ前記第1の空間内で電解質を流
    れさせるものであり、かつ、前記出力端末で毛細管から
    流れ出る電解質の試料を収集するための手段から成る特
    許請求の範囲第5項記載の装置。
  9. (9)前記構造体は第1の構造体である特許請求の範囲
    第5項記載の装置。
  10. (10)前記第1の構造体は溶融シリカと封止ガラスと
    から成る特許請求の範囲第9項記載の毛細管。
  11. (11)電気泳動法において使用するためのフリット構
    造体を備えた毛細管を作成するためのものであって、か
    つ、 毛細管の一側面に穴を作ることと、 毛細管の内側の位置から穴を塞ぐために毛細管の内側に
    物体を挿入することと、 少なくとも穴の一部分にガラス粉を満たすことと、ガラ
    ス粉がフリット構造体を構成するように、穴とガラス粉
    とを取り巻いている毛細管の一部分をガラス粉のシンタ
    温度の点、あるいはその近傍の温度にまで加熱すること
    と、 物体を毛細管から引き込めることとから成り立つ毛細管
    作成方法。
  12. (12)上記毛細管作成ステップはレーザビームを毛細
    管の一側面の方向に向けることから成り立つ特許請求の
    範囲第11項記載の方法。
  13. (13)入口端末および出口端末を有するとともに試料
    および電解質を含む毛細管と、 電気泳動法で試料をその複数成分に分離せしめるため出
    口端末を含まない毛細管の一断面内で電解質を横切って
    電界を印加する電界印加ステップと、前記分離された成
    分を毛細管の出口端末に流出せしめるステップと、 前記分離された成分を分離された状態に収集して保持し
    ておくステップと から成る電気泳動式分離方法。
  14. (14)前記収集して保持しておくステップは毛細管の
    出口端末と流れで通じた収集手段を位置させるステップ
    と、 前記分離された成分を空間的に前記収集手段上に分布さ
    せる分布ステップと から成る特許請求の範囲第13項記載の方法。
  15. (15)前記分布ステップは前記分離された成分が空間
    的に分布され、かつ、分離された状態を保っているよう
    に、前記収集手段と毛細管の出口端末との間で相対運動
    をせしめるステップである特許請求の範囲第14項記載
    の方法。
  16. (16)前記収集手段は連続した表面である特許請求の
    範囲第15項記載の方法。
  17. (17)前記電界印加ステップは毛細管の外側から電解
    質とイオン性接触をさせることができる出口端末の近傍
    で毛細管に沿って少なくともひとつの構造体を備えるス
    テップから成る特許請求の範囲第16項記載の方法。
  18. (18)電界を毛細管の断面に印加することにより毛細
    管の出口端末から前記分離された成分を流出せしめる特
    許請求の範囲第17項記載の方法。
  19. (19)毛細管を流れる前記分離された成分の存在を検
    出するための検出器を備えるステップから成る特許請求
    の範囲第18項記載の方法。
  20. (20)構造体と毛細管の出口端末との間の位置に前記
    検出器を置いた特許請求の範囲第19項記載の方法。
  21. (21)入口端末および出口端末を有するとともに試料
    および電解質を含む毛細管と、 電気泳動法で試料をその複数成分に分離せしめるため出
    口端末を含まない毛細管の一断面内で電解質を横切って
    電界を加える電界印加手段と、前記分離された成分を毛
    細管の出口端末に流出せしめる手段と、 前記分離された成分を分離された状態に収集して保持し
    ておく収集・保持手段と から成る電気泳動法による分離システム。
  22. (22)前記収集・保持手段は毛細管の出口端末と流れ
    で通じて置かれた収集手段と、 前記分離された成分を空間的に前記収集手段上に分布さ
    せる分布手段と から成る特許請求の範囲第21項記載のシステム。
  23. (23)前記分布手段は、分離された成分が空間的に分
    布され、かつ、分離された状態を保っているように、前
    記収集手段と毛細管の出口端末との間で相対運動をせし
    める手段である特許請求の範囲第22項記載のシステム
  24. (24)前記収集手段は連続した表面である特許請求の
    範囲第23項記載のシステム。
  25. (25)前記電界印加手段は毛細管の外側から電解質と
    イオン性接触をさせることができる出口端末の近傍で毛
    細管に沿って備えられた少なくとも一つの構造体から成
    る特許請求の範囲第24項記載のシステム。
  26. (26)前記分離された成分を毛細管の出口端末から流
    出せしめる手段は電界を毛細管の断面に印加する手段か
    ら成る特許請求の範囲第25項記載のシステム。
  27. (27)毛細管を流れる前記分離された成分の存在を検
    出するための検出器を備える手段から成る特許請求の範
    囲第26項記載のシステム。
  28. (28)構造体と毛細管の出口端末との間の位置に前記
    検出器を置いた特許請求の範囲第27項記載のシステム
  29. (29)前記表面は平面状である特許請求の範囲第16
    項、あるいは第24項記載のシステム。
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