JPH03289600A - エンドピースの減容安定化処理方法 - Google Patents

エンドピースの減容安定化処理方法

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JPH03289600A
JPH03289600A JP9147090A JP9147090A JPH03289600A JP H03289600 A JPH03289600 A JP H03289600A JP 9147090 A JP9147090 A JP 9147090A JP 9147090 A JP9147090 A JP 9147090A JP H03289600 A JPH03289600 A JP H03289600A
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Satoshi Ikeda
池田 諭志
Masao Shiotsuki
塩月 正雄
Shigeyoshi Kawamura
川村 重義
Fumiaki Komatsu
史明 小松
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Kobe Steel Ltd
Power Reactor and Nuclear Fuel Development Corp
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Kobe Steel Ltd
Power Reactor and Nuclear Fuel Development Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、核燃料集合体を構成するエンドピースを長期
に亘って安全に貯蔵するのに好適な減容安定化処理方法
に関するものである。
〔従来の技術〕
通常、使用後に再処理される核燃料集合体は、第8図に
示されるような被覆管90内に燃料ペレットが充填され
、この被覆管90が多数本束ねられてその上下端がエン
ドピース(またはノズル)92、’94に固定された状
態となっている。
従来、このような核燃料集合体を減容安定化処理するた
めには、まず被覆管90の上下端からエンドピース92
,94を分断し、さらに各被覆管90を細断した後に両
者を濃硝酸溶液中に浸漬する作業が行われる。これによ
って被覆−1F90内の燃料ペレットが溶解され、残り
の金属材料が残漬物として取出される。
この残漬物である放射性金属廃棄物は、ジルコニウム合
金製の被覆管90のせん断片(以下、)\ルと称す)と
、燃料棒部品としてのステンレスやインコネル製のプラ
グ、スプリング、スペーサ、グリッド等からなるいわゆ
るハードウェアと、上記エンドピース92,94とから
なっている。
このうち、ハルおよびハードウェアは互いに似通った形
状および重量を有するため、両者をまとめて処理するこ
とが可能である。そこで従来は、これらの放射性金属廃
棄物をステンレス等の金属容器の中に入れ、両者を一軸
圧縮処理装置を用いて圧縮した後、この容器内を脱気密
封し、1000℃に近い高温下で100気圧以上の高圧
を加えて熱処理(いわゆるHIP処理)する方法がすで
に知られている(例えば特公昭57−959号公報参照
)。このような方法によれば、圧縮された7%ルおよび
ハードウェアが相互に拡散接合し、真密度に近い一体の
鋳塊が生成されるため、両者に付着した放射性物質は、
互いに拡散接合した界面部に閉じ込められることになる
これに対し、上記エンドピース92,94も、被覆管の
一部が残った形で分断される場合があり、減容安定化処
理が必要であるが、このようなエンドピース92,94
は上記ハルやハードウェアに比べて形状および重量が大
きく、またステンレス製で頑丈であるために、上記方法
と同様に単に容器内に収納してHIP処理を行うと、上
記エンドピースの有する空隙部によって圧縮変形量が大
きくなり、このため容器が破れたり、またエンドピース
の突出部が容器の内壁を突き破ったりする不都合が生じ
る。
このため従来は、エンドピース92,94を減容化せず
に一定の場所に隔離状態で放置するといった手段がとら
れている。また近年は、エンドピース92,94を溶融
処理したり、機械的に小サイズに分断したりする方法も
考えられている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記のように、エンドピースは比較的高張り易い形状と
なっているため、減容化せずに放置するには膨大なスペ
ースが必要であり、その減容化処理は必要不可欠のもの
となりつつある。
その手段として、エンドピースを溶融処理する方法では
、大型の溶融炉が必要でコスト高になるとともに、エン
ドピースに付着した核燃料被覆管内の核燃料が溶融時に
飛散するおそれもあり、その実現化は難しい。また、切
断処理を行う場合も、これによって減容化の目的は遠戚
されるものの、その後に安定化を行うことができず、そ
のためにまた別の工程が必要である。
本発明は、このような事情に鑑み、核燃料集合体から分
断されたエンドピースを容易かつ安全に減容安定化処理
することができる方法を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、核燃料集合体の両端に配されたエンドピース
の減容安定化処理を行う方法であって、エンドピースお
よびエンドピース以外で核燃料集合体を構成する放射性
金属廃棄物をこの放射性金属廃棄物が上記エンドピース
の有する空隙内に侵入するように容器内に混合充填し、
この容器内で両者を同時に圧縮し、上記作業を繰返して
容器内を満たした後、容器内を脱気密封してHIP処理
するものである(請求項1)。
また本発明は、エンドピースおよび空隙充填材としての
金属粉をこの金属粉が上記エンドピースの有する空隙内
に侵入するように容器内に混合充填し、これによって容
器内を満たした後、同容器内を脱気密封してHIP処理
するものである(請求項2)。
〔作 用〕
まず、請求項1記載の方法によれば、エンドピースおよ
びその他の放射性金属廃棄物が容器内に混合状態で充填
され、さらに予備圧縮されることにより、放射性金属廃
棄物の嵩密度が低減されるとともに、エンドピースの有
する空隙が放射性金属廃棄物で満たされる。そして、こ
の状態で容器ごとHIP処理することにより、容器の破
損を招くことなくエンドピースおよびその他の放射性金
属廃棄物が減容安定化される。
また、請求項2記載の方法によれば、容器内に、エンド
ピースとともに金属粉が混合充填されることにより、こ
の金属粉でエンドピースの有する空隙が埋められ、この
状態で容器ごとHIP処理することにより、容器の破損
を招くことなくエンドピースが減容安定化される。
(実施例) 本発明の一実施例を第1図の工程図に基づき第2〜6図
を参照しながら説明する。
まず、工程P□において、図外の一軸圧縮処理成形用金
型の内部に、第2図に示されるようなステンレス鋼等か
らなる容器10を挿入し、この容器10内に、エンドピ
ース以外の放射性金属廃棄物であるハルおよびハードウ
ェアの混合物12を充填しく工程P2)、図外の押棒で
予備圧縮する(工程Pa)。これによって、第2図に示
されるように、容器10の底部にハルおよびハードウェ
アの混合物12からなる圧縮層が形成される。
次に、この容器10内にエンドピース14を供給しく工
程P4)、このエンドピース14の上から同エンドピー
ス14を覆うようにしてハルおよびハードウェアの混合
物12を充填した後(工程P5)、両者を圧縮処理する
(工程Pa)。このとき、第3図に示されるようにエン
ドピース14が開口部を有する形状をもつ場合には、こ
の開口部を上にし、この開口部が圧縮時にハルおよびハ
ードウェアの混合物12で埋められるようにする。
これによって、同図に示されるようにエンドピース14
のもつ空隙が埋められ、容器10内に空気が閉じ込めら
れることが防がれる。
また、エンドピース14の上部にハルおよびハードウェ
アの混合物12を配することにより、エンドピースエ4
が複雑な形状を有する場合にも、−軸圧縮処理装置の押
棒に偏荷重が作用しないため、押棒先端部の傷みが少な
く、また押棒自身が曲がるのを防ぐことができる利点が
ある。
この工程P4〜P6を所定回数繰返し、容器10内を充
満させた後、容器10を金型内から取出し、第5図に示
されるように容器IOの開口部に脱気管16付の蓋18
を装着する。そして、上記脱気管16から容器10内の
空気を吸引して脱気し、密封した後(工程P7)、容器
10全体にHIP処理を施すことにより(工程P8)、
ハルおよびハードウェアの混合物12とエンドピース1
4との双方を同時に減容安定化処理することができる。
具体的には、例えば上記容器10を1000℃、100
0kg/a[rの高圧・高温条件下で1時間熱処理する
ことにより、内部のエンドピース14がその周囲のハル
およびハードウェアの混合物12と熱的に相互拡散し、
これらに含まれる放射性物質が金属相互間の拡散層に閉
じ込められ、あるいは耐食性が良好なジルコニウム合金
からなるハルの層の中に閉じ込められることにより、減
容安定化が果される。
このような方法によれば、エンドピースエ4をハルおよ
びハードウェアの混合物12と同じ工程で容易に減容安
定化することができる。しかも、エンドピース14の有
する空隙部分はハルおよびハードウェアの混合物■2で
埋められるため、容器10内に空気が閉じ込められたま
まHIP処理が行われて容器が破損するおそれもない。
さらに、この実施例に示されるように容器10の底部に
予めハルおよびハードウェアの混合物12からなる層を
形成してその上にエンドピース14を供給し、このエン
ドピース14と容器10の底壁や側壁との間にハルおよ
びハードウェアの混合物12を介在させれば、エンドピ
ース14が突出部の多い形状を有する場合でも、このエ
ンドピース14によって容器10が突き破られるのを確
実に防ぐことができる。また、通常ハルは耐食性の高い
ジルコニウム合金からなっているので、このハルとハー
ドウェアの混合物12を容器10の内壁に近い部分に配
することにより、エンドピース14の周囲に耐食層を形
成することができる。
なお、この実施例ではエンドピース14等を充填した容
器10に直接蓋18を取付け、そのままHIP処理を行
うようにしているが、第6図に示されるように複数の容
器10を別の大型容器2゜に挿入し、この大型容器20
の開口部に蓋18を装着してHIP処理を行うようにし
てもよい。また、同図に示されるように容器10の開口
部分にステンレス等からなる金属粉19を充填し、容器
10内の空隙を埋めるようにすれば、より効果的である
次に、第2実施例を第7図の工程図に基づいて説明する
まず、容器10内に空隙充填材として金属粉(ここでは
ステンレス粉)を充填しく工程P11)、次いで容器1
0内にエンドピース14を供給した後(工程P12)、
このエンドピース14の空隙を埋めるようにしてステン
レス粉を充填する(工程P工3)。これらの工程p12
.p工、を繰返し、容器10内に所定個数のエンドピー
ス14を充填した後、蓋16を装着して脱気密封処理を
行い(工程P14)、さらに容器10ごとF(IP処理
を行う(工程P15)。
このような方法によれば、エンドピース14の空隙をス
テンレス粉で埋めるようにしているので、容器10内で
の予備圧縮を行うことなく、直接HIPIP処理行する
ことができる。しかも、ハルおよびハードウェアの混合
物12に比べ、粉体である金属粉はエンドピース14の
空隙部分に侵入し易く、容器10内の空間をより減少さ
せることができる 〔発明の効果〕 以上のように本発明によれば、次の効果を得ることがで
きる。
まず、請求項1記載の方法は、エンドピースの空隙部分
をそれ以外の放射性金属廃棄物で埋めるようにしながら
両者を容器内に混合充填して予備圧縮し、その後に脱気
密封処理およびHIPIP処理うものであるので、従来
は減容安定化処理が困難とされていたエンドピースをハ
ル等の放射性金属廃棄物とともに同じ工程で容易に減容
安定化処理することができる効果がある。しかも、上記
空FJI分が放射性金属廃棄物で埋められているため、
HIP処理中に容器破損等の不都合が生じるおそれもな
い。
また、請求項2記載の方法は、エンドピースの空隙部分
を金属粉で埋めるようにしながら両者を容器内に混合充
填するものであるので、上記請求項1記載の方法と同様
に不都合なく容易にエンドピースの減容化処理が行える
とともに、容器内での予備圧縮処理も省くことができる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例方法を示す工程図、第2図
は同方法による工程中において容器内にハルおよびハー
ドウェアの混合物からなる圧縮層が形成された状態を示
す断面図、第3図は同容器にエンドピースが供給されさ
らにその周囲にハルおよびハードウェアの混合物が充填
された状態を示す断面図、第4図は同容器がエンドピー
スとノ\ルおよびハードウェアの混合物とで満たされた
状態を示す断面図、第5図は同容器の開口部に蓋が装着
された状態を示す断面図、第6図は同容器が別の大型容
器内に挿入された状態を示す断面図、第7図は本発明の
第2実施例方法を示す工程図、第8図は分断される前の
核燃料集合体の一例を示す正面図である。 10・・・容器、12・・・ハルおよびハードウェアの
混合物(エンドピース以外の放射性金属廃棄物)、14
・・・エンドピース、16・・・蓋。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、核燃料集合体の両端に配されたエンドピースの減容
    安定化処理を行う方法であって、エンドピースおよびエ
    ンドピース以外で核燃料集合体を構成する放射性金属廃
    棄物をこの放射性金属廃棄物が上記エンドピースの有す
    る空隙内に侵入するように容器内に混合充填し、この容
    器内で両者を同時に圧縮し、上記作業を繰返して容器内
    を満たした後、容器内を脱気密封してHIP処理するこ
    とを特徴とするエンドピースの減容安定化処理方法。 2、核燃料集合体の両端に配されたエンドピースの減容
    安定化処理を行う方法であって、エンドピースおよび空
    隙充填材としての金属粉をこの金属粉が上記エンドピー
    スの有する空隙内に侵入するように容器内に混合充填し
    、これによって容器内を満たした後、同容器内を脱気密
    封してHIP処理することを特徴とするエンドピースの
    減容安定化処理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH021599A (ja) * 1988-02-01 1990-01-05 Kobe Steel Ltd 放射性金属廃棄物の減容固化方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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