JPH03297574A - Tigアーク溶接トーチ及び溶接装置 - Google Patents
Tigアーク溶接トーチ及び溶接装置Info
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- JPH03297574A JPH03297574A JP10221290A JP10221290A JPH03297574A JP H03297574 A JPH03297574 A JP H03297574A JP 10221290 A JP10221290 A JP 10221290A JP 10221290 A JP10221290 A JP 10221290A JP H03297574 A JPH03297574 A JP H03297574A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はTIGアーク溶接トーチ及び溶接装置に係り、
特にTIGアーク溶接またばホラI・ワイヤTIGアー
ク溶接を操作性よく行うのに好適な溶接トーチ及び溶接
装置に関する。
特にTIGアーク溶接またばホラI・ワイヤTIGアー
ク溶接を操作性よく行うのに好適な溶接トーチ及び溶接
装置に関する。
TIGアーク溶接法、またばホットワイヤTIGアーク
溶接法は不活性ガスを供給しながら、逃−消耗性タング
ステン電極と被溶接物の間にアークを発生させ、添加ワ
イヤを供給する溶接法である。
溶接法は不活性ガスを供給しながら、逃−消耗性タング
ステン電極と被溶接物の間にアークを発生させ、添加ワ
イヤを供給する溶接法である。
この溶接方法は、アークの安定性が非常に良く、またシ
ールドガスとして不活性ガスを用いるため、スパックの
ない高品質な溶接が行えることから広く普及した溶接方
法である。
ールドガスとして不活性ガスを用いるため、スパックの
ない高品質な溶接が行えることから広く普及した溶接方
法である。
従来のT I Gアーク溶接トーチは、第9図に示され
るように、l・−チボティ20 キャップ21ノズルl
a、タングステン電極2a等から構成されるアークトー
チと、アークI・−チと分離した添加ワイヤトーチ24
と、溶接部−・の添加ワイヤ4aの挿入位置を調整する
上下スライド22.左右スライド23と、角度調整治具
25からなる添加ワイヤトーチ保持具との3つの要素か
ら構成される。なお、手動溶接を行う場合は、添加ワイ
ヤトーチを分離させ、片手にアークト−チ、他の手にワ
イヤトーチを持って溶接を行う。
るように、l・−チボティ20 キャップ21ノズルl
a、タングステン電極2a等から構成されるアークトー
チと、アークI・−チと分離した添加ワイヤトーチ24
と、溶接部−・の添加ワイヤ4aの挿入位置を調整する
上下スライド22.左右スライド23と、角度調整治具
25からなる添加ワイヤトーチ保持具との3つの要素か
ら構成される。なお、手動溶接を行う場合は、添加ワイ
ヤトーチを分離させ、片手にアークト−チ、他の手にワ
イヤトーチを持って溶接を行う。
また、TIGアーク溶接を高能率に行うために、添加ワ
イヤトーチ24と被溶接物8aとの間の添加ワイヤ4a
を通電加熱するホントワイヤTTGアーク溶接でも上記
トーチが使用される。
イヤトーチ24と被溶接物8aとの間の添加ワイヤ4a
を通電加熱するホントワイヤTTGアーク溶接でも上記
トーチが使用される。
次にアーク1−一チの詳細を第10図により説明する。
タングステン電極2aは先端にスリットが形成されたコ
レンI・30に挟持され、内部の底がテーパー状に形成
されたコレットホルダ31に収納され、−F部のキャッ
プ21を絞めて、ノズル1aより突き出ず状態で固定さ
れる。
レンI・30に挟持され、内部の底がテーパー状に形成
されたコレットホルダ31に収納され、−F部のキャッ
プ21を絞めて、ノズル1aより突き出ず状態で固定さ
れる。
不活性ガス(例えば、アルゴンガス)をアルゴンガス入
口28より、コレン1−ホルダ31内部ノズル1a内部
を通してノズル先端より流17、タングステン電極2a
先端を不活性雰囲気にする。
口28より、コレン1−ホルダ31内部ノズル1a内部
を通してノズル先端より流17、タングステン電極2a
先端を不活性雰囲気にする。
外部からの給電部32.コレットホルダ31及びタング
ステン電極2aに通電し、タングステン電極2aと被溶
接物との間に電圧がかかりアークが発生ずる。タングス
テン電極2aはアーク発生中高温になるため、冷却水入
口26.冷却水出口27を介して給電部32を水冷し冷
却する構造になっている。
ステン電極2aに通電し、タングステン電極2aと被溶
接物との間に電圧がかかりアークが発生ずる。タングス
テン電極2aはアーク発生中高温になるため、冷却水入
口26.冷却水出口27を介して給電部32を水冷し冷
却する構造になっている。
〔発明が解決しようとする課題]
上記した従来溶接トーチでは次のような問題があった。
(a) 通常のTIGアーク溶接では、アーク熱によ
り被溶接物8aと添加ワイヤ4aを溶融することより、
溶接進行方向の前方より被溶接物8aに対して10〜4
5°の角度で添加ワイヤ4aを溶接部に挿入する。添加
ワイヤ4aを通電加熱するホットワイヤTIGアーク溶
接では、通常ワイヤ通電の安定化のため溶融池の広い後
方より添加ワイヤ4aを挿入する。この場合もアークト
ーチのノズル外部より添加ワイヤ4aを挿入するため、
被溶接物に対して10〜60°の角度で添加ワイヤを挿
入している。
り被溶接物8aと添加ワイヤ4aを溶融することより、
溶接進行方向の前方より被溶接物8aに対して10〜4
5°の角度で添加ワイヤ4aを溶接部に挿入する。添加
ワイヤ4aを通電加熱するホットワイヤTIGアーク溶
接では、通常ワイヤ通電の安定化のため溶融池の広い後
方より添加ワイヤ4aを挿入する。この場合もアークト
ーチのノズル外部より添加ワイヤ4aを挿入するため、
被溶接物に対して10〜60°の角度で添加ワイヤを挿
入している。
このため、従来のTTGアーク溶接では、溶接進行方向
の前後どちらか一方より添加ワイヤ4aを挿入する必要
があり、トーチの方向性に問題があった。
の前後どちらか一方より添加ワイヤ4aを挿入する必要
があり、トーチの方向性に問題があった。
(b) ワイヤトーチ24がアークトーチの側面部に
設けられているため、狭隘部の施工ができなかった。
設けられているため、狭隘部の施工ができなかった。
(C) 鉛直方向に配置されたタングステン電極2a
に対し、添加ワイヤ4aを斜めより挿入しているので、
アーク長が変化するとワイヤ挿入位置が大きく変わるた
め、アーク長の精確な制御が必要になる。
に対し、添加ワイヤ4aを斜めより挿入しているので、
アーク長が変化するとワイヤ挿入位置が大きく変わるた
め、アーク長の精確な制御が必要になる。
本発明の目的は、添加ワイヤの挿入方向に無関係に溶接
方向を選択でき、狭隘部の施工が行え、アーク長の裕度
があるTIGアーク溶接トーチ及びその溶接トーチを備
えた溶接装置を提供することにある。
方向を選択でき、狭隘部の施工が行え、アーク長の裕度
があるTIGアーク溶接トーチ及びその溶接トーチを備
えた溶接装置を提供することにある。
上記した目的は、ノズル先端部に給電チップを設け、こ
の給電チップからタングステン電極を突出させ、かつノ
ズル内部に配設された添加ワイヤガイドに連通ずる添加
ワイヤ絶縁ガイドを給電チップに設置し、添加ワイヤ絶
縁ガイドから送給される添加ワイヤをタングステン電極
に対して、はぼ平行に近い状態で角度を存するように設
置するごとによって達成される。
の給電チップからタングステン電極を突出させ、かつノ
ズル内部に配設された添加ワイヤガイドに連通ずる添加
ワイヤ絶縁ガイドを給電チップに設置し、添加ワイヤ絶
縁ガイドから送給される添加ワイヤをタングステン電極
に対して、はぼ平行に近い状態で角度を存するように設
置するごとによって達成される。
また、望ましくは、ノズル内部に導電性を有する水冷導
管を設けて、給電チップの冷却と通電を行うようにする
。さらに、給電チップの先端部側をシールドガス流路に
露出するように配置する。
管を設けて、給電チップの冷却と通電を行うようにする
。さらに、給電チップの先端部側をシールドガス流路に
露出するように配置する。
次に本発明の溶接装置は、前記のTIGアーク溶接トー
チを、そのタングステン電極を軸として、トーチを回転
駆動させる機構と、添加ワイヤを通電加熱すると共にア
ーク熱と独立して添加ワイヤを加熱溶融させるための制
御機構と、備えている。
チを、そのタングステン電極を軸として、トーチを回転
駆動させる機構と、添加ワイヤを通電加熱すると共にア
ーク熱と独立して添加ワイヤを加熱溶融させるための制
御機構と、備えている。
ノズル先端に設けた給電チップにタングステン電極と、
添加ワイヤを送給する添加ワイヤ絶縁ガイドを設けてい
るから、添加ワイヤはタングステン電極とほぼ平行に、
かつタングステン電極近傍よりアーチ直下に挿入される
。
添加ワイヤを送給する添加ワイヤ絶縁ガイドを設けてい
るから、添加ワイヤはタングステン電極とほぼ平行に、
かつタングステン電極近傍よりアーチ直下に挿入される
。
添加ワイヤの挿入方向の影響が少なくなり、添加ワイヤ
の挿入方向にかかわらず、溶接進行が可能な全方向性の
溶接が行われる。
の挿入方向にかかわらず、溶接進行が可能な全方向性の
溶接が行われる。
ノズル内部に添加ワイヤガイドが設けられ、ワイヤトー
チとアークトーチが一体化されており、トーチ全体がコ
ンパクトな構造であるために、狭隘部に対しても溶接施
工が容易となる。
チとアークトーチが一体化されており、トーチ全体がコ
ンパクトな構造であるために、狭隘部に対しても溶接施
工が容易となる。
タングステン電極と添加ワイヤが近接すると、溶接操作
上支障が生じる場合、トーチ動作を制御する制御装置に
よってスイッチングを行い、前記支障を生しることなく
溶接施工が可能となる。
上支障が生じる場合、トーチ動作を制御する制御装置に
よってスイッチングを行い、前記支障を生しることなく
溶接施工が可能となる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明のTIGアーク溶接トーチの一実施例を
示す正面断面図、第2図は第1図の側面図である。
示す正面断面図、第2図は第1図の側面図である。
このTIGアーク溶接トーチは、中空のトーチボディ1
4の先端に取り付けられた給電チップ3にタングステン
電極2と添加ワイヤ絶縁ガイド6が交換可能な機構によ
り設置されている。
4の先端に取り付けられた給電チップ3にタングステン
電極2と添加ワイヤ絶縁ガイド6が交換可能な機構によ
り設置されている。
この交換機構としては、例えば、給電チップ3の先端部
側からタングステン電極2と添加ワイヤ絶縁ガイド6を
差し込み弐とし、ねじ止め又はハネにより固定する機構
とすることができる。
側からタングステン電極2と添加ワイヤ絶縁ガイド6を
差し込み弐とし、ねじ止め又はハネにより固定する機構
とすることができる。
また、セラミックス等により製作されたノズル1がl・
−チボディ14の先端外周に嵌合されており、このI・
−チポディ14に絶縁カバー13が嵌合されている。さ
らにトーチボディ14の内部には、不活性ガスとしての
アルゴンを流動させるための流路14aが形成され、ノ
ズル1の先端内周部に吹き出すようになっている。
−チボディ14の先端外周に嵌合されており、このI・
−チポディ14に絶縁カバー13が嵌合されている。さ
らにトーチボディ14の内部には、不活性ガスとしての
アルゴンを流動させるための流路14aが形成され、ノ
ズル1の先端内周部に吹き出すようになっている。
中空のトーチボディ14の内部には、銅等の導電性を有
する水冷導管9が設けられ、この水冷導管9の先端部は
、給電チップ3に形成された溝3aに連結されている。
する水冷導管9が設けられ、この水冷導管9の先端部は
、給電チップ3に形成された溝3aに連結されている。
したがって、水冷導管9は、冷却水により給電チップ3
を冷却すると同時に、導電性を有することから、給電チ
ップ3及びタングステン電極2にそれぞれ通電し、タン
グステン電極2と被溶接物8との間にアークを発生でき
るようになっている。
を冷却すると同時に、導電性を有することから、給電チ
ップ3及びタングステン電極2にそれぞれ通電し、タン
グステン電極2と被溶接物8との間にアークを発生でき
るようになっている。
水冷導管9は、第4図及び第5図に示すように、2重管
構造からなる水冷導管9a、内部に仕切板を有し管軸方
向に沿って2つの流路が形成された水冷導管9b等から
なっている。
構造からなる水冷導管9a、内部に仕切板を有し管軸方
向に沿って2つの流路が形成された水冷導管9b等から
なっている。
また、ノズル]4の内部には、添加ワイヤガイド5がノ
ズルの軸方向に沿って配設され、その丁端部はノズルの
軸方向に対して、タングステン電0 極2側に傾斜した添加給電ワイヤチップ12となって給
電チップ3内に固定された添加ワイヤ絶縁ガイド6に接
続されている。トーチの上部には、ワイヤ送給モータ1
1により駆動されるワイヤ送給ローラ10が設置され、
このワイヤ送給ローラ10を介して、添加ワイヤ4が添
加ワイヤガイド5、添加給電ワイヤチップ12及び添加
ワイヤ絶縁ガイド6を経て、タングステン電極2の直下
の溶接部に添加ワイヤ4を送給するようになっている。
ズルの軸方向に沿って配設され、その丁端部はノズルの
軸方向に対して、タングステン電0 極2側に傾斜した添加給電ワイヤチップ12となって給
電チップ3内に固定された添加ワイヤ絶縁ガイド6に接
続されている。トーチの上部には、ワイヤ送給モータ1
1により駆動されるワイヤ送給ローラ10が設置され、
このワイヤ送給ローラ10を介して、添加ワイヤ4が添
加ワイヤガイド5、添加給電ワイヤチップ12及び添加
ワイヤ絶縁ガイド6を経て、タングステン電極2の直下
の溶接部に添加ワイヤ4を送給するようになっている。
次にトーチ先端の詳細を第3図に基に説明する。
本発明のTIGアーク溶接トーチにおいては、添加ワイ
ヤ4をできるだけ、アーク直下に送給することが望まし
く、アーク長はほぼ3胴程度となる。この場合、タング
ステン電極2と添加ワイヤ4とが近接しすぎると、■高
周波スタート時の高周波が、ワイヤに飛んでスタートで
きない事態が生じる、また、■ワイヤが玉状になったと
き、これがタングステン電極2に接触し、溶接作業が続
行不可能となる。
ヤ4をできるだけ、アーク直下に送給することが望まし
く、アーク長はほぼ3胴程度となる。この場合、タング
ステン電極2と添加ワイヤ4とが近接しすぎると、■高
周波スタート時の高周波が、ワイヤに飛んでスタートで
きない事態が生じる、また、■ワイヤが玉状になったと
き、これがタングステン電極2に接触し、溶接作業が続
行不可能となる。
したがって、■及び■の状態を回避する点からは、タン
グステン電極2と添加ワイヤ4との最短距離(r)は、
0.5++m+以」−離間されていることが望ましい。
グステン電極2と添加ワイヤ4との最短距離(r)は、
0.5++m+以」−離間されていることが望ましい。
ただし、トーチの方向性を向上させるためには、タング
ステン電極2と添加ワイヤ4との最短距離(r)は、2
+nn+nn上することが望ましく、特に1 mm程
度が好適である。
ステン電極2と添加ワイヤ4との最短距離(r)は、2
+nn+nn上することが望ましく、特に1 mm程
度が好適である。
さらにノズル1の内部に位置した給電チップ3に垂直に
取り付けられたタングステン電極2と、添加ワイヤ絶縁
ガイド6内部から送給される添加ワイヤとの角度(θ)
は、■及び■を考慮すると、2.5°以上が望ましい。
取り付けられたタングステン電極2と、添加ワイヤ絶縁
ガイド6内部から送給される添加ワイヤとの角度(θ)
は、■及び■を考慮すると、2.5°以上が望ましい。
ただし、トーチの方向性を考慮すると、角度(θ)は1
5°以内とすることが望ましく、特に8°が好適である
。
5°以内とすることが望ましく、特に8°が好適である
。
次に第6図は、本発明のTIGアーク溶接トーチの他の
実施例を示す断面図であり、このTIGアーク溶接トー
チは、ノズル1と給電チップ3Cとの間に環状の多孔体
35を配設されている点において、前記実施例のトーチ
と異なっている。
実施例を示す断面図であり、このTIGアーク溶接トー
チは、ノズル1と給電チップ3Cとの間に環状の多孔体
35を配設されている点において、前記実施例のトーチ
と異なっている。
通常のトーチでは、シールド性を高めるために、1
2
ノズル内の空間部を大きくしてシールドガスを一度空間
に吹き出させ、ノズル先端からガスを層流状にする手段
、あるいは金網で作製されたガスレンズをノズル内に入
れてガスを層流状にしてノズル先端から吹き出させる手
段が採られている。
に吹き出させ、ノズル先端からガスを層流状にする手段
、あるいは金網で作製されたガスレンズをノズル内に入
れてガスを層流状にしてノズル先端から吹き出させる手
段が採られている。
第6図に示すTIGアーク溶接トーチの場合、ガスの層
流化が極めて有効に行われ、このため、多孔体35の厚
みを薄くしても層流化が可能であるので、ノズル先端の
外径を小さくできるから、ノズルの小型化を寄与するこ
とになる。
流化が極めて有効に行われ、このため、多孔体35の厚
みを薄くしても層流化が可能であるので、ノズル先端の
外径を小さくできるから、ノズルの小型化を寄与するこ
とになる。
次に上記のように構成されるTIGアーク溶接トーチの
作用について説明する。
作用について説明する。
不活性ガスとしてのアルゴンを、トーチボディ14の内
部に形成されたガス流路14aを介してノズル1の先端
部から流し、タングステン電極2の先端部を不活性ガス
雰囲気とする。
部に形成されたガス流路14aを介してノズル1の先端
部から流し、タングステン電極2の先端部を不活性ガス
雰囲気とする。
また、水冷導管9により給電チップ9を冷却すると共に
給電チップ3とタングステン電極2に通電し、タングス
テン電極2と被溶接物8との間でアーク7を発生させる
。添加ワイヤ4は、トーチ上部のワイヤ送給モータ11
とワイヤ送給ローラ10で構成されるプル式ワイヤ送給
機構によって添加ワイヤガイド5、添加ワイヤ給電チッ
プ12、添加ワイヤ絶縁ガイド6を通ってタングステン
電極2の直下の溶接部に供給される。
給電チップ3とタングステン電極2に通電し、タングス
テン電極2と被溶接物8との間でアーク7を発生させる
。添加ワイヤ4は、トーチ上部のワイヤ送給モータ11
とワイヤ送給ローラ10で構成されるプル式ワイヤ送給
機構によって添加ワイヤガイド5、添加ワイヤ給電チッ
プ12、添加ワイヤ絶縁ガイド6を通ってタングステン
電極2の直下の溶接部に供給される。
このような溶接操作において、給電チップ3にタングス
テン電極2と添加ワイヤ4を供給する添加ワイヤ絶縁ガ
イド6を設けており、添加ワイヤ4をアーク7の直下に
送給するために、ワイヤ挿入方向に影響されることなく
、いずれの方向に対しても溶接進行できる全方向性TI
G溶接が可能となる。
テン電極2と添加ワイヤ4を供給する添加ワイヤ絶縁ガ
イド6を設けており、添加ワイヤ4をアーク7の直下に
送給するために、ワイヤ挿入方向に影響されることなく
、いずれの方向に対しても溶接進行できる全方向性TI
G溶接が可能となる。
特に、給電チップ3は、トーチの先端部に設けられてい
るために、添加ワイヤ絶縁ガイド6をタングステン電極
2に対し、はぼ平行に角度を有する状態で設置する場合
、給電チップ3をノズル内部に設置する場合と比較して
、添加ワイヤ絶縁ガイド6とタングステン電極2との離
間距離が小さくなり、ノズルの小型化に有効となる。ま
た、給電チップ3の先端部側は、シールドガスの流路に
3 4− 露出するようにして突出しているので、水冷導管9によ
る冷却と同時にシールドガスによる冷却作用により効率
的に冷却することができる。
るために、添加ワイヤ絶縁ガイド6をタングステン電極
2に対し、はぼ平行に角度を有する状態で設置する場合
、給電チップ3をノズル内部に設置する場合と比較して
、添加ワイヤ絶縁ガイド6とタングステン電極2との離
間距離が小さくなり、ノズルの小型化に有効となる。ま
た、給電チップ3の先端部側は、シールドガスの流路に
3 4− 露出するようにして突出しているので、水冷導管9によ
る冷却と同時にシールドガスによる冷却作用により効率
的に冷却することができる。
また、ワイヤトーチとアークトーチが一体的にコンパク
トな構造となっており、溶接トーチをロボットに搭載す
るときに問題となる方向性と狭隘箇所への溶接に対処す
ることが可能となる。さらに添加ワイヤをタングステン
電極2にほぼ平行挿入することによってアーク長の変化
に対するワイヤ挿入位置の裕度も広くなる。また、作業
者が片手で溶接施工を行う片手半自動溶接も容易に行う
ことが可能となる。
トな構造となっており、溶接トーチをロボットに搭載す
るときに問題となる方向性と狭隘箇所への溶接に対処す
ることが可能となる。さらに添加ワイヤをタングステン
電極2にほぼ平行挿入することによってアーク長の変化
に対するワイヤ挿入位置の裕度も広くなる。また、作業
者が片手で溶接施工を行う片手半自動溶接も容易に行う
ことが可能となる。
次に添加ワイヤ4をタングステン電極2に対してほぼ平
行に挿入する場合、添加ワイヤ4の送給ムラが生じると
、アークプラズマ中で添加ワイヤ4が玉状になる現象が
生じる。この場合、トーチ上部のワイヤ送給モータ11
とワイヤ送給ローラ10により構成されるプル式ワイヤ
送給機構によって、添加ワイヤ4の送給ムラが防止され
る。
行に挿入する場合、添加ワイヤ4の送給ムラが生じると
、アークプラズマ中で添加ワイヤ4が玉状になる現象が
生じる。この場合、トーチ上部のワイヤ送給モータ11
とワイヤ送給ローラ10により構成されるプル式ワイヤ
送給機構によって、添加ワイヤ4の送給ムラが防止され
る。
また、添加ワイヤガイド5の先端の添加ワイヤ絶縁ガイ
ド6とタングステン電極2との角度に合わせて添加ワイ
ヤ4を送給できるため、添加ワイヤ4に曲げくせがある
場合にも、添加ワイヤ絶縁ガイド6で添加ワイヤ4を変
向させて溶接部への狙い位置を一定にすることができる
。
ド6とタングステン電極2との角度に合わせて添加ワイ
ヤ4を送給できるため、添加ワイヤ4に曲げくせがある
場合にも、添加ワイヤ絶縁ガイド6で添加ワイヤ4を変
向させて溶接部への狙い位置を一定にすることができる
。
さらに、添加ワイヤガイド5の先端に添加ワイヤ給電チ
ップ12を取り付け、添加ワイヤガイド5を絶縁材で覆
い、添加ワイヤガイド」二部より給電すると、添加ワイ
ヤ給電チップ12と被溶接物8との間で添加ワイヤ4に
対しワイヤ加熱電流が流れ、ホットワイヤ溶接が施工可
能となる。
ップ12を取り付け、添加ワイヤガイド5を絶縁材で覆
い、添加ワイヤガイド」二部より給電すると、添加ワイ
ヤ給電チップ12と被溶接物8との間で添加ワイヤ4に
対しワイヤ加熱電流が流れ、ホットワイヤ溶接が施工可
能となる。
次に板厚が2mm以下の軟鋼又はステンレスの溶接では
、アーク電流が低いために溶融プールが小さく、添加ワ
イヤ4を溶接進行方向の後方から挿入する必要がある。
、アーク電流が低いために溶融プールが小さく、添加ワ
イヤ4を溶接進行方向の後方から挿入する必要がある。
ロボット等にトーチを搭載し固定する場合、ワークの形
状により添加ワイヤの後方からの挿入が不可能な姿勢が
生じることがある。
状により添加ワイヤの後方からの挿入が不可能な姿勢が
生じることがある。
本発明の溶接トーチでは、プル式ワイヤ供給機構も含め
、トーチ全体をタングステン電極2を軸5 として回転可能な構造となっており、トーチをロボット
に搭載した場合、特にタングステン電極2先端がロボッ
トの制御座標の原点になるため、タングステン電極2を
軸と回転させる。
、トーチ全体をタングステン電極2を軸5 として回転可能な構造となっており、トーチをロボット
に搭載した場合、特にタングステン電極2先端がロボッ
トの制御座標の原点になるため、タングステン電極2を
軸と回転させる。
第7図は、前記したTIGアーク溶接トーチを備えた溶
接装置の全体概略的構成図である。この溶接装置におい
ては、ロボット制御装置は、ロボットにそのアームを動
作させるためのアーム動作制御信号を出力させるように
なっている。また、ロボット制御装置は、前記アーム動
作制御信号にタイミングを合わせて制御装置にトーチ動
作制御信号を出力させるようになっている。
接装置の全体概略的構成図である。この溶接装置におい
ては、ロボット制御装置は、ロボットにそのアームを動
作させるためのアーム動作制御信号を出力させるように
なっている。また、ロボット制御装置は、前記アーム動
作制御信号にタイミングを合わせて制御装置にトーチ動
作制御信号を出力させるようになっている。
前記制御装置は、前記トーチ駆動制御信号に基づいてア
ーク電源を駆動させて該アーク電源によってトーチと被
溶接物との間にアーク電流を流すようになっている。ま
た、前記制御装置は、前記トーチ駆動制御信号に基づい
てワイヤ加熱電源を駆動させて該ワイヤ加熱電源によっ
てトーチと被溶接物との間にワイヤ加熱電流を流すよう
になっている。
ーク電源を駆動させて該アーク電源によってトーチと被
溶接物との間にアーク電流を流すようになっている。ま
た、前記制御装置は、前記トーチ駆動制御信号に基づい
てワイヤ加熱電源を駆動させて該ワイヤ加熱電源によっ
てトーチと被溶接物との間にワイヤ加熱電流を流すよう
になっている。
1に
のような構成において、前記添加ワイヤ動作と、トーチ
と被溶接物との間に流れるアーク電流及びワイヤ電流の
供給とのタイミングを第8図に示す。
と被溶接物との間に流れるアーク電流及びワイヤ電流の
供給とのタイミングを第8図に示す。
第8図(A)においては、添加ワイヤが被溶接物に接触
したときに添加ワイヤに通電し高速加熱溶断させ、添加
ワイヤが被溶接物から離れた期間だけにアーク通電する
ワイヤ分離ホットワイヤスイッチングTlG1接(以後
、ワイヤ分離H3Tと略す)を適用する。
したときに添加ワイヤに通電し高速加熱溶断させ、添加
ワイヤが被溶接物から離れた期間だけにアーク通電する
ワイヤ分離ホットワイヤスイッチングTlG1接(以後
、ワイヤ分離H3Tと略す)を適用する。
第8図(B)においては、アーク電流とワイヤ加熱電流
をパルス制御し、アーク電流のヘース期間(アーク電流
をOA又は数十Aの値にする)に添加ワイヤを通電加熱
するホットワイヤスイッチングTIG溶接(以後、H3
Tと略す)を適用する。
をパルス制御し、アーク電流のヘース期間(アーク電流
をOA又は数十Aの値にする)に添加ワイヤを通電加熱
するホットワイヤスイッチングTIG溶接(以後、H3
Tと略す)を適用する。
第8図(C)においては、添加ワイヤを正極性。
被溶接物を負極性にして添加ワイヤをパルス通電加熱(
以後、パルス通電加熱と略す)する。
以後、パルス通電加熱と略す)する。
ここで、添加ワイヤをタングステン電極に近接 7 −
8
させて溶接部に挿入した場合の問題点を挙げる。
(d) 通常 のTTGアーク熔接溶接、第11図に
示すようにアーク7bの熱により添加ワイヤ4bを熔融
させるため、添加ワイヤ4bをタングステン電極2bに
平行挿入した場合、アーク熱による添加ワイヤ4bの溶
融能力が低下し、添加ワイヤ4bを多くすると被溶接物
8bをつつく現象が起こる。つまり、添加ワイヤの送給
量の範囲が非常に狭くなる。
示すようにアーク7bの熱により添加ワイヤ4bを熔融
させるため、添加ワイヤ4bをタングステン電極2bに
平行挿入した場合、アーク熱による添加ワイヤ4bの溶
融能力が低下し、添加ワイヤ4bを多くすると被溶接物
8bをつつく現象が起こる。つまり、添加ワイヤの送給
量の範囲が非常に狭くなる。
(e) 添加ワイヤ量が少ない場合、第12図に示す
ように添加ワイヤ4b先端がアーク7bのプラズマ柱内
で球状化して、タングステン電極2bと接触し、溶接続
行不可能になる。
ように添加ワイヤ4b先端がアーク7bのプラズマ柱内
で球状化して、タングステン電極2bと接触し、溶接続
行不可能になる。
げ)添加ワイヤ2bが被溶接物8bに接触状態にある場
合、被溶接物8bと添加ワイヤ4bが同電位になり、添
加ワイヤ4bとタングステン電極2b間にアークが形成
し易くなり、被溶接物8bおよび添加ワイヤ4bの溶融
状態が不安定となり被溶接物の溶融能力が減少する。
合、被溶接物8bと添加ワイヤ4bが同電位になり、添
加ワイヤ4bとタングステン電極2b間にアークが形成
し易くなり、被溶接物8bおよび添加ワイヤ4bの溶融
状態が不安定となり被溶接物の溶融能力が減少する。
このような現象は、第8図に示す手段により解消できる
。すなわち、上記3つの手段〔第8図(A)、(B)、
(C)〕とも添加ワイヤを通電加熱するホットワイヤ溶
接法であり、アーク熱とは独立して添加ワイヤを溶融で
きるため、添加ワイヤ量を多くしても被溶接物をつつく
現象はなくなる。
。すなわち、上記3つの手段〔第8図(A)、(B)、
(C)〕とも添加ワイヤを通電加熱するホットワイヤ溶
接法であり、アーク熱とは独立して添加ワイヤを溶融で
きるため、添加ワイヤ量を多くしても被溶接物をつつく
現象はなくなる。
また、第8図(A)のワイヤ分離HS Tでは、添加ワ
イヤが被溶接物より離れた期間だ番ノアーク通電する方
式で、アーク電流がパルス状になり添加ワイヤがプラズ
マ柱内で球状化しにくい。また、添加ワイヤが被溶接物
に接触しているときにアークが切れた状態のため、添加
ワイヤとタングステン電極との間にアークが形成するこ
とがなくなる。
イヤが被溶接物より離れた期間だ番ノアーク通電する方
式で、アーク電流がパルス状になり添加ワイヤがプラズ
マ柱内で球状化しにくい。また、添加ワイヤが被溶接物
に接触しているときにアークが切れた状態のため、添加
ワイヤとタングステン電極との間にアークが形成するこ
とがなくなる。
次に第8図(B)のHS Tではアーク電流がパルス電
流になっているため、添加ワイヤがプラズマ社内で球状
化しにくい。また、H3Tの場合、パルス電流アークの
ピーク値とベース値の差が大きいため、アークの硬直性
が高く、添加ワイヤとタングステン電極との間にアーク
が形成することが少ない。
流になっているため、添加ワイヤがプラズマ社内で球状
化しにくい。また、H3Tの場合、パルス電流アークの
ピーク値とベース値の差が大きいため、アークの硬直性
が高く、添加ワイヤとタングステン電極との間にアーク
が形成することが少ない。
9
第8図(C)のパルス加熱では、添加ワイヤを正極性2
被溶接物を負極性にし添加ワイヤをパルス通電加熱する
ことにより、ワイヤ通電中はアークは磁気吹きで添加ワ
イヤから遠さかる。この現象により、添加ワイヤがプラ
ズマ柱内で球状化しにくく、また、添加ワイヤとタング
ステン電極間にアークが形成することがなくなる。
被溶接物を負極性にし添加ワイヤをパルス通電加熱する
ことにより、ワイヤ通電中はアークは磁気吹きで添加ワ
イヤから遠さかる。この現象により、添加ワイヤがプラ
ズマ柱内で球状化しにくく、また、添加ワイヤとタング
ステン電極間にアークが形成することがなくなる。
j二記の第8図(A)、(B)、(C)の手段により
(d)、 (e)、 (f)の問題が解決され、添加ワ
イヤをタングステン電極とほぼ平行に可能なだけ近接し
てアーク直下に挿入しても安定した溶接施工を行うこと
ができることになる。
(d)、 (e)、 (f)の問題が解決され、添加ワ
イヤをタングステン電極とほぼ平行に可能なだけ近接し
てアーク直下に挿入しても安定した溶接施工を行うこと
ができることになる。
〔発明の効果]
本発明によれば、添加ワイヤの挿入位置にかかわらず、
溶接進行方向を選択できるので、ロボット搭載時に特に
問題となる添加ワイヤの挿入位置による溶接可能範囲の
限定がなくなり、またティーチング時に添加ワイヤの挿
入方向にかかわらずティーチングが行えるのでティーチ
ング時間を短縮できる。
溶接進行方向を選択できるので、ロボット搭載時に特に
問題となる添加ワイヤの挿入位置による溶接可能範囲の
限定がなくなり、またティーチング時に添加ワイヤの挿
入方向にかかわらずティーチングが行えるのでティーチ
ング時間を短縮できる。
0
ワイヤトーチとアークト−チを一体化し、アークトーチ
のみになるので、従来ワイヤトーチが邪魔して溶接施行
できなかった狭隘箇所部の溶接が可能になった。
のみになるので、従来ワイヤトーチが邪魔して溶接施行
できなかった狭隘箇所部の溶接が可能になった。
TTG溶接で問題となるアーク長の変化に対する裕度が
広がり被溶接物の溶接中の歪等による変形も防止できる
。
広がり被溶接物の溶接中の歪等による変形も防止できる
。
以」二のことから、特にロボット搭載時に溶接施行範囲
が広がり、ティーチング時間も短縮することができ、ラ
フなティーチングで施行が可能になることよりスパッタ
のない高品質な溶接が行えると共にTTG熔接溶接ット
の適用範囲を広げる効果がある。
が広がり、ティーチング時間も短縮することができ、ラ
フなティーチングで施行が可能になることよりスパッタ
のない高品質な溶接が行えると共にTTG熔接溶接ット
の適用範囲を広げる効果がある。
第1図は本発明のTIGアーク溶接トーチの一実施例を
示す正面断面図、第2図は第1図の側面図、第3図は第
1図の要部拡大断面図、第4図及び第5図は第1図にお
ける水冷導管の構造を示す横断面図、第6図は本発明の
TIGアーク溶接トーチにおけるトーチ先端部の他の実
施例を示す断1 2 面図、第7図は本発明の溶接装置の概略的構成図、第8
図(A)、(B)、(C)は第7図に示す溶接装置の動
作タイミング図、第9図は従来のTIGアーク溶接トー
チの概略的構成図、第10図は第9図の要部拡大断面図
、第11図及び第12図はアーク溶接の状況図である。 1・・・・・・ノズル、2・・・・・・タングステン電
極、3・・・・・・給電チンプ、4・・・・・・添加ワ
イヤ、5・・・・・・添加ワイヤガイド、6・・・・・
・添加ワイヤ絶縁ガイド、7・・・・・・アーク、8・
・・・・・被溶接物、9・・・・・・水冷導管、10・
・・・・・ワイヤ送給ローラ、11・・・・・・ワイヤ
送給モータ、12・・・・・・添加ワイヤ給電チップ、
13・・・・・・絶縁カバー、14・・・・・・トーチ
ボディ、35・・・・・・多孔体。
示す正面断面図、第2図は第1図の側面図、第3図は第
1図の要部拡大断面図、第4図及び第5図は第1図にお
ける水冷導管の構造を示す横断面図、第6図は本発明の
TIGアーク溶接トーチにおけるトーチ先端部の他の実
施例を示す断1 2 面図、第7図は本発明の溶接装置の概略的構成図、第8
図(A)、(B)、(C)は第7図に示す溶接装置の動
作タイミング図、第9図は従来のTIGアーク溶接トー
チの概略的構成図、第10図は第9図の要部拡大断面図
、第11図及び第12図はアーク溶接の状況図である。 1・・・・・・ノズル、2・・・・・・タングステン電
極、3・・・・・・給電チンプ、4・・・・・・添加ワ
イヤ、5・・・・・・添加ワイヤガイド、6・・・・・
・添加ワイヤ絶縁ガイド、7・・・・・・アーク、8・
・・・・・被溶接物、9・・・・・・水冷導管、10・
・・・・・ワイヤ送給ローラ、11・・・・・・ワイヤ
送給モータ、12・・・・・・添加ワイヤ給電チップ、
13・・・・・・絶縁カバー、14・・・・・・トーチ
ボディ、35・・・・・・多孔体。
Claims (10)
- (1)ノズルの先端部に配置され、非消耗性タングステ
ン電極が突出された給電チップと、該給電チップの外周
側に環状に形成されたシールドガス供給流路と、前記ノ
ズルの内部に設けられた添加ワイヤガイドと、前記給電
チップ内に配設され、絶縁材によって形成された添加ワ
イヤ絶縁ガイドと、を備え、前記非消耗性タングステン
電極に対し、前記添加ワイヤ絶縁ガイドからの添加ワイ
ヤの送給方向が角度を有するようにしたことを特徴とす
るTIGアーク溶接トーチ。 - (2)前記ノズルの内部に導電性を有する水冷導管を設
け、該水冷導管と前記給電チップとを連結し、水冷導管
を介して前記給電チップを冷却及び通電するようにした
ことを特徴とする請求項(1)記載のTIGアーク溶接
トーチ。 - (3)前記給電チップのノズル先端部側が、前記シール
ドガス供給流路に露出するように突出していることを特
徴とする請求項(1)記載のTIGアーク溶接トーチ。 - (4)前記添加ワイヤガイドが、導電性を有する部材か
らなり、前記給電チップと被溶接物との間の添加ワイヤ
を通電加熱するようにしたことを特徴とする請求項(1
)記載のTIGアーク溶接トーチ。 - (5)前記水冷導管が、その軸方向に沿った仕切面によ
って管内に2つの流路が形成され、一方の流路側から冷
却水が導入され、前記給電チップに到達後、他方の流路
から排出される構造を有することを特徴とする請求項(
1)記載のTIGアーク溶接トーチ。 - (6)前記トーチ上部にプル式ワイヤ送給機構が設置さ
れていることを特徴とする請求項(1)記載のTIGア
ーク溶接トーチ。 - (7)請求項(1)記載のTIGアーク溶接トーチを、
そのタングステン電極を軸として、トーチを回転駆動さ
せる機構と、前記添加ワイヤを通電加熱すると共にアー
ク熱と独立して添加ワイヤを加熱溶融させるための制御
機構と、備えた溶接装置。 - (8)前記添加ワイヤが被溶接物より離間した期間のみ
にパルス状にアーク通電する制御機構を備えたことを特
徴とする請求項(7)記載の溶接装置。 - (9)パルス状にアーク通電すると共にそのパルス電流
アークのベース時に対応して添加ワイヤをパルス通電す
る制御機構を備えたことを特徴とする請求項(7)記載
の溶接装置。 - (10)添加ワイヤを正極性、被溶接物を負極性とし、
添加ワイヤをパルス通電加熱する制御機構を備えたこと
を特徴とする請求項(7)記載の溶接装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10221290A JP2897063B2 (ja) | 1990-04-17 | 1990-04-17 | Tigアーク溶接トーチ及び溶接装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10221290A JP2897063B2 (ja) | 1990-04-17 | 1990-04-17 | Tigアーク溶接トーチ及び溶接装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03297574A true JPH03297574A (ja) | 1991-12-27 |
JP2897063B2 JP2897063B2 (ja) | 1999-05-31 |
Family
ID=14321355
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10221290A Expired - Fee Related JP2897063B2 (ja) | 1990-04-17 | 1990-04-17 | Tigアーク溶接トーチ及び溶接装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2897063B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0621102A1 (en) * | 1993-04-21 | 1994-10-26 | Babcock-Hitachi Kabushiki Kaisha | Tips for welding and their manufacturing process |
JP2007000933A (ja) * | 2005-06-22 | 2007-01-11 | L'air Liquide | 液体ブリッジを介した金属移行を用いるtig溶接又はろう付け溶接 |
JP2007196266A (ja) * | 2006-01-27 | 2007-08-09 | Hitachi Ltd | 両面溶接方法及びその溶接構造物 |
JP2012206175A (ja) * | 2006-06-08 | 2012-10-25 | Caterpillar Inc | 二重ワイヤ溶接トーチおよびそれに関連する方法 |
-
1990
- 1990-04-17 JP JP10221290A patent/JP2897063B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0621102A1 (en) * | 1993-04-21 | 1994-10-26 | Babcock-Hitachi Kabushiki Kaisha | Tips for welding and their manufacturing process |
JP2007000933A (ja) * | 2005-06-22 | 2007-01-11 | L'air Liquide | 液体ブリッジを介した金属移行を用いるtig溶接又はろう付け溶接 |
JP2007196266A (ja) * | 2006-01-27 | 2007-08-09 | Hitachi Ltd | 両面溶接方法及びその溶接構造物 |
JP2012206175A (ja) * | 2006-06-08 | 2012-10-25 | Caterpillar Inc | 二重ワイヤ溶接トーチおよびそれに関連する方法 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP2897063B2 (ja) | 1999-05-31 |
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