JPH0329172A - 磁気ディスク装置のヘッド制御機構 - Google Patents

磁気ディスク装置のヘッド制御機構

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JPH0329172A
JPH0329172A JP16064089A JP16064089A JPH0329172A JP H0329172 A JPH0329172 A JP H0329172A JP 16064089 A JP16064089 A JP 16064089A JP 16064089 A JP16064089 A JP 16064089A JP H0329172 A JPH0329172 A JP H0329172A
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head
plate
magnetic disk
disk
carriage
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JP16064089A
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English (en)
Inventor
Haruhiko Hosokawa
細川 春彦
Satoru Yamaura
悟 山浦
Hideaki Amano
天野 英明
Mitsuhiko Oguchi
小口 光彦
Michihiro Takada
高田 道広
Toshihisa Okazaki
寿久 岡崎
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は磁気ディスク装置のヘッド制御機構に係り、特
に装置の起動および停止にともない、ディスクの回転に
よる風の力を利用して自動的にヘッドをディスク面上に
ロードおよびアンロードする磁気ディスク装置のヘッド
制御機構に関するものである. 〔従来の技術〕 従来の磁気ディスク装置においては、第11図に示す様
に、ディスク15面上にコンタクト・スタート・ストッ
プ(以下CSSと略す)を行なう固定したCSSゾーン
15bを設け、装置の起動・停止時にヘッドl1とディ
スクl5の摺動により生じるディスク表面の摩耗をディ
スク面上のデータゾーンに生じさせない様にすると共に
、装置停止時はヘッド11をCSSゾーン15bに固定
することにより、停止時に装置外部から加わる衝撃・振
動によってデータゾーン15aに損傷が生じることを防
止したCSS方式が主流となっている。このため、装置
停止時はヘッド11をCSSゾーン15bに戻すことが
必要であり、また停止中はヘッドl1をcssゾーン1
5bに固定する必要がある。
このための構造をヘッドリトラクト機構およびキャリッ
ジロック機構と呼んでおり、特開昭61269275号
公報,特開昭61−77174号公報,特開昭61−1
04375号公報等があげられる。いずれも、第11図
に示すヘッドリトラクト用にリトラクトバネ22あるい
はマグネットの磁力(図示せず)を用いており、またキ
ャリッジロック用にバネ力あるいはソレノイド吸引力を
用いている。また、キャリッジロック機構を設けずリト
ラクトバネ22の引張力で代用する方式も多く用いられ
ている。
CSSゾーンを設けない方式としては、特開昭58−1
69377号公報に示すように、リトラクトバネにより
キャリッジをリトラクトさせた後、保護機構のアームを
用いてヘッドをディスク面上からアンロードする方式が
あるが、この方式にても前出のキャリッジロックと同様
にソレノイド吸引力を用いている。
尚、本発明に関連するものとして、特開昭581693
77号公報に開示された発明が存在する。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来技術においては、ヘッドリトラクト用にはりトラク
トバネを用いるのが主流となっているが、リトラクトバ
ネはフック部がキャリッジのシーク動作に伴ない常に摺
動ずるため塵埃発生の原因となっている。対策としてフ
ック部にテフロンチューブを巻く等の方法があるが、発
塵を完全に除去することは出来ていない。また、シーク
動作の周期によっては、バネにサージ現象を発生させる
場合があり、ヘッド位置決め精度に悪影響を与えていた
. ヘッドリトラクト用としてマグネットを用いる案もあり
、摺動部がなくなるため発塵対策としては効果がある.
しかし、漏洩磁束を確実に押える必要があり、磁気によ
る記録再生を行なう磁気ディスク装置内で使用するには
問題がある。
また、キャリッジロック機構においてソレノイドを用い
るためには、ソレノイド用に専用回路を用ける必要があ
り、特に装置外形が他社と共通寸法として規定される小
型磁気ディスク装置においては回路実装の制約を受けて
いた。
CSSについては、装置の起動・停止のたびにヘッドと
ディスクの間で摺動が起こるため、CSS寿命回数が問
題となると共に、ヘッドスライダ面の汚れ、塵埃発生が
問題となっていた。またディスク面上にCSSゾーンを
設ける必要があり、その分データゾーンが狭められると
いう問題があった。さらに装置停止時に装置外部から加
わる衝撃・振動については、データゾーンに損傷が生じ
ない様にするのが目的であり、ディスク面のCSSゾー
ンに損傷が生じ可能性があるという問題があった. また、CSS方式においては、装置停止時はヘッドとデ
ィスクは接触しているため、長時間接触による粘着およ
びヘッド・ディスク間の隙間腐食の問題がある。特に、
最近は記録密度向上のため、スパッタディスクの採用が
多くなっているが、スパッタディスクは従来から用いら
れていたコーティングディスクに比べて耐食性が悪く、
腐食防止は重要な技術問題の一つになっている。
本発明はへッドロード機構、キャリッジロック機構を設
け、該機構を円板の回転による風の力とバネのノノによ
り作用させることにより、装置停止中のヘッド・ディス
ク間の隙間腐食の防止、停止中の装置の耐衝撃性の向上
、リトラクトバネ廃止にともなう発m源除去およびサー
ジング発生除去、CSSゾーン廃止にともなうCSS摺
動発塵除去、CSS寿命の無期限化およびデータゾーン
の拡大、キャリッジロック用ソレノイド廃止を図ること
を目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
ヘッドをロードおよびアンロードするために、ヘッドロ
ードバーを設ける。ヘッドロードバーはヘッドロードバ
ネを介してヘッドロードバー支持板に固定され、ヘンド
ロードバー支持板は磁気ディスク装置のベースに固定さ
れる。ヘッドには、ディスク上面からロードするダウン
ヘッドとディスク下面からロードするアップヘッドの2
種類あるが、ヘッドロードバーもダウンヘッドのロード
、アンロードを担当するヘッドロードバ−(ダウン)と
、アップヘッドのロード、アンロードを担当するヘッド
ロードバ−(アップ)の2[f[を用意し、各々前記ヘ
ッドロードバネを介して前記へ・ッドロードバー支持板
に固定する。
ディスクの風の力を利用するために、ディスク間にディ
スクの半径方向に沿ってプレートを配置する。プレート
はプレートベースに固定され、プレートベースは最下デ
ィスクと装置のベースの間に実装され、ディスク最内周
位置にて柔ニチュアベアリングを介してベースに固定さ
れる。プレートはディスク外周にて連結した一体構造を
有し、ディスク外周部にはブーり付ミニチュアベアリン
グを実装する。該プーリ付ξニチュアベアリングはシャ
フト軸方向をディスク半径方向とほぼ一致させて実装し
、前記ヘッドロードバーの先端をプーリに掛けている。
プレートはディスク回転により回転方向へ風の力を受け
るが、これに対向する方向にディスク回転と逆方向に力
を加える様にプレート復帰バネを実装する。プレート復
帰バネは最下ディスクとベースの間に実装されて前記プ
レートベースを押しており、またプレート復帰バネと最
下ディスクの間には復帰バネ力バーを設ける。
上述した風の力と復帰バネの力により前記プレートを動
かし、プレートに実装したブーリにより前記ヘッドロー
ドバーを作用させ、これらによりヘッドロード機構を構
或する。
また、装置停止時にキャリッジをロックするために、前
記プレートベースにツメを設け、キャリッジのヘッドア
ームに切り欠きを設け、両者がかみ合う様にする。
さらに、キャリッジがロックされた位置において、ヘッ
ドのセンターレール方向とディスク円周方向がなす角す
なわち角が0  [deglとなる様にする。装置電源
がされた時、キャリッジにリトラクトバネ等による外力
が働かないので、ヘッドは必ずヨー角0  [degl
の位置に移動し、上記構成によりキャリッジロック機構
を構成することが出来る。
このときヨー角0  [deglとなる位置はディスク
面上データゾーンの中周位置に設定し、この位置にてキ
ャリッジロックおよびヘッドアンロードを行なう構造と
なる。
〔作用〕
前記プレートはディスク回転時はディスクの風の力によ
りディスク回転方向に後退し、またディスク停止時は前
記プレート復帰バネによりディスク回転と逆方向に前進
する。該プレートのディスク外側の側面には、前記プー
リ付ベアリングが実装されており、該プーリは前記ヘッ
ドロードバーの先端に掛けられている。該ヘッドロード
バーは、それぞれ前記ダウンヘッドロード用のヘンドロ
ードバ−(ダウン)と前記アップヘッドロード用のヘン
ドロードバー(アッフ゜)の2種類あるが、ヘッドロー
ドバー(ダウン)を下げてヘッドロードバ−(アップ)
を上げることにより、ダウンへ,ドとアップヘッドは各
々ロードされる.逆にヘッドロードバー(ダウン)を上
げてヘッドロードバ−(アップ)を下げることにより、
ダウンヘッドとアップヘッドは各々アンロードされる。
ヘッドロードバー(ダウン)は前記ヘッドロードバネに
より、上方の力が与えられ、ヘッドロードバー(アップ
)は前記ヘッドロードバネにより下方の力が与えられ、
各々前記ヘッドロードバー支持板に固定され、該支持板
はベースに固定されている.ディスク回転時はディスク
回転方向にプレー,トが後退し、プレートに実装された
プーリ付ベアリングも後退し、プーリに掛けられたヘッ
ドロードバ−(ダウン)の先端を押し下げ、同時にプー
リーに掛けられたヘッドロードバ−(アップ)の先端を
押し上げ、これによりダウンヘッド、アップヘッドが共
にディスク面上にロードされる。従って、ヘッドの位置
決めおよびデータの書き込み読み出しを、任意に行うこ
とが出来る.逆に、ディスク停止時は、ディスク回転方
向と逆方向にプレートが前進し、プレートに実装された
ブーり付ベアリングも前進し、ヘソドロードバ−(ダウ
ン)が前記へッドロードバネにより上げられ、ヘッドロ
ードバー(アップ)が前記へッドロードバネにより下げ
られる。従って、ダウンヘッドとアップヘッドが共にデ
ィスク面上からアンロードされる。以上に説明したよう
に、ヘッドロード、アンロード機構が作用する。
次に、キャリッジロック機構の作用について説明する.
ディスク停止時は、前記プレートベースはディスク回転
と逆方向に前進する。このとき前記プレートベースに設
けたツメと、キャリツジの最下ヘッドアームに設けた切
り欠きがかみ合う。
この状態で、ヘッドのヨー角がO [degl になる
様に構成されているため、ディスク回転時はボイスコイ
ルモータによりディスクの任意の半径位置に位置決めさ
れていたヘッドは、電源オフによりボイスコイルモータ
の通電が切れると自動的にヨー角0 [degl の位
置に戻って来る。その後、デイスク回転数は低下し前記
プレートベースが前進することにより、前記ツメと前記
切り欠きがかみ合い、前記プレートベースは前記プレー
ト復帰バネによりヘッドアームに押し付けられ、キャリ
ッジがロックされる。ヘッドのヨー角がO [degl
  となる位置はディスク面上データゾーンの中周位置
に設定してあるため、該位置にてキャリッジロックおよ
びヘッドアンロードを行なうこととなる.へツドアンロ
ードする構造として、ヘッドをデータゾーン最外周より
外側に出す方式も考えられる。しかし、ヘッドをデータ
ゾーン最外周より外側に出した場合には、キャリッジが
外周に出る分だけ装置内の部品実装に制約が加わり、キ
ャリッジが外周に出る分の空間を確保する必要がある.
上記した様に、データゾーン中周位置にてキャリッジロ
ックおよびヘッドアンロードを行なうことにより、余分
な空間を不要にすることが出来る。
〔実施例〕
以下、添付の図面に示す実施例により、更に詳細に本発
明について説明する。
第1図及び第2図は、本発明の一実施例を示す平面図で
あり、第1図は磁気ディスク装置の動作時における平面
図であり、第2図は磁気ディスク装置の停止時における
平面図を示している。第1図及び第2図において、ディ
スク(複数)15はスピンドルモータl4に積層固定さ
れ、スピンドルモータl4により一定回転数に駆動され
る。ヘッド(複数)1lはロードアーム(複数)10に
よりディスクl5上に支持され、ロードアームIOはへ
ッドア−4 (複1ik) 9に固定され、ヘッドアー
ム9はハブキャリッジ18に積層固定される。積層され
たヘッドアーム9はボイスコイルモータl3によって駆
動され、キャリッジl9を構成している。ヘッド11は
ボイスコイルモータ13の駆動力によりディスクl5の
任意の半径位置に選択的に位置決めされ、データの書き
込み読み出しが行なわれる。ロードアーム10の間には
、ヘッドロードバー1が実装される。
第3図は第1図と同様に磁気ディスク装置の動作時にお
ける平面図であり、第4図から第lO図に示す断面図の
切断線を示す図である。第4図及び第5図は第3図に示
すA−A断面図であり、第6図は第3図に示すB−B断
面図であり、第7図は第3図に示すC−C断面図であり
、第8図及び第9図は第3図に示すD−D断面図である
、第4図、第5図、第8図、第9図に示すように、ヘッ
ド1lには、ディスク15上面からロードするダウンヘ
ッドlla とディスクl5下面からロードするアップ
ヘッドllbの2種類があり、ヘッドロードバー1も各
々ダウンヘッドllaを担当するヘッドロードバ−la
とアッフ゜ヘッドllbを担当するヘッドロードバー1
bの2種類が設けられている。ヘッドロードバー1a,
lbは、第4図と第5図に示す様に、各々へッドロード
バネ2を介してヘッドロードバー支持板3に固定され、
ヘッドロードバー支持板3はベース16に固定される。
第1図、第2図、第4図、第5図、第6図に示す様に、
各ディスクl5の間にはディスク半径方向に沿ってプレ
ート5が実装される.プレート5はプレートベース4に
固定され、プレートベース4は最下ディスクと装置のベ
ース16の間に実装され、ディスク最内周位置にてもニ
チュアベアリングl7を介してベース16に固定される
。プレート5は、第4図と第5図と第6図に示す様に、
ディスク15外周にて連結された一体構造を有し、ディ
スクl5外周位置にプーリ付ミニチュアベアリング6を
実装する。プーリ付旦ニチュアベアリング6はそのシャ
フト軸方向をディスク15半径方向とほぼ一致させて実
装し、前記へッドロードバ−1の先端をプーリに掛けて
いる。
プレートベース4には、第1図、第2図、第4図、第5
図に示す様に、またプレート復帰バネ7がかけられてお
り、プレート復帰バネ7はベース16に固定され、プレ
ート復帰バネ7と最下ディスク15の間には復帰バネカ
バー8が設けられ゜Cいる。さらに、第1図と第2図に
示す様にプレートベース4にはツメ20を設け、キャリ
ッジの最下ヘッドアームに切り欠き21を設け両者がか
み合う様にする。
前記ツメ20と切り欠き2lがかみ合った時、ヘッドの
センタレール方向とディスク回転方向がなす角、すなわ
ちヨー角が0 [degl となる様に設定されている
。ヨー角がO [degl  となる位置はディスク面
上データゾーンの中周位置に設定する。例えばデータゾ
ーンの最外周半径が60閣、最内周半径が30mの磁気
ディスク装置においてヨー角がO [deg]となる位
置を半径45〜55mの任意の位置に設定する。
次に、上記実施例の動作について説明する。前記プレー
ト5は、第1図及び第4図に示すように、ディスク15
回転時はディスク15の風の力によりディスクl5の回
転方向に後退し、またディスク15の停止時は、第2図
及び第5図に示すように、前記プレート復帰バネ7によ
りディスクl5の回転方向と逆方向に前進する.該プレ
ート5のディスク外側位置に実装されたプーリ付ミニチ
ュアベアリング6により、第4図及び第8図に示す様に
、プレート5後退時はヘッドロードバー(ダウン) l
aは押し下げられヘッドロードバ−(アップHbは押し
上げられ、これによりヘッドロードバー1a,lbは各
々ダウンヘッドlla.アップヘッドllbのロードア
ーム10から離れるためへッド1lはディスク15面上
にロードされる。逆にプレート5前進時は、第5図及び
第9図に示す様に、ヘッドロードバネ2によりヘッドロ
ードバー(ダウン)laは上昇し、ヘッドロードバ−(
アップ)lbは下降し、これによりヘッドロードバ−1
a, lbは各々ダウンヘッド11a.アップヘッドl
lbのロードアーム10を押すためヘッドl1はディス
ク15面上から離れてアンロードされる。プレート5前
進時には、第2図に示す様に、プレート5のツメ20と
キャリッジ19の最下ヘッドアームの切り欠き21がか
み合い、プレート5はプレート復帰バネ7によりキャリ
ッジ19 側に押し付けられるため、キャリッジl9が
ロックされる. また、ディスク回転時においては、ボイスコイルモータ
13によって任意の位置に位置決めされていたヘッドl
1は、電源オフによってボイスコイルモータl3への通
電がなくなると、ヘッド・ディスク間の風の流れによっ
て自動的にヨー角0 [deg]の位置に復帰する。ヨ
ー角0 [degl の位置に復帰した後、ディスク1
5の回転数の低下と共にプレート5が前進し、上記した
様にツメ20とキャリッジ19がかみ合い、キャリッジ
19がロックされる。
上記した様に、装置起動時はディスク15の回転が次第
に上昇し、一定回転数(例えば3600rp+m )に
達し、ディスクl5の回転による風の力によりプレート
5が力を受けプレート復帰バネ7に打ち勝って後退し、
これに伴ないヘッド11がディスク15面上にロードさ
れる。その後ヘッドはボイスコイルモータ13により駆
動されデータの読み書きが行なわれる. 装置停止時はボイスコイルモータ13への通t4がなく
なると、ヘッド11はヘッド・ディスク間の風の力によ
りヨー角0 [degl の半径位置、例えば半径65
miのディスクにおいて半径55mlの半径位置に、自
動的に復帰する。その後、ディスク回転数低下に伴ない
プレート5が受ける風の力は低下し、プレート復帰バネ
7によりプレート5は前進し、ヘッド11がディスク1
5面上から離れてアンロードされ、さらにツメ20と切
り欠き2lがかみ合ってキャリッジl9がロックされる
円板の風の力と復帰バネ7の力とへッドロードバネ2の
力は次の様に設定される。円板の風の力は平板が受ける
噴流の力として求められる。ディスク15内外周風速の
平均値Uは、5インチ磁気ディスクを360Orpmに
て回転させる場合U=17.0III/sとなる。また
、空気の密度ρはlatm, 20’Cにおいてρ=1
.20kg/rrrであり、空気流ffiQはディスク
間隔4lII+1、ディスク枚数4枚、ディスク半径方
向長さ40mmとすると、ディスク間断面積×風速より
Q =0.0109m3/Sとなる。コh ラI) {
a ヨリ、プレート5が受ける風の力F+ はディスク
中周位置(半径45mm )にてF r = 9 ・Q
−U =22.7grとなり、プーリ6位置換算にてF
’+(プーリ) =10.Ogrとなる。次に、ヘッド
ロードバネ2に必要な力はロードアーム10の荷重から
決まる。ロードアーム10の荷重をヘッド11位置にお
いて5gとする。
ロードアーム10をヘッド11からヘッドアーム9間の
距離1/2の位置においてヘッドロードバー1によって
持ち上げるとすると、ヘッド11位置にて5g以上の力
を出すにはロードバー1を5+1/2=10g以上の力
で押せば良い。例えば12gの力で押すと仮定すれば、
ダウンヘッド4本、アップヘッド4本をアンロードする
にはヘッドロードバーla(ダウン)、ヘッドロードバ
−1b (アップ)を各々48gの力で押せば良い.こ
の力をブーり付ミニチュアベアリング6の位置に換算す
ると、ブーリにかかる力はヘッドロードバ−1a, l
bの各々について、プレート5前進位置にて第5図に示
す様に29gr、プレート5後退位置にて第4図に示す
様に27grになる。また、円板回転方向威分を求める
と第4図に示す様にプレート5前進位置において2.9
gr ,プレート5後退位置においてOgrとなり(第
5図参照)、ヘッドロードバ−1a, lbO分を合計
すればプレート5前進位置において、F,(プーリ) 
=5.8gr 、プレート5後退位置においてF,(プ
ーリ)=Ogrとなる。上述の円板の風の力F’+(ブ
ーリ)とへッドロードバネからプーリにかかる力F,(
プーリ)より復帰バネ7の力Fl  (プーリ)が決定
される。装置動作時にプレート5が後退するためには、
F.(プーリ)>Ft (プーリ)十F!(プーリ)の
関係が満たされる必要がある。すなわち、プレート5前
進位置においてF,(プーリ) <10  5.8 =
3.2gr 、プレート5後退位置においてFg  (
プーリ)<10−0= 10grとすればよい。またキ
ャリ・ンジロックをより確実にするため、F,(プーリ
)は上記条件の範囲で出来るだけ大きな値とするのが望
ましい。
プレート復帰バネ7に関連して、第7図に示すように、
バネ7と最下ディスク15の間に復帰バネカバー8を設
け、復帰バネ7がディスク15に接触するのを防止する
ようにしても良い。
本実施例は、上記構成により次の効果を有する。
すなわち、ヘンドロード機構、キ+リッジロック機構を
設け、該機構を円板の回転による風の力とバネの力によ
り作用させることにより、装置停止中のヘッド・ディス
ク間の隙間腐食の防止、停止中の装置の耐衝撃性の向上
、リトラクトバネ廃止にともなう発塵源除去およびサー
ジング発生除去、CSSゾーン廃止にともなうCSS摺
動発塵除去、CSS寿命の無期限化およびデータゾーン
の拡大、キャリッジロック用ソレノイド廃止を図ること
が出来る. 上記実施例においては、プレート5はプレートベース4
に固定され、プレートベース4はベアリング17を介し
てベース16に固定されている。他の実施例として第1
0図に示す様に、プレート5をベアリング17を介して
カバー23に固定し、プレート5とプレートベース4よ
り或る組立体をベースl6とカバー23の両方で支持す
ることにより、プレート5の支持剛性を高めることが可
能である。また第10図の実施例においてはカバー23
に固定したベアリングl7の外側からシール24を貼付
けることにより、磁気ディスク装置の密閉度を保つこと
が可能になる。
〔発明の効果〕
本発明は、以上に説明した様に、ヘッドロード機構・キ
ャリッジロック機構を設け、該機構を円板の回転による
風の力とバネの力により作用させるように構成したため
、以下に記載されているような効果を奏する. ヘッドをアンロードすることにより装置停止中のヘッド
・ディスク間の隙間腐食の防止、および装置停止中の耐
衝撃性の向上を図ることができる。
また、リトラクトバネが不要になることにより、発塵源
の除去およびサージングの発生を防止することができる
。また、CSSゾーンが不要になることにより、CSS
摺動に伴なう塵埃の発生を防止することができる.更に
、CSSに基因する摺動がなくなるため、CSSゾーン
が不要になりCSSゾーンの損傷によるディスク寿命の
短縮を防止することができ、同時にデータゾーンを拡大
することが可能になる。また、キャリッジロック用ソレ
ノイドが不要になるため、ソレノイド用回路が不要にな
り、回路実装に余裕を持つことができる. さらに、ヨー角が0 [deg] の位置でキャリノジ
をロックし、該位置をデータゾーンの中央周辺に設定し
ているため、装置の実装空間に余裕を持たせることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す磁気ディスク装置の動
作時における平面図、第2図は本発明の一実施例を示す
磁気ディスク装置の停止時における平面図、第3図は第
4図から第10図に示す各断面図の切断線を示す平面図
、第4図は磁気ディスク装置の動作時における第3図A
−A断面図、第5図は磁気ディスク装置の停止時におけ
る第3図A−A断面図、第6図は第3図B−B断面図、
第7図は第3図C一〇断面図、第8図は磁気ディスク装
置の動作時における第3図D−D断面図、第9図は磁気
ディスク装置の停止時における第3図D−D断面図、第
lθ図は本発明の他の実施例を示す第3図B−B断面図
、第11図は従来の磁気ディスク装置のヘッド制御機構
の一例を示す平面図である.

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、情報を記録再生する複数の磁気ディスクと、上記複
    数の磁気ディスクを積層固定し一定回転数で駆動するた
    めのスピンドルモータと、上記磁気ディスク上にデータ
    を記録再生するためのヘッドと上記ヘッドを磁気ディス
    ク上に支持するロードアームと上記ロードアームを固定
    するヘッドアームと上記ヘッドアームを積層固定するハ
    ブキャリッジと上記ヘッドを磁気ディスク上の任意の半
    径位置に移動させるために上記ハブキャリッジを駆動す
    るボイスコイルモータとから成るキャリッジから構成さ
    れる磁気ディスク装置のヘッド制御機構において、 磁気ディスクの回転によって生じる風を受けて一端側の
    所定位置を中心として揺動し、かつ上記風の力を受けて
    揺動する方向と反対方向に復帰用のバネ力が付与され、
    かつ他端側に磁気ディスク半径方向と略一致する方向に
    軸方向を配して設けられたプリー付のミニチュアベアリ
    ングを備えたプリートと、 上記プレートを支持するために、最下磁気ディスクと磁
    気ディスク装置自体のベースとの間に設けられ、かつツ
    メが付設されたプレートベースと、 一端が上記プーリに係合し、他端に設けられたヘッドロ
    ードバネを支点として支持され、かつヘッドアーム間に
    挿入されてロードバーを支持し、上記プレートの揺動に
    ともなってロードバーを上下動させて、ロードバーの先
    端に設けられたヘッドを磁気ディスクにロード/アンロ
    ードするヘッドロードバーと、 上記ヘッドロードバーの他端においてヘッドロードバー
    をヘッドロードバネを介して支持し、磁気ディスク装置
    自身のベースに固定されたヘッドロードバー支持板と、 上記ロードバーの先端に設けられたヘッドのヨー角がデ
    ィスク装置停止時に0°となるよう形成されたキャリッ
    ジと、 磁気ディスク装置の停止時に上記プレートベースに設け
    られたツメとかみ合うように形成された切り欠きを有し
    ているヘッドアームと、から構成されていることを特徴
    とする磁気ディスク装置のヘッド制御機構。
JP16064089A 1989-06-26 1989-06-26 磁気ディスク装置のヘッド制御機構 Pending JPH0329172A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11114125B1 (en) 2020-02-18 2021-09-07 Kabushiki Kaisha Toshiba Disc device with head placement responsive to shock detection

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US11114125B1 (en) 2020-02-18 2021-09-07 Kabushiki Kaisha Toshiba Disc device with head placement responsive to shock detection

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