JPH03292831A - 植物支持器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は植物を水耕栽培によシ栽培する装置で使用する
植物支持器に関するものである。

従来の技術 従来の水耕栽培装置は、第４図に示すように発泡スチロ
ール製の蓋体１１に設けた植物支持用の孔１２に植物の
地際部以下を挿入して植物を支持するようになっていた
。

発明が解決しようとする課題 上記従来の水耕栽培装置は、蓋体１１に設けた孔１２に
植物を挿入して植物を支持するようになっているため、
この孔１２の位置によって植物の位置が規制されてしま
うという問題があった。

さらにまた、植物の隙間より発泡スチロール製の蓋体１
１が見えるため、その外観が悪いという問題もあった。

本発明は上記従来の水耕栽培装置が有する問題を解決し
、より使用性の高い水耕栽培装置を実現するための植物
支持器を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段 本発明による植物支持器は、板状の基底部を有し、この
基底部上に複数の棒状突起を突出させ、その棒状突起の
先端上に植物を乗せて根を前記棒状突起の隙間に入れる
ようにしている。

また前記基底部よシ下方に複数の突起を突出させ、この
基底部と水耕栽培装置の栽培槽の底面間に隙間ができる
ようにしである。

さらにその材質はアクリル樹脂等の透明性の高い材料で
構成している。

またアクリル樹脂等の透明性の高い材料に蛍光材を配合
した材料で構成する場合もある。

作　　用 本発明による植物支持器を栽培槽内に設置した水耕栽培
装置では、植物支持器の板状基底部上に設けた複数の棒
状突起に乗せることによシ植物を支持するため、従来の
水耕栽培装置のように蓋体の孔位置によって植物の位置
が規制されるということはなく、自由な位置に植物を配
置することができる。そのため植物の種類、大きさに適
した植物配置が自由にできる。

また植物支持器の基底部よシ下方に複数の突起を突出さ
せて栽培槽の底面との間に隙間ができるようにしている
だめ、その隙間にも養液が流れ栽培槽全体の養液の流れ
が均一になるとともに、植物支持器の基底部と栽培槽の
底面間に汚れがたまるのも確実に防止できる。

さらに材質がアクリル樹脂等の透明性の高い材料で構成
されているため、栽培槽内に設置し上に植物を乗せると
、この植物支持器自体は目立たなくなってしまう。その
ため植物の外観を植物支持器で損なうことは全く無い。

また逆に植物支持器の材質をアクリル樹脂等の透明性の
高い材料に蛍光材を配合した材料で構成すると、植物支
持器の表面から吸収された光が植物支持器の棒状突起先
端等の端面部から集中放射されるため、あたかもその部
分が発光しているように見える。そのため植物と発光部
を組み合わせたデザイン性の高い外観を得ることができ
る。

実施例 以下その一実施例について第１図〜第３図を用いて説明
する。

植物支持器は、板状の基底部１とこの基底部１上に突出
した複数の棒状突起２と、基底部１より下方に突出させ
た複数の突起３より構成される。

植物は第１図に示すように、前記植物支持器の基底部１
上方に突出した複数の棒状突起２上に乗せ、その根は棒
状突起２間の隙間に入れ、栽培槽中を流れる養液中に浸
るようにする。そのため植物はその種類、大きさに合わ
せて自由に且つ容易に配置することができる。

前記植物支持器と栽培槽底面間には植物支持器の基底部
１の下方に突出した複数の突起３により隙間が設けられ
ておシ、その隙間内も養液が自由に流れるようになって
いる。従って、栽培槽内は自由に且つ容易に養液が流れ
ることができ、しかも栽培槽底面と植物支持器基底部１
間に汚れが溜まることを確実に防止できるようになって
いる。

材質が透明性の高いアクリル樹脂のため、栽培槽内に設
置しその上部に植物を乗せると、植物支持器自体は全く
目立たなくなる。

また材質を前記透明アクリル樹脂に蛍光材を配合したも
のにしたものは第３図に示すように植物支持器の複数の
棒状突起先端部が光ってみえるため、たくさんの光の点
の集まりの中に植物を置いたように見えるため、本植物
支持器を採用する水耕栽培装置はデザイン性の高い水耕
栽培装置となる。

発明の効果 上述のように、本発明による植物支持器を使用すること
によシ従来の水耕栽培装置のように栽培槽の蓋体の孔位
置により植物の配置位置が規制されることはなくなり、
植物支持器上の栽培する植物の種類や大きさに適した位
置に自由に植物を配置することができるようになる。

また、栽培槽内の養液の均一な流れも確保でき汚れの滞
留も防止できる。

さらに従来の水耕栽培装置の発泡スチロール製の蓋体の
ように目立って水耕栽培装置の外観を損なうことがなく
なり、植物の自然な栽培外観が得られる。

また蛍光材を配置した材料を使用した場合は、従来の水
耕栽培装置では得られなかったデザイン性の高い水耕栽
培装置を容易に得られる。

このように本発明による植物支持器を使用すると、従来
の水耕栽培装置に比べて非常に使用性の高い水耕栽培装
置を容易に得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示す植物支持器に植物をセッ
トした状態での断面図、第２図は斜視図、第３図は棒状
突起部先端が発光してみえる状態を示す説明図、第４図
は従来の水耕栽培装置の発泡スチロール蓋体による植物
の支持状態を示す断面図である。 １・・・・・・基底部、２・・・・・・棒状突起、３・
・・・・・突起。

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）板状の基底部上に複数の棒状突起を突出させ、そ
   の棒状突起の先端上に植物を乗せて根を前記棒状突起の
   隙間に入れるようにした植物支持器。
2. （２）基底部より下方に複数の突起を突出させ、この基
   底部と栽培槽底面間に隙間ができるようにした請求項１
   記載の植物支持器。
3. （３）アクリル樹脂等の透明性の高い材料で構成した請
   求項１記載の植物支持器。
4. （４）アクリル樹脂等の透明性の高い材料に蛍光材を配
   合した材料で構成した請求項３記載の植物支持器。