JPH03289891A

JPH03289891A - ブックタイプテレビ電話

Info

Publication number: JPH03289891A
Application number: JP9040890A
Authority: JP
Inventors: Toshiaki Watanabe; 敏明渡邊; Kazuo Ozeki; 和夫大関; Kenji Datake; 健志駄竹; Hideyuki Ueno; 秀幸上野; Takashi Ida; 孝井田; Yoshikuni Matsumura; 松村　善邦
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1990-04-06
Filing date: 1990-04-06
Publication date: 1991-12-19

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的］（産業上の利用分野）本発明は動画像或いは静止画像及び音声を送受信するブ
ックタイプテレビ電話に関する。

（従来の技術）近年、デジタル通信網の整備や通信技術の発達により音
声は勿論、動画像又は静止画像を同時に伝送できるブッ
クタイプテレビ電話の開発が行なわれている。

従来、この種のテレビ電話は、操作用のキーボード部及
び受話器を含む電話機本体の外側に、画像を写し出すデ
ィスプレイ及び画像を写し取るカメラを装備した据え置
き型のものが知られている。

（発明が解決しようとする課題）然し乍ら、上述した従来のテレビ電話においては、ディ
スプレイやカメラが電話機本体の外側に固定された据え
置き型であるため、持ち運びが困難であり、加えて、構
造が複雑になるため、スペースの有効利用ができないと
いう問題点があった。

又、相手側がテレビ電話を所持していないときや画像通
信の必要がないとき等のように音声電話としてのみ用い
る場合には、上記ディスプレイが邪魔になったり、ディ
スプレイの保護が成されていないことにより、ディスプ
レイを破損し、安全な使用ができないという問題点があ
った。

更に、カメラが電話機本体に固定されているため、利用
者が所望の位置及び角度でカメラを使用できないという
問題点があった。

本発明の目的は、上述した問題点に鑑み、容易に携帯で
きると共に、カメラの位置が自由に変更でき、併せて、
ディスプレイが保護されたコンパクトなブックタイプテ
レビ電話を提供するものである。

［発明の構成］（課題を解決するための手段）本発明は上述した目的を達成するため、電話機本体の上
面に形成された操作用のキーボード部と、上記キーボー
ド部に隣接する上記電話機本体上面に載置された受話器
と、上記電話機本体の上面に対して開閉自在に装着され
た蓋部と、上記蓋部の裏面に形成されたディスプレイと
、上記電話機本体に接続された撮像用のカメラとを具備
したものてあり、上記電話機本体の内部又は下部には、
ディスプレイが形成された蓋部を収容する格納部が形成
されたものであり、さらに上記蓋部の表面にもキーボー
ド部を形成したものである。

又は、上記電話機本体の上面に形成されたディスプレイ
と、上記ディスプレイに隣接する上記電話機本体上面に
載置された受話器と、上記電話機本体の上面に対して開
閉自在に装着された蓋部と、上記蓋部の表面あるいは裏
面あるいはその両面に形成された操作用のキーボード部
と、上記電話機本体に接続された撮像用のカメラとを具
備したものである。

更には、上記蓋部の周部に、カメラの取り付け手段を設
けたものである。

（作用）本発明においては、ディスプレイが蓋部の裏面又は電話
機本体の上面に形成されたので、蓋部を閉しれば、コン
パクトな構造となり、キーボード部及びディスプレイを
同時に保護した状態で手軽に持ち運びされる。又、電話
機本体の内部又は下部に蓋部の格納部を形成したので、
音声のみの通話時において、ディスプレイが邪魔になら
ず、同時に保護される。更に、蓋部の表面にもキーボド
部を形成したので、蓋部を閉めてディスプレイが保護さ
れた状態で、而もディスプレイが邪魔にならずに音声通
話される。更に又、蓋部の周部にカメラの取り付け手段
を設けたので、利用者の所望する位置にカメラがセット
され、カメラの撮像範囲が自由に選択される。

（実施例）本発明のブックタイプテレビ電話に係る実施例を第１図
乃至第１０図に基づいて説明する。

即ち、第１図は第１の実施例におけるテレビ電話の構成
例を示す斜視図であり、第２図はその側面図を示す。

本実施例におけるテレビ電話は、上面１ａが傾斜面の電
話機本体（以下、本体と称す）１と、この本体１の上面
１ａに形成されたキーボード部２ａと、上記本体１の上
面１ａの一側寄りに載置された受話器３と、画像を写し
取るカメラ４と、キ−ボード部２ａの上方に形成され、
上記カメラ４を収容するカメラ格納部５と、裏面に液晶
の平面ディスプレイ６が形成され、−辺が本体１の上面
１ａに対して開閉自在に装着された蓋部７とから構成さ
れ、上記カメラ格納部５の近接する位置には、カメラ４
をセット或いは引き抜くためのカメラセット釦８が設け
られ、上記蓋部７の周縁部には、カメラ４を所望の位置
に固定するための金具９が設けられている。更に、本体
１の側面部には、本体１内部に出し入れが自由で、テレ
ビ電話を持ち運ぶ際に使用する把手１０が設けられてい
る。

又、本体１の内部には、第２図に示すように、蓋部７の
格納部１ｂが形成されている。

従って、かかる構成のテレビ電話を使用する場合は、蓋
部７を開き、ディスプレイ６を立てた後、カメラセット
釦８によりカメラ４を撮像可能な位置にセットするか若
しくは必要に応じて取り外し、金具９により蓋部７の適
当な位置に固定して、所望のカメラアングルを決める。

又、第３図及び第４図に示すように、テレビ電話を使用
しない場合は、カメラ４を格納部５内に収容した後、蓋
部７を閉じ、必要があれば本体１より把手１０を引き出
し、携帯する。このとき、蓋部７が本体１の上面１ａを
覆うので、キーボード部２　ａ　ｓ受話器３及びカメラ
４は勿論、蓋部７の裏面に形成されたディスプレイ６が
保護される。

更に、音声通話のみ行なう場合には、第２図及び第５図
に示すように、本体１の格納部ｌｂ内に蓋部７を収容す
る。これにより、電話機がコンパクト化され、ディスプ
レイ６が使用上邪魔にならなくなり、而もディスプレイ
６は本体１内で保護される。

第６図は音声通話としてのみ使用する場合の第２の実施
例に係るテレビ電話の形態を示す説明図である。本実施
例では、蓋部７が本体１より取り外しできる構造を有し
て居り、テレビ電話を音声電話としてのみ使用するとき
は、蓋部７を本体１より取り外し、ディスプレイ６を上
側に向けて本体１の下部にしまっておくものである。従
って、この場合もディスプレイ６が邪魔になることなく
音声電話として利用でき、而もディスプレイ６が本体１
により保護される。

第７図及び第８図は第３の実施例に係るテレビ電話の斜
視図であり、第９図は第８図の側面図を示す。本実施例
は、蓋部７の表面にもキーボード部２ｂが形成されたも
のであり、その他の構成は第１の実施例と同様である。

従って、かかる構成によれば、蓋部７を閉じた状態でも
蓋部７の表面に形成されたキーボード部２ｂが使用でき
るので、ディスプレイ６が邪魔することなく、音声電話
として利用でき、併せてディスプレイ６が保護される。

又、蓋部７の裏面所定部にキーボード部２ｂのＯＮ・Ｏ
ＦＦ切り換えスイッチ１１を設け、蓋部７の開口時にキ
ーボード部２ｂがＯＦＦ状態になるようにしておけば、
蓋部７の開口時におけるキーボード部２ｂの誤動作が防
止できる。尚、蓋部７の表面に形成されるキーボード部
２ｂは、通常の釦式或いはタッチパネル式のような凹凸
が形成されないものでも良く、受話器３及びカメラ４と
本体１との接続は、有線又は無線のどちらでも構わない
。

第１０図は第４の実施例に係るテレビ電話の斜視図を示
す。本実施例では、本体１の上面にディスプレイ６が形
成され、蓋部７の表面及び裏面にキーボード部２ｃが形
成されたものである。尚、その他の構成は第３の実施例
と同様である。従って、かかる構成のテレビ電話におい
ても、構造がコンパクトになり、ディスプレイ６が保護
された状態での携帯が容易にでき、而も音声通話として
のみ利用する場合にはディスプレイ６が邪魔にならない
等の効果が期待できる。

［発明の効果］以上説明したように本発明によれば、ディスプレイを蓋
部或いは本体に形成し、キーボード部を本体或いは蓋部
に形成したので、キーボード部とディスプレイとを同時
に保護した状態で容易に持ち運びできる。又、蓋部を本
体の内部或いは下部に収納するので、音声通話のみとし
て利用する場合には、ディスプレイが邪魔になることな
く、而もディスプレイの保護ができる。更に、蓋部の表
面にもキーボード部を形成したので、蓋部を閉じてディ
スプレイを保護した状態において、ディスプレイが邪魔
することなく音声通話できる。更に又、蓋部の周部にカ
メラ取り付け手段を設けたので、所望の位置にカメラが
セットでき、自由にカメラアングルが設定できると共に
、カメラの位置に起因する写りの悪さ等を回避できる等
の効果により上述した課題を解決し得る。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第５図は本発明の第１の実施例を示すもので
あり、第１図はテレビ電話の斜視図、第２図は第１図の
側面図、第３図は蓋部を閉じた状態のテレビ電話の斜視
図、第４図は第３図の側面図、第５図は蓋部の本体内収
納時におけるテレビ電話の斜視図、第６図は第２の実施
例に係るテレビ電話の説明図、第７図乃至第９図は第３
の実施例を示すものであり、第７図はテレビ電話の斜視
図、第８図は蓋部を閉じた状態でのテレビ電話の斜視図
、第９図は第８図の側面図、第１０図は第４の実施例に
係るテレビ電話の斜視図である。１・・・電話機本体１ｂ・・・格納部２　ａ　、　　２　ｂ　、　　２　Ｃ−−−キーボー３
・・・受話器４・・・カメラ６・・・ディスプレイ７・・・蓋部９・・・金具

Claims

【特許請求の範囲】

（１）電話機本体の上面に形成された操作用のキーボー
ド部と、上記キーボード部に隣接する上記電話機本体上面に載置
された受話器と、上記電話機本体の上面に対して開閉自在に装着された蓋
部と上記蓋部の裏面に形成されたディスプレイと、上記電話
機本体に接続された撮像用のカメラとを具備したことを
特徴とするブックタイプテレビ電話。
（２）電話機本体の内部又は下部に、ディスプレイが形
成された蓋部を収容する格納部を形成したことを特徴と
する請求項１記載のブックタイプテレビ電話。
（３）蓋部の表面にもキーボード部を形成したことを特
徴とする請求項１記載のブックタイプテレビ電話。
（４）電話機本体の上面に形成されたディスプレイと、上記ディスプレイに隣接する上記電話機本体上面に載置
された受話器と、上記電話機本体の上面に対して開閉自在に装着された蓋
部と、上記蓋部の表面及び裏面に形成された操作用のキーボー
ド部と、上記電話機本体に接続された撮像用のカメラとを具備し
たことを特徴とするブックタイプテレビ電話。
（５）蓋部の周部に、カメラの取り付け手段を設けたこ
とを特徴とする請求項１及び４記載のブックタイプテレ
ビ電話。