JPH03294602A - タービン動翼 - Google Patents

タービン動翼

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JPH03294602A
JPH03294602A JP9515090A JP9515090A JPH03294602A JP H03294602 A JPH03294602 A JP H03294602A JP 9515090 A JP9515090 A JP 9515090A JP 9515090 A JP9515090 A JP 9515090A JP H03294602 A JPH03294602 A JP H03294602A
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JP
Japan
Prior art keywords
sleeve
blade
turbine
shaft
blade shaft
Prior art date
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Pending
Application number
JP9515090A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Nakano
宏明 中野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH03294602A publication Critical patent/JPH03294602A/ja
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  • Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、ガスタービンなどに用いられるタビン動翼に
係り、特に高速で回転する翼軸を被覆するスリーブが高
温の作動ガス環境下でも破損するおそれのないタービン
動翼に関する。
(従来の技術) 第4図は、ガスタービン発電プラントなどで使用される
ガスタービン1の切欠断面図である。
タービン軸2と同軸に設けられた圧縮機3は、空気を取
り込んでこれを圧縮し、圧縮空気として燃焼器4へ送る
。燃焼器4ではこの圧縮空気と、燃焼器4に導入される
燃料を混合して混合気を形成し、さらにこの混合気に点
火して燃焼させる。燃焼によって生した高温・高圧の燃
焼ガス(破線矢印で示す)は、l・ランジションピース
5を通過して、タービン静翼6、次いでタービン動翼7
に導入され、以下その先に同じように交互に設けられた
タービン静翼6とタービン動翼7に案内される。
そしてこの過程で、燃焼ガスは作動ガスとしてタビン動
翼7をタービン軸2の周方向に移動させることにより、
タービン軸2を回転駆動させる。
なお、タービン動翼7は、燃焼ガスが衝突する側が高圧
側、その反対側が低圧側となる。また、タービン軸2内
には、圧縮機3て得られた圧縮空気を冷却空気として通
過させる通気管(図示せず)か埋設される。さらに、こ
の種のガスタービン1においては、タービン入口温度を
上昇させるとカスタービン1の熱効率が向上することが
知られている。
第5図は第4図に示したタービン動翼7の断面図、第6
図は第5図のVI−VI線断面図である。
翼軸8は、前述のタービン軸通気管に連通ずる冷却空気
流路9が複数個軸方向に貫通し、タービン軸2に植設さ
れる植込部8aとタービン軸2から突出し軸径方向の断
面が翼形状のコア部8bを有する。そして翼軸コア部8
bの根元にはフランジ]−〇が形成される。このフラン
ジ10は、高温の作動ガスが、タービン軸2における翼
軸植込部8aの植設箇所に浸入してこれを熱損傷するの
を防止する。
ところで、翼軸8は、回転時の遠心力に伴う弓張り応力
にも耐えられるように、金属(Ni基合金等の耐熱性超
合金)製にせざるを得ない。しかし、いくら耐熱性超合
金でも1300°Cにも上る高温の燃焼ガス(作動ガス
)に直接吹き付けられながら、高速で回転すると損傷す
るおそれが出てくる。そこでこのタービン動翼7ては、
タービン軸2から冷却空気流路9を通して冷却空気を送
り、タービン動翼7外に放出させる。冷却空気は冷却空
気流路9を通る間翼軸8を冷却するため、翼軸コア部8
bを熱損傷から保護する。
(発明が解決しようとする課題) ところが、冷却空気流路9は、数が多く形状も複雑で製
造に手間がかかる。また、この冷却空気流路9を通じて
大量の冷却空気がタルビン動翼7の周囲に放出されると
、タービン動翼7を動かす作動ガスの空力が損失する。
このため、上述のような金属冷却翼では、燃焼ガスをい
くら高温化しても熱効率の向上には限界があった。
この欠点を解消するため、西独特許第848883号に
は、第7図に示すような断面を有するタビン動翼11が
提案されている。
このタービン動翼J1は、先のタービン動翼7と同様に
、植込部8aと径が軸方向において等しいコア部8bか
らなる翼軸8を有するが、この他に翼軸コア部8bの周
面の回りに同心的に被せられるスリーブ]2と、翼軸8
を被蓋する頂部カバ−13を備える。スリーブ12は、
翼軸植込部8aに下端を抑えられるが、他方上端も翼軸
コア部8bと接触部14を有する。
頂部カバー13には、翼軸8と同様Ni基合金等の耐熱
性超合金が用いられ、翼軸コア部8bとは拡散接合など
によって接合されるが、スリーブ12はSi3N4やS
iCなどのセラミックスでつくられる。これらのセラミ
ックスは靭性には欠けるが、翼軸8や頂部カバー13を
つくる耐熱性超合金よりもさらに耐熱性に富む。このた
め、スリーブ12は、表面積の大きい翼軸コア部8bが
高温の燃焼ガス(作動ガス)に直接晒されるのを防11
−シて冷却空気導入の必要をなくし、ガスタビンの熱効
率を高める。
ところが、タービン動翼11は、回転させると、翼軸8
、スリーブ12および頂部カバー13に遠心力が働く。
したがってスリーブ12の接触部14は、翼軸コア部8
bに押し付けられるが、接触部14の面積は小さい。こ
のため、接触部14に作用する応力はきわめて大きくな
って、靭性が弱くかつ薄肉のスリーブ12は破損してし
まう。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、特に高
速で回転する翼軸を被覆するスリーブが高温の作動ガス
環境下でも破損するおそれがなく、熱効率を高めること
ができるタービン動翼を提供することを目的とする。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明は上記課題を解決するために、タービン軸から突
設され、周面が先太り構造の翼軸と、この翼軸を覆うス
リーブとを有し、このスリーブは内周面が前記翼軸の周
面に接することを特徴とするタービン動翼を提供する。
(作用) 本発明のタービン動翼は、翼軸が先太り構造となってス
リーブの遠心力による離脱を防止するが、スリーブはそ
の内周面が翼軸の周面と面接触するため接触部の面積は
大きい。したがって、遠心力によってスリーブが翼軸に
押圧されても、発生する応力は小さくてすむ。
(実施例) 以下第1図ないし第3図を参照して本発明の詳細な説明
する。
第1図は本発明の第1実施例に係るタービン動翼20の
断面図、第2図は第1図の■−■線断面図である。
本実施例のタービン動翼20は、植込部21. aとコ
ア部21. bを有する翼軸21と、この翼軸コア部2
 ]、 bを面接触して同心的に覆うスリーブ22を備
える。したがって、スリーブ22の内周面全体が翼軸コ
ア部21bとの接触部23となる。
翼軸コア部21bは、軸径方向の断面が翼形状であるが
、翼軸植込部21aからみて先太り(または翼軸植込部
21aに向けて楔形)になっている。
翼軸植込部21aと翼軸コア部21bの材質はNj基合
金等の耐熱性超合金、またスリーブ22の祠質は、この
耐熱性超合金よりもさらに熱に強いSi3N4やSiC
などのセラミックスである。
翼軸植込部21aと翼軸コア部21bは、翼軸コア部2
1. bをスリーブ22に通した後、例えば拡散結合に
よって結合される。翼軸植込部21aは、タービン軸2
4に植え込まれて、翼軸21を固定する。
このタービン動翼20は、タービン軸24が回転すると
遠心力を受ける。その結果スリーブ22は、この遠心作
用によってタービン軸24から遠ざけられるが、このス
リーブ22に挿入された翼軸コア部21bが先太りのた
め翼軸コア部21bから離脱することはない。
このとき、スリーブ22は翼軸コア部21bに強く押し
付けられ、接触部23には接触応力σが生ずるが、この
接触応力σは次式(1)で表される。
σ=F/A             ・・・・・・(
1)ここでFはスリーブ22に働く遠心力、Aは接触部
23の面積である。
式(1)から明らかなように、接触応力σは、接触部2
3の面積Aか大きくなればなるほど小さくなる。本実施
例においては、接触部23の面積Aはスリーブ22の内
周面全体の面積であるため、例えば第7図に示すような
従来の接触部1−4と比べてはるかに大きい。
したがって、本実施例によれば、耐熱性ではあるが靭性
の小さいセラミックスでできたスリーブ22であっても
、接触応力が小さいため破損することはない。よってス
リーブ22は、翼軸コア部21−bが高温の作動ガスで
熱損傷するのを防ぐという機能を確実に果すことができ
る。このため本実施例においては、翼軸を冷却空気で強
制冷却する必要もない。
なお翼軸コア部21bと翼軸植込部21aは、鋳造によ
って一体形成することもできる。また翼軸21およびス
リーブ22の断面形状は第2図に示したものに限られな
い。
さらに、翼軸コア部21bと翼軸植込部21aの結合形
式も、この実施例に示したものに限られない。第3図は
本発明の第2実施例に係るタービン動翼25の断面図で
ある。第1図と対応する箇所には同一の符号を付す。
このタービン動翼25においては、翼軸コア部21bは
フック26を有し、このフック26が翼軸植込部21.
 cと21. dに挟み込まれる。したがって、翼軸コ
ア部21bと翼軸植込部21c、21dの結合は強固な
ものになり、遠心力が強い場合にも翼軸コア部21bが
翼軸植込部21c、21dから離脱することはない。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明のタービン動翼は、翼軸を
覆うスリーブが高速回転中でも離脱せず、かつ破損のお
それもないため、スリーブによって翼軸を確実に熱損傷
から保護することができる。そして、作動ガスを高温に
してこのタービン動翼を用いるガスタービンなどの熱効
率向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例に係るタービン動翼の断面
図、第2図は第1図のm−n線断面図、第3図は本発明
の第2実施例に係るタービン動翼の断面図、第4図はガ
スタービンの切欠断面図、0 第5図は従来のタービン動翼の断面図、第6図は第5図
のvi−vi線断面図、第7図は従来の他のタビン動翼
の断面図である。 21、 a・・・翼軸植込部、21b・・・翼軸コア部
、22・・・スリーブ、24・・・タービン軸。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  タービン軸から突設され、周面が先太り構造の翼軸と
    、この翼軸を覆うスリーブとを有し、このスリーブは内
    周面が前記翼軸の周面に接することを特徴とするタービ
    ン動翼。
JP9515090A 1990-04-12 1990-04-12 タービン動翼 Pending JPH03294602A (ja)

Priority Applications (1)

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JP9515090A JPH03294602A (ja) 1990-04-12 1990-04-12 タービン動翼

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JP9515090A JPH03294602A (ja) 1990-04-12 1990-04-12 タービン動翼

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JPH03294602A true JPH03294602A (ja) 1991-12-25

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ID=14129771

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JP9515090A Pending JPH03294602A (ja) 1990-04-12 1990-04-12 タービン動翼

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JP (1) JPH03294602A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011220325A (ja) * 2010-04-06 2011-11-04 General Electric Co <Ge> 複合タービン動翼組立体
JP2014058985A (ja) * 2014-01-06 2014-04-03 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 翼体及びガスタービン

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011220325A (ja) * 2010-04-06 2011-11-04 General Electric Co <Ge> 複合タービン動翼組立体
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