JPH0329189Y2 - - Google Patents

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JPH0329189Y2
JPH0329189Y2 JP2914886U JP2914886U JPH0329189Y2 JP H0329189 Y2 JPH0329189 Y2 JP H0329189Y2 JP 2914886 U JP2914886 U JP 2914886U JP 2914886 U JP2914886 U JP 2914886U JP H0329189 Y2 JPH0329189 Y2 JP H0329189Y2
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JP
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roller
rollers
support board
endless sheet
folding
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JP2914886U
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  • Light Sources And Details Of Projection-Printing Devices (AREA)
  • Position Input By Displaying (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Drawing Aids And Blackboards (AREA)
  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、電子黒板における筆記媒体であるシ
ートをサポートボードの表面に沿わせて展開した
構造のボード装置に関するものである。
〔従来技術〕
電子黒板は一般に、筆記媒体であるシートを展
開して筆記に供するボード装置と、上記のシート
上に書かれた文字・図形等を読み取つてプリント
するプリント装置と、上記の構成部分を支承する
ベース部材である枠体とによつて構成されてい
る。
第5図は従来の電子黒板の構造を模式的に描い
た説明図である。筆記媒体である帯状のシート1
は、その両端をそれぞれ巻取軸2、同3に巻きつ
けられ、その一部をサポートボード4の表面に沿
つて展開されている。上記の展開された部分に文
字、図形などが筆記され、巻取軸2又は同3によ
つて巻き取られると、サポートボード4に沿つて
未記入部分が供給、展開される。以上の構成部分
が、本従来例におけるボード装置部分である。
筆記済みのシート1が上記のようにして巻き取
られる際、記入された文字、図形等はミラー5、
レンズ6を介して光学読取手段7で読み取られて
電気信号(アナログ)に変換される。この電気信
号は増幅手段8、アナログ・デジタル変換手段9
を介して記録手段10に入力され、記録紙11に
標示される。上述の図面参照番号5〜11の部分が
プリント装置である。
ところが、第5図に示した帯状シート1を用い
たボード装置においては、軸2によつてシート1
を巻き取り終つたとき(軸3がシート1を繰り出
し終つたとき)サポートボード4の正面に展開さ
れている部分に記入された文字、図形等はプリン
ト出来ないという不具合が有る。
上記の不具合を解消して、筆記された事項を全
部プリント可能ならしめる為の改良として、第6
図に示す如く1対のローラ12にエンドレスシー
ト13を巻回した構造のボード装置が公知であ
る。
上述した第6図から明なかなように、この公知
例のエンドレスシート13は、2面分の筆記面積
を有している。ところが、更に上記の筆記面積を
増加することの要請が強い。
単に筆記可能部分の面積を拡大するだけであれ
ば、例えば第7図に示すように多数のローラ12
を配設して、長尺のエンドレスシート14を折り
返して巻回すればよいのであるが、このように構
成すると該長尺のエンドレスシート14の着脱交
換が容易でないという不具合を生じる上に、ボー
ド装置の厚さ寸法Wが大きくなつて電子黒板全体
を大形化させるという問題も有る。
上記長尺のエンドレスシート14を着脱交換す
る必要性は、例えば次記の場合に発生する。
地理、地誌、観光、地方経済などを講義する場
合、白地図を印刷した長尺のエンドレスシートを
携行して、これを講習会場の電子黒板に装着して
講習を行い、講習終了後に筆記済み事項をプリン
トして配布することは、電子黒板の重要な用法の
一つである。このような場合、電子黒板のボード
装置に対して長尺のエンドレスシートを迅速、容
易に着脱交換し得ることは非常に重要である。
上記の例に類似した各種の用途面において、長
尺のエンドレスシートを迅速、容易に着脱可能で
あることが切望されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上述の如く、第5図に示した従来例のボード装
置においてはシート上にプリント不可能の区域が
有り、 第6図に示した公知例のボード装置は筆記面積
が少なく(サポートボード面積の2倍しか無い)、 第7図に示した試案のボード装置は、長尺のエ
ンドレスシートを用いているため筆記面積は大き
いが、該長尺のエンドレスシートの着脱交換が容
易でない上に、厚さ寸法が大きくなる。特に、第
7図に示した5本のローラ12の内の何れか一つ
に駆動手段を設けて回転させなければならない
が、この駆動手段の配設によつて厚さ寸法が更に
大きくなる。
本考案は上述の事情に鑑みて為されたもので、
長尺のエンドレスシートを迅速かつ容易に着脱交
換することができ、しかも全体形状を薄形に構成
することができる電子黒板用のボード装置を提供
しようとするものである。
本考案において迅速容易とは、専門技術者の手
を煩わせる必要無く、治工具類を一切用いる必要
無く、婦女子によつて取扱い可能な程度の臂力で
足り、2人で数分間内に作業を完了し得ることを
いうものとする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、本考案の装置は、
筆記用媒体であるエンドレスシートを複数本のロ
ーラに巻回して、該エンドレスシートの1部分を
方形のサポートボードの表面に沿わせて展開した
電子黒板用のボード装置において、前記サポート
ボードの1辺に沿わせてこれと平行に1対のロー
ラを設け、上記1対のローラはサポートボードと
ほぼ直交する方向に並べると共に少なくともその
一方に駆動手段を設けて回転せしめるように構成
し、更に上記1対のローラと平行に折返巻回用ロ
ーラを配設し、かつ、前記サポートボードの1辺
の対辺に沿わせてテンシヨンローラを配設すると
共に、該テンシヨンローラに隣接せしめてこれと
平行に補助ローラを配設し、前記の折返巻回用ロ
ーラをベース部材に対して着脱自在に支承したこ
とを特徴とする。
〔作用〕
上記のように構成したボード装置においては、
前記の折返巻回用ローラを着脱することにより、
折り返して巻回した長尺のエンドレスシートを環
状に大きく拡げることが出来るので、該折返巻回
用ローラを着脱して長尺のエンドレスシートを迅
速、容易に交換することが出来る。
本考案を実施する場合の態様として、前記の補
助ローラも着脱自在に構成しておくと、エンドレ
スシートの交換がいつそう容易である。
〔実施例〕
第1図は本考案のボード装置の一実施例を模式
的に描いた説明図で、4はサポートボードであ
る。
該サポートボードの1辺(本図において左側の
辺・紙面に垂直である)に沿つて、1対のペア・
ローラ15a,15bを平行に(本図において紙
面と垂直に)設ける。
上記のローラ15a,15bは、サポートボー
ド4と直交する方向(図において紙面の上下方
向)に並べて配列する。ただし、幾何学的に厳密
に直角方向に並べるものとは限らず、斜に並べて
もよい。
上記のペア・ローラ15a,15bを駆動する
手段Dを設ける。本例の駆動手段Dは双方のロー
ラ15a,15bを駆動する構造であるが、本考
案を実施する際、1対のローラ15a,15bの
何れか一方のみを駆動するように構成してもよ
い。
前記のペア・ローラ15a,15bと平行に、
折返巻回用のローラ16を配設し、この折返巻回
用ローラ16は、ベース部材(図示せず)に対し
て着脱自在に取りつける。着脱自在な支承方法と
して、公知の各種の構成を任意に選定して適用す
ることができる。
第3図は本実施例における折返巻回用ローラ1
6の支承部分を示す。16aは上記折返巻回用ロ
ーラ16の軸である。ベース部材17に、該軸1
6aと遊合するU字形溝孔17aを設けてある。
18は、上記の軸16aに嵌着した軸受ブツシ
ユである。
1対のバネ片19a,19bを有する挾持金具
19をベース部材17に固着し、上記のバネ片1
9a,19bによつて軸受ブツシユ18を着脱自
在に挾持せしめてある。
第4図は上記と異なる実施例における折返巻回
用ローラ16の支承部分を示す。
20は、ラチエツト爪20aを設けた挾持金
具、20bは該挾持金具20を図の上方に付勢し
ているスプリング、20cは矢印Dの如く挾持金
具を押動してラチエツトを解放する為の折曲片で
ある。
第1図において、ペア・ローラ15a,15b
を配設したサポートボード4の1辺(図の左側)
の対辺に沿つて、テンシヨンローラ21と補助ロ
ーラ22とを配設する。
21aは、テンシヨンローラ21を図の右方に
付勢しているテンシヨンスプリングである。
本例の補助ローラ22は、前述の小径ローラ1
6と同様に着脱自在に支承してある。
第2図は、本実施例の使用方法説明図である。
仮想線で描いた14は、第1図に示した使用状態
におけるエンドレスシートである。この状態で折
返巻回用ローラ16を取り外すと、エンドレスシ
ート14を実線で示したように大きい環状に広げ
ることが出来る。
エンドレスシートを第2図に実線で示した14
の如く広げると、ローラ15a,15b,21,
22に対して着脱交換することは極めて容易に行
い得る。
上記の操作に際して補助ローラ22も取外す
と、エンドレスシート14の着脱交換は一層容易
に、かつ迅速に行うことが出来る。
交換装着するエンドレスシートを大きく拡げて
第2図に実線で描いた14の如くサポートボード
4及びローラ類15a,15b,21にかぶせ、
着脱自在な折返巻回用ローラ16を取りつけると
第1図に示した状態となり、電子黒板としての使
用に供することが出来る。
前述の着脱操作を行うローラ16,22は、駆
動手段を設けていないので、着脱操作が容易であ
る。
1対のペア・ローラ15a,15bをサポート
ボード4とほぼ垂直に並べてある為、折返して巻
回された長尺のエンドレスシート14の外側の辺
は図示寸法Tの幅に保たれる。そして、この寸法
Tの中に折返巻回用ローラ16及び駆動手段D、
並びにテンシヨンローラ21及び補助ローラ22
が収納されるので、このボード装置全体の厚さは
寸法Tとなり、薄形に構成することが可能であ
る。
〔考案の効果〕
以上詳述したように、本考案の電子黒板のボー
ド装置は、長尺のエンドレスシートを装着してい
るため筆記可能面積が大きく、しかも該長尺のエ
ンドレスシートを迅速、容易に着脱交換すること
が出来、しかも全体的形状を薄形に構成し得ると
いう優れた実用的効果を奏し、電子黒板の用途範
囲の拡大に貢献するところ多大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のボード装置の一実施例を模式
的に描いた説明図、第2図は上記実施例の使用方
法及び作用・効果の説明図である。第3図は上記
実施例における折返巻回用ローラの支承部分の断
面図、第4図は上記と異なる実施例における折返
巻回用ローラの支承部分断面図である。第5図は
従来の帯状シートを用いた電子黒板用ボード装置
の説明図、第6図はエンドレスシートを用いた公
知のボード装置の説明図、第7図は長尺のエンド
レスシートを用いた試案のボード装置の説明図で
ある。 1……帯状シート、2,3……巻取軸、4……
サポートボード、5……ミラー、6……レンズ、
12……ローラ、13……エンドレスシート、1
4……長尺のエンドレスシート、15a,15b
……ペア・ローラ、16……折返巻回用ローラ、
16a……ローラ軸、17……ベース部材、17
a……U字形の溝孔、18……軸受ブツシユ、1
9……挾持金具、19a,19b……バネ片、2
0……挾持金具、20a……ラチエツト爪、20
b……スプリング、20c……折曲片、21……
テンシヨンローラ、21a……テンシヨンスプリ
ング、22……補助ローラ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 筆記媒体であるエンドレスシートを複数本の
    ローラに巻回して、該エンドレスシートの1部
    分を方形のサポートボードの表面に沿わせて展
    開した電子黒板用のボード装置において、前記
    サポートボードの1辺に沿わせてこれと平行に
    1対のローラを設け、上記1対のローラはサポ
    ートボードとほぼ直交する方向に並べると共に
    少なくともその一方に駆動手段を設けて回転せ
    しめるように構成し、更に上記1対のローラと
    平行に折返巻回用ローラを配設し、かつ、前記
    サポートボードの1辺の対辺に沿わせてテンシ
    ヨンローラを配設すると共に、該テンシヨンロ
    ーラに隣接せしめてこれと平行に補助ローラを
    配設し、前記の折返巻回用ローラをベース部材
    に対して着脱自在に支承したことを特徴とする
    電子黒板のボード装置。 2 前記のテンシヨンローラ及び補助ローラの内
    の少なくとも何れか一方をベース部材に対して
    着脱自在に支承したことを特徴とする実用新案
    登録請求の範囲第1項に記載の電子黒板のボー
    ド装置。
JP2914886U 1986-03-03 1986-03-03 Expired JPH0329189Y2 (ja)

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JPS62142582U JPS62142582U (ja) 1987-09-08
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