JPH03287123A - フラットパネル・ディスプレイ・モジュール - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野］ 本発明は、例えば液晶デイスプレィ、プラズマデイスプ
レィ等のフラットパネル・デイスプレィ・モジュールの
構造に関する。

〔従来の技術〕

以下、フラットパネル・デイスプレィ・モジュールのう
ち、液晶表示素子モジュールを例に挙げて説明する。

第８図（ａ）は、従来のインターコネクタタイプの液晶
表示素子モジュールの正面断面図、第８図（ｂ）は、そ
の側面断面図である。１は液晶表示素子（液晶表示パネ
ル）、５はフレーム、６は液晶表示素子ｌを駆動させる
駆動回路基板であるリジッド配線板、１６は液晶表示素
子ｌとリジッド配線板６とを電気的に接続するインター
コネクタ、１７は液晶表示素子ｌとリジッド配線板６と
を電気的に接続するヒートシール、４は導電性接着剤、
３はリジッド配線板６に実装された面実装部品である。

第９図（ａ）は、従来のヒートシールタイプの液晶表示
素子モジュールの正面断面図、第９図（ｂ）は、その側
面断面図である。９はバックライトである。

第１０図（ａ）は、従来のＴＡＢ　（テープ・オートメ
イティド・ボンディング）タイプの液晶表示素子モジュ
ールの正面断面図、第１０図（ｂ）は、その側面断面図
である。１８はＴＡＢである。

なお、例えば「冗長構成を採用した１２．５型アクテイ
ブ・マトリクス方式カラー液晶デイスプレイｊ　（日経
エレクトロニクス、１９３〜２１０頁、１９８６年１２
月１５日、日経マグロウヒル社発行）にＴ　Ｐ　Ｔを使
用したアクティブ・マトリクス方式の液晶表示装置が記
載されている。

［発明が解決しようとする課題］ 表１に、」１記従来の各装置の特徴を示す。

表　　１ 表１に示すように、従来の装置では、薄型化、軽量化、
小型化（フレームの額縁部分寸法）、明るさ（バックラ
イＩ・が実装可能かどうか）、（画素の）高精細化、製
造工程の容易さ等において、一長一短があり、これらす
べての条件を満足する装置はなかった。

本発明の目的は、薄型化、軽量化、小型化、明るさ、高
精細化、製造工程の容易さ、低廉化のすべての条件を満
足するフラットパネル・デイスプレィ・モジュールを提
供することにある。

［課題を角’（＝決するための手段］ １）；ｊ記の課題を解決するために、本発明のフラット
パネル・デイスプレィ・モジュールは、表示パネルと、
これを駆動させる駆動回路基板とを有し、０１１記駆動
回路基板の少なくとも一部が柔軟性を有する材料から成
り、かつ前記表示パネルに前記駆動回路基板が電気的に
直接接続されていることを特徴とする。

〔作用〕

本発明では、従来の表示パネルと駆動回路基板との電気
的接続手段であるコネクタ部材をなくしてコネクタ部材
と駆動回路基板とを一体化することにより、モジュール
の薄型化、軽量化、小型化、明るさ、高精細化、製造工
程の容易さ、低廉化のすべての条件を満たすことができ
る。

〔実施例〕

実地例　１ 第１図（ａ）は、本発明の第１の実施例の液晶表示素子
モジュールの正面断面図、第１図（ｂ）は、その側面断
面図である。ｌは液晶表示素子（液晶表示パネル）、５
はフレーム、２は液晶表示素子ｌを駆動させる駆動回路
基板であるフレキシブル配線板、４は液晶表示素子１の
各画素の入力端子とフレキシブル配線板２の各出力端子
とを電気的に接続する導電性接着剤、３はフレキシブル
配線板２に実装された駆動ＩＣ等の面実装部品である。

液晶表示素子１は、寸法の違う２枚の透明ガラス基板を
重ね合わせ、その間に液晶が封止しである。２枚の透明
ガラス基板の向かい合う表面にはそれぞれ画素電極が設
けられ、複数の画素が構成されている。

第１図（ｃ）は、液晶表示素子１の斜視図、第１図（ｃ
ｌ）は、フレキシブル配線板２の平面図である。−点鎖
線で示す８は、液晶表示素子ｌの端部に設けられた接続
端子部（各画素の入力端子）、７はフレキシブル配線板
２の端部に設けられた接続端子部（フレキシブル配線板
２の出力端子）で、接続端子部７と８はそれぞれ電気的
に接続され、液晶表示素子１の各画素に駆動回路から信
号が入力される。

本実施例では、フレキシブル配線板２は、液晶表示素子
ｌの駆動回路基板と、液晶表示素子ｌと該駆動回路基板
との電気的接続手段（コネクタ部材）を兼ねて一体化し
ている。すなわち、コネクタ部材を介することなく、フ
レキシブル配線板２が液晶表示素子１に直接電気的に接
続されている。

フレキシブル配線板２上には、駆動ＩＣ等の能動素子、
コンデンサ、抵抗等の受動素子の面実装部品３が搭載さ
れている。

第１図（ｅ）は、フレキシブル配線板とリジッド配線板
との複合配線板の断面図である。２はフレキシブル配線
板、６はリジッド配線板である。

実施例１において、フレキシブル配線板２の代わりに、
第１図（ｅ）に示すような複合配線板２０を使用しても
よい。言うまでもなく、複合配線板２０の屈曲すべき箇
所はフレキシブル配線板２のみで構成されている。

第２図は、本実施例において、リード部品をスルーホー
ル接続配線板に実装した様子を示す要部断面図、第３図
は、リード部品と面実装部品を混、ＩｉＭ接続配線板に
実装した様子を示す要部断面図、第４図は、面実装部品
を片面実装配線板に実装した様子を示す要部断面図、第
５図は、面実装部品を両面実装配線板に実装した様子を
示す要部断面図、第６図は、面実装部品とペアチップ部
品を混戦実装配線板に実装した様子を示す要部断面図で
ある。

１３は配線板、１０はリード部品、１１は面実装部品、
１９はスルーホール、１４は半田、１２はペアチップ部
品である。

本実施例において、第２図〜第６図に示す実装方法を採
用することができる。すなわち、■第２図に示すように
、配線板（フレキシブル配線板もしくは複合配線板）１
３とリード部品１０を用い、リード部品１０のリードを
配線板１３に設けたスルーホール１９内に挿入し、半田
１４で固定し、電気的に接続する方法、 ■第３図に示すように、リード部品１０のリードを配線
板１３のスルーホール１９内に挿入し、゛１′−田１４
で接続固定し、かつ面実装部品１１を配線板１３の表面
に半田１４で接続固定し混載する方法、 ■第４図に示すように、配線板１３の片側表面に面実装
部品１１を半田１４により接続固定する方法、 ■第５図に示すように、配線板１３の両側表面に面実装
部品１１を半田１４により接続固定する方法、 ■第６図に示すように、配線板１３の表面に面実装部品
１１を半田１４により接続し、かつペアチップ部品１２
をワイヤボンディングにより接続する方法、 等のいずれの方法を採用してもよい。

このようにして、電子部品を実装して駆動回路として第
１図（ａ）、（ｂ）に示すように、液晶表示素子１の接
続端子部８とフレキシブル配線板２の接続端子部７を導
電性接着剤４を介して電気的接続と化学的接続をとる。

本実施例では、コネクタ部材と一体型のフレキシブル配
線板２を使用して当該装置の外形寸法を液晶表示素子ｌ
の外形寸法とほぼ同じ寸法とすることができる。すなわ
ち、第８図（ａ）、（ｂ）に示した従来のインターコネ
クタタイプと、第１図（ａ）、（ｂ）の本実施例の装置
とを比較すると、長さＬ　］とＬ３、幅Ｗ１とＷ３は同
じであるが、本実施例ではフレキシブル配線板２の厚さ
（約０．２〜Ｏ，］ｃｍ）はリジッド配線板６の厚さ（
約０．８〜１．６ｃｍ）より薄いので、厚さＴｌ（Ｔ３
であり、その分乗量も本実施例の方が軽くなる。

また、コネクタ部材と駆動回路基板とを一体に形成する
ため、少なくともコネクタ部材と駆動回路基板とを接続
する箇所が削減できるので、工数を削減でき、従って、
従来より安価かつ短時間でに製造することができる。さ
らに、接続箇所が低減するので、接続信頼性も向上でき
る。

このように、本実施例では、薄型化、軽量化、小型化、
明るさ、高精細化、製造工程の容易さ、低廉化のすべて
の条件を満足する装置を提供することができる。

実施例　２ 第７図（ａ）は、本発明の第２の実施例の液晶表示素子
モジュールの正面断面図、第２図（ｂ）は、その側面断
面図である。９はバックライトである。

本実施例では、液晶表示画面をより明るく、見易くする
ために、液晶表示素子ｌの裏面にバックライト９を配置
した例である。すなわち、液晶表示素子１とフレキシブ
ル配線板２との間にバックライト９を挿入し、上記第１
の実施例と同様に液晶表示素子１の接続端子部８とフレ
キシブル配線板２の接続端子部７とを導電性接着剤４を
介して電気的接続および化学的接続をとる。この後、液
晶表示素子ｌとバックライト９の位置がずれないように
フレーム５で固定する。

本実施例でも、コネクタ部材と一体型のフレキシブル配
線板２を使用して当該装置の外形寸法を液晶表示素子１
の外形寸法とほぼ同じ寸法とすることができる。すなわ
ち、第９図（ａ）、（ｂ）に示したバックライト９を有
する従来のインターコネクタタイプと、第７図（ａ）、
（ｂ）の本実施例の装置とを比較すると、長さＬｌとＬ
４、幅ＷｌとＷ３は同じであるが、フレキシブル配線板
２の厚さはリジッド配線板６の厚さより薄いので、厚さ
Ｔｌ（Ｔ３であり、その分電量も本実施例の方が軽くな
る。また、第１０図（ａ）、（ｂ）に示したバックライ
ト９を有する従来のＴＡＢタイプと、第７図（ａ）、（
ｂ）の本実施例の装置とを比較すると、厚さＴ１とＴ５
はほぼ同じであるが、長さＬｌ（Ｌ５、幅Ｗｌ（Ｗ５で
あり、その分電量も本実施例の方が軽くなる。

また、コネクタ部材と駆動回路基板とを一体に形成する
ので、少なくともコネクタ部材と駆動回路基板とを接続
する箇所が削減できるので、工数を削減でき、従って、
安価にかつ短時間で製造することができる。さらに、接
続箇所が低減できる低減するので、接続信頼性も向上で
きる。

このように、本実施例では、薄型化、軽量化、小型化、
明るさ、高精細化、製造工程の容易さ、低廉化のすべて
の条件を満足する装置を提供することができる。

以」二、本発明の実施例を具体的に説明したが、本究明
は前記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸
脱しない範囲において種々変更可能であることは勿論で
ある。例えば、前記実施例では、液晶表示装置を例に挙
げて説明したが、プラズマデイスプレィ等、他のフラッ
トパネル・デイスプレィ・モジュールにも適用できるの
は言うまでもない。

［発明の効果〕 以上説明したように、本発明のフラットパネル・デイス
プレィ・モジュールでは、薄型化、軽量化、小型化、明
るさ、高精細化、製造工程の容易さ、低廉化のすべての
条件を満足する装置を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）は、本発明の第１の実施例の液晶１ 表示素子モジュールの正面断面図、第１図（ｂ）は、そ
の側面断面図、第１図（ｃ）は、液晶表示素子の斜視図
、第１図（ｄ）は、フレキシブル配線板の平面図、第１
図（ｅ）は、フレキシブル配線板とリジッド配線板との
複合配線板の断面図、第２図は、本実施例において、リ
ード部品をスルーホール接続配線板に実装した様子を示
す要部断面図、第３図は、リード部品と面実装部品を混
載接続配線板に実装した様子を示す要部断面図、第４図
は、面実装部品を片面実装配線板に実装した様子を示す
要部断面図、第５図は、面実装部品を両面実装配線板に
実装した様子を示す要部断面図、第６図は、面実装部品
とペアチップ部品を混載実装配線板に実装した様子を示
す要部断面図、第７図（ａ）は、本発明の第２の実施例
の液晶表示素子モジュールの正面断面図、第２図（ｂ）
は、その側面断面図、第８図（ａ）は、従来のインター
コネクタタイプの液晶表示素子モジュールの正面断面図
、第８図（ｂ）は、その側面断面図、第９図（ａ）は、
従来のヒートシールタイプの液晶表２ 弁素子モジュールの正面断面図、第９図（ｂ）は、その
側面断面図、第１０図（ａ）は、従来のゴＡ１３（テー
プ・オートメイティド・ボンディング）タイプの液晶表
示素子モジュールの正面断面図、第１０図（ｂ）は、そ
の側面断面図である。 １・・・液晶表示素子 ２・・・フレキシブル配線板 ３・・・面実装部品 ４・・・導電性接着剤 ５・・・フレーム ６・・・リジッド配線板 ７・・・フレキシブル配線板の接続端子部８・・・液晶
表示素子の接続端子部 ９・・・バックライト １０・・・リード部品 １１・・・面実装部品 １２・・・ペアチップ部品 １３・・・配線板 １４・・・半田 １６・・・インターコネクタ ７ ・・ピー１〜シール ８・・・’ｌ’　Ａ　Ｂ ・スルーホール ２０・・複合配線板

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、表示パネルと、これを駆動させる駆動回路基板とを
   有し、前記駆動回路基板の少なくとも一部が柔軟性を有
   する材料から成り、かつ前記表示パネルに前記駆動回路
   基板が電気的に直接接続されていることを特徴とするフ
   ラットパネル・ディスプレイ・モジュール。