JPH03289357A - サイリスタバルブ - Google Patents

サイリスタバルブ

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JPH03289357A
JPH03289357A JP8495490A JP8495490A JPH03289357A JP H03289357 A JPH03289357 A JP H03289357A JP 8495490 A JP8495490 A JP 8495490A JP 8495490 A JP8495490 A JP 8495490A JP H03289357 A JPH03289357 A JP H03289357A
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JP
Japan
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thyristor
module
semi
valve
insulating material
Prior art date
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Pending
Application number
JP8495490A
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English (en)
Inventor
Shigeru Mogi
茂木 茂
Tsuneji Teranishi
常治 寺西
Shigeru Tanabe
茂 田辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、空気絶縁水冷式のサイリスタバルブに係り、
特に、その絶縁方法に改良を施したサイリスタバルブに
関するものである。
(従来の技術) 大容量、長距離送電及び異周波連系等、系統運用上の多
くのメリットを有する直流送電が多方面で使用されてい
る。現在、国内においては、一部地域において、系統を
連系する250kv直流送電が実施されており、この直
流送電は今後、大容量、高電圧化することが望まれてい
る。
この様な直流送電における交直変換所では、交流電圧の
系統から入力した交流出力を、変換器用変圧器、サイリ
スタバルブ(交直変換器)を通して直流電圧に変換し、
送電している。このサイリスクバルブは、前記の様に交
流電圧を直流電圧に、あるいは、直流電圧を交流電圧に
変換するもので、その運転実績、保守、点検作業の容易
さから、空気絶縁方式のものが多用されており、通常バ
ルブポールと称される建屋内に収納されている。この様
なサイリスクバルブの構成を第4図に示した。
即ち、サイリスタバルブは、サイリスタ素子、抵抗、コ
ンデンサ等の電気部品をある単位収納したサイリスタモ
ジュール2,4.5を電気的に直列に接続し、積層して
構成されている。また、前記サイリスタモジュール2.
4.5は、絶縁支柱3によって支持、固定されている。
さらに、サイリスタバルブの最上部には、電界緩和用シ
ールド1が、一方、最下部には架台6が配設されている
また、前記サイリスタモジュール内の電気部品構成の配
置例を第5図に示した。即ち、9はサージブロッキング
用コイル、16はサイリスタ素子、17はサイリスタ冷
却用フィン、18はサイリスクスタック支え、19は電
圧分担用コンデンサ、20はモジュールフレームを示し
ている。この場合、電圧分担用コンデンサ19はそれぞ
れ電位差があり、個々に所定の絶縁距離を採る必要があ
る。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上述した様なサイリスタバルブには、以
下に述べる様な解決すべき課題があった。
即ち、上述した様なサイリスタバルブは、高電圧、大容
量化が進むにつれて、各サイリスタモジュール間の絶縁
距離が増大し、あるいは、サイリスタモジュール内部素
子間の絶縁距離が増大するため、サイリスタバルブが大
形化するといった欠点があった。
また、従来の空気絶縁方式のサイリスタバルブは空気だ
けで絶縁するものであり、その絶縁耐力に応した絶縁距
離を採った場合、大きな絶縁距離を必要としていた。つ
まり、空気は電界E=3kv / m mで破壊するた
め、これ以下になるギャップ長にする必要がある。例え
ば、平坦部と平坦部が対向する部分にDC=50kVが
印加されると、絶縁距離は50 k v/ 3 (k 
v/mm) = 17mm以−ににしなければならない
。実際には絶縁裕度を考慮するので、絶縁距離りは30
〜40 m m程度になる。さらに、突起部においては
、突起部の電界が大きくなるので、前記の絶縁距離りの
3〜4倍採る必要がある。この様に空気絶縁方式のサイ
リスタバルブにおいては、絶縁耐力の弱い空気ギャップ
の絶縁強度でバルブ全体の大きさが決定されることから
、縮小化に限界があった。
さらに、空気絶縁方式のサイリスタバルブの場合、その
構成要素であるサイリスタ素子、抵抗等の発熱が大きい
ため、その冷却手段として水冷式を採用し、強制的に冷
却水を循環させて冷却を行っている。そのため、冷却水
供給用のパイプの継目からの漏水の危険性、漏水した水
が絶縁物に付着することによる絶縁低下、絶縁」二の不
具合等が懸念されていた。
本発明は、−[述した様な従来技術の欠点を解消するた
めに提案されたもので、その目的は、サイリスタモジュ
ール上下間及びサイリスタモジュール内の構成部品間の
絶縁距離を大幅に短縮することにより、装置の縮小化を
可能としたサイリスタバルブを提供することにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は、数個のサイリスタ素子と複数の電気部品を直
列に接続して一単位のサイリスタモジュールとし、この
サイリスタモジュールを多数積重ねて成るサイリスタバ
ルブにおいて、前記サイリスタモジュールの少なくとも
一部に、半固体絶縁材料を充填したことを特徴とするも
のである。
(作用) 本発明のサイリスタバルブは、絶縁強度の高い半固体絶
縁材料をサイリスタモジュールの少なくとも一部に充填
することによって、サイリスタモジュール内部の素子間
及びサイリスタモジュール上下間の絶縁距離を、大幅に
縮小することができる。
(実施例) 以下、本発明のサイリスタバルブの一実施例を第1図に
基づいて具体的に説明する。なお、第4図及び第5図に
示した従来型と同一の部材には同一の符号を付して、説
明は省略する。
本実施例においては、第1図に示した様に、支え7によ
って絶縁支社3に固定されたサイリスクモジュール21
a、21bの内部に、半固体絶縁材料22が充填されて
いる。この半固体絶縁材料22としては、例えばシリコ
ンゲルを用いることかできる。
なお、シリコンゲルとは、液状のシリコンオイルを付加
反応によって従来のシリコンエラストマーの115〜1
/10の低架橋密度で硬化させた寒天状の材料であり、
特に、電気的、熱的に優れている。以下にその一般特性
を簡単に示した。
外観=無色透明 比重=0.97 絶縁破壊の強さ一インパルス約150kv/mm誘電率
−3,0 体積抵抗率=1.5X1015Ω−cmまた、一般に、
シリコンゲルは、減圧下で含侵することにより脱泡され
、例えば、第1図に示すサイリスタ素子10の周囲に、
いわゆるボイドの無い絶縁層を作ることができる。
この様な構成を有する本実施例のサイリスタバルブにお
いては、サイリスタモジュール内部に半固体絶縁材料2
2を充填することにより、サイリスタモジュール上下間
及びサイリスタモジュール内部の絶縁が強化される。例
えば、半固体絶縁材料としてシリコンゲルを用いた場合
、前述した様に、絶縁破壊の強さE=150kv/mm
もあり、空気の絶縁破壊の強さE=3kv/mmに比べ
約50倍の絶縁耐力を有する。この効果は、サイリスタ
モジュール内にシリコンゲルを充填した場合にも期待で
き、例えば、サイリスタモジュール上下間(21a、2
1b間)の絶縁距離も最大1150に縮小できる。しか
し、実際には、絶縁支柱3の沿面で絶縁距離が決定され
ている場合もあるので、若干の空気ギャップとシリコン
ゲルとの複合絶縁構成になる。もちろん、この様な構成
においても、サイリスタモジュール上下間電圧に対する
絶縁はシリコンゲルで賄うので、空気ギャップ23を従
来に比べ、大幅に縮小することができる。
また、同様に、サイリスタモジュール内部においても、
絶縁距離の縮小化が期待できる。さらに、シリコンゲル
は無色透明であることから、サイリスタモジュール内部
の点検が可能であり、異常の有無を発見するのも容易な
ものとなる。
この様に、本実施例によれば、サイリスタモジュール上
下間及びサイリスタモジュール内部の絶縁距離を著しく
縮小でき、これにより、サイリスタバルブ全体を縮小化
することが可能になる。
なお、本発明は上述した実施例に限定されるものではな
く、第2図に示した様に、サイリスタモジュール内に配
設される電圧分担用コンデンサ19の周囲に、シリコン
ゲル24を充填して絶縁しても良い。この場合、各コン
デンサ19間の絶縁距離を縮小できるため、従来のコン
デンサの占めているスペース25(破線で示す部分)に
比べて、その設置スペースを半減することができる。こ
の様に、各電気部品毎にゲル絶縁を施しても、絶縁距離
を大幅に縮小することができる。
また、第3図に示した様に、サイリスタ素子16の冷却
系統にも本発明を適用することができる。
即ち、この冷却系統においては、冷却水は絶縁パイプ3
0からサイリスタ冷却用フィン17に流入し、各フィン
間をパイプ31を通って流れ、パイプ32を通して次の
部品に流れる。ここにおいて、冷却水はある程度圧力を
加えて送られている。従って、絶縁パイプ30,31.
32には内圧が加わり、例えば、フィン17との接合部
の接合金具33に締付は不良があれば、水漏れが発生す
る。
この様な状態で、水が激しく飛び散った場合には、第1
図に示した絶縁支柱3にも水がかかり、耐圧低下を招く
ことが考えられる。また、漏水によりパイプ内の水がな
くなり、パイプ自身が熱で絶縁的ダメージを受ける場合
が考えられるが、本発明を適用することによって、サイ
リスタ素子群の周囲に半固体絶縁材料22を充填してゲ
ル絶縁することにより、前記の様な絶縁パイプからの漏
水、水の飛散等を防止できる。
[発明の効果] 以上説門した様に、本発明によれば、サイリスタモジュ
ールの少なくとも一部に、半固体絶縁材?)を充填する
ことによって、サイリスタモジュール上下間及びサイリ
スタモジュール内の構成部品間の絶縁距離を大幅に短縮
し、装置の縮小化を可能としたサイリスクバルブを提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のサイリスタバルブの一実施例を示す断
面図、第2図及び第3図は本発明の他の実施例を示す断
面図、第4図は従来のサイリスタバルブを示す側面図、
第5図は従来のサイリスタモジュールを示す断面図であ
る。 1・・・電界緩和用シールド、2.4.5・・・サイリ
スタモジュール、3・・・絶縁支柱、6・・・架台、7
・・・支え、9・・・サージブロッキング用コイル、1
0・・・サイリスタ素子、16・・・サイリスタ素子、
17・・・サイリスタ冷却用フィン、18・・・サイリ
スクスタック支え、1つ・・・電圧分担用コンデンサ、
20・・・モジュールフレーム、21・・・サイリスタ
モジュール、22・・・半固体絶縁材料、23・・・空
気ギャップ、24・・・半固体絶縁材料、25・・・従
来のコンデンサ設置スペース、30・・・絶縁パイプ、
31.32・・・絶縁パイプ、33・・・接合金具。 第 図 第 4 図 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 数個のサイリスタ素子と複数の電気部品を直列に接続し
    て一単位のサイリスタモジュールとし、このサイリスタ
    モジュールを多数積重ねて成るサイリスタバルブにおい
    て、 前記サイリスタモジュールの少なくとも一部に、半固体
    絶縁材料を充填したことを特徴とするサイリスタバルブ
JP8495490A 1990-04-02 1990-04-02 サイリスタバルブ Pending JPH03289357A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021166341A1 (ja) * 2020-02-19 2021-08-26 株式会社日立製作所 電力変換ユニット、および電力変換装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021166341A1 (ja) * 2020-02-19 2021-08-26 株式会社日立製作所 電力変換ユニット、および電力変換装置
JP2021132446A (ja) * 2020-02-19 2021-09-09 株式会社日立製作所 電力変換ユニット、および電力変換装置

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