JPH0329727Y2 - - Google Patents

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JPH0329727Y2
JPH0329727Y2 JP17504084U JP17504084U JPH0329727Y2 JP H0329727 Y2 JPH0329727 Y2 JP H0329727Y2 JP 17504084 U JP17504084 U JP 17504084U JP 17504084 U JP17504084 U JP 17504084U JP H0329727 Y2 JPH0329727 Y2 JP H0329727Y2
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test piece
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chuck part
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  • Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、材料試験機の把持装置に係り、特
に試験片の軸に沿つて荷重を加えることができる
ようチヤツク部の姿勢を調整する調心装置を有す
る材料試験機における試験片把持装置に関する。
〔従来の技術〕
一般に試験片の両端を把持装置で把持して、引
張又は圧縮の荷重を加える材料試験機において
は、荷重が試験片に対して偏心して加わると正確
な試験結果を得ることができなくなる他、把持装
置を破損する場合がある。
そこで従来試験片を把持する把持装置の一種と
して試験片を把持するチヤツク部の姿勢を調整し
て試験片の軸と荷重の加わる方向とを一致させる
調心装置を備えたものがある。
この種の把持装置としては、第2図に示すもの
がある。この把持装置1は、試験片2を把持する
チヤツク部3と、このチヤツク部3の上方に設け
られる調心装置4と、この調心装置4と試験装置
のクロスヘツド6との間に設けられる荷重検出器
5とから構成されている。これに用いられる調心
装置としては、例えば特開昭57−142542号に開示
されたものがある。これは、調心装置4の取付フ
ランジ4aとチヤツク部3とを弾性を有する連結
棒8で連結し、チヤツク部3と取付フランジ4a
との間にウツドメタル4bを充填し、このウツド
メタル4bを図示していない加熱装置で溶解した
後、これらに予備荷重を加えて、連結棒が撓んで
荷重が試験片の軸と同一方向に加わるようにした
後にウツドメタル4bを凝固させて固定した後に
引張り試験を行うようにしたものである。
尚、図中符号7はチヤツク部3と同様に試験片
2の下端を把持するチヤツク部である。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上述のような試験片把持装置にあつては、チヤ
ツク部と調心装置とは一体となつているから全体
として重量も嵩み、試験片の変更に伴う把持装置
の交換は容易ではない。また、試験片に対しては
軸合わせは行われるが、これらと材料試験機本体
との間に設けられる荷重検出器に対して荷重が偏
心する場合があり、かかる場合には測定が不正確
になつたり、荷重検出器の劣化や損傷が発生する
場合がある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案にあつては、試験片の両端を把持するチ
ヤツク部と、このチヤツク部で把持して試験片の
軸に沿つて荷重が加わるようにチヤツク部の姿勢
を調整する調心装置と、試験片に加わる荷重を検
出する荷重検出器とからなる材料試験機における
試験片把持装置において、上記荷重検出器をチヤ
ツク部と調心装置との間に配設したことを特徴と
する材料試験機における試験片把持装置を上記問
題解決のための手段とする。
〔作用〕
本考案にあつては、調心装置はチヤツク部及び
荷重検出器の上方に設けられており、荷重は試験
片及び荷重検出器の軸と同方向に加えられること
となる。
〔実施例〕
以下本考案に係る材料試験機の試験片把持装置
の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は、本考案に係る試験片把持装置の実施
例を示すものである。本実施例において、試験片
把持装置10は、試験片11を把持するチヤツク
部12と、このチヤツク部12から上方に向け延
びるねじ部12aに螺入される荷重検出器13
と、この荷重検出器13と材料試験装置本体のク
ロスヘツド14との間に設けられる調心装置15
とからなり、それぞれはボルト16,17で取付
けられている。調心装置15は、公知のものを用
いており、調心装置15の上部材15aと下部材
15bとの間隙にはウツドメタルが充填されてお
り、図示していない加熱装置で溶融できるものと
している。
尚、図中符号13aはチヤツク部12の位置を
固定するロツクナツト、18は試験片11の下側
を把持するチヤツク部、また19は試験片に荷重
を加えるアクチユエータ、19aはチヤツク部1
8の位置を固定するロツクナツトである。
本実施例により材料試験を行うには、まず試験
片11を上下の両チヤツク部12,18で把持し
て試験片11に合わせて位置合わせしてロツクナ
ツト13a,19aで固定する。そして、調心装
置15で調心を行うが、調心はウツドメタルを溶
融した後に所定の方法で行う。従来で示した調心
装置を用いる場合であれば、予備荷重を加え連結
棒を撓ませて調心を行い、その後ウツドメタルを
冷却・凝固させて、調心装置15の上部材15a
と下部材15bとを固定する。これによつて、試
験片11及び荷重検出器13の軸に荷重の加わる
方向を一致させることができる。
本実施例によれば、荷重の加わる方向は試験片
11の他、荷重検出器13に対しても調心されて
いるから、高精度の材料試験を行うことができ
る。また、これにより荷重検出器への負荷が軽減
されるため、従来不可能であつた高周波の繰り返
し試験を精度よく行うことができる。更に、本実
施例においては、チヤツク部12と荷重検出器と
は、ねじ部12aで螺結されているので、チヤツ
ク部12のみを交換するだけで容易に異なる試験
片の試験を行うことができる。
尚、本実施例においては、調心装置として弾性
体で形成された連結棒とウツドメタルを用いた場
合につき説明したが、他の公知の調心装置を用い
ることができるのはもちろんである。
〔効果〕
以上説明したように、本考案は荷重検出器をチ
ヤツク部と調心装置との間に配設したから、加え
られる荷重は荷重検出器の軸に対して同軸に加え
られるから、正確な測定結果を得ることができる
他、荷重検出器の劣化・損傷を防止することがで
きるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る材料試験装置における試
験片把持装置の実施例を示す断面図、第2図は従
来の把持装置を示す断面図である。 10……試験片把持装置、11……試験片、1
2……チヤツク部、13……荷重検出装置、15
……調心装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 試験片の両端を把持するチヤツク部と、このチ
    ヤツク部で把持して試験片の軸に沿つて荷重が加
    わるようにチヤツク部の姿勢を調整する調心装置
    と、試験片に加わる荷重を検出する荷重検出器と
    からなる材料試験機における試験片把持装置にお
    いて、上記荷重検出器をチヤツク部と調心装置と
    の間に配設したことを特徴とする材料試験機にお
    ける試験片把持装置。
JP17504084U 1984-11-20 1984-11-20 Expired JPH0329727Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17504084U JPH0329727Y2 (ja) 1984-11-20 1984-11-20

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JP17504084U JPH0329727Y2 (ja) 1984-11-20 1984-11-20

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Publication Number Publication Date
JPS6191149U JPS6191149U (ja) 1986-06-13
JPH0329727Y2 true JPH0329727Y2 (ja) 1991-06-25

Family

ID=30732647

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JP17504084U Expired JPH0329727Y2 (ja) 1984-11-20 1984-11-20

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JPS6191149U (ja) 1986-06-13

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