JPH03294696A - 天井扇風機の取付装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、天井扇風機の取付装置に関するものである。

従来の技術 近年、天井扇風機は夏期の涼風発生機能のみならず、冬
期のサーキュレーション機能による省エネ効果が認めら
れ、主に業務用として普及しつつある。

従来のこの種の天井扇風機の取付装置は第１図と第２図
に示すような構成であった。すなわち天井扇風機（図示
せず）の中心より上方に突出するパイプ１０１の上端に
はフランジ１０２が固定され、このフランジ１０２は半
球面部１０３を有し外周面に回り止め用の凸部１０２ａ
を備えている。天井面には受具１０４が固定され、受具
１０４には環状の斜面１０５が形成されている。受具１
０４の斜面１０５はフランジ１０２の半球面部１０３の
下側から支持して、パイプ１０１に接続する天井扇風機
を吊り下げている。受具１０４には前記フランジ１０２
の凸部１０２ａと係合する係合部１０４ａが設けられ、
天井扇風機の運転・停止時の垂直軸のまわりの回転止め
となっている。またパイプ１０１の上端にはその外周径
に嵌合してすりばち状のカバー１０６が取付られ、前記
受具１０４とフランジ１０２との連絡部を被い、外観を
良くするものであった。

発明が解決しようとする課題 しかしながら上記従来の構成では、天井面が傾斜してい
るような場合には、垂直パイプに固定されるカバーき、
傾斜した天井面との間に生じるすき間が一様でなく、ホ
コリなどが侵入しゃすくなり、さらに外観上見苦しいも
のであり、すき間を一定にするためには傾斜した天井面
に取付板を追加して、取付面を水平にするための工事が
必要きなり、施工性が悪くなるという課題を有していた
。

本発明は上記従来の課題を解決するもので、傾斜した天
井面に天井扇風機を取付ける場合にもカバーと天井面の
すき間を一定にして異物の侵入を防ぎ、外観を良くする
とともに、簡単な施工ができる天井扇風機の取付装置を
提供することを目的とするものである。

課題を解決するための手段 この課題を解決するために本発明の天井扇の取付装置は
、天井扇風機の中心を上下に貫通して固定されるパイプ
と、このパイプの上端に固定される略球形のボールジヨ
イントと、このボールジヨイントを垂直面上で回動可能
に支持する取付金具と、前記取付金具に固定され、前記
取付金具と前記ボールジヨイントの一部を覆うカバーと
よりなる構成を有している。

作　　　用 この構成によりカバーは天井面に固定された取付金具に
直接取付られるので、天井面が傾斜した面であってもカ
バーを天井面は一様のすき間を保つこととなり、またボ
ールジヨイントの内部にパイプとの結合具を収納してい
るので、カバーはボールジヨイントより上方を覆うだけ
でよいこととなる。

実施例 以下本発明の一実施例について、第１図〜第３図を参照
しながら説明する。すなわち天井□扇風機（図示せず〉
の中心を貫通するパイプ１は略球体のボールジヨイント
２を先端に取付けている。この取付はまずパイプ１にボ
ールジヨイント２を通し、ねじおスプリングワッシャよ
りなる結合具３をパイプ１の先端に固定したあと、ボー
ルジヨイント２の四部２ａに結合具３が係合するように
移動してボールジヨイント２をパイプ１に仮止め固定し
ている。天井面に固定される取付金具４は断面が略コ字
形状を有し、その底部には前記ボールジヨイント２の球
形表面に摺接する同一中心の凹球面４ａを設け、中央部
にボールジヨイント２の外径よりも小なる内径の穴を形
成し、このボールジヨイント２を回動可能に支持してい
る。この取付金具４は前記ボールジヨイント２の凹部２
ａに係合する位置に凸部５を有し、この凸部５は天井扇
風機の回転起動、停止時の回転止めとなっている。この
取付金具４とボールジヨイント２との連絡部を被うよう
にカバー６が取付金具４に取付られる。

以上のように構成された本実施例の天井扇風機の取付装
置について第１図と第２図を用いて説明する。図示のよ
うに天井面１０に取付金具４は直接取付られる。そして
取付金具４の凹球面４ａに摺接してボールジヨイント２
が俯仰回動可能に支持され、ボールジヨイント２と連絡
する天井扇風機を吊り下げるように、常に垂直方向を向
いている。ボールジヨイント２から上を覆うカバー６は
取付金具４に取付けられ、天井面の傾きにかかわらず、
天井面１０とは常に一様なすきまを形成することができ
る。

発明の効果 以上のように本発明により、傾斜天井に対しても水平な
天井と同様に取付けが可能で、取付工事の施工性が改善
され、カバーと天井面が一様なすきまにできるため、ホ
コリなどの異物の侵入を抑えることができ、さらに外観
が向上するという効果が得られる優れた天井扇風機の取
付装置を実現するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の天井扇風機の取付装置の側
断面図、第２図は同傾斜天井に取付けた状態を示す側断
面図、第３図は同係合状態を示す要部斜視図、第４図は
従来の天井扇風機の取付装置の側断面図、第５図は同傾
斜天井に取付けた状態を示す側断面図である。 ■・・・・・・パイプ、２・・・・・・ボールジヨイン
ト、４・・・・・・取付金具、 ６・・・・・・カバー

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　天井扇風機の中心を上下に貫通して固定されるパイプ
   と、このパイプの上端に固定される略球形のボールジョ
   イントと、このボールジョイントを垂直面上で回動可能
   に支持する取付金具と、前記取付金具に固定され、前記
   取付金具と前記ボールジョイントの一部を覆うカバーと
   を有する天井扇風機の取付装置。