JPH0329665A - 可変性排出孔をもつ脳用ドレーンチューブ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 この発明は、脳内血腫や脳ＰＡ瘍の手術において血肺や
膿汁の排出を円滑かつ容易に行えるようにしたチューブ
に関する。

（口）従来の技術 従来のチューブ（第１図）は単に管に数個の排出孔を開
けたもので、孔の数や位置の調節は不可能だったし、チ
ューブが血肺や膿汁で閉塞したときに、その物質を除去
することが不可能であった。

（ハ）発明が解決しようとする問題点 ドレーンチューブの排出孔の数や位置を調節可能ｌこし
、かつチューブが閉塞した場合にその塞栓物質の除去を
可能とし、脳内の血腫や膿汁の排出を円滑かつ容易に行
うことを目的とする。

（ニ）問題点を解決するための手段 この発明を図面にもとづいて説明すれば次のとおりであ
る。

第１図示のものは、従来のチューブで，先端に数個の排
出孔があいているのみで、これを脳内の血ｊ挿腔やｆＱ
傷内に設置した場合、血１１’ｌｉや膿汁など粘張性の
ある液体の排出には困難をきた・した。また血種塊や膿
の塊によってチューブが閉塞することが多かった。

第２図示は、今回発明したチューブであるが、外筒０ｊ
の先端から排出孔｛３｝を規則的に開け、その中にスラ
イド可能な中空の円筒｛２｝を通した。

（ホ）作　用 従って内筒の引き抜き加減によって外筒の先端からの排
出孔の数と位置との調節が可能であり、血１；・Ｆや脳
ｔ１は内筒より排出できる。すなわち，実施図１のごと
く血胛控内の広い範囲（Ａ−Ｂ）に排出孔を設置できる
。また解放した孔が血腫や膿汁にて閉塞した場合、内筒
を先端部まで挿入することによって、それらを砕き再開
通させることが可能となる。

（ヘ）発明の効果 この発明は以上説明したように、脳内に設置したチュー
ブの先端の排出孔や位置を調節する事が可能であり、ま
たチューブが閉塞した場合にても、閉塞物質を砕き再開
通させることが可能であるので、脳内血腫や脳膿瘍など
の手術の場合、血腫や膿汁の円滑な排出が可能となる。

置を調整できる。

１・・・・・・排出 ２・・・・・・外 ３・・・・・・内

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 内筒をスライドさせることにより、外筒に開けてある排
   出孔の数および位置の調節を可能にし、また管が閉塞し
   た場合、管内の栓塞物質（血腫や膿汁など）の除去を可
   能にした脳用ドレーンチューブ。