JPH03293695A

JPH03293695A - ラップトップ型パーソナルコンピュータ

Info

Publication number: JPH03293695A
Application number: JP2096752A
Authority: JP
Inventors: Koichi Oshiba; 浩一大芝
Original assignee: Nippon Steel Corp
Current assignee: Nippon Steel Corp
Priority date: 1990-04-11
Filing date: 1990-04-11
Publication date: 1991-12-25

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、デスクトップ型のパーソナルコンピュータと
ほぼ同様な機能を有し、容易に携帯して持ち運ぶことが
できるラップトップ型パーソナルコンピュータに関する
ものである。

〔従来の技術〕

第３図は現在市販されている代表的なラフブトツブ型パ
ーソナルコンピュータの蓋体部を開いた状態の斜視図で
あり、第４図はこのラップトップ型パーソナルコンピュ
ータの蓋体部を閉じた状態を左方向から見た斜視図であ
る。このように蓋体部を閉じた状態では全体が一般の書
籍や雑誌とほぼ同程度の大きさとなるので、別名ブック
型パーソナルコンピュータとも呼ばれる。

第３図及び第４図において、本体部５２の表面にはアス
キー（ＡＳＣＩＩ）配列のキーや各種のファンクシラン
キーを有するキーボード６０が、また蓋体部５４にはこ
れを閉じたときにキーボードロ０と対向するように液晶
表示部７２が設けである。ヒンジ部５６ａ、５６ｂは本
体部５２と蓋体部５４を回動可能に結合し、携帯時には
第４図に示すように蓋体部５４を閉し、使用時には第３
図のように蓋体部５４を開く。本体部５２の右側部の内
部にはフロッピーディスク駆動装置６２が設けてあり、
フロッピーディスクからのプログラムやデータの読み出
しや書き込みを可能としている。インジケータ７８は電
源の状態や操作状態などを所定のＬＥＤを点灯させるこ
とによって表示する。

液晶表示部７２は蓋体部５４を開いた時に左右の中心と
なる位置に設けである。蓋体部５４にはこの液晶表示部
７２の他には液晶の表示を見やすくするための照明であ
るバックライト（図示せず）があるだけで、バックライ
トを駆動するための電源となるインバータも本体部５２
の内部に設けである。また第４図に示すように液晶表示
部７２のコントラストをｔＪＭ節するコントラスト調節
ダイヤル７４、及びバフクライトの輝度を調節する輝度
調節ダイヤル７６は、本体部５２の左側面に設けである
。

〔発明が解決しようとする課題〕

ラップトップ型パーソナルコンピュータは小すいスペー
スに種々の機能を盛り込まなければならないため、部品
自体を小型化すると共にそれぞれの部品相互の配置を考
慮してスペース効率を高めることが重要となる。第３図
に示す従来のラップトップ型パーソナルコンピュータは
、バックライトを駆動するためのインバータが本体部に
設けられているためその分のスペースを本体部に確保し
なければならない、したがってこのスペースが不要とな
れば本体部に新たな機能を追加することができる。

更に従来のラップトップ型パーソナルコンピュータは第
４図に示すように、コントラスト調節ダイヤル及び輝度
調節ダイヤルが本体部の左側面に設けである。しかしコ
ントラスト調節ダイヤル及び輝度調節ダイヤルは液晶表
示部に関係するものなので、これらをこの位置に設ける
と液晶表示部との間の配線が長くなるという不都合があ
る。また操作上も、表示に関係するものは液晶表示部が
ある蓋体部に設けることが望ましい。

本発明は上記事情に基づいてなされたものであり、本体
部のスペース効率を向上し、新たな機能を盛り込むこと
のできるラップトップ型パーソナルコンピュータを提供
することを目的とするものである。

更に、本発明は上記事情に基づいてなされたものであり
、コントラスト調節ダイヤル及び輝度調節ダイヤルを配
線上の不都合がなく、操作上も好ましい位置に設けたラ
ップトップ型パーソナルコンピュータを提供することを
目的とするものである。

〔課題を解決するための手段〕

前記の目的を達成するための第１の発明は、キーボード
を有する本体部とバックライトを備えた液晶表示部を有
する蓋体部とをヒンジ部によって回動可能に結合したラ
ップトップ型パーソナルコンピュータにおいて、前記液
晶表示部のバックライトを駆動するインバータを前記蓋
体部に設けたことを特徴とするものである。

前記の目的を達成するための第２の発明は、キーボード
を存する本体部とバックライトを備えた液晶表示部を有
する蓋体部とをヒンジ部によって回動可能に結合したラ
ップトップ型パーソナルコンピュータにおいて、前記液
晶表示部のコントラストを調節するコントラスト調節手
段と前記液晶表示部のバックライトの輝度を調節する輝
度調節手段とを摺動型のボリュームで構成し、前記蓋体
部の前記液晶表示部の近傍に設けたことを特徴とするも
のである。

〔作用〕

第１の発明は前記の構成により、液晶表示部のバックラ
イトはその液晶表示部を有する蓋体部に設けられたイン
バータによって駆動される。そのため、本体部には空き
スペースが生じる。このスペースに新たな機能、たとえ
ばハードディスク装置を設けることによりコンピュータ
としての性能をより高めることができる。

さらに第２の発明は前記の構成により、液晶表示部に関
係する機能を蓋体部にまとめられる。そのため、本体部
には空きスペースが生じるほか、操作上好ましい配置と
することができる。

〔実施例〕

以下に図面を参照しつつ実施例について説明する。第１
図は本発明の一実施例のラップトップ型パーソナルコン
ピュータの蓋体部を開いた状ａの斜視図、第２図はこの
ラップトップ型パーソナルコンピュータの液晶表示部の
回路ブロック図である。

第１図に示すラップトップ型パーソナルコンピュータは
、本体部２と、蓋体部４と、一対のヒンジ部６ａ、６ｂ
とからなる０本体部２と蓋体部４はヒンジ部５ａ、５ｂ
によって回動可能に結合されており、ヒンジ部６ａ、５
ｂの間には電池室１４が設けられている。また、この電
池室１４には、電池を長手方向に２本並べたものが３列
配置された従来のものとは異なり、電池を長手方向に３
本並べたものが２列配置されている。このようにした結
果、電池室１４の奥行方向の幅が小さくなり、蓋体部４
の回動時に電池室１４がその障害となることはない。

本体部２の表面にはアスキー（ＡＳＣＩＩ）配列のキー
１０ａ　（第１図の一点鎖線で囲んだ部分）や各種のフ
ァンクションキー１０ｂを有するキーボード１０が、そ
の右側部の内部にはフロッピーディスク駆動装置１２が
設けである。蓋体部４を閉じたときにキーボードｌＯと
対向する面には液晶表示部２２が設けてあり、この右側
近傍には摺動型のコントラスト調節ボリューム２４及び
輝度調節ボリューム２６がある。このさらに右側にある
インジケータ３２は装置の現在の操作状態をＬＥＤによ
って表示する。

第２図に示すバックライト４０としては通常蛍光灯やＥ
　Ｌ　（１！ｌｅｃｔｒｏ−１ｕｍｉｎｅｓｃｅｎｃｅ
）素子が用いられるが、これらを点灯するには交流電力
を供給するためのインバータ４２が必要となる。第２図
のバックライト４０は液晶表示部２２の右側部に設けら
れ、右側部から液晶表示部２２を照明する。

駆動用ＩＣ４４ａ、４４ｂは液晶表示部２２へ所定の画
像信号を与えるためのものであり、ＤＣ電１４６は電池
室１４の充電可能な電池から、又は外部から供給される
商用電源を直流に変換して得られる。

第１図に示すように本実施例では、液晶表示部２２の左
右の中心位置が本体部２の中心位置よりも左側となるよ
うに設けである。これは液晶表示部２２の中心位置がア
スキー配列されたキー１０ａの中心、すなわちアスキー
配列されたキーのアルファベラ）　ｒＢＪとｒＮＪの間
に液晶表示部２２の中心がくるようにするためである０
通常、キーボードから入力する場合、最も使用頻度の高
いキーがアスキー配列されたキー１０ａであり、操作者
は身体の中心にアスキー配列されたキー１０ａの中心が
位置するように本体を置いてタイピングする。ところが
、従来のものは、アスキー配列されたキー１０ａの中心
と液晶表示部２２の中心とが一致していなかったので、
タイピングの際には液晶表示部２２を見るために顔や目
を斜め方向に向けなければならず、操作性が悪かった。

これに対して本実施例によれば、両者の中心が一致して
いるので、操作性が向上する。

また、これにともなって蓋体部４の右側には空きスペー
スができるので、蓋体部４の内部にインバータを設け、
更にこの部分の表面にコントラスト調節ボリューム２４
及び輝度調節ボリューム２６を設けることができる。こ
れによって本体部２にはインバータ設けるためのスペー
スが空くことになるので、ハードディスク装置などの新
たな機能を付加する際のスペースの一部として使用する
ことができるようになる。尚、コントラスト調節ボリュ
ーム２４及び輝度調節ボリューム２６は装置の薄型化の
ために摺動型のボリュームを用いている。

このように液晶表示部２２の近傍にコントラスト調節ボ
リューム２４及び輝度調節ボリューム２６を設けること
は、コントラスト調節や輝度調節の操作をする上でも望
ましい、また、このような配置とすることによってイン
バータ４２とバックライト４０、輝度調節ボリューム２
６とインバータ４２、コントラスト調節ボリューム２４
と駆動用ＴＣ４４ａ、４４ｂの間の配線を短縮できると
いう利点もある。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば、バックライトに交
流電力を供給するためのインバータを蓋体部に設けたこ
とにより、本体部にはこのインバータのスペースが空く
ことになるので、このスペースをたとえばハードディス
ク装置など新たな機能を付加する際に使用することがで
き、コンパクトで高機能なラップトップ型パーソナルコ
ンピュータを提供することができる。

更に、本発明によれば、蓋体部の液晶表示部近傍に輝度
調節手段とコントラスト調節手段を設けることにより、
これらの手段と液晶表示部を駆動するための回路との間
の配線を短くすることができるとともに、操作性の良い
ラップトップ型パーソナルコンピュータを提供すること
ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のラップ）７プ型パーソナル
コンピユータの蓋体部を開いた状態の斜視図、第２図は
そのラップトップ型パーソナルコンピュータの液晶表示
部に関連する回路のブロック図、第３図は従来のラップ
トップ型パーソナルコンピュータの蓋体部を開いた状態
の斜視図、第４図は従来のラップトップ型パーソナルコ
ンピュータの蓋体部を閉じた状態を左方向から見た斜視
図である。２・・・本体部、４・・・蓋体部、６ａ、６ｂ・・・ヒンジ部、１０・・・キーボード、１
０ａ・・・アスキー配列キー１０ｂ・・・ファンクションキー１２・・・フロッピーディスク駆動装置、１４・・・電
池室、２２・・・液晶表示部、２４・・・コントラスト
調節ボリューム、２６・・・輝度ｍ節ボリューム、３２・・・インジケータ、４０・・・バックライト、４
２・・・インバータ、４４ａ、４４ｂ−−・駆動用ＩＣ。６　・・・ＤＣ電源。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）キーボードを有する本体部とバックライトを備え
た液晶表示部を有する蓋体部とをヒンジ部によって回動
可能に結合したラップトップ型パーソナルコンピュータ
において、前記液晶表示部のバックライトを駆動するインバータを
前記蓋体部に設けたことを特徴とするラップトップ型パ
ーソナルコンピュータ。
（２）キーボードを有する本体部とバックライトを備え
た液晶表示部を有する蓋体部とをヒンジ部によって回動
可能に結合したラップトップ型パーソナルコンピュータ
において、前記液晶表示部のコントラストを調節するコントラスト
調節手段と前記液晶表示部のバックライトの輝度を調節
する輝度調節手段とを摺動型のボリュームで構成し、前
記蓋体部の前記液晶表示部の近傍に設けたことを特徴と
するラップトップ型パーソナルコンピュータ。