JPH03287375A - ブラスト加工方法 - Google Patents

ブラスト加工方法

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JPH03287375A
JPH03287375A JP8983390A JP8983390A JPH03287375A JP H03287375 A JPH03287375 A JP H03287375A JP 8983390 A JP8983390 A JP 8983390A JP 8983390 A JP8983390 A JP 8983390A JP H03287375 A JPH03287375 A JP H03287375A
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JP
Japan
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blasting
paint
work
blasted
advance
Prior art date
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Pending
Application number
JP8983390A
Other languages
English (en)
Inventor
Akio Harada
昭夫 原田
Masao Kizawa
鬼澤 雅夫
Hiroto Nakamura
浩人 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SERUNATSUKU KK
Sanyo Trading Co Ltd
Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
SERUNATSUKU KK
Sanyo Trading Co Ltd
Mitsubishi Materials Corp
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Publication date
Application filed by SERUNATSUKU KK, Sanyo Trading Co Ltd, Mitsubishi Materials Corp filed Critical SERUNATSUKU KK
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Publication of JPH03287375A publication Critical patent/JPH03287375A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はブラスト加工方法に係わり、特にブラスト加工
の終了時点または終了近傍時点を容易に確認できるよう
にしたブラスト加工方法に関する。
〔従来の技術〕
機器等に付着したスラッジ等を除去する方法の一つとし
てブラスト法がある。
ブラスト法は周知の如く、品物(被加工品)の表面に例
えば砂(通常ケイ砂)あるいは鉄粒等よりなるブラスト
材を吹き付けて表面の錆や異物(スラッジ等)の除去を
行う研磨加工の一種である。
上記においてブラスト材として砂を用いる場合にはサン
ドブラスト法、また鉄粒を用いる場合にはグリッドブラ
スト法とそれぞれ称されている。また、最近では、従来
のサンドブラスト法あるいはグリッドブラスト法ではブ
ラスト材の硬度が高過ぎ、品物に傷を与える等の理由か
ら、ブラストとして樹脂製のものを用いるブラスト法も
実施されている。
従来、上記の如きブラスト加工を行うにあたり、所要の
ブラスト加工がなされたか否か、すなわちブラスト加工
か完了したかどうかの判断は、ブラスト加工がまんべん
なくなされた思われる時点で適宜ブラスト作業を中断し
目視による確認を行い、取り残し箇所が見受けられる場
合にはその箇所に対して再びブラスト作業を行う、とい
った方法によりなされていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来のブラスト加工法にあっては、
加工作業の完了時点はいわば作業者の勘を目安としてい
た。そのため、加シの取り残し箇所があった場合にはそ
の都度確認を行いつつ再加工をしなければならず、また
逆に、既に全面の加工がなされてL′)るにも拘わらず
さらに過剰な加工を行い、品物表面に無用の傷をつける
といった事態も生じる場合があり、作業が非能率的なも
のとなっていた。
また、特に原子力設備に拘わる機器装置等にあっては、
機器に付着したスラッジ等が放射能を帯びている場合が
ある。そのため、これら原子力設備に係る機器装置のブ
ラスト加工においては、目視による加工状態の確認も勿
論実施するが、製品への放射能の検出を実施することに
よりブラスト完了時を見極める。したがって、特にこれ
ら原子力設備機器のブラスト加工作業を従来方法により
行った場合、作業が完了したと思われる時点でその都度
放射能検出作業を実施する必要があり、極めて手間のか
かるものであった。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、ブラスト
加工の終了時点、または終了近傍時点の確認を容易なら
しめ、もって作業の効率化を図ることのできるブラスト
加工方法を提供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係るブラスト加工方法は、ブラスト加工の対象
となる品物のブラスト加工すべき表面に予め塗料を塗着
し、しかる後にブラスト材を吹き付けることを特徴とす
るものである。
本ブラスト加工方法は、原子力設備機器の除染のための
ブラスト加工に適用することができ、かつ効果的である
また、その際、前記塗料として蛍光塗料を用いることも
できる。
〔作用 〕
予め塗着させた塗着がブラストにより剥離されるため、
加工取り残し部分を一目で確認できる。
塗料に蛍光塗料を用いた場合には塗料の視認性が向上す
るため、より確認が容易となる。
〔実施例〕
以下、本発明について図面を参照して説明する。
本発明は、品物のブラスト加1を行うにあたり、品物の
ブラスト加工すべき表面に予め塗料を塗着し、しかる後
に前記表面にブラスト材を吹き付けることを特徴とする
ものである。
第1図において、符号lはブラスト加工を実施すべきケ
ーシング(品物)を示している。本発明に係る品物は無
論このケーシングIに限定されるものではない。また、
ここでは、このケーシングlのブラスト加工は、ケーシ
ング1の内面2および合せ面3について行うものとして
いる。
ケーシングlの内面2および合わせ面3のブラストを行
うには、まず、それら内面2および合せ面3の汚れ、あ
るいは手作業にて簡単に除去できる程度のスラッジにつ
いて大まかに清掃を行う。
その後、第1図に示すように、それらブラスト加工を行
うべき内面2および合わせ面3に塗料5を塗着する。塗
料5の色は例えば白色、あるいは黄色等のなるべく鮮や
かで明度の大きいものがよく、蛍光性のものであればな
およい。また、作業の能率化のためスプレー式による吹
き付は塗装が可能で、なおかつ速乾性のものが望ましい
前記塗料5が乾燥しならば、この塗装されたケーシング
lの内面2および合わせ面3についてブラスト加工を実
施する。このブラスト加工作業は従来一般に行なわれて
いるものと同様に行ってよい。乾式のものでも湿式のも
のでもよいが、湿式による場合には前記塗料5として油
性のものを使用すべきである (通常、塗料は油性のも
のか多い)。
上記ブラスト作業により、加工面におけるブラスト材が
多数衝突した部分については前記塗料5が漸次除去され
ていく。一方、ブラスト材の衝突頻度の少ない部分につ
いては、例えば第2図に示すように前記塗料5が剥げず
に残留する。したがって塗料5の残留状況により、ブラ
スト作業の進捗状態または施工状態といったものを一目
瞭然として知ることができる。よって、作業者は、この
残留した塗料5を目安としてブラスト作業を続行するこ
とができ、ブラスト作業の途中で加工状態の確認のため
数回にわたり作業を中止しなくて済むものとなる。
また、上記において塗料5は、ある程度スラッジ等の付
着物の内部に浸透するので、表面(前記内面2およθ合
せ面3)の塗料5のみが完全に剥げ落ちたのにも拘わら
ず付着物が依然として残留しているといった状況はほと
んど生じない。つまり、塗料5の残留が確認されなくな
った部位については付着物の除去がなされたものと判断
できるわけである。また仮に、表面の塗料5が除去され
たにも拘わらず付着物が残留している部位が最終的な目
視点検等で発見された場合には、その部位について再ブ
ラスト加工を実施すればよい。しかしその場合でも、−
上記方法によりブラスト加工された表面においてかかる
部位は極めて少ないため、はぼ1回の再ブラスト加工に
より完了することができ、従来方法に比較して格段に能
率的である。
また、再加工部位について再度前記塗料5を塗着すれば
、再ブラストについてもより完全かつ迅速に行うことが
できる。また、このように塗料5の除去状態によりブラ
スト加工の完了時点を判断できるためブラスト加工を必
要以上に、すなわち過剰に行うことを防止できる。
なお、前記塗料5として蛍光塗料を用いれば塗料5の視
認性が向上するから、作業性がより向1し、−層の作業
効率化が図れるものとなる。
また、実施例では前記ケーシング1について説明したが
、本発明は上記の如くブラスト加工の未完部位を一目で
確認できるため、例えばタービンブレード等、特に複雑
な構造を有した品物に適用して極めて効果的である。さ
らに、上記したように加工完了時点(あるいは完了近傍
時点)を的確に把握できることから、所要のブラスト加
工が完了したか否かの最終確認を残留放射能測定により
行う除染のためのブラスト作業に適用すれば、面倒な放
射能測定作業の回数を確実に減じることができ効果的で
ある。
〔発明の効果〕 以上説明したとおり本発明に係るブラスト加工方法は、
ブラスト加工の対象となる品物のブラスト加工すべき表
面に予め塗料を塗着し、しかる後にブラスト材を吹き付
けるものと!したので、塗料の残留状況により、ブラス
ト加工の未完部位の確認、すなわちブラスト作業の進捗
状況あるいは施工状態等を作業を行いながら確実に把握
できる。
よって、ブラスト作業の途中で加工状態の確認のため数
回にわたり作業を中断する必要がなく、効率的かつ確実
なブラスト作業を行うことができる。
また、塗料の除去状態によりブラスト加工の完了時点を
判断できるためブラスト加工を必要以上に行うことを防
止できる。
また、特に本方法を原子力設備機器の除染のためのブラ
スト加工に適用すれば、放射能測定による所要のブラス
ト加工が完了したか否かの確認作業回数を確実に減じる
ことができ、作業能率を極めて向上させることができる
またさらに、塗料に蛍光性のものを用いた場合には塗料
の視認性が増すため、加工未完部位の確認をより確実に
行うことができ、よって作業性をより向上させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明に係るブラスト加工方法の
一実施例を説明するので第1図はブラスト面を塗装され
たケーシングを示す斜視図、第2図は加工途中にあるケ
ーシングを示す斜視図である。 1・・・・ケーソング(品物)、 2・・・・・内面(ブラスト加工すべき表面)、3 ・
合せ面(ブラスト加工すべき表面)、5・・・・・塗料

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ブラスト加工の対象となる品物のブラスト加工す
    べき表面に予め塗料を塗着し、しかる後前記表面にブラ
    スト材を吹き付けることを特徴とするブラスト加工方法
  2. (2)原子力設備機器の除染のためのブラスト加工を行
    うにあたり、前記原子力設備機器を構成する品物のブラ
    スト加工すべき表面に予め塗料を塗着し、しかる後前記
    表面にブラスト材を吹き付けることを特徴とするブラス
    ト加工方法。
  3. (3)請求項1または2記載のブラスト加工方法におい
    て、前記塗料として蛍光塗料を用いることを特徴とする
    ブラスト加工方法。
JP8983390A 1990-04-04 1990-04-04 ブラスト加工方法 Pending JPH03287375A (ja)

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JP8983390A JPH03287375A (ja) 1990-04-04 1990-04-04 ブラスト加工方法

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JPH03287375A true JPH03287375A (ja) 1991-12-18

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ID=13981766

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JP8983390A Pending JPH03287375A (ja) 1990-04-04 1990-04-04 ブラスト加工方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013178211A (ja) * 2012-02-29 2013-09-09 Japan Environment Research Co Ltd 除染方法およびドライアイス打ち込みシステム並びに除染システム

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55127170A (en) * 1979-03-27 1980-10-01 Toshiba Corp Setting method of injecting condition
JPS62129800A (ja) * 1985-12-02 1987-06-12 三菱重工業株式会社 原子炉構成部品の表面汚染除去方法

Patent Citations (2)

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