JPH03294487A - 非晶質層を有する部材 - Google Patents

非晶質層を有する部材

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JPH03294487A
JPH03294487A JP2093930A JP9393090A JPH03294487A JP H03294487 A JPH03294487 A JP H03294487A JP 2093930 A JP2093930 A JP 2093930A JP 9393090 A JP9393090 A JP 9393090A JP H03294487 A JPH03294487 A JP H03294487A
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JP
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amorphous
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overlay
alloy
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JP2093930A
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Kageo Satou
佐藤 影生
Shinji Kato
真司 加藤
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Toyota Motor Corp
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Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、位置や速度を検出する非接触型センサ等に使
用される、表面に非晶質層パターンを有する部材を製造
する方法に関する。
〔従来の技術〕
金属基体の回転軸に、誘導磁気異方性を有する逆磁歪効
果の大きい非晶質磁性合金薄膜を固定して、回転軸のト
ルクを測定するトルクセンサが知られている(例えば、
特公昭63−20031号公報、「日経ニューマテリア
ルJ 1987年2月16日号第10〜11頁参照)。
また、CuもしくはNiの金属基体の表面に非晶質合金
層を有する部材を得る方法として、「日経メカニカルJ
 1987年1月26日号第28頁〜第29頁には、非
晶質化し易い合金薄膜をHIP法(800℃)により基
体表面に接合した後、パルスレーザを合金薄膜表面に照
射して急速溶融・急冷凝固処理することにより該合金薄
膜の表面層を非晶質化する方法が示されている。
そして、本発明者らは、特願昭63−297344号(
昭和63年11月25日出願日)にて、金属基体上に非
晶質化し易い合金の肉盛溶接層を結晶状態で形成し、こ
の肉盛溶接層にレーザなどの高密度エネルギを用いて非
晶質表面層を形成する方法を提案した。この提案した特
許出願での製造方法は特許請求の範囲に記載したように
、「急冷凝固により非晶質化する合金を母材上に配置し
て、高密度工ネルギを用いてその合金を母材上に肉盛溶
接した後、肉盛層の表面を機械加工により仕上げ、次い
で肉盛層の表面に高密度エネルギを印加して肉盛層の表
面層を急速溶融・急速再凝固させてその表面層を非晶質
化させることを特徴とする非晶質層を有する部材の製造
方法」である。この製造方法は、実施例的には、(1)
鋼材(S45C)基体上に非晶質化容易な合金粉体を配
置し、レーザ(高密度エネルギ)照射によって溶解して
鋼基体に肉盛溶接し、(2)結晶状態の肉盛溶接層に表
面機械加工(研削)を施こし、そして(3)肉盛溶接層
にレーザ(高密度エネルギ)を走査照射して照射部分を
急速再溶融・急速再凝固させて非晶質表面層を形成する
わけである。この非晶質表面層を所定パターンに形成し
て肉盛溶接層を非晶質部分と結晶質部分とからなるパタ
ーンにし、この磁気特性の変化パターンを励磁コイルお
よび検出コイルを有する検出器(磁気センサ)にて読み
取ることによって位置や速度などを検出できる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、提案した製造方法で作られた非晶質層を
有する部材(第8図)においては、磁気センサで非晶質
部分と結晶部分との磁気特性の変化パターンを読み取る
際に、第9図に示すように肉盛溶接層の始端部と終端部
とで信号強度(レベル)に差異が生じる。この場合には
、非晶質部分くパターン)が+Vとして、一方、結晶部
分がVとして検出されている。
このような検出信号レベル差は、形成した非晶質(アモ
ルファス)部分はどの位置でもほぼ同じであるので、そ
の基地である結晶部分に原因がある。これは、結晶部分
である肉盛溶接層1を高エネルギ(レーザ)を用いて形
成する際に、形成開始端部分と終端部分とでは、第8図
に示すように、熱の流れの方向が異なることに起因して
いる。すなわち、形成開始端部分では熱流が金属(鋼)
基体2に対して垂直であって、肉盛溶接層2の組織も第
10A図のように垂直方向に配向されており、一方、形
成終端部分では高密度エネルギ照射によって終端側が加
熱されるために熱流が金属基体2と垂直とはならずに斜
めとなり、組織も第10B図のように熱流と同じに斜め
に配向されている。このように配向の違う組織は磁気特
性に影響を及ぼすた約に検出信号レベルに差異が生じて
しまう。
例えば、Fe基合金の肉盛溶接層2であると、Fe合金
の組織は熱流に沿って(100)方向に配向される。肉
盛溶接層を磁性材料として見た場合に、磁気異方性によ
って(100)方向に自発磁化が安定に向くため、磁気
センサで走査検出すると、組織が垂直な始端部分では信
号レベルが高いが、終端部分に近づくにつれ、組織が斜
めになるので(100)配向の垂直成分が減少するので
、第9図の如くに信号レベルが約0.25V低くなるよ
うに検出される。
そこで、肉盛溶接層の合金組織配向を揃えるために、金
属基体裏側全面からの強制冷却によって肉盛溶接層形成
時の熱を均一に奪うようにしたが、それでは十分な効果
はなかった。
本発明の目的は、磁気特性の変化パターンを磁気センサ
にて検出する際に肉盛溶接層の形成開始端部分と終端部
分とでの信号レベル差を小さくした非晶質層を有する部
材を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
上述した目的が、金属基体と、その上の急冷凝固により
非晶質化する合金の肉盛溶接層とからなり、該肉盛溶接
層に高密度エネルギを印加して急速溶解・急速再凝固に
よる非晶質層パターンが形成されている非晶質層を有す
る部材において、肉盛溶接層の合金組織配向が全体にわ
たって金属基体に対して垂直であ、ることを特徴とする
非晶質層を有する部材によって達成される。
〔作 用〕
上述したように従来は肉盛溶接層の合金組織配向が形成
開始端では金属基体と垂直であったが徐々に斜めになっ
てしまうので、本発明では肉盛溶接層の形成時に後述す
るような工夫をして合金組織の配向を全体にわたって垂
直の一方向に揃えてあり、このことによって信号レベル
差の発生原因をなくして信号レベルを同一水準にするこ
とができる。
〔実施例〕
以下、添付図面を参照して本発明の実施態様例によって
、本発明の詳細な説明する。
第1図に示すように、金属基体11を冷却しながら非晶
質化する合金の肉盛溶接層12を高密度エネルギ(レー
ザ)13の照射でもって形成して、本発明に係る合金組
織配向が垂直方向に揃った肉盛溶接層とすることができ
る。
冷却媒体が後で入れられる冷却ブロック14を用意し、
該ブロックの上面を低温ノλンダ15の溶融温度まで加
熱する。金属基体11の半分のサイズの断熱材平板16
と低温ハンダ平板15とを用意しておいて、これら平板
16.15を加熱した冷却ブロック14上へ置き、その
上に金属基体11を載せる。ノ1ンダ平板15が溶融し
て金属基体11と冷却ブロック14とをはんだ付けで接
着する。金属基体11の半分は断熱材平板16で覆われ
るようにして、金属基体11と冷却ブロック14とで断
熱材平板16をはさむ。
接着後に、冷却ブロック14内に冷却媒体(水、ドライ
アイスなど)17を入れ(循環させ)、十分に金属基体
11を冷却する。第1図では、冷却ブロック14に冷却
媒体17用配管18が設けられ、水を循環させたり、ド
ライアイスの気化ガスを排出するものである。
そして、金属基体11の上に非晶質化容易な合金を肉盛
用材料(粉末)21として配置する。非晶質化容易な合
金としては、例えば、Fe −B系、Fe−P系、Fe
−P−C系、Pd−3i系、Fe −3i−B系、Co
 −3i −B系などの合金があるが、要は部材の用途
に応じて最適なものを選択すれば良く、特に合金組成を
限定するものではない。
その後に、第1図に示すように、レーザ13を照射し、
走査することによって配置した粉末を順次連続的に溶解
して溶融金属プール20を形成し、冷却凝固させて肉盛
溶接層12を形成する。合金粉末の肉盛材料およびレー
ザを利用しているが、公知のTIGアーク溶接法を用い
ワイヤ状合金の肉盛材料でもって肉盛溶接層12を形成
することができる。さらに、公知のプラズマ溶射法でも
って肉盛層12を形成することもできる。いずれの場合
にも、肉盛材料の溶融後の冷却は金属基体1への熱伝導
による自己冷却によって比較的急速に凝固するが、肉盛
溶接層12全体の厚みが比較的厚いこともあって超急冷
ではないので、微細組織の結晶層となっている。
肉盛溶接層12の冷却について詳しく説明すると、第2
図および第3図に示すようになる。なお、ここでの比較
例である従来の場合とは、金属基体11をその裏面全面
で冷却ブロック14にはんだ付けしたものであり、冷却
ブロック14へは冷却媒体を供給しない。
肉盛溶接層12の形成開始端部分での熱流は断熱材平板
16が存在するものの金属溶融プール20から垂直下方
の金属基体11へ従来と同じであるが、中間地点より終
端部分ではハンダ15が冷却ブロック14との熱交換層
(への伝熱層)として働くので、肉盛溶接層12での熱
流を常に垂直方向に保つことができる。つまり、第3図
に示すように、比較例(従来法)では終端部分に近づく
につれ、それまでに蓄積された熱の影響を受けて、金属
溶融プール20の最高温度点が前方に(図面上右方へ)
傾き、そのために(ア)領域から(つ)領域へと進むに
つれて熱流(波線)は後方に(図面上左下り)傾き、そ
の方向沿って凝固組織配向する。一方、本発明の場合に
は、(ア)領域では比較例のときとランスするた於、そ
の最高温度点は(ア)領域の場合とほぼ同じで変わらな
い。そして、(つ)領域についても(イ)領域と同様で
あって最高温度点は変わらずに熱流は垂直方向である。
したがって、(ア)〜(つ)領域の全体で結晶の成長方
向く凝固組織配向方向)が金属基体11に対して垂直と
なる。
上述したように肉盛溶接層12を形成した後で、冷却ブ
ロック14から冷却媒体17を除去し、ハンダ溶融温度
まで冷却ブロック14を加熱して金属基体11を取外す
。ハンダを完全に除去した後で、肉盛溶接層12の表面
を滑らかにかつ所定厚さにするために機械加工(切削加
工ないし研削加工)する。
なお、この機械加工が必要でない場合には省略すること
ができる。
次いで、第4図に示すように、結晶状態の肉盛溶接層1
2に高密度エネルギ(レーザ、電子ビーム、TIGアー
ク、プラズマアーク等)22を印加して急速再溶融し、
自己冷却の急速再凝固によって非晶質層23を形成する
。ここでは、結晶層を非晶質化するように高密度エネル
ギの印加条件(例えば、レーザ出力、レーザ走査速度、
レーザ照射ビーム径など)を適切に設定する必要がある
。非晶質層23は製品長手方向に直角な方向に延在する
線状(ストライプ状)に所定間隙D(第4図)で形成さ
れる。このように、製品長手方向に非晶質部分ストライ
プ23と結晶質部分ストライプとが交互に現われるパタ
ーンになっている。最後に、肉盛溶接層12の表面を研
削又は研磨の仕上げ加工して使用に供することになる。
このようにして製造された非晶質層を有する部材24(
第5図)はその肉盛層12が非晶質部分23と結晶質部
分との交互パターン表面となっており、第5図に示すよ
うに、磁気センサ26にて非晶質と結晶質との磁気特性
の差による検出信号強度差を検出することができる。こ
のことが位置および速度を測定するのに利用できる。な
お、磁気センサー6は励磁コイルおよび検出コイルから
なり、励磁コイルに発振・増幅回路27から高周波の励
磁電流が供給されており、検出コイルから得られる検出
信号は非晶質部分と結晶質部分との磁気特性に応じた出
力電位である。この検出の際に、肉盛溶接層12自体の
合金組織配向は金属基体11に対して垂直方向に一定に
揃っているので、組織配向が斜必になるなどの不揃いに
よる影響(出力信号レベルの差)が防止できる。
例 第1図に示すような冷却ブロック14をアルミニウム合
金で製作し、ハンダ平板15としてインジウム(In)
板を用意し、断熱材平板16として厚さ0、5 mmの
ベークライト板を用意した。そして、銅材(S45C)
からなる厚さ10 mmの平板状基体11および急冷凝
固により非晶質化する(非晶質化容易な)肉盛材料とし
て5i(x%) −B (y%)−残部Fe(又はCo
)〔1,1≦X≦4.9 、2.1≦y≦3.7〕より
なる合金粉末を用意した。なお、ベークライト板16の
サイズは基体110半分よりも少し大きくしである。
冷却ブロック14の上にベークライト板16およびIn
ハンダ平板15を載せ、さらにその上に基体11を載せ
た。そして、冷却ブロック14をインジウム融点以上の
温度(160℃)に加熱して、Inハンダ平板15を溶
融させ、冷却することで基体11を冷却ブロック14に
はんだ付け(接着)した。冷却ブロック14を空冷して
から、冷却ブロック14内へ冷却媒体17としてドライ
アイスを装入し、基体11を十分に冷却した。ドライア
イスから生じる炭酸ガスを配管18を通して離れたとこ
ろで放出した。
次に、基体ll上に用意した合金粉末21を幅5mm、
厚さ2mI[lで直線状に配置した。この粉末21に、
第1図および第2図に示すように002レーザ13を照
射して溶融させ、かつそのレーザを配置した粉末21の
長手方向に直角にオシレートさせつつ長手方向に直角に
オシレートさせつつ長手方向に走査し、粉末21を基体
11上に溶着させて結晶状の肉盛溶接層12を形成した
。このときのレーザ照射条件は次の通りである。
レーザビーム:集光レンズにてφ2mmの大きさに集光
したビームを振幅幅4 m+n でオシレートする。
オシレート周波数:  180Hz レーザ出カニ 2.5 kW レーザ走査速度:  200mm/m1n(基体の移動
速度)このようにして形成した肉盛溶接層12の開始端
部分および終端部分の合金組織を光学顕微鏡にて調べて
、第7A図(開始端部分)および第7B図(終端部分)
の顕微鏡写真(x 200倍)が得られた。これら写真
から明らかなように、開始端部分のみならず終端部分の
合金組織も基体11に対して垂直方向に配向されており
、従来の第10B図ような斜め組織配向ではない。
次に、冷却媒体ドライアイスを除去してから、冷却ブロ
ック14を160℃まで加熱して基体11を取り外し、
ハンダを除去する。そして、肉盛溶接層12に研削加工
を施して、厚さ0.5 mmに仕上げ加工した。
最後に、第4図に示すように、肉盛溶接層12にYAG
レーザ22を長手方向に対して直角にストライプ(線)
状に照射し、急速再溶解・急速再凝固させて非晶質層2
3を形成した。このレーザ照射を所定間隙D(0,3m
m)にて行なって、非晶質層23のストライプを繰返す
パターンとした。このときのレーザ照射条件は次の通り
である。
レーザビーム:集光レンズにてφ0.2証の大きさに集
光。
放電電圧: 400V パルスのエネルギ: 60mJ パルス幅: 0.5 m秒 このようにして製作した非晶質層を有する部材24は、
第5図に示すように、形成した非晶質部分(層23)と
結晶質部分(第2肉盛溶接層12そのままの部分)とが
交互ストライプとなっているパターンであり、磁気セン
サ2Gを部材24上でスライドさせる(又は部材24を
移動させる)ことによって非晶質層23の検出を行ない
、その数をカウントして相対位置ないし相対速度を算出
することができる。発振・増幅回路27から2MHzの
励磁電流を磁気センサ26の励磁コイルに供給し、該セ
ンサの検出コイルから非晶質又は結晶質の磁気特性に応
じた出力信号(電位)が得られる。肉盛溶接層12の開
始端部分および終端部分での結晶質部分における出力信
号レベル差が測定結果から第6図に示すように小さい(
0,02V)。一方、比較例(従来法)の場合には信号
レベル差が0.25Vと大きい。なお、比較例は冷却ブ
ロックを使用しないで上述したのと同じように肉盛溶接
層および非晶質層を形成した場合である。
〔発明の効果〕
上述したように、本発明によれば、肉盛溶接層を金属基
体上に形成する際に該基体の後半部を冷却体で冷却する
ように冷却状況を制御して肉盛溶接層組織の結晶配向を
揃える(金属基体に垂直方向一定にする)ことができる
。このことによって肉盛溶接層の形成開始端部分と終端
部分との検出信号レベル差が生じるのを抑制して非常に
小さくすることができる。この信号レベル差が非常に小
さくできることは、磁気センサ全体の感度を高くでき、
速度検出などでは確実な測定範囲を拡大できる。さらに
、上述した本発明の実施態様例および従来例では金属基
体に平板を用いているが、金属丸棒ないし曲面のある金
属材でもよく、曲面上に肉盛溶接層を高密度エネルギで
もって形成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る非晶質層を有する部材を製造す
る工程での該部材および冷却ブロックの概略断面図であ
り、 第2図は、第1図での部材および冷却ブロックの概略拡
大断面図であり、 第3図は、肉盛溶接層形成途中での金属溶融ブー/べ熱
流および結晶成長(凝固)方向を示している肉盛溶接層
および金属基体の概略断面図であり、 第4図は、肉盛溶接層に非晶質層パターンを形成してい
る工程を示す肉盛溶接層および金属基体の概略断面図で
あり、 第5図は、製造した非晶質層を有する部材と磁気センサ
との関係を示す図であり、 第6図は、本発明実施例による部材および従来法による
部材(比較例)での検出信号レベル差を示すグラフであ
り、 第7A図は、本発明に係る部材での肉盛溶接層開始端部
分の金属組織の顕微鏡写真であり、第7B図は、本発明
に係る部材での肉盛溶接層終端部分の金属組織の顕微鏡
写真であり、第8図は、従来法で形成した肉盛溶接層お
よび熱流を図示した非晶質層を有する部材の概略断面図
であり、 第9図は、従来法で製造した非晶質層を有する部材での
非晶質層パターンを磁気センサにて検出した出力信号の
グラフであり、 第10A図は、従来法に係る部材での肉盛溶接層開始端
部分の金属組織の顕微鏡写真であり、第10B図は、従
来法に係る部材での肉盛溶接層終端部分の金属組織の顕
微鏡写真である。 11・・・金属基体、    12・・・肉盛溶接層、
13・・・レーザ、14・・・冷却ブロック、15・・
・ハンダ平板、   16・・・絶縁材平板、20・・
・金属溶融プーノペ 21・・・合金粉末。 第 図 第 図 1 第1図 11・・・金属基体 12・・・肉盛溶接層 13、、、レーザ 14・・・冷却ブロック 15・・・ハンダ平板 16・・・絶縁材平板 20・、、金属溶融プール 21・・1合金粉末 第 図 第 図 開始端 終端 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.金属基体と、その上の急冷凝固により非晶質化する
    合金の肉盛溶接層とからなり、該肉盛溶接層に高密度エ
    ネルギを印加して急速溶解・急速再凝固による非晶質層
    パターンが形成されている非晶質層を有する部材におい
    て、前記肉盛溶接層の合金組織配向が全体にわたって前
    記金属基体に対して垂直であることを特徴とする非晶質
    層を有する部材。
JP2093930A 1990-04-11 1990-04-11 非晶質層を有する部材 Pending JPH03294487A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009172631A (ja) * 2008-01-23 2009-08-06 Ulvac Japan Ltd 管継手の製造方法、この方法に用いられる治具及び真空装置の製造方法
JP2010505041A (ja) * 2006-09-26 2010-02-18 ラングレット,エイブラハム アモルファス金属の製品を製造する方法
CN110238523A (zh) * 2019-07-10 2019-09-17 广东省焊接技术研究所(广东省中乌研究院) 一种非晶合金、其激光焊接方法以及焊接辅助装置

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