JPH03291406A - 燃焼装置 - Google Patents
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- JPH03291406A JPH03291406A JP2092925A JP9292590A JPH03291406A JP H03291406 A JPH03291406 A JP H03291406A JP 2092925 A JP2092925 A JP 2092925A JP 9292590 A JP9292590 A JP 9292590A JP H03291406 A JPH03291406 A JP H03291406A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、ボイラー、金属加熱炉、セラミックス焼成炉
等の燃焼装置に関し、その排気ガス中の窒素酸化物(N
Ox)を低減、除去すると共に炭酸ガスの効率的な回収
をし、さらに燃焼効率の向上も図るものである。
等の燃焼装置に関し、その排気ガス中の窒素酸化物(N
Ox)を低減、除去すると共に炭酸ガスの効率的な回収
をし、さらに燃焼効率の向上も図るものである。
(従来の技術)
従来の燃焼装置にあっては、燃料を燃焼させるための支
燃用ガスとして空気を用いていたので、燃料として窒素
を含まないものを用いても、空気中の窒素が高温下で反
応して生成する窒素酸化物(thermal N0X)
はどうしても含まれてしまう。
燃用ガスとして空気を用いていたので、燃料として窒素
を含まないものを用いても、空気中の窒素が高温下で反
応して生成する窒素酸化物(thermal N0X)
はどうしても含まれてしまう。
また、燃料中の炭素と空気中の酸素が結合することによ
り、排気ガス中には炭酸ガス(CO□)及び水分が含ま
れている。
り、排気ガス中には炭酸ガス(CO□)及び水分が含ま
れている。
(発明が解決しようとする課題)
NOxは大気汚染物質となり、CD、は近年の地球温暖
化の要因として問題視され、いずれも除去、回収が必要
とされている。
化の要因として問題視され、いずれも除去、回収が必要
とされている。
そのため、従来の燃焼装置にあっては脱硝設備によりN
Oxの除去を図っていたが、装置全体が大型化し、コス
トが増大するという問題があった。
Oxの除去を図っていたが、装置全体が大型化し、コス
トが増大するという問題があった。
また、従来の燃焼装置の排気ガス中に含まれるCo2濃
度は、天然ガス、メタン、灯油等の一般的な燃料を用い
た場合は約10〜13%と少ないため、回収するとすれ
ば効率が悪くコストが増大することから大気中に放出せ
ざるを得なかった。
度は、天然ガス、メタン、灯油等の一般的な燃料を用い
た場合は約10〜13%と少ないため、回収するとすれ
ば効率が悪くコストが増大することから大気中に放出せ
ざるを得なかった。
本発明は上記従来技術の問題に鑑み、排気ガス中のNO
xの除去を脱硝装置を用いることなく行なうことができ
、また、排気ガス中の炭酸ガスを効率良く回収すること
ができ、併せて燃焼効率の向上も図ることができる燃焼
装置を提供することを目的とする。
xの除去を脱硝装置を用いることなく行なうことができ
、また、排気ガス中の炭酸ガスを効率良く回収すること
ができ、併せて燃焼効率の向上も図ることができる燃焼
装置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段)
上記目的達成のために本発明による燃焼装置が特徴とす
るところは、燃焼装置本体と高濃度酸素製造装置とを備
え、その高濃度酸素製造装置より供給される高濃度酸素
に燃焼装置本体から排出される燃焼出口ガスの一部がリ
サイクルして混合されると共に、この混合された一定の
酸素含有率を有する酸素混合ガスが支燃用ガスとして燃
焼装置本体に供給される点にある。
るところは、燃焼装置本体と高濃度酸素製造装置とを備
え、その高濃度酸素製造装置より供給される高濃度酸素
に燃焼装置本体から排出される燃焼出口ガスの一部がリ
サイクルして混合されると共に、この混合された一定の
酸素含有率を有する酸素混合ガスが支燃用ガスとして燃
焼装置本体に供給される点にある。
炭酸ガスの回収のためには、燃焼装置が燃焼装置本体か
ら排出される燃焼出口ガス中の炭酸ガスを回収する装置
を備えていることが好ましい。
ら排出される燃焼出口ガス中の炭酸ガスを回収する装置
を備えていることが好ましい。
高濃度酸素製造装置による高濃度酸素の発生は、空気中
の酸素を、圧力を変化させることで吸着剤に対し吸着と
脱着を繰返させて分離精製することにより行なうプレッ
シャースイング法によるのが好ましい。
の酸素を、圧力を変化させることで吸着剤に対し吸着と
脱着を繰返させて分離精製することにより行なうプレッ
シャースイング法によるのが好ましい。
また、炭酸ガス回収装置による燃焼装置本体の燃焼出口
ガスからの炭酸ガスの回収も、プレッシャースイング法
により行なうのが好ましい。
ガスからの炭酸ガスの回収も、プレッシャースイング法
により行なうのが好ましい。
支燃用ガスとして燃焼装置本体に供給される酸素混合ガ
スの酸素含有率は、空気を用いた場合よりも燃焼効率を
良くするため、空気の酸素含有率よりも多くするのが良
い。
スの酸素含有率は、空気を用いた場合よりも燃焼効率を
良くするため、空気の酸素含有率よりも多くするのが良
い。
(作 用)
本発明の構成による燃焼装置によれば、支燃用ガスとし
て高濃度酸素に燃焼出口ガスの一部をリサイクルして混
合したガスが用いられるため、空気を用いる場合に比べ
therrnal NOXは実質的に発生しなくなる。
て高濃度酸素に燃焼出口ガスの一部をリサイクルして混
合したガスが用いられるため、空気を用いる場合に比べ
therrnal NOXは実質的に発生しなくなる。
この場合、燃焼装置本体は既存のものを用いることも可
能である。
能である。
燃料としては石炭、重油、灯油、LPG、天然ガス等特
に限られるものではないが、一部リサイクルした燃焼出
口ガスの装置に与える腐食の見地から、灯油、LPG、
天然ガス等のいわゆるクリーン燃料を用いるのが好まし
い。このクリーン燃料を用いる場合、thermal
NOxだけでなく、燃料中の窒素化合物が原因となる窒
素酸化物(fuel N0X)も実質的に燃焼出口ガス
中に含まれず、脱硝設備が不要となり、さらに、クリー
ン燃料を用いた場合にはイオウ化合物が原因となるイ才
つ酸化物の生成も実質的にないため、脱硫設備も不要と
なる。また、石炭、重油等の燃料を用いた場合でも、燃
焼排ガスが一般の空気燃焼の場合に比べて約1/4程度
に減少し、それに応じて脱硝、脱硫設備の規模も小さく
することが可能となる。
に限られるものではないが、一部リサイクルした燃焼出
口ガスの装置に与える腐食の見地から、灯油、LPG、
天然ガス等のいわゆるクリーン燃料を用いるのが好まし
い。このクリーン燃料を用いる場合、thermal
NOxだけでなく、燃料中の窒素化合物が原因となる窒
素酸化物(fuel N0X)も実質的に燃焼出口ガス
中に含まれず、脱硝設備が不要となり、さらに、クリー
ン燃料を用いた場合にはイオウ化合物が原因となるイ才
つ酸化物の生成も実質的にないため、脱硫設備も不要と
なる。また、石炭、重油等の燃料を用いた場合でも、燃
焼排ガスが一般の空気燃焼の場合に比べて約1/4程度
に減少し、それに応じて脱硝、脱硫設備の規模も小さく
することが可能となる。
そして、燃焼出口ガスの一部をリサイクルして高濃度酸
素と混合させて再び支燃用ガスとするので、燃焼出口ガ
スの炭酸ガス濃度が高袷られ、その回収を効率良く行な
うことができる。この炭酸ガスの回収のために炭酸ガス
回収装置を備えるのが合理的である。
素と混合させて再び支燃用ガスとするので、燃焼出口ガ
スの炭酸ガス濃度が高袷られ、その回収を効率良く行な
うことができる。この炭酸ガスの回収のために炭酸ガス
回収装置を備えるのが合理的である。
この場合、燃料としてクリーン燃料を用いると、燃焼出
口ガスの大部分は炭酸ガス(Co2)と水蒸気となり、
冷却、除湿等の適当な手段で水分を除去するのみで、特
別な精製工程を経ることなく炭酸ガス回収装置に導くこ
とができる。
口ガスの大部分は炭酸ガス(Co2)と水蒸気となり、
冷却、除湿等の適当な手段で水分を除去するのみで、特
別な精製工程を経ることなく炭酸ガス回収装置に導くこ
とができる。
高濃度酸素製造装置としては、プレッシャースイング法
によるもの、空気を液化することによる深冷分離装置等
があり、また、炭酸ガス回収装置としては、プレッシャ
ースイング法によるもの、冷却圧縮により液化炭酸とす
るもの、有機アミン類を用いる湿式吸収法によるもの等
がある。これらのうち、比較的少量の高濃度酸素の供給
や炭酸ガスの回収には、プレッシャースイング法による
ものがコスト的に有利となる (プレッシャースイング
法による高濃度酸素製造装置については特開昭64−4
3327号公報、炭酸ガス回収装置については特開平1
−172204号公報参照)。
によるもの、空気を液化することによる深冷分離装置等
があり、また、炭酸ガス回収装置としては、プレッシャ
ースイング法によるもの、冷却圧縮により液化炭酸とす
るもの、有機アミン類を用いる湿式吸収法によるもの等
がある。これらのうち、比較的少量の高濃度酸素の供給
や炭酸ガスの回収には、プレッシャースイング法による
ものがコスト的に有利となる (プレッシャースイング
法による高濃度酸素製造装置については特開昭64−4
3327号公報、炭酸ガス回収装置については特開平1
−172204号公報参照)。
また、プレッシャースイング法により空気中の窒素を吸
着剤に吸着させて酸素を精製する場合、空気中のアルゴ
ンは非吸着性ガスであるため、高濃度酸素と共に蒸気発
生装置本体に供給されて燃焼出口ガス中に含まれること
になる。このアルゴンを含む燃焼出口ガスから炭酸ガス
のみを吸着剤に対し吸着、脱着を繰返して回収すると、
アルゴンガスが炭酸ガス回収装置系内で濃縮される。こ
のアルゴンガス濃度は、燃料の種類、炭酸ガス回収装置
の回収効率により異なるため一部にいえないが、メタン
を燃料として回収率が80〜90%の場合、ドライベー
スでアルゴンガス濃度は29〜42v。
着剤に吸着させて酸素を精製する場合、空気中のアルゴ
ンは非吸着性ガスであるため、高濃度酸素と共に蒸気発
生装置本体に供給されて燃焼出口ガス中に含まれること
になる。このアルゴンを含む燃焼出口ガスから炭酸ガス
のみを吸着剤に対し吸着、脱着を繰返して回収すると、
アルゴンガスが炭酸ガス回収装置系内で濃縮される。こ
のアルゴンガス濃度は、燃料の種類、炭酸ガス回収装置
の回収効率により異なるため一部にいえないが、メタン
を燃料として回収率が80〜90%の場合、ドライベー
スでアルゴンガス濃度は29〜42v。
1%に達し、純アルゴン生成用の原料ガスとして有効利
用できる。
用できる。
通常90.0〜95.5vo1%の高濃度酸素と燃焼出
口ガスの混合ガスを支燃用ガスとして用いるので、空気
を支燃用ガスとして用いる場合のように加熱した窒素を
排出するという熱損失がなく、また、高温の燃焼出口ガ
スの熱量も再利用できるので効率良く燃費の向上を図る
ことができる。
口ガスの混合ガスを支燃用ガスとして用いるので、空気
を支燃用ガスとして用いる場合のように加熱した窒素を
排出するという熱損失がなく、また、高温の燃焼出口ガ
スの熱量も再利用できるので効率良く燃費の向上を図る
ことができる。
(実施例)
以下、本発明の実施例として、燃焼装置本体に蒸気発生
装置を用いた場合について説明する。
装置を用いた場合について説明する。
図面は、本発明の実施例に係る蒸気発生装置の概略構成
を示すもので、蒸気発生装置本体1の燃焼室の入口側に
配管を介し接続される高濃度酸素発生装置2と燃料供給
装置3、及び、蒸気発生装置本体1の燃焼室の出口側に
配管を介し接続される炭酸ガス回収装置4を備えている
。高濃度酸素発生装置2及び炭酸ガス回収装置4はプレ
ッシャースイング法により高濃度酸素を発生し、あるい
は炭酸ガスを回収するものである。
を示すもので、蒸気発生装置本体1の燃焼室の入口側に
配管を介し接続される高濃度酸素発生装置2と燃料供給
装置3、及び、蒸気発生装置本体1の燃焼室の出口側に
配管を介し接続される炭酸ガス回収装置4を備えている
。高濃度酸素発生装置2及び炭酸ガス回収装置4はプレ
ッシャースイング法により高濃度酸素を発生し、あるい
は炭酸ガスを回収するものである。
また、高濃度酸素発生装置2から蒸気発生装置本体1へ
の入口側配管5と蒸気発生装置本体1の出口側配管6と
はバイパス管7により接続され、このバイパス管7の途
中には、蒸気発生装置本体1から排出される燃焼出口ガ
スの循環用ブロワ−8が設けられている。これにより、
高濃度酸素発生装置2より供給される高濃度酸素に、蒸
気発生装置本体1から排出される燃焼出口ガスの一部が
リサイクルされて混合されて酸素混合ガスとされ、この
酸素混合ガスが支燃用ガスとして蒸気発生装置本体1に
供給される。
の入口側配管5と蒸気発生装置本体1の出口側配管6と
はバイパス管7により接続され、このバイパス管7の途
中には、蒸気発生装置本体1から排出される燃焼出口ガ
スの循環用ブロワ−8が設けられている。これにより、
高濃度酸素発生装置2より供給される高濃度酸素に、蒸
気発生装置本体1から排出される燃焼出口ガスの一部が
リサイクルされて混合されて酸素混合ガスとされ、この
酸素混合ガスが支燃用ガスとして蒸気発生装置本体1に
供給される。
また、その蒸気発生装置本体1に供給される酸素混合ガ
スの濃度が常に所定濃度となるように、入口側配管5と
バイパス管7との接続部の上流側に制御バルブ9が設け
られ、この制御バルブ9は、人口側配管5とバイパス管
7との接続部の下流側の酸素濃度を検知して開度が自動
コントロールされる。
スの濃度が常に所定濃度となるように、入口側配管5と
バイパス管7との接続部の上流側に制御バルブ9が設け
られ、この制御バルブ9は、人口側配管5とバイパス管
7との接続部の下流側の酸素濃度を検知して開度が自動
コントロールされる。
上記実施例構成の蒸気発生装置を燃料としてメタンを供
給して運転した場合の、第1図中A−Fの各位置におけ
る組成物質の体積比、流量、温度を実施例1として表1
に示す。また比較例1として表2に、メタン燃料と支燃
用ガスとして空気を供給し、燃焼出口ガスをリサイクル
させない場合におけるA、B、F位置における実施例と
同様の諸元を示す。
給して運転した場合の、第1図中A−Fの各位置におけ
る組成物質の体積比、流量、温度を実施例1として表1
に示す。また比較例1として表2に、メタン燃料と支燃
用ガスとして空気を供給し、燃焼出口ガスをリサイクル
させない場合におけるA、B、F位置における実施例と
同様の諸元を示す。
(次 葉)
表
2
(比較例1)
(
)
内ドライベース
(次
葉)
表1から明らかなように、本発明の実施例1では燃焼出
口ガスに窒素は実質的に含まれておらず、NOXは生成
されていない。また、燃焼出口ガスの炭酸ガス濃度は、
比較例1では8.7vo1%であるのに対し実施例1で
は32.Ovo1%であり、効率良く炭酸ガスを回収で
きる。
口ガスに窒素は実質的に含まれておらず、NOXは生成
されていない。また、燃焼出口ガスの炭酸ガス濃度は、
比較例1では8.7vo1%であるのに対し実施例1で
は32.Ovo1%であり、効率良く炭酸ガスを回収で
きる。
さらに、燃焼出口ガス中のアルゴンガスは比較例1では
ドライベースで約1. Qvo1%であるのに対し実施
例1では3.5vo1%(ドライベース)の濃度があり
、プレッシャースイング法を繰返して燃焼出口ガスから
炭酸ガスを回収することで、残ガス中のアルゴンガス濃
度を高くし、これを純アルゴン生成用の原料ガスとして
有効利用できる。
ドライベースで約1. Qvo1%であるのに対し実施
例1では3.5vo1%(ドライベース)の濃度があり
、プレッシャースイング法を繰返して燃焼出口ガスから
炭酸ガスを回収することで、残ガス中のアルゴンガス濃
度を高くし、これを純アルゴン生成用の原料ガスとして
有効利用できる。
また、回収熱量を比較すると、メタンの発熱量を855
0 K c a l / N m’、ヒートロスを10
%=855Kcalとして、実施例1では7544Kc
a 1/ Nm’であり、比較例1の7246Kcal
/ Nm、’よりも4.1%効率が向上していた。
0 K c a l / N m’、ヒートロスを10
%=855Kcalとして、実施例1では7544Kc
a 1/ Nm’であり、比較例1の7246Kcal
/ Nm、’よりも4.1%効率が向上していた。
次に、燃料としてオイル(C=88wt%、)12=1
2wt%)を供給して前記実施例構成の蒸気発生装置を
運転した場合における前記実施例同様の諸元を実施例2
として表3に示す。また比較例2として表4に、オイル
燃料と燃焼用ガスとして空気を供給し、燃焼出口ガスを
リサイクルさせない場合におけるA、B、F位置におけ
る実施例と同様の諸元を示す。
2wt%)を供給して前記実施例構成の蒸気発生装置を
運転した場合における前記実施例同様の諸元を実施例2
として表3に示す。また比較例2として表4に、オイル
燃料と燃焼用ガスとして空気を供給し、燃焼出口ガスを
リサイクルさせない場合におけるA、B、F位置におけ
る実施例と同様の諸元を示す。
(次 葉)
J
表
(比較例2)
(
)
内ドライベース
(次
葉)
表3から明らかなように、本発明の実施例2によれば燃
焼出口ガスに窒素は実質的に含まれておらず、NOxは
生成されていない。また、燃焼出口ガスの炭酸ガス濃度
は、比較例2ではドライベースで14.6 vo1%で
あるのに対し実施例2では92.0vo1%(ドライベ
ース)であり、効率良く炭酸ガスを回収できる。
焼出口ガスに窒素は実質的に含まれておらず、NOxは
生成されていない。また、燃焼出口ガスの炭酸ガス濃度
は、比較例2ではドライベースで14.6 vo1%で
あるのに対し実施例2では92.0vo1%(ドライベ
ース)であり、効率良く炭酸ガスを回収できる。
さらに、燃焼出口ガス中のアルゴンガスは比較例2では
ドライベースで約1.Qvo1%であるのに対し実施例
2では6.2vo1%(ドライベース)の濃度があり、
プレッシャースイング法を繰返して燃焼出口ガスから炭
酸ガスを回収することで、残ガス中のアルゴンガス濃度
を高くし、これを純アルゴン生成用の原料ガスとして有
効利用できる。
ドライベースで約1.Qvo1%であるのに対し実施例
2では6.2vo1%(ドライベース)の濃度があり、
プレッシャースイング法を繰返して燃焼出口ガスから炭
酸ガスを回収することで、残ガス中のアルゴンガス濃度
を高くし、これを純アルゴン生成用の原料ガスとして有
効利用できる。
また、回収熱量を比較すると、オイルの発熱量を105
60Kcal/ kg、ヒートロスを10%−1056
Kcalとして、実施例2では9358Kcal/ k
gであり、比較例2の9009Kcal/ kgよりも
3.9%効率が向上していた。
60Kcal/ kg、ヒートロスを10%−1056
Kcalとして、実施例2では9358Kcal/ k
gであり、比較例2の9009Kcal/ kgよりも
3.9%効率が向上していた。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではない。
(発明の効果)
本発明による燃焼装置によれば、支燃用ガスとして窒素
を含まない酸素混合ガスを用いるので、燃焼出口ガス中
のtherma ] NOXを実質的に無くすことが可
能となる。この際、メタン等の窒素分、硫黄分を含まな
いクリーン燃料を用いることで、fueINOx、イオ
ウ酸化物も実質的に無くすことができるので、脱硝設備
及び脱硫設備も不要とできる。
を含まない酸素混合ガスを用いるので、燃焼出口ガス中
のtherma ] NOXを実質的に無くすことが可
能となる。この際、メタン等の窒素分、硫黄分を含まな
いクリーン燃料を用いることで、fueINOx、イオ
ウ酸化物も実質的に無くすことができるので、脱硝設備
及び脱硫設備も不要とできる。
また、燃焼出口ガスをリサイクルして支燃用ガスとして
用いることにより、燃焼出口ガス中のCO2濃度を高め
て効率良く回収することができる。
用いることにより、燃焼出口ガス中のCO2濃度を高め
て効率良く回収することができる。
また、高濃度酸素と燃焼出口ガスの混合ガスを支燃用ガ
スとして用いるため、従来のように空気中の窒素を加熱
して排出する熱損失がないため、燃焼効率の向上を図る
ことができる。
スとして用いるため、従来のように空気中の窒素を加熱
して排出する熱損失がないため、燃焼効率の向上を図る
ことができる。
さらに、高濃度酸素の発生と炭酸ガスの回収にプレッシ
ャースイング法を用いることで、空気中のアルゴンを濃
縮して純アルゴン生成用の原料ガスを得ることができる
。
ャースイング法を用いることで、空気中のアルゴンを濃
縮して純アルゴン生成用の原料ガスを得ることができる
。
そして、本発明は既存の燃焼装置本体に適用できるので
容易に実用に供し得る。
容易に実用に供し得る。
図面は本発明の実施例に係る蒸気発生装置の概略構成を
示す図である。
示す図である。
Claims (5)
- (1)燃焼装置本体と高濃度酸素製造装置とを備え、そ
の高濃度酸素製造装置より供給される高濃度酸素に燃焼
装置本体から排出される燃焼出口ガスの一部がリサイク
ルして混合されると共に、この混合された一定の酸素含
有率を有する酸素混合ガスが支燃用ガスとして燃焼装置
本体に供給されることを特徴とする燃焼装置。 - (2)燃焼装置本体から排出される燃焼出口ガス中の炭
酸ガスを回収する装置を備えていることを特徴とする請
求項(1)記載の燃焼装置。 - (3)高濃度酸素製造装置がプレッシャースイング法に
より空気から高濃度酸素を発生させるものであることを
特徴とする請求項(1)又は(2)記載の燃焼装置。 - (4)炭酸ガスを回収する装置がプレッシャースイング
法により炭酸ガスを回収するものであることを特徴とす
る請求項(2)又は(3)記載の燃焼装置。 - (5)酸素混合ガスの酸素含有率が空気の酸素含有率よ
りも多くされることを特徴とする請求項(1)乃至(4
)のいずれかに記載の燃焼装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2092925A JPH03291406A (ja) | 1990-04-06 | 1990-04-06 | 燃焼装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2092925A JPH03291406A (ja) | 1990-04-06 | 1990-04-06 | 燃焼装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03291406A true JPH03291406A (ja) | 1991-12-20 |
Family
ID=14068068
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2092925A Pending JPH03291406A (ja) | 1990-04-06 | 1990-04-06 | 燃焼装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03291406A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0824571A (ja) * | 1994-07-12 | 1996-01-30 | Agency Of Ind Science & Technol | 二酸化炭素含有ガスからの二酸化炭素の分離方法及び装置と、二酸化炭素分離機能を有する燃焼装置 |
WO2011055528A1 (ja) | 2009-11-09 | 2011-05-12 | 株式会社Ihi | 酸素燃焼ボイラの酸素混合装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49836A (ja) * | 1972-04-17 | 1974-01-07 | ||
JPS6443327A (en) * | 1987-08-07 | 1989-02-15 | Seitetsu Kagaku Co Ltd | Method for obtaining high concentration oxygen from air |
JPH01230416A (ja) * | 1988-03-11 | 1989-09-13 | Nkk Corp | 高炉ガスからの炭酸ガス回収方法 |
-
1990
- 1990-04-06 JP JP2092925A patent/JPH03291406A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS49836A (ja) * | 1972-04-17 | 1974-01-07 | ||
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US8789479B2 (en) | 2009-11-09 | 2014-07-29 | Ihi Corporation | Oxygen mixer for oxygen combustion boiler |
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