JPH03290122A - 養液栽培装置の濾過装置 - Google Patents

養液栽培装置の濾過装置

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JPH03290122A
JPH03290122A JP2089193A JP8919390A JPH03290122A JP H03290122 A JPH03290122 A JP H03290122A JP 2089193 A JP2089193 A JP 2089193A JP 8919390 A JP8919390 A JP 8919390A JP H03290122 A JPH03290122 A JP H03290122A
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JP
Japan
Prior art keywords
tank
nutrient solution
treatment tank
primary treatment
nutritive solution
Prior art date
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Pending
Application number
JP2089193A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshimasa Kashimura
樫村 俊正
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Appliances Inc
Original Assignee
Hitachi Appliances Inc
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Publication date
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    • Y02P60/216

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  • Hydroponics (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、養液栽培装置の濾過装置に係り、特に、病害
防止と滅菌とにより植物体の生長を維持するのに好適な
養液栽培装置の濾過装置に関するものである。
[従来の技術] 従来の装置を第4図を参照して説明する。
第4図は、従来の養液栽培装置の略示構成図である。
第4図において、lは、養液2を貯溜した養液タンク、
3は循環ポンプ、4は、養液タンク1の養液2を植物栽
培槽14へ供給する送り管、5は、植物栽培槽14から
養液タンクlへ養液を戻す戻り管である。
14は、植物体の根圏へ養液を流通せしめるようにした
水耕栽培用の植物栽培槽で、この植物栽培槽14には、
ここには図示しないが、植物の根圏を養液内に植付ける
栽培パネルが配列されている。
15はフィルター、工6は滅菌槽、17は、滅菌槽に照
射する紫外線殺菌灯(以下UV殺菌灯という)であり、
これらは戻り管5に配設されている。
[発明が解決すべき課題] 養液による水耕栽培(以下養液栽培という)において、
植物体に病害が発生した場合、養液を介して病害が広が
ったり、植物体の根が離脱することにより、養液中のア
ンモニア態窒素(NH4−N)濃度が高まる。
一方、上記従来技術における紫外線による殺菌処理は、
第4図に示す戻り管5に配設した滅菌槽16上をUV殺
菌灯エフで照射する方法であるが、この方法では、滅菌
槽16を配設するスペースが大きいという問題があった
他の考え方として、養液タンク土中にUV殺菌灯を設置
することは、UV照射距離に制限があり望ましくないこ
とであった。
本発明は、上記従来技術の問題点を解決するためになさ
れたもので、養液を介して植物体の病害の広がることを
防止し、濾過装置により養液中のアンモニア態窒素(N
H,−N)濃度を低下させ、硝酸態窒素(NO3−N)
濃度を高め、植物体の生長を維持するとともに、養液循
環系における滅菌槽のスペースを小さくしうる養液栽培
装置の濾過装置を提供することを、その目的とするもの
である。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明に係る養液栽培装置
の濾過装置の構成は、植物の養液栽培槽に、養液タンク
から養液を循環する養液栽培装置において、養液栽培槽
からの戻り配管系に、殺菌3 4− 手段を組込んだ一次処理槽と、養液アンモニア態窒素を
硝酸態窒素に変える濾過材を組込んだ二次処理槽とを、
直列に配設したものである。
より詳しくは、一次処理槽は、養液に浸漬するように一
部にフィルターを設け、他部に、養液の流れを均一化す
る複数の仕切板を設け、各仕切板の間に紫外線殺菌灯を
配列したものである。
[作用] 本発明を開発した技術的思想を説明するとともに、上記
技術的手段による働きを述べる。
養液栽培装置に、紫外線(UV)を照射して滅菌効果を
狙った例はあるが、濾過装置と組合わせて使用した例は
ない。
本発明では、物理学的濾過とUV照射による滅菌とを行
う一次処理と、微生物による生物学的濾過を行う二次処
理とを分離して直列に配設することに着想した。
一次処理槽では、フィルターにより塵埃、スケール、植
物の根などのUV光を遮る物質を除去することでUV照
射による滅菌効果を十分に発揮させる。
二次処理槽では、濾過材に付着した微生物によりある種
の植物の生育に有害なNH4−N濃度を低下させ、NO
3−N濃度を高めて、植物体の生長に有効な養液を管理
することができる。
一次処理と二次処理を分離したので、微生物による生物
学的濾過が、UV照射により効果を損うことがなく、分
離することで一次処理、二次処理それぞれのメンテナン
スも容易になる。
[実施例] 以下、本発明の各実施例を第1図ないし第3図を参照し
て説明する。
第工図は、本発明の一実施例に係る養液栽培装置の濾過
装置の略示構成図、第2図は、第1図の一次処理槽の略
示構成図、第3図は、本発明の他の実施例に係る一次処
理槽の略示構成図である。
第1図において、第4図と同一符号のものは、従来技術
と同等部分であるから、その説明を省略する。また、第
1図の養液栽培装置では、植物栽培槽14(第4図参照
)の図示を省略している。
第1図において、6は一次処理槽、6aは、次処理槽6
内の養液2Aに浸漬するように装備したフィルター、7
は、滅菌手段に係るUV殺菌灯である。
8は、前記一次処理槽6と分離して戻り配管系に直列に
配設された二次処理槽、8aは、二次処理槽8内の養液
2Bに浸漬するように装備した濾過材である。
9−1は、戻り配管系の本管路である戻り管5から分岐
した、一次処理槽6の分岐管路に具備された一次処理層
6人ロ側のバイパス弁、9−2は、一次処理槽6出ロ側
のバイパス弁、9−3は、戻り管5から再び分岐した、
二次処理槽8の分岐管路に具備された二次処理槽8人口
側のバイパス弁、9−4は、二次処理槽8出ロ側のバイ
パス弁、10−1.10−2は、戻り管5の本管系の開
閉弁、11−1は、一次処理槽6の排水弁、11−2は
、二次処理槽8の排水弁である。
一次処理槽6は、第2図に示すように、養液に浸漬する
ように上部にフィルター6aを設け、その下部に、複数
段の仕切板12を設けて矢印のように養液2Aを流して
養液の流れの均一化を図り、各仕切板12の間にUV殺
菌灯7の灯群を配列してUV照射が有効に行なわれる照
射距離を確保している。
二次処理槽8の濾過材8aは、ゼオライト、砂等を充填
したもので、濾過材8aに付着する微生物によって養液
2BのNH4−NをNo3−Nに変化させ、養液2Bの
No3−N/NH4−N比を大きくするものである。
次に、第1,2図に示す養液栽培装置の濾過装置の作用
を説明する。
養液タンクlの養液2は、循環ポンプ2により送り管4
から植物栽培槽14に送られ、植物体の根圏を流通した
のち戻り管5を経て養液タンクlへ戻り循環する。
植物栽培槽14から戻り管5、バイパス弁9−1を経て
一次処理槽6へ流入する養液2Aは、塵埃、スケール、
植物体から離脱した根などの異物を物理的に除去された
のち、仕切板上2間を均一7− 8− 化された流れとなって流通する過程でUV照射を受ける
。養液2Aが病原菌を含んでいるときもUV殺菌灯7に
よるUV照射で滅菌される。
滅菌された養液2Bは、バイパス弁9−2、戻り管5、
バイパス弁9−3を経て二次処理槽8へ流入する。二次
処理槽8においては、養液2Bは濾過材8aを通過する
ことにより、濾過材8aに付着した微生物により酸化分
解作用を受け、養液2B(71NH4−NはNo、−N
に変化する。
二次処理され、植物体の生育に有益な養液の状態となっ
た養液2はバイパス弁9−4を経て戻り管5から養液タ
ンクlへ戻り、以下養液は循環する。
前記の各バイパス弁、および開閉弁10−1゜10−2
、排水弁11−1.11−2は、養液栽培装置の養液中
のNo3−N/NH4−N比を調節するため、あるいは
メンテナンスするために必要に応じ切り換えて使用する
ことができ、栽培過程に応じ、栽培植物の変更時などに
有効に用いられる。 また、第2図に示す一次処理槽6
における仕切板12の段数、UV殺菌灯7の配列は、養
液循環量、設置スペースを考慮して設定されるものであ
る。
本実施例の養液栽培装置は、例えば、トマト。
キャベツ、ホウレンソウなどNo3−N/NH,−Nの
比率の大きい養液を好む植物の育成に特に効果が大きく
、また、省スペース効果もある。
次に、第3図の実施例は、一次処理槽の変形例を示した
ものである。
第3図に示す一次処理層6Aは、その−隅に、養液に浸
漬するようにフィルター6 A aを設け、他の部分に
養液の流れを均一化するための複数列の仕切板13を設
け、各仕切板の間にUV殺菌灯7の灯群を配列したもの
である。
このような一次処理槽を用いても、先に説明した実施例
と同様の作用効果が得られる。
[発明の効果] 以上詳細に説明したように、本発明によれば、養液を介
して植物体の病害の広がることを防止し、濾過装置によ
り養液中のアンモニア態窒素(NH4−N)1度を低下
させ、硝酸態窒素(NO3−N)濃度を高め、植物体の
生長を維持するとともに、養液循環系における滅菌槽の
スペースを小さくしうる養液栽培装置の濾過装置を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例に係る養液栽培装置の濾過
装置の略示構成図、第2図は、第1図の一次処理槽の略
示構成図、第3図は、本発明の他の実施例に係る一次処
理槽の略示構成図、第4図は、従来の養液栽培装置の略
示構成図である。 工・・・養液タンク、5・・・戻り管、6,6A・・・
一次処理槽、6a、6Aa・・・フィルター、7・・U
V殺菌灯、8・・・二次処理槽、8a・・・濾過材、工
2,13・・・仕切板、14・・・植物栽培槽。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、植物の養液栽培槽に、養液タンクから養液を循環す
    る養液栽培装置において、 養液栽培槽からの戻り配管系に、 殺菌手段を組込んだ一次処理槽と、 養液のアンモニア態窒素を硝酸態窒素に変える濾過剤を
    組込んだ二次処理槽とを、 直列に配設したことを特徴とする養液栽培装置の濾過装
    置。 2、一次処理槽は、 養液に浸漬するように上部にフィルターを設け、 その下部に、養液の流れを均一化する複数段の仕切板を
    設け、各仕切板の間に紫外線殺菌灯を配列した ことを特徴とする請求項1記載の養液栽培装置の濾過装
    置。 3、一次処理槽は、 当該処理槽の一部に養液に浸漬するようにフィルターを
    設け、 他部に、養液の流れを均一化する複数列の仕切板を設け
    、各仕切板の間に紫外線殺菌灯を配列した ことを特徴とする請求項1記載の養液栽培装置の濾過装
    置。
JP2089193A 1990-04-05 1990-04-05 養液栽培装置の濾過装置 Pending JPH03290122A (ja)

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Cited By (2)

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KR20220021316A (ko) * 2020-08-13 2022-02-22 한국과학기술연구원 식물공장 및 재배기 전용 순환식 수경재배 양액 전처리 정화장치

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JPS62115222A (ja) * 1985-11-15 1987-05-26 株式会社イナックス 魚類と植物の育成プラント

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