JPH03284617A - 化粧料 - Google Patents

化粧料

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JPH03284617A
JPH03284617A JP8689690A JP8689690A JPH03284617A JP H03284617 A JPH03284617 A JP H03284617A JP 8689690 A JP8689690 A JP 8689690A JP 8689690 A JP8689690 A JP 8689690A JP H03284617 A JPH03284617 A JP H03284617A
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JP
Japan
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component
oil
cosmetic
antiperspirant
film
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JP8689690A
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Inventor
Kazuo Tate
舘 和男
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Shiseido Co Ltd
Original Assignee
Shiseido Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、制汗効果、防臭効果に優れ、肌が常にさらさ
らである等の優れた使用感を持った化粧料、特にフィル
ム状の化粧料に関する。
[従来の技術J 従来、皮膚表面の汗腺から分泌される汗が、皮膚上の細
菌によって汚染され、分解、腐敗して不快臭の発生する
のを防ぐことを目的とした制汗デオドラント化粧[Iが
出されている。
これらの不快臭を消す方法としては、(1)発汗をおさ
える制汗剤による方法 (2)殺菌にょる方法 (3)
体を洗浄する方法 (4)香料等でマスキングする方法
 等がある。
制汗剤によるタイプには、パウダータイプ、エアゾール
タイプ、オイルタイプなど様々な形態があるが、主成分
はどれもアルミニウム化合物(塩化アルミニウムAlC
l3、アルミニウムクロロハイドレートACHなど)で
ある。
殺菌による方法としては、表皮に存在する細菌の殺菌に
は、デオドラントソーブや薬用石けんなどが有効である
。主に細菌の増殖をおきえ、汗や皮膚の分泌物の分解を
遅らせようというものである。
洗浄する方法としては、入浴やシャワーなど身体の洗浄
で汗やその他のよごれを洗い流すとともに、細菌なども
除去し汗くざざの原因を断つことができる。
マスキングする方法としては、不快臭が出てしまってか
らの方法であり、芳香防臭剤やオーデコロン、香水等で
、臭をまざらす方法がとられている。防臭剤は臭いを包
みこみ、香水はより強い香りでカバーすることによって
、不快臭を消している。また、最近の制汗剤には芳香剤
も含まれ、汗をおざえるばかりでなく、マスキング効果
も発揮している。
[発明が解決しようとする課M] しかしながら、上記従来の制汗デオドラント化粧料は、
必ずしも充分な効果が得られておらず、特に、日本人の
食生活が欧米化してきている為、これに従って体臭も強
くなっていくので、制汗デオドラント製品の効果もより
強力なものが望まれるようになっていること。
また、デオドラント製品を必要とする夏場は、汗の量が
多く、気温も高く、微生物が活発になっていること等を
考えると汗を抑えたり、皮脂の老廃物の分解等で生じる
悪臭、不快臭を抑えるには充分ではなかった。
[課題を解決するための手段] 本発明者らは、上記のような欠点を克服する為に鋭意研
究した結果、制汗成分、殺菌成分、高吸水性高分子化合
物の配合により、上記欠点のない化粧料が得られること
を見い出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、制汗成分および/または殺菌成分
の一種又は二種以上と、高吸水性高分子化合物の一種又
は二種以上 とを含有してなる化粧料を提供するもので
ある。
本発明に適用される制汗成分はアルミニウム化合物、ジ
ルコニウム化合物、亜鉛化合物の粉末またはそれらの混
合物である。具体的にはアルミニウム、ジルコニウムま
たは亜鉛の硫酸塩、臭化物、塩化物、クロル水酸化物、
乳酸塩などであり、代表的なものとしてクロル水酸化ア
ルミニウム、クロル水酸化ジルコニウム、硫酸アルミニ
ウム、フェノールスルホン酸アルミニウム、塩化アルミ
ニウム、臭化アルミニウム、フェノールスルホン酸亜鉛
などをあげることができる。
これら制汗成分の一種を用いても良いし、二種以上を用
いても良い。但し、一般に化粧品に適用できる制汗成分
であれば良く上記の成分に限定されるものではない。制
汗成分の配合量は、0.01〜20重量%が好ましい。
殺菌成分として3.5.4′−トυブロモーサルチルア
ニυド(ブロモフェン)3−トυフaロメチルー4.4
′−ジクC7o力ルバニリド(イルガサンCF3)  
2.4.4−  hリフロール−2−−ヒドロキシジフ
ェニルエーテル(イルガサンD P −300)3.4
.4=−トリクロローカルバニリド(TCC)これらの
成分の一種を用いても良いし、二種以上を用いても良い
。但し、一般に化粧品に適用できる殺菌剤であれば良く
、上記の成分に限定されるものではない。殺菌成分の配
合量は、0.01〜20重量%が好ましい。
本発明に適用される高吸水性高分子化合物は、自己架橋
型ポリアクリル酸ソーダ、デンプン−アクリル酸グラフ
ト重合の中和物、アクリル酸−ビニルアルコール共重合
体、アクリル酸ナトリウム−アクリルアミド共重合体等
の高吸水性高分子化合物であり、これらのうち一種又は
二種以上が適用できる。配合量は0.001〜30重量
%が好ましい。
本発明の化粧LIO剤型としでは、エアゾールタイプ(
アルコール溶解タイプ、サスペンションタイプ)、ロー
ルオンタイプ、パウダータイプ、オイルタイプ、フィル
ムタイプ等か、考えられるか、フィルムタイプか最も効
果的である。これらの化粧料を製造するためには、他の
任意の成分か必要に応じて配合きれる。
本発明に用いられるバインダーとしてはカルボキシメチ
ルセルロース、メチルセルロース、ハイドロキシエチル
セルロース等のセルロース誘導体、ポリビニルアルコー
ル、ポリビニルピロリドンなどの水溶性高分子、酢酸ビ
ニルエマルジョン、アクリル系エマルジョンなどの水分
散性高分子、マグネシウムアルミニウムシリケート、ナ
トリウムマグネシウムシリケートなどの水膨■作物質の
中から選ばれる。これらは一種を用いても良いし、二種
以上を用いても良い。但し、一般の化粧品に適用できる
水溶性高分子、水分散性高分子及び水膨潤性物質であれ
ばよく、上記の成分Gこより限定されるものではない。
配合量は、任意であるが、フィルム状化粧料の場合、0
.1〜10重量%が好ましい。0.1重量%未溝ではバ
インダー量が著しく少なくなり、紙やフィルム上に粉末
を塗工せしめることができなくなり、フィルム状化粧料
とはならない。また10重量%を越えると、化粧料のつ
きが悪くなり又、紙やフィルムの硬化を誘発して肌への
感触も悪くなり、不適当である。
本発明に用いられる粉末としては、タルク、カオリン、
雲母、セリサイト、白雲母、金雲母、合成雲母、紅雲母
、黒雲母、リチア雲母、バーミキュライト、炭酸マグネ
シウム、炭酸カルシウム、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸
バリウム、硫酸バリウム、マグネシウム、ケイ酸力すシ
ウム、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸バリウム、硫酸バリ
ウム、ケイ酸ストロンチウム、タングステン酸金属塩、
シリカ、ゼオライト、硫酸バリウム、焼成硫酸カルシウ
ム(焼セッコウ)  リン酸カルシウム、弗素アパタイ
ト、ヒドロキシアパタイト、セラミックパウダー、金属
石鹸(ミリスチン酸亜鉛、バルミチン酸カルシウム、ス
テアリン酸アルミニウム)、窒化ホウ素等の無機粉末、
ポリアミド樹脂粉末(ナイロン粉末)、ポリエチレン粉
末、ポリメタクリル酸メチル粉末、ポリスチレン粉末、
スチレンとアクリル酸の共重合体樹脂粉末、ベンゾグア
ナミン樹脂粉末、ポリ四弗化エチレン粉末、セルロース
粉末等の有機粉末、二酸化チタン、酸化亜鉛等の無機白
色顔料、酸化鉄(ベンガラ)チタン酸鉄等の無機赤色系
顔料、γ−酸化鉄等の無機褐色系顔料、黄酸化鉄、黄土
等の無機黄色系顔料黒酸化鉄、カーボンブラック、低次
酸化チタン等の無機黒色系顔料、マンゴバイオレット、
コバルトバイオレット等の無機紫色系顔料、酸化クロム
、水酸化クロム、チタン酸コバルト等の無機緑色系顔料
、郡青、紺青等の無機赤色系顔料、酸化チタンコーテッ
ドマイカ、オキシ塩化ビスマス、酸化チタンコーテッド
オキシ塩化ビスマス、酸化チタンコーテッドタルク、着
色酸化チタンコーテッドマイカ、魚鱗泊等のバール顔料
、アルミニウムパウダー カッパーパウダー等の金属粉
末顔料、赤色201号、赤色202号、赤色204号、
赤色205号、赤色220号、赤色226号、赤色22
8号、赤色405号、橙色203号、橙色204号、黄
色205号、黄色401号、及び青色404号などの有
機顔料、赤色3号、赤色104号、赤色106号、赤色
227号、赤色230号、赤色401号、赤色505号
、橙色205号、黄色4号、黄色5号、黄色202号、
黄色203号、緑色3号及び青色1号などのジルコニウ
ム、バリウム又はアルミニウムレーキ等の有機顔料、ク
ロロフィル、β−カロリン等の天然色素等が挙げられる
。これらは一種を用いてもよいし二種以上を用いてもよ
い。但し、一般の化粧品に適用できる粉末であれば良く
、上記の成分に限定されるものではない。
配合量は、任意であるが、25〜99.9重量%が好ま
しい。フィルム状化粧料の場合、25重量%未満ては粉
末量が著しく少なくなり、紙やフィルム上に塗工せしめ
て、油分量が多いため、べたべたしフィルム状化粧料と
しては好ましいものではない。
本発明に用いられる化粧用油分としては、アボガド油、
ツバキ油、マカデミアナツツ油、トウモロコシ油、オリ
ーブ油、月見草油、ナタネ油、卵黄油、ゴマ油、パーシ
ック油、小麦胚芽油、サザンカ油、ヒマシ油、硬化ヒマ
シ油、アマニ油、サフラワー油、綿実油、エノ油、大豆
油、落花生油、茶実油、カヤ油、コメヌカ油、シナキリ
油、日本キリ油、示ホバ油、胚芽油、サトウキビロウ、
カカオ脂、ヤシ油、馬脂、硬化ヤシ油、タードル油、ミ
ンク油、スクワレン、スクワラン、オレンジラッフィー
油、牛脂、羊脂、硬化牛脂、豚脂、牛骨脂、モクロウ、
ミツロウ、カンデリラロウ、綿ロウ、カルナウバロウ、
ペイベリーロウ、イボタロウ、鯨ロウ、モンタンロウ、
ヌカロウ、ラノリン、ラノリンアルコール、水添ラノリ
ン、カポックロウ、酢酸ラノリン、液状ラノリン、ラノ
リン脂肪酸イソプロピル、ラウリン酸ヘキシル、還元ラ
ノリン、ジョジョバロウ、硬質ラノリン、セラックロウ
、POEラノリンアルコールエーテル、POEラノリン
アルコールアセテート、POEコレステロールエーテル
、ラノリン脂肪酸ポリエチレングリコール、POE水累
水加添加ラノリンアルコールエーテル動植物由来の油分
、モルティニラ属の微生物が産生ずる油分に代表される
微生物由来の油分、流動パラフィン、オシケライト、ブ
リスタン、セレシン、ワセリン、マイクロクリスタリン
ワックス等の鉱物由来の油分、カプリルアルコール、ラ
ウリルアルコール、ミリスチルアルコール、セチルアル
コール、スレアリルアルコール、アラキルアルコール、
ベヘニルアルコール、オレイルアルコール、セトステア
リルアルコール、モノステアリルグリセリルエーテル(
バチルアルコール)、2−テ゛シルテトラデカノール、
2−へキシルデカノール、2−へキシルドデカノール、
2−オクチルドデカノール、ラノリンアルコール、コレ
ステロール、フィトステロール、イソステアリルアルコ
ール等の高級アルコール、カプリン酸、ラウリン酸、ミ
リスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン(ベ
ヘニン)酸、12−ヒドロキシステアリン酸、ウンデカ
ン酸、ラノリン脂肪酸、イソステアリン酸、リノール酸
、オレイン酸、リルイン酸、アラキドン酸、エイコサペ
ンタエン酸等の高級脂肪酸、ミリスチン酸イソプロピル
、オクタン酸セチル、ミリスチン酸オクチルドデシル、
パルミチン酸イソプロピル、ステアリン酸ブチル、ラウ
リン酸ヘキシル、ミリスチン酸ミリスチル、オレイン酸
デシル、ジメチルオクタン酸へキシルデシル、乳酸セチ
ル、乳酸ミリスチル、酢酸ラノリン、ステアリン酸イソ
セチル、イソステアリン酸イソセチル、12−ヒドロキ
システアリル酸コレステリル、ジー2−エチルヘキシル
酸エチレングリコール、ジペンタエリスリトール脂肪酸
エステル、モノイソステアリン酸トアルキルグリコール
、シカプリン酸ネオペンチルグリコール、リンゴ酸ジイ
ソステアリル、ジー2−ヘプチルウンデカン酸グリセリ
ン、トリー2−エチルヘキシル酸トリメチロールプロパ
ン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、テ
トラ−2−エチルヘキシル酸ペンタンエリスリトール、
トリー2−エチルヘキシル酸グリセリン、トリイソステ
アリン酸トリメチロールプロパン、2−エチルヘキサン
酸セチル、パルミチン酸−2−エチルヘキシル、トリミ
リスチン酸グリセリル、トリオクタン酸グリセリル、ト
リイソパルミチン酸グリセリル、ヒマシ油脂肪酸メチル
エステル、オレイン酸オイル、酢酸グリセリル、パルミ
チン酸2−へブチルウンデシル、アジピン酸ジイソブチ
ル、N−ラウロイル−L−グルタミン酸−2−オクチル
ドデシルエステル、アジピン酸ジー2−ヘプチルウンデ
シル、ラウリン酸エチル、セパチン酸ジー2−エチルヘ
キシル、ミリスチン酸−2−ヘキシルデシル、パルミチ
ン酸−2−へキシルデシル、アジピン酸−2−へキシル
デシル、セパチン酸ジイソプロピル、コハク酸−2−エ
チルヘキシルなどのエステル油、ジメチルポリシロキサ
ン、メチルフェニルポリシロキサン等のシリコーン油、
環状アルキルポリシロキサンなどの揮発性シリコーン油
、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリ
オキシエチレンソルビット脂肪酸エステル、ポリオキシ
エチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレ
ングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアル
キルエーテル類、ポリオキシエチレンフィトステロール
類、ポリオキシエチレンポリオキシブロビレンアルキル
エーテル類、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエー
テル類、ポリオキシエチレンヒマシ油、硬化ヒマシ油誘
導体類、ポリオキシエチレンラノリン誘導体、ポリオキ
シエチレンアルキルアミン、脂肪酸アミド類、シュガー
エステル頚、グリセリン又はポリグリセリン脂肪酸エス
テル類等の界面活性剤などが挙げられる。
これらは一種を用いても良く、二種以上を用いでも良い
。但し、一般の化粧品に適用できる油分であれば良く、
上記の成分に限定きれるものではない。
配合量は任意であるか、0.1〜30重量%が好ましい
。フィルム状化粧v1の場合、30重量%を越えると油
分量が多くなり紙やフィルム上に塗工せしめても油分リ
ッチなため、へたべたし、フィルム状化粧料としては、
好ましいものではない。
本発明のフィルム状化粧料に適用されるフィルム状物質
として、こうぞ、みつまた等を含む木材バルブ、麻バル
ブ等の天然セルロース、再生セルロースであるセロファ
ンフィルムやレーヨン、セルロース誘導体であるニトロ
セルロースフィルム、ジアセテートフィルム、トリアセ
テートフィルムやアセテート繊維、ポリオレフィンであ
るポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィルムやパ
イレン繊維、ポリ塩化ビニリデンであるサランフィルム
やサラン繊維、ポリビニルアルコールであるビニロンフ
ィルムやビニロン繊維、ポリエステルであるポリエチレ
ンテレフタレートフィルムポリカーボネートフィルムや
テトロン繊維、ポリアミドであるナイロンフィルムやナ
イロン繊維、ポリ塩化ビニルである軟質、硬質塩化ビニ
ールフィルム、ポリスチレンであるポリスチレンフィル
ム、塩化ゴムであるブライオフイルムライファン、弗素
樹脂であるポリ弗化ビニールフィルム、ポリ四弗化エチ
レンフィルムなどで代表されるフィルム状や繊維状から
作られる不織布や織布や紙などの物質が挙げられる。こ
れらは一種を用いても良く、二種以上を用いても良い、
但し、塗工成分が塗工できれば良く、上記物質に限定さ
れるものではない。
なお、フィルム状化粧料の製造方法は特に限定されない
が、例えば制汗成分および/または殺菌成分と高吸水性
高分子化合物と化粧用粉末と化粧用油分とバインダーと
を水及び/又は含水アルコールに分散し、専用の特殊紙
又はフィルムに塗工後、乾燥して得られる。含水アルコ
ールを用いる場合、炭素数3以下の脂肪族アルコールで
含水率10%以上のものが好ましい。尚、本発明におい
て、特殊紙又はフィルムに塗工する組成物には、上記の
制汗成分、殺菌成分、高吸水性高分子化合物、粉末、油
分及びバインダーの必須成分に加え香料、薬効成分、防
腐剤、分散剤、界面活性剤などを本発明の効果を損なわ
ない質的、及び量的範囲で配合することが出来る。
なお、香料以下の成分については、フィルム状化粧料以
下の化粧料にも、任意成分として配合することが可能で
ある。
[発明の効果] 本発明の化粧料は、発汗が抑えられたり、汗に含まれて
いる分泌物の分解、腐敗を抑え、不快な臭いを発生する
ことを抑える。
ざらに、発汗を積極的に吸収し、粉末の泥状化を起すこ
となく、いつも肌をざらざらと清潔に保つことが出来る
またフィルム状にした場合、上記制汗効果、防臭効果が
より効果的に発揮きれる。フィルム状物質(例えば特殊
な紙、不織布、布など)か、わきの下や肌上に塗布物を
塗る際に、肌上の余分な汗を吸収することができ、先に
述べた粉末が肌に塗布されるため、いつでもざらざらし
た状態を保ち、従来にない使用感を味わえるフィルム状
化粧料が可能となった。
[実施例] 以下に、実施例を挙げて本発明をより詳細に説明する。
配合量は重量%である。
実施例1 ■マイカ              50■タルク 
              3゜■二酸化チタン  
          8■酸化a(赤、黄、黒)   
      4.3990アルミニウムー      
     5ハイドロオキシクロライド ■イルガッサンDP300         0.5(
2,4,4“−トリク叶ルー2−ヒドロキシジフェニル
エーテル)■スミカゲルHP−1020(住人化学製)
0.001自己架橋型ポリアクリル酸ナトリウム)■マ
グネシウムアルミニウムシリケート 2.0■スクワラ
ン             o、lの防腐剤、香料 
           適量(製法) ■〜■をブレンダーで良く混合した後、■、[F]を噴
バする。その後、これらを粉砕、篩処理を行う。このも
のをアウトパーツて80パーツのイオン交換水に良く分
散させ、麻バルブと木材バルブとで抄いた専用の紙に塗
工する。この乙のを乾燥させて、フィルム状化粧料とす
る。
比較例 1 ■マイカ               50■タルク
              30■二酸化チタン  
          8■酸化鉄(赤、黄、黒)4.4 0アルミニウム            5ハイドロオ
キシクロライド ■イルガツサンDP300         0.50
マグネシウムアルミニウムシリケート2.00スクワラ
ン             0.10防腐剤、香料 
           適量(製法) ■〜■をブレンダーで良く混合した後■■を噴霧する。
その後これらを粉砕、篩処理を行う。
このものを実施例1と同様の方法で専用の紙に塗工し、
乾燥させな。
1圧2来 制汗効果を測定する方法として、OTCpropose
drule (1978−10−10)に準じて、重量
法により制汗率を測定した。使用したパネルは事前に左
右腋下の発汗量の比を決定した女性10名を用い繰返し
2日、延べ20名で実施した。
パネルの左右いずれかの腋下に試料(実施例1と比較例
1)を塗布し、4回適用した。試料適用後、4時間して
パネルは100°F(38℃)35%の温室に入室する
。その際事前に秤量したパッド(7x7ctx 2 )
を左右腋下にセットする。30分間の温室入室中に計3
0回の昇降を負荷する。高温曝露後、左右の腋下でパッ
ドに吸湿させた坪量を測定し、発汗量の左右の比を計算
する。
すなわち、 C:コントロール腋下(未塗布部)の汗の
量 T:塗布腋下の汗の量 とすると制汗率は次式によって求められる。
制ンf4=  1 −    C(TEST)    
  X100工 C(RE、TEST) 又、今回制汗率か 0%以下 −無効 0〜20% −やや有効 20〜40% −有効 40%以上 −著効 とし、20%以上の制汗率を有したパネルの割合を有効
率とした。その結果表−1の如くなり、実施例1の 1表1) 制汗効果は、かなりあるものであった。
lL」交H【 アクネ菌を接種した培地上にそれぞれのペーパーディス
クをのせ3日間培養し、その周囲に生した透明帯(発育
阻止帯)の大さざを測定した。
実施例1のペーパーディスク(直径29mm )では、
比較例1(直径18mm )に比へ大ざな発育阻止帯か
観察され、より細石に対する抗菌力にずくれていること
がわかった。
j」1を詫肩己 実施例1と比較例1の処方について、それぞれ量が多い
。実際に、肌に塗布した場合、皮膚上の汗を良く吸収し
てくれて、いつまでもざらざら感を保つものであった。
実施例2 ■カオリン ■チミカパールホワイト(雲母チタン)0 0 ■亜鉛華               9■赤色22
6号             0.50フエノールス
ルフオン酸アルミニウム19.5■イルガサンDP30
0          0.5(2,4,4′−)リフ
0−ルー2′−ヒトυキシジフエニルエーテル)■流動
パラフィン           10■ポリビニルア
ルコール        10■アクアキープ4S30 (製鉄化手製のアクリル系重合体) Oヘキサメタリン酸ソーダ       0.50防腐
剤、香料            適量Oポリオキシエ
チレン硬化ヒマシ油  適量(60E、0.) (製法) Φ〜Oをブレンターで良く混合した後、Ooを溶解させ
て噴バする。その後これらを粉砕、篩処理を行う。この
ものをアウトパーツで90パーツの50%含水アルコー
ルに良く分散させ、テトロン織布に塗工する。このもの
を乾燥させてフィルム状化粧料とする。
実施例3 マイカ               35球状ナイロ
ンパウダー        20酸化鉄(赤、黄、黒)
         4.89クロル水酸化ジルコニウム
      0.01スミカゲルSP −5205 (住人化学製のアクリル酸−ビニルアルコール共重合体
) ■スミカゲルン5P−10205 0カルボキシメチルセルロース     0.10メチ
ルフエニルポリシロキサン    15■流動パラフイ
ン           150 ビタミンEアセテー
ト        適量■防腐剤、香料       
    適量(製造) Φ〜■をブレンターで良く混合した後、■〜Oを噴霧す
る。その後、これらを粉砕し、篩処理を行う。このもの
をアウトパーツで80パーツのイオン交換水に良く分散
きせ、ナイロン不織布に塗工する。
この乙のを乾燥させて、フィルム状化粧料とする。
実施例4 スプレー 〈ベース処方〉 ベースエ ■タルク             29.5■マイカ
             20■アルミニウム   
       30ハイドロオキシクロライド ■イルガッサンDP300       0.50 ア
クアキープ4S          10(製鉄化手製
のアクリル系重合体) ■スクワラン           10く配合処方〉 実施例4 ベースエ5 PG 5 (製法) ベース処方の■〜■を攪拌混合した後、粉砕する。この
ものをエアゾール缶に処方量配合し、エアパージ後クリ
ンチする。ざらにLPGを処方量充填し、実施例4とす
る。
実施例5  スティック状製品 カルナバロウ 固型パラフィン145°F スクワラン カオリン マイカ 二酸化チタン アルミニウム ハイドロオキシクロライト イルガラサンDP300 スミカゲル5P−520 0,5 (製法) 粉末部のΦ〜■を混合、粉砕する。オイル、ワックス部
を80〜90°Cで加熱溶解きせ、これに粉砕した粉末
部(@〜■)を入れ、ホモミキサー分散後、脱気する。
このものを、スティック容器に充填し、室温まで冷却し
て実施例5が得られる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)制汗成分および/または殺菌成分の一種又は二種
    以上と高吸水性高分子化合物の一種又は二種以上とを含
    有してなる化粧料。
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