JPH03284221A - 家具類持上げ装置及び方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、室内に配置した家具類を移動する際に用いる
家具類持上げ装置及び方法に関する。

（従来の技術） 一般家庭の室内に配置した家具類を移動する際には人間
の力で持上げて運んでいた。このため家具類の移動作業
には多くの人手を必要とし、極めて面倒な作業であった
。また狭い場所では作業がやりに＜＜、細かな位置合わ
せが困難であり、作業には危険性も伴っていた。

最近では家具類の架台フレーム内部にレバー等を応用し
た昇降装置を内蔵したものもあるが、構造が複雑であっ
たり、製造コストがかかるので一般的に広く出回る程に
は至っていない。

（発明が解決しようとする課題） 本発明が解決しようとする課題は、一般家庭で簡単に使
用することかでき、多くの人手が不要２− で、安全性が高く、狭い場所での作業や細かな位置合わ
せ作業も容易に行うことができる家具類持上げ装置及び
方法を提供することにある。

（課題を解決するための手段） かかる課題を解決した本発明の要旨は、１）家具類を載
置する架台フレームの内部に水平な固定壁及び固定壁と
平行で昇降自在な移動壁を設け、同固定壁と同移動壁と
の間に容積変化自在な気密室を設け、同気密室の開孔部
を同架台フレーム外側部に設け、さらに自在車輪を備え
た支持脚を同移動壁下面に取付けたことを特徴とする家
具類持上げ装置。

２）家庭用電気掃除機のエア吸引口又はエア吐出口を、
請求項１記載の家具類持上げ装置における気密室の開孔
部に連結し、同家庭用電気掃除機のエア吸引力又はエア
吐出力を用いて同気密室の容積を変化させ、移動壁と共
に支持脚を下降させて同支持脚の自在車輪を家具類載置
面に接地させ、同支持脚で家具類を載置面より浮上させ
ることを特徴とする家具類持上げ方法にある０ （作用） 本発明の家具類の持上げ方法は、家庭用電気掃除機のエ
ア吸引力又はエア吐出力を所定の装置で家具類を載置面
より浮上させるものである。

本発明の家具類の持上げ装置は、家具類を載置する架台
フレームの内部に設けた気密室の容積を外部のエア吸引
又はエア吐出装置で変化させ、同気密室の容積変化で移
動壁を下降させ、同移動壁に取付けた支持脚下端部の自
在車輪が載置面を押しつけることにより同架台フレーム
上の家具類を浮上させるようになっている。

エア吸引力を利用する場合には、架台フレーム内の固定
壁の上方に移動壁を設けた構造とし、エア吐出力な利用
する場合には、架台フレーム内の固定壁の下方に移動壁
を設けた構造としている。

本発明の家具類の持上げ装置は家庭用電気掃除機のエア
吸引口又はエア吐出口と連結して作動させることができ
るようにもなっている。

（実施例） 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第１図は実施例１の家具類持上げ装置の一部切欠正面図
、第２図は第１図のＡ−Ａにおける一部切欠断面図であ
る。

第３図は実施例２の家具類持上げ装置の一部切欠正面図
、第４図は第３図のＢ−Ｂにおける一部切欠断面図であ
る。

第５図は実施例３の家具類持上げ装置の一部切欠側面図
、第６図は同一部切欠正面図である。

実施例１は、家具（１）を載置する架台フレーム（２）
の内部に水平な固定壁（３）及び固定壁（３）と平行で
昇降自在な移動壁（４）を設け、固定壁（３）と移動壁
（４）との間に蛇腹（５）を設は容積変化自在な気密室
（６）と−Ｇｍ し、気密室（６）の開孔部（７）を架台フレーム（２）
外側部に設け、さらンこ下端部に自在車輪（８）を備え
た支持脚（９）を移動壁（４）下面に垂直に取付けた家
具類持上げ装置（１１）である。

本実施例は固定壁（３）の上方に移動壁（４）を設けて
おり、掃除機（１１）のエア吸引力で家具（１）を浮上
させるようになっている。掃除機（１１）のエア吸引パ
イプ（１２を架台フレーム（２）外側部の開孔部（７）
に連結し、掃除機（１１）を作動させると気密室（６）
内は負圧となるので移動壁（４）が支持脚（９）と共に
下降し、支持脚（９）下端部の自在車輪（８）が床面（
１３を支えにして架台フレーム（２）と共ンこ家具ｆ＋
）を浮上させるようになっている。浮上中の家具（１）
は自在車輪（８）により床面（１■上を自由に移動させ
ることができるので、人手をかけずに安全に家具移動作
業を行うことかできる。家具（１）の移動は自在車輪（
８）を利用して行うので狭い場所での作業や細かい位置
合わせ作業も容易である。家具（１）の移動・位置合お
せ終了後は掃Ｇ− 除機（１１）の作動を停止させて気密室（６）内に大気
を入れることにより家具（１）を下降させて床面（１３
上に静置させるようになっている。なお開孔部（７）に
予め大気圧侵入防止弁（１→を設けておけば家具（１）
の浮上後は掃除機（１１）のエア吸引パイプ（１２をは
ずしても浮上状態を保つようにすることが可能である。

ここで実際のテストを行ったところ次のような結果が得
られた。家庭用電気掃除機のエア吸引力は圧力で表現す
ると０　、０８　ｋｇ　／　ｃＴｉ〜０　、　１２　ｋ
ｇ／　Ｃａ程度である。一方、家具の底面積（受圧面積
）を７０　ｃｍ　Ｘ　３０　ａｍ　＝　２１００　ｃｌ
とすれば、この底面積にかかる掃除機の力は小さく見積
もったとしても０．０８＆ｇ／ｃＪＸ２１００ｃＪ＝１
６８＆ｇとなり、家具を浮上させるには十分な値となり
、良好な結果が得られた。

実施例２の家具類持上げ装置（１鴎は第３・４図に示す
ように固定壁（１１と移動壁（１ηとの間に被膜付スポ
ンジクッンヨン（国を取付けて気密室（１ツを構成して
いる。他の部分の構造・作用等については実施例１と同
様である。この他にもゴム膜体等を使用して気密室を構
成することも可能である。

実施例３の家具類持上げ装置（２ｏ）は第５・６図に示
すように固定壁（２１）の下方に移動壁（２乃を設け、
掃除機（四のエア吐出力を利用して家具（１）を浮上さ
せるようになっている。固定壁（２１）と移動壁（２乃
との間に設けたエアバッグ（２→の開孔部（２鴎と掃除
機（２１１のエア吐出口（２６１とをパイプ（２カで連
結し、掃除機（２□□□を作動させるとエアバッグ（２
４が膨張して移動壁（２＠を下降させるので家具（１）
を浮上させることかできる。

エアバッグ（２４の開孔部（２５付近にエア排出防止弁
（財）を設けておけば、家具（１）の浮上後は掃除機（
２３と連結するパイプ（２ηをはずしても浮上状態を保
つことが可能である。家具類持上げ装置（絢を使用して
いないときは、開孔部（２→にキャップ（四をしてゴミ
等の侵入を防ぐようになっている。

家具類持上げ装置（Ｉｎ、ｆ＋つ、（２Ｉはいずれも掃
除機を利用して家具を浮上させるようになっているが、
家庭用電気掃除機程度のエア吸引力又はエア吐出力を有
するものがあれば代用して作業を行うことは可能である
。

（発明の効果） 本発明により、一般家庭で簡単に使用することかでき、
多くの人手が不要で、安全性が高く、狭い場所での作業
や細かな位置合わせ作業も容易に行うことかできる家具
類持上げ装置及び方法な提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は実施例１の家具類持上げ装置の一部切欠正面図
、第２図は第１図のＡ−Ａにおける一部切欠断面図であ
る。 第３図は実施例２の家具類持上げ装置の一部切欠正面図
、第４図は第３図のＢ−Ｈにおける一部切欠断面図であ
る。 第５図は実施例３の家具類持上げ装置の一部切９− 大側面図、 第６図は同一部切欠正面図である。 家具 固定壁 蛇腹 開孔部 支持脚 掃除機 床面 家具類持上げ装置 移動壁 被膜付スポンジク 気密室 架台フレーム 移動壁 気密室 自在車輪 家具類持上げ装置 エア吸引パイプ 大気圧侵入防止弁 固定壁 （２Ｉ：家具類持上げ装置 １０− （２１）　：固定壁 （２１：掃除機 （■：開孔部 （２η：パイプ （社）：キャップ 移動壁 エアバッグ エア吐出口 エア排出防止弁 特 代 許 出 理 願 人 人 三龍機工株式会社 戸島省四部 １１− 特開平 ３ ２８４２２１　（５） 特開平 ３ ２８４２２１　（７）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）家具類を載置する架台フレームの内部に水平な固定
   壁及び固定壁と平行で昇降自在な移動壁を設け、同固定
   壁と同移動壁との間に容積変化自在な気密室を設け、同
   気密室の開孔部を同架台フレーム外側部に設け、さらに
   自在車輪を備えた支持脚を同移動壁下面に取付けたこと
   を特徴とする家具類持上げ装置。 ２）家庭用電気掃除機のエア吸引口又はエア吐出口を、
   請求項１記載の家具類持上げ装置における気密室の開孔
   部に連結し、同家庭用電気掃除機のエア吸引力又はエア
   吐出力を用いて同気密室の容積を変化させ、移動壁と共
   に支持脚を下降させて同支持脚の自在車輪を家具類載置
   面に接地させ、同支持脚で家具類を載置面より浮上させ
   ることを特徴とする家具類持上げ方法。