JPH03289930A - 電子内視鏡装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、可搬性を改良した電子内視鏡装置に関する。

［従来の技術と発明が解決しようとする課題］近年、電
荷給合素子（ＣＯＤ）等の固体撮像素子を撮像手段に用
いた電子内視鏡が種々提案され、実用されつつある。こ
の電子内視鏡は、操作部から外方に延設したユニバーサ
ルコードの先端側に、光学内視鏡が必要としている照明
光入射供給用のライトガイドコネクタ以外に、前記固体
撮像素子に駆動信号を供給する一方、該固体撮像素子が
観察イメージを光電変換した撮像信号をカメラコントロ
ールユニット側へ伝送するコントロールユニットコネク
タを必要としている。前記ユニバーサルコードの先端側
に設けられるライトカイトコネクタ及びコントロールユ
ニットコネクタは、例えば特開昭６３−１２３０１１号
公報、特開昭６３−１２４４９５号公報等に見られる如
くユニバーサルコード先端に設けた一つのコネクタ本体
に、ライトガイト口金とコントロールユニットコネクタ
とを併設したものと、例えば実開昭６０−１８２００２
号公報等に見られる如くユニバーサルコードの先端に設
けたコネクタ本体としてのライトガイドコネクタから信
号用コードを分岐し、この信号用コードの先端にコント
ロールユニットコネクタを設けたものとが存する。

ところで、前記のようにライトガイドコネクタから信号
用コードを分岐し、その先端にコントロ−ルユニットコ
ネクタを設けた電子内視鏡にあっては、照明光供給用の
光源装置と固体撮像素子に駆動信号を供給すると共に該
固体撮像素子からの撮像信号を信号処理するカメラコン
トロールユニットとを別体に構成でき、各々をコンパク
トにできるといった利点を有する。

しかしながら、その反面電子内視鏡の手元側操作部（側
部）から外方へ延出したユニバーサルコードの先端コネ
クタから信号コードを分岐し、その先端にさらにコント
ロールユニットコネクタを設けているため、電子内視鏡
を単体で持ち運びする場合、操作部、挿入部先端部及び
ユニバーサルコード先端のライトガイドコネクタ以外に
コントロールユニットコネクタをも把持しなければなら
ず、非常に扱い難いという問題がある。

本発明は、これらの事情に鑑みてなされたもので、電子
内視鏡を単体で持ち運ぶ場合に、ユニバーサルコード先
端のライトガイドコネクタから分岐した信号コードのコ
ネクタを把持することを不要として、操作部、挿入部先
端部及びライトガイドコネクタのみを把持すれば足り、
持ち運びないしは扱い易くした電子内視鏡装置を提供す
ることを目的としている。

［課題を解決するための手段及びその作用コ前記目的を
達成するため本発明による電子内視鏡装置は、操作部か
ら外方へ延出されたユニバーサルコード先端のライトガ
イドコネクタから信号コードを分岐し、この信号コード
の先端にカメラコントロールユニットコネクタを設けた
ものにおいて、前記コントロールユニットコネクタとラ
イトガイドコネクタとを着脱自在に給合する係止手段を
設けている。

この構成で、使用時にはライトガイドコネクタとコント
ロールユニットとの給合、固定を外して各々のコネクタ
受けに接続すると共に、持ち運び時等には前記ライトガ
イドコネクタとコントロールユニットとを係止手段にて
給合、固定する。

［実施例］ 以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。

第１図ないし第５図は本発明装置の第１実施例に係り、
第１図は装置全体を示す概略説明図、第２図は挿入部先
端部を示す断面図、第３図は操作部のスイッチを示す断
面図、第４図は第３図のＮＩＶ線断面図、第５図はライ
トガイドコネクタの口金部位を示す断面図である。

第１図に示すように、電子内視鏡装置は、電子内視鏡１
と、この電子内視鏡１に接続されて照明光を供給する光
源装＠２と、電子内視鏡１に接続されて該内視鏡１の先
端部に内蔵した固体撮像素子に駆動信号を供給すると共
に、該固体撮像素子が光電変換して伝送した撮像信号を
ビデオ信号に信号処理するカメラコントロールユニット
（以下ＣＣＵという）３と、このＣＣＵ３に接続される
モニタ４とを備えている。

前記電子内視鏡１は、細長で可撓性を有する挿入部５を
有し、この挿入部５の後端に太径の操作部６が連設され
ている。前記挿入部５は、先端側より順に、硬性の先端
部７、湾曲可能な湾曲部８及び可撓性を有する軟性部９
とを有し、前記先端部７には、光学アダプタ１０が必要
に応じて装着されるようになっている。この光学アダプ
タ１０を取り替えることにより、視野方向や視野角等を
交換することができるようになっている。

前記操作部６からは、側方にユニバーサルコード１１が
延設され、このユニバーサルコード１１の端部に、前記
光源装置２に着脱自在に接続される［Ｇライトガイド（
以下ＬＧという）コネクタ１２が設けられている。前記
ＬＧコネクタ１２からは、信号コード１３が分岐延設さ
れ、この信号コード１３の端部に、前記ＣＣＵ３に着脱
自在に接続されるＣＣＵコネクタ１４が設けられている
。

そして、前記ユニバーサルコード１１側のＬＧコネクタ
１２小径部には係止手段としての係止フック１５が取付
けられており、ＬＧコネクタ１２とＣＣＵコネクタ１４
とを給合固定するときＣＣＵコネクタ１４寄りの信号ケ
ーブル１３を係止フック１５内に係入して固定するよう
になっている。

尚、前記係止フックはＣＣＵコネクタ１４側に設けても
よい。

前記挿入部先端部７は第２図に示すよう構成されている
。すなわち、先端部７の主体としての先端構成部１６に
は、対物ユニット１７及び撮像ユニット１８が内設され
、さらにライトガイド１９及び照明レンズ２０が設けら
れている。前記対物ユニット１７はレンズ枠２１に複数
の対物レンズ２２を取付けて構成されている。一方、搬
像ユニット１８は対物レンズ２２の結像位置にイメージ
エリアを置くように固体撮像素子２３を固定し、この固
体撮像素子２３に回路基板２４を接続し、さらにこの回
路基板２４に信号線２５を接続して後方のケーブル保持
部材２６側に延設している。

前記信号線２５はバイブ状部材２６ａに挿通され、この
バイブ状部材２６ａはその先端側をケーブル保持部材２
６に嵌入固定していると共に、後部側を一括編組シール
ドケーブル２７に嵌入接続し、信号線２５をこのシール
ドケーブル２７内に挿通している。前記ケーブル保持部
材２６外周と先端構成部１６にかけては例えば角柱状撮
像ユニット枠２８が架設され、回路基板２４等を囲繞し
ている。このように、この図示例では、ケーブルの一括
編組シールドを撮像ユニット１８の枠２８に接続するこ
とによって、撮像ユニット全体がシールドされ、外乱に
よるノイズ及び放射ノイズを低減している。

また、前記照明レンズ２０は、挿入部７の先端面の観察
窓２９に向って上り傾斜する斜面に形成され、出射され
る照明光が対物レンズ２２の視野方向に多く配光される
ようにしている。

さらに、電子内視鏡１の操作部６に設けたスイッチ３０
は第３図及び第４図に示すように構成されている。第３
図においてスイッチ３０は、操作部６内に設けられた接
点を内蔵したスイッチ本体３１上方にステム３２を配置
する一方、スイッチ全体を囲繞して操作部６に取付けら
れた例えばゴムよりなる操作釦３３の内側中央にこのス
テム３２の一端を保持し、操作釦３３を指で押すか、斜
め方向に押すことによってステム３２を押し下げスイッ
チ本体３１内の接点を接触させてＯＮ動作させるように
なっている。ところで図示例のスイッチ３０は、スイッ
チ釦３３の内側に複数のリブ３４を設け、上からも横か
らの力に対してもへたらないようになっている。

さらにまた、ＬＧコネクタ１２の口金３５部位は第５図
に示すようになっている。すなわち、口金３５は先端口
金３６と後部口金３７との二体で構成すると共に、両者
を嵌合させて接合部に熱伝導率のよい接着剤３９を塗布
固定している。そして、少なくとも前記先端口金３６の
材質を熱伝導率の高い、例えばアルミニウム、黄銅、真
鍮等で構成し、さらに必要に応じて肉厚を薄くし、使用
中におけるＬＧコネクタ金属部の温度上昇を防止すると
共に、ライトガイドの焼損をなくしている。

また、前記のように口金３５を二体に分け、熱損傷を受
けたとき交換できるようにしている。尚、この口金にお
いて前記以外に口金表面を高熱伝導性材質でコートする
とか、或は入射端面部を鏡面としてもよい。

第６図及び第７図は第１実施例中で説明したライトガイ
ド出射端側に設ける照明レンズの変形例を小している。

第６図に示す変形例は外側の照明レンズ２０の内側に第
２の照明レンズ２０ａを設け、この第２の照明レンズ２
０ａの先端面を観察窓に向って上り傾斜の斜面に形成し
たものであり、第７図にボす変形例は、照明レンズ２０
に斜面を形成することなくライトガイド１９の出射端１
９ａを前記斜面に形成したもので、いずれも観察視野方
向の配光特性を良好としている。

第８図及び第９図は操作部の変形例を示している。第８
図に示Ｊ変形例は操作部６の一側に段部６ａを設けてこ
の段部６ａにスイッチ３０を配置し、第９図に示す変形
例は操作部６の側部に各々段部６ａを設けてこの段部６
ａにスイッチ３０を配置したもので、操作部６を載置し
たときなどスイッチの誤操作が起きないようにしてもの
である。

第１０図及び第１１図に示す変形例は前記目的、すなわ
ち操作部６を載置したときなどのスイッチ誤操作を防止
するべく、操作部６に凹陥部６Ｃを形成し、誤凹陥部６
Ｃにスイッチ３０を配置したものである。第１１図は第
１０図のスイッチ部位の断面図を示し、符号４１はスイ
ッチ釦、４２゜４３は接点、４４は信号線である。

第１２図は本発明装置の第２実施例を示す説明図である
。この実施例は、ＬＧコネクタ１２とＣＣＵコネクタ１
４とを給合固定するのに係止手段としての結束帯４５を
用いたものである。この結束帯４５はＣＣＵコネクタ１
４寄りの信号コード１３に取付けられており、その両端
の相接合する面に雄、雌の面ファスナ（商品名マジック
テープ）４６ａ、４６ｂを取付け、固定時にこの結束帯
４５でＣＣＵコネクタ１４側をＬＧコネクタ１２に結束
し給合するものである。尚、前記結束帯４５はＬＧコネ
クタ１２側に設けてもよい。

第１３図は本発明装置の第３実施例に係る説明図である
。この実施例は、ＣＣＵコネクタ１４側に係止手段とし
ての口金ホルダ４７を設け、ＬＧコネクタ１２の口金３
５をこのホルダ４７に挿入し給合固定するものである。

尚、信号コード１３はカールケーブルを用いている。

第１４図は本発明装置の第４実施例に係る説明図である
。

この実施例は、ＣＣＵコネクタ１４或はＬＧコネクタ１
２の一方に吊りフック４８を他方に吊りリング４９を取
付け、吊り下げ係止するようにしたものである。

［発明の効果］ 以上説明したように本発明によれば、電子内視鏡を単体
で持ち運ぶ場合に、ユニバーサルコード先端のライトガ
イドコネクタから分岐した信号コードのコネクタを把持
することを不要として、操作部、挿入部先端部及びライ
トガイドコネクタのみを把持すれば足り、持ち運びない
しは扱い易くできる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第５図は本発明装置の第１実施例に係り、
第１図は装置全体を示す概略説明図、第２図は挿入部先
端部を示す断面図、第３図は操作部のスイッチを示す断
面図、第４図は第３図の■■線断面図、第５図はライト
ガイドコネクタの口金部位を示す断面図、第６図及び第
７図は照明レンズないしはライトガイド出射端の変形例
を示す説明図、第８図及び第９図は操作部のスイッチ部
の変形例を示す説明図、第１０図は操作部のスイッチ部
の他の変形例を示す説明図、第１１図は第１０図の要部
断面図、第１２図は第２実施例を示す説明図、第１３図
は第３実施例を示す説明図、第１４図は第４実施例を示
す説明図である。 １・・・電子内祝ｆｆｌ　　　　　６・・・操作部１１
・・・ユニバーサルコード １２・・・ＬＧコネクタ　　１４・・・ＣＣＵコネクタ
１５・・・係止フック　　　４５・・・結束帯４７・・
・口金ホルダ　　　４８・・・吊りフック４９・・・吊
りリング 第３図 第２図 第５図 第６図 ０ ９ 第８図 第１０図 ０ 第１２図 ４図 第１３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 操作部から外方へ延出されたユニバーサルコード先端の
   ライトガイドコネクタから信号コードを分岐し、この信
   号コードの先端にカメラコントロールユニットコネクタ
   を設けたものにおいて、前記コントロールユニットコネ
   クタとライトガイドコネクタとを着脱自在に給合する係
   止手段を設けたことを特徴とする電子内視鏡装置。