JPH03297535A - 鋳型の型合せ方法 - Google Patents
鋳型の型合せ方法Info
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- JPH03297535A JPH03297535A JP9899890A JP9899890A JPH03297535A JP H03297535 A JPH03297535 A JP H03297535A JP 9899890 A JP9899890 A JP 9899890A JP 9899890 A JP9899890 A JP 9899890A JP H03297535 A JPH03297535 A JP H03297535A
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Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、鋳物を鋳造する際に使用する上下1対の鋳型
を型合せする方法に関するものであり。
を型合せする方法に関するものであり。
特に見切面における鋳張りの発生が極めて小であると共
に2寸法精度が高くかつ鋳仕上作業が極めて容易である
鋳物を鋳造し得る鋳型の型合せ方法に関するものである
。
に2寸法精度が高くかつ鋳仕上作業が極めて容易である
鋳物を鋳造し得る鋳型の型合せ方法に関するものである
。
従来鋳物を鋳造する場合には、キャビティを形成すべき
模型を表面に固着してなる模型定盤を使用して1例えば
上型と下型との1対の鋳型を造型し、鋳型内に形成した
キャビティ内に溶融金属を注湯するのが最も一般的な手
段である。
模型を表面に固着してなる模型定盤を使用して1例えば
上型と下型との1対の鋳型を造型し、鋳型内に形成した
キャビティ内に溶融金属を注湯するのが最も一般的な手
段である。
第4図ないし第6図は夫々鋳型を造型する例を示す要部
縦断面図である。まず第4図において。
縦断面図である。まず第4図において。
1aは下型用の模型定盤であり1例えば鉄網材料により
平板状に形成し、その表面に下型キャビティを形成すべ
き模型2aを固着すると共に、模型定盤1aの周縁部近
傍にブツシュ3aを設けである。4aは下型用の鋳枠で
あり9例えば鋳鉄により形成すると共に、鋳枠4aの周
縁部近傍に、前記ブツシュ3aと嵌合可能に形成したガ
イドピン5aを突設しである。
平板状に形成し、その表面に下型キャビティを形成すべ
き模型2aを固着すると共に、模型定盤1aの周縁部近
傍にブツシュ3aを設けである。4aは下型用の鋳枠で
あり9例えば鋳鉄により形成すると共に、鋳枠4aの周
縁部近傍に、前記ブツシュ3aと嵌合可能に形成したガ
イドピン5aを突設しである。
上記の構成により、ブツシュ3aおよびガイドピン5a
を介して鋳枠4aを模型定盤la上に載置した後、鋳枠
4a内に鋳物砂6を充填し、造型装置(図示せず)を介
して鋳物砂6をスクイズし下型7aを造型する。次に造
型装置を構成する型抜き装置(図示せず)を介して、模
型定盤]aから下型7aを型抜きし、上下反転して例え
ばキャリアプレーl〜(図示せず)上に静置し、下型7
aの清掃、中子納め等の作業を行う。模型定盤1a上に
次の鋳枠4aを載置し、」二記造型作業を繰り返す。
を介して鋳枠4aを模型定盤la上に載置した後、鋳枠
4a内に鋳物砂6を充填し、造型装置(図示せず)を介
して鋳物砂6をスクイズし下型7aを造型する。次に造
型装置を構成する型抜き装置(図示せず)を介して、模
型定盤]aから下型7aを型抜きし、上下反転して例え
ばキャリアプレーl〜(図示せず)上に静置し、下型7
aの清掃、中子納め等の作業を行う。模型定盤1a上に
次の鋳枠4aを載置し、」二記造型作業を繰り返す。
次に第5図において、lbは上型用の模型定盤であり、
前記模型定盤1aと同様に形成し、その表面に上型キャ
ビティを形成すべき模型2bを固着すると共に、模型定
盤1bの周縁部近傍の前記第4図に示すブツシュ3aと
対応する位置に、前記ブツシュ3aと嵌合関係を形成す
るガイドピン5bを突設する。次に4bは上型用の鋳枠
であり前記鋳枠4aと同様に形成すると共に、鋳枠4b
の周縁部近傍に前記ガイドピン5bと嵌合可能にブツシ
ュ3bを設りである。
前記模型定盤1aと同様に形成し、その表面に上型キャ
ビティを形成すべき模型2bを固着すると共に、模型定
盤1bの周縁部近傍の前記第4図に示すブツシュ3aと
対応する位置に、前記ブツシュ3aと嵌合関係を形成す
るガイドピン5bを突設する。次に4bは上型用の鋳枠
であり前記鋳枠4aと同様に形成すると共に、鋳枠4b
の周縁部近傍に前記ガイドピン5bと嵌合可能にブツシ
ュ3bを設りである。
上記の構成により、ブツシュ3bおよびガイドピン5b
を介して鋳枠4bを模型定盤1blに載置した後、鋳枠
4b内に鋳物砂6を充填し、前記第4図と同様にして上
型7bを造型し、型抜き後七ットプレート(図示せず)
上において」二型7bの清掃その他の作業を行う。
を介して鋳枠4bを模型定盤1blに載置した後、鋳枠
4b内に鋳物砂6を充填し、前記第4図と同様にして上
型7bを造型し、型抜き後七ットプレート(図示せず)
上において」二型7bの清掃その他の作業を行う。
次に上記のようにして造型した下型7aおよび上型7b
は、第6図に示すようにガイドピン5aおよびブツシュ
3bを介して型合せされ1例えば上型7b上に重錘(図
示せず)を載置して、キャビティ8a 8b内に溶融
金属を注湯し、所定の鋳物を鋳造するのである。
は、第6図に示すようにガイドピン5aおよびブツシュ
3bを介して型合せされ1例えば上型7b上に重錘(図
示せず)を載置して、キャビティ8a 8b内に溶融
金属を注湯し、所定の鋳物を鋳造するのである。
上記従来の鋳型においては、下型7aと上型7bとを型
合せする場合において、第7図に示すように見切面9.
a、9bが各々凸面となり易いため。
合せする場合において、第7図に示すように見切面9.
a、9bが各々凸面となり易いため。
完全に密着せず、所謂鋳張りが発生ずるという問題点が
ある。このよ・うに見切面9a、9bが凸面に形成され
るのは、前記第4図および第5図に示すようにして下型
7aおよび上型7bを造型する場合において、鋳物砂6
をスクイズした際の模型定盤1a、Ibの変形、および
型合せ時における上型7b内の鋳物砂6の自重による変
形等に起因する。
ある。このよ・うに見切面9a、9bが凸面に形成され
るのは、前記第4図および第5図に示すようにして下型
7aおよび上型7bを造型する場合において、鋳物砂6
をスクイズした際の模型定盤1a、Ibの変形、および
型合せ時における上型7b内の鋳物砂6の自重による変
形等に起因する。
上記のようにして発生する見切面9a、9bの凸面を解
消する手段として、模型定盤1.a、1.bの剛性を向
上させることが考えられるが、造型時のスクイズ圧力に
よる変形を完全に無くすことは不可能であると共に、模
型定盤1a、Ibの厚さ寸法が必要以上に大になり、造
型作業および模型定盤1a、lbの取扱いが煩雑になる
という欠点がある。また上記見切面9a、9bの発生を
是認して鋳物砂6のなじみ性を良くするために、鋳型の
硬度を下げることも考えられる。しかしながら。
消する手段として、模型定盤1.a、1.bの剛性を向
上させることが考えられるが、造型時のスクイズ圧力に
よる変形を完全に無くすことは不可能であると共に、模
型定盤1a、Ibの厚さ寸法が必要以上に大になり、造
型作業および模型定盤1a、lbの取扱いが煩雑になる
という欠点がある。また上記見切面9a、9bの発生を
是認して鋳物砂6のなじみ性を良くするために、鋳型の
硬度を下げることも考えられる。しかしながら。
鋳型の硬度を下げるとなじみ性が向上して鋳張りの発生
を抑制できる一方において1強度が低下するため所謂型
張りが増加し1寸法端度が低下すると共に鋳物に内部欠
陥が発生し易いという問題点がある。
を抑制できる一方において1強度が低下するため所謂型
張りが増加し1寸法端度が低下すると共に鋳物に内部欠
陥が発生し易いという問題点がある。
なお近年においては1寸法端度の向上および内部欠陥の
低減に対する要求が極めて強く、スクイズ時の鋳物砂6
に印加すべき圧力が8 kg / +J以上の高圧造型
が殆どとなり1強度の大なる。すなわち硬度の高い鋳型
が使用されるようになってきている。従って見切面9a
、9bのなじみ性が大幅に低下する結果、不可避的な間
隙が発生し、鋳張りが必然的に発生する。上記見切面9
a、9b間の隙間が0.3mmを超えると、溶融金属の
侵入により鋳張りが発生することが経験的に認識されて
いる。
低減に対する要求が極めて強く、スクイズ時の鋳物砂6
に印加すべき圧力が8 kg / +J以上の高圧造型
が殆どとなり1強度の大なる。すなわち硬度の高い鋳型
が使用されるようになってきている。従って見切面9a
、9bのなじみ性が大幅に低下する結果、不可避的な間
隙が発生し、鋳張りが必然的に発生する。上記見切面9
a、9b間の隙間が0.3mmを超えると、溶融金属の
侵入により鋳張りが発生することが経験的に認識されて
いる。
本発明は上記従来技術に存在する問題点を解決し、見切
面における鋳張りの発生が極めて小であると共に1寸法
端度が高くかつ鋳仕上作業が極めて容易である鋳物を鋳
造し得る鋳型の型合せ方法を提供することを目的とする
。
面における鋳張りの発生が極めて小であると共に1寸法
端度が高くかつ鋳仕上作業が極めて容易である鋳物を鋳
造し得る鋳型の型合せ方法を提供することを目的とする
。
上記目的を達成するために9本発明においては。
水分を含有する鋳物砂によって造型した上型と下型とを
5見切面を上方にして載置した下型上に見切面を下方に
して上型を載置して型合せする鋳型の型合せ方法におい
て、上型および/または下型の見切面および/または幅
木部の表面に、超音波振動子を介して発生させた粒径2
〜120μmの液体微細粒子を吹付けた後に型合せする
。という技術的手段を採用したのである。
5見切面を上方にして載置した下型上に見切面を下方に
して上型を載置して型合せする鋳型の型合せ方法におい
て、上型および/または下型の見切面および/または幅
木部の表面に、超音波振動子を介して発生させた粒径2
〜120μmの液体微細粒子を吹付けた後に型合せする
。という技術的手段を採用したのである。
本発明において、液体微細粒子の粒径が2μmよりも小
であると、見切面および/または幅木部の表面の軟化作
用が小であり、密着性を低下させるため好ましくない。
であると、見切面および/または幅木部の表面の軟化作
用が小であり、密着性を低下させるため好ましくない。
一方上記粒径が120μmを超えると、吹付は面におけ
る含液量に大なるバラツキが発生し9表面の軟化作用が
不均一となるため好ましくない。
る含液量に大なるバラツキが発生し9表面の軟化作用が
不均一となるため好ましくない。
上記構成により、見切面および/または幅木部の表面層
のみを軟化させることができ1部分的な塑性変形により
型壊れ防止作用および密着性を向上させることができる
。
のみを軟化させることができ1部分的な塑性変形により
型壊れ防止作用および密着性を向上させることができる
。
第1図は本発明の実施例における鋳型の特性を測定すべ
き試料の作製装置の例を示す要部正面図である。第1図
において、10は試料であり、所定の配合による鋳物砂
を直径50mm、高さ50mmの円柱状に搗固めて形成
したものである。11は超音波振動子(図示せず)を内
蔵した加湿器であり、噴出口12から霧状の微細水滴を
上方に噴出する。13は支柱であり、前記試料10を保
持するホルダ14を支持する。なお試料10の底面は噴
出口12の直上に間隔20mmを介して保持する。
き試料の作製装置の例を示す要部正面図である。第1図
において、10は試料であり、所定の配合による鋳物砂
を直径50mm、高さ50mmの円柱状に搗固めて形成
したものである。11は超音波振動子(図示せず)を内
蔵した加湿器であり、噴出口12から霧状の微細水滴を
上方に噴出する。13は支柱であり、前記試料10を保
持するホルダ14を支持する。なお試料10の底面は噴
出口12の直上に間隔20mmを介して保持する。
上記の構成により、加湿器11を作動させると噴出口1
2から噴出した霧状の微細水滴は、試料10の底面に付
着して底面の表層0.5〜1.0mmを加湿する。この
場合微細水滴の粒径は、2〜120μmであるため、試
料10の表層のみを湿潤させるのみで、残余の部分には
浸透しない。
2から噴出した霧状の微細水滴は、試料10の底面に付
着して底面の表層0.5〜1.0mmを加湿する。この
場合微細水滴の粒径は、2〜120μmであるため、試
料10の表層のみを湿潤させるのみで、残余の部分には
浸透しない。
第3図(a)(b)は各々加湿処理時間と相対鋳型硬度
および吸水量との関係を示す図であり、前記第1図に示
す装置によって作製した試料によるものである。まず第
3図(a)において、加湿処理時間の増大と共に、相対
鋳型硬度が低下することが認められる。この場合第1図
に示す装置によって作製した試料10は、鋳型硬度が9
4〜96の範囲内にあり、相対鋳型硬度は次の式によっ
て計算したものである。
および吸水量との関係を示す図であり、前記第1図に示
す装置によって作製した試料によるものである。まず第
3図(a)において、加湿処理時間の増大と共に、相対
鋳型硬度が低下することが認められる。この場合第1図
に示す装置によって作製した試料10は、鋳型硬度が9
4〜96の範囲内にあり、相対鋳型硬度は次の式によっ
て計算したものである。
次に第3図(b)において、加湿処理時間の増大により
、吸水量は当然のことながら増加することが認められる
。すなわち吸水量の増加により、第1図に示す試料10
の相対鋳型硬度が低下し、試料10の底面の表層部は僅
かに軟化し、塑性変形が可能となり、鋳型としての密着
性若しくはなじみ性が増大することがわかる。なお試料
10の底面以外の部位には、微細水滴は浸透しないから
、加湿前後における鋳型硬度の変化はない。このことか
ら、実際の鋳型に適用した場合においても、加湿により
見切面のみ軟化させる一方、鋳物を形成すべきギャビテ
ィの内面の鋳型硬度は加湿前と同一の値を保持し得るも
のと認められる。
、吸水量は当然のことながら増加することが認められる
。すなわち吸水量の増加により、第1図に示す試料10
の相対鋳型硬度が低下し、試料10の底面の表層部は僅
かに軟化し、塑性変形が可能となり、鋳型としての密着
性若しくはなじみ性が増大することがわかる。なお試料
10の底面以外の部位には、微細水滴は浸透しないから
、加湿前後における鋳型硬度の変化はない。このことか
ら、実際の鋳型に適用した場合においても、加湿により
見切面のみ軟化させる一方、鋳物を形成すべきギャビテ
ィの内面の鋳型硬度は加湿前と同一の値を保持し得るも
のと認められる。
第2図は本発明の実施例における鋳型を構成する下型の
見切面を加湿する手段の例を示す要部縦断面図であり、
同一部分は前記第4図ないし第7図と同一の参照符号で
示す。第2図において。
見切面を加湿する手段の例を示す要部縦断面図であり、
同一部分は前記第4図ないし第7図と同一の参照符号で
示す。第2図において。
15は加湿装置であり、超音波振動子(図示せず)を内
蔵させ、上方に噴出口16を設け、霧状の微細水滴を噴
出するように形成する。なお下型7aは、見切面9aを
下方にし、かつ加湿装置15の上方を矢印方向に移動可
能に支持する。また噴出口16の幅寸法(紙面と直交す
る方向の寸法)は下型7aの見切面9aの幅寸法より若
干大に形成しておく。
蔵させ、上方に噴出口16を設け、霧状の微細水滴を噴
出するように形成する。なお下型7aは、見切面9aを
下方にし、かつ加湿装置15の上方を矢印方向に移動可
能に支持する。また噴出口16の幅寸法(紙面と直交す
る方向の寸法)は下型7aの見切面9aの幅寸法より若
干大に形成しておく。
上記の構成により、加湿装置15を作動させて下型7a
を矢印方向に移動すると、下型7aの見切面9aに噴出
口16から噴出した霧状の微細水滴が付着し、見切面9
aの表層のみを湿潤させる。
を矢印方向に移動すると、下型7aの見切面9aに噴出
口16から噴出した霧状の微細水滴が付着し、見切面9
aの表層のみを湿潤させる。
上記と同様にして下型7aと対を形成する上型(第5図
におりJる符号7b参照)についても見切面の表層のみ
を湿潤させる。これらの場合においてキャビティ8a(
第6図に示すキ4・ビテイ8bも同様)の内壁面には湿
潤作用は及ばないからこの部位の鋳型硬度は加湿前と同
一・の値である。
におりJる符号7b参照)についても見切面の表層のみ
を湿潤させる。これらの場合においてキャビティ8a(
第6図に示すキ4・ビテイ8bも同様)の内壁面には湿
潤作用は及ばないからこの部位の鋳型硬度は加湿前と同
一・の値である。
」二記のようにして形成した下型7aと上型7bとを前
記第6図に示すように型合せすると、第7図に示すよう
に見切面9a、9bが凸面に形成されていても、加湿に
よって軟化されζいるため、塑性変形可能であるから、
相互に密着させることができるのである。
記第6図に示すように型合せすると、第7図に示すよう
に見切面9a、9bが凸面に形成されていても、加湿に
よって軟化されζいるため、塑性変形可能であるから、
相互に密着させることができるのである。
次に上下型を各々見切面の平面度0.5mmおよび0.
5mmとなるように造型し、前記のような加湿処理を行
って型合せし2球状黒鉛鋳鉄からなる鋳物を鋳造した結
果について記述する。表は見切面の表面の吸水量を変化
させた場合の見切面の硬度見切面に発生する鋳張りの状
態および砂入り不良発生状態を示す。なおこの場合にお
いて、見切面の寸法が700mm×800mmの鋳型を
使用した。
5mmとなるように造型し、前記のような加湿処理を行
って型合せし2球状黒鉛鋳鉄からなる鋳物を鋳造した結
果について記述する。表は見切面の表面の吸水量を変化
させた場合の見切面の硬度見切面に発生する鋳張りの状
態および砂入り不良発生状態を示す。なおこの場合にお
いて、見切面の寸法が700mm×800mmの鋳型を
使用した。
表から明らかなように、 No、1においては見切面に
加湿処理を施していない従来の型合せ方法によるもので
あるが、鋳張りの発生が大であり、長さが1mII+を
越えている。No、 2においては加湿により見切面の
表面に0.02cyflの吸水量を付与したことにより
、鋳張りの発生が中となったが、長さは0.5〜1柵の
ものである。一方No、 5においては見切面の表面の
吸水量が0.3cfであり、硬度が低くなりすぎるため
、鋳型の強度が低下する結果砂入り不良の発生が認めら
れる。これに対してNo、 3およびNo、 4におい
ては、見切面の表面の吸水量が適切であるため、鋳張り
の発生が皆無であると共に、砂入り不良も認められてい
ない。
加湿処理を施していない従来の型合せ方法によるもので
あるが、鋳張りの発生が大であり、長さが1mII+を
越えている。No、 2においては加湿により見切面の
表面に0.02cyflの吸水量を付与したことにより
、鋳張りの発生が中となったが、長さは0.5〜1柵の
ものである。一方No、 5においては見切面の表面の
吸水量が0.3cfであり、硬度が低くなりすぎるため
、鋳型の強度が低下する結果砂入り不良の発生が認めら
れる。これに対してNo、 3およびNo、 4におい
ては、見切面の表面の吸水量が適切であるため、鋳張り
の発生が皆無であると共に、砂入り不良も認められてい
ない。
本実施例においては、」二型と下型との両見切面に加湿
処理を行った例について記述したが、上型若しくは下型
の一方の見切面のみに加湿処理を行っても同様の作用を
期待できる。また上記加湿処理は」二型および/または
下型の見切面のみでなく中子を収納する幅木部に行って
も、なじみ性若しくは密着性の向上に効果がある。この
場合加湿手段として例えばロボットその他による局部的
加湿手段を使用することが望ましい。更に液体微細粒子
を水辺外の例えば水に澱粉質を混合して粘性を増した液
体等の他の液体によって形成しても同様の作用を期待で
きる。
処理を行った例について記述したが、上型若しくは下型
の一方の見切面のみに加湿処理を行っても同様の作用を
期待できる。また上記加湿処理は」二型および/または
下型の見切面のみでなく中子を収納する幅木部に行って
も、なじみ性若しくは密着性の向上に効果がある。この
場合加湿手段として例えばロボットその他による局部的
加湿手段を使用することが望ましい。更に液体微細粒子
を水辺外の例えば水に澱粉質を混合して粘性を増した液
体等の他の液体によって形成しても同様の作用を期待で
きる。
本発明は以上記述のような構成および作用であるから、
鋳型の見切面および/または幅木部におけるなじめ性若
しくは密着性を向上させ得るため。
鋳型の見切面および/または幅木部におけるなじめ性若
しくは密着性を向上させ得るため。
鋳物の鋳張りの発生が極めて小であると共に1寸法精度
が高い鋳物を鋳造することができるという効果がある。
が高い鋳物を鋳造することができるという効果がある。
第1図は本発明の実施例における鋳型の特性を測定すべ
き試別の作製装置の例を示す要部正面図第2図は本発明
の実施例におりノる鋳型を構成する下型の見切面を加湿
する手段の例を示す要部縦断面図、第3図(a)(b)
は各々加湿処理時間と相対鋳型硬度および吸水量との関
係を示す図、第4図ないし第6図は夫々鋳型を造型する
例を示す要部縦断面図、第7図は従来の鋳型における見
切面の状態を示す要部縦断面図である。 7a:下型、7b;上型、9a、9b:見切面。
き試別の作製装置の例を示す要部正面図第2図は本発明
の実施例におりノる鋳型を構成する下型の見切面を加湿
する手段の例を示す要部縦断面図、第3図(a)(b)
は各々加湿処理時間と相対鋳型硬度および吸水量との関
係を示す図、第4図ないし第6図は夫々鋳型を造型する
例を示す要部縦断面図、第7図は従来の鋳型における見
切面の状態を示す要部縦断面図である。 7a:下型、7b;上型、9a、9b:見切面。
Claims (1)
- 水分を含有する鋳物砂によって造型した上型と下型とを
、見切面を上方にして載置した下型上に見切面を下方に
して上型を載置して型合せする鋳型の型合せ方法におい
て、上型および/または下型の見切面および/または幅
木部の表面に、超音波振動子を介して発生させた粒径2
〜120μmの液体微細粒子を吹付けた後に型合せする
ことを特徴とする鋳型の型合せ方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9899890A JPH03297535A (ja) | 1990-04-13 | 1990-04-13 | 鋳型の型合せ方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9899890A JPH03297535A (ja) | 1990-04-13 | 1990-04-13 | 鋳型の型合せ方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03297535A true JPH03297535A (ja) | 1991-12-27 |
Family
ID=14234644
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9899890A Pending JPH03297535A (ja) | 1990-04-13 | 1990-04-13 | 鋳型の型合せ方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03297535A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009517220A (ja) * | 2005-12-01 | 2009-04-30 | レムペ ウント メスナー ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 特にキャスティング目的のための型または中子を製造するための方法並びに装置 |
-
1990
- 1990-04-13 JP JP9899890A patent/JPH03297535A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009517220A (ja) * | 2005-12-01 | 2009-04-30 | レムペ ウント メスナー ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 特にキャスティング目的のための型または中子を製造するための方法並びに装置 |
JP4878372B2 (ja) * | 2005-12-01 | 2012-02-15 | レムペ ウント メスナー ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 特にキャスティング目的のための型または中子を製造するための方法並びに装置 |
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