JPH032830Y2 - - Google Patents

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JPH032830Y2
JPH032830Y2 JP1553784U JP1553784U JPH032830Y2 JP H032830 Y2 JPH032830 Y2 JP H032830Y2 JP 1553784 U JP1553784 U JP 1553784U JP 1553784 U JP1553784 U JP 1553784U JP H032830 Y2 JPH032830 Y2 JP H032830Y2
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JP1553784U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は目盛板に設けられている重量目盛に沿
つて計量指針が変位する重量計量器に関するもの
である。
〔考案の技術的背景とその問題〕
この種の重量計量器としては例えば一般家庭で
料理用などに使用される秤を挙げることができ
る。この秤は、秤量対象物を載置する載置台と、
この載置台を介して作用される荷重に応じた角度
だけ回動駆動される計量指針と、この計量指針の
回動行程に沿つて設けられた重量目盛とによつて
構成され、単に秤量対象物を計量する機能だけを
有している。
ところで上記秤を調理に利用する場合、多くの
調理者が参考とする料理テキストの殆んどが調理
用材料の量目を複数人分基準例えば4人分基準に
しているので、各家庭でその量目を参考にすると
きには先ず筆算、暗算又は電卓などを利用して比
例計算しその量目を家族人数に応じて換算する必
要があつた。
このため従来の秤を調理用に利用する場合には
予め換算が必要になり極めて不便であり、しかも
忙しい調理者はその換算を誤ることもあり必要な
人数分の量目を正確に計量することができなくな
るという問題があつた。
〔考案の目的〕
本考案は上記事情に鑑みてなされたものであり
その目的とするところは、基準値に対する基準重
量が与えられている場合、この基準値の基準重量
に対し目的値に対応した比例換算重量を計算する
ことなく求めることがでる重量計量器を提供する
ことである。
〔考案の概要〕
本考案は上記目的を達成するために、目盛板に
設けられている重量目盛に沿つて計量指針が変位
する重量計量器において、上記重量目盛を適宜定
数で定数倍して伸縮した複数の補助目盛を設け、
かつ上記重量目盛の近傍に基準値を付すと共に、
上記基準値に上記定数の逆数を乗算して得られる
目的値をその定数に対応した補助目盛の近傍に付
し、基準値に対応した基準重量が与えられている
場合、この基準値の基準重量に対し目的値に対応
した比例換算重量を上記補助目盛で得ることがで
きるようにしたものである。
〔考案の実施例〕
次に本考案の実施例を説明する。
第1図は本考案の一実施例である秤を示す正面
図、第2図は同秤の側面断面図である。
第1図及び第2図に示すものは本考案を秤に適
用したものである。図において1で示すものは筐
体であり、その上部には秤量対象物を載置する載
置台3が上下移動可能に設けられている。そして
この載置台3を介して作用される荷重に応じた量
だけ回動駆動される計量指針5を筐体1の正面に
有した計量機構(図示せず)が筐体1内に設けら
れている。なおこの計量機構は周知であるのでそ
の詳細な説明を省略する。
そして上記計量指針5と筐体1正面との間には
目盛板7が設けられている。
先ずこの目盛板7には上記計量指針5の回動中
心に対し同心円状に重量目盛9が設けられてい
る。
さらにこの重量目盛9を適宜の定数で定数倍し
て伸縮した複数の補助目盛が上記計量指針5の回
動中心に対して同心円状に設けられている。例え
ばこの補助目盛は、上記重量目盛9に定数4を剰
じて目盛を伸長した第1の補助目盛10A、重量
目盛9に定数2を乗じて目盛を伸長した第2の補
助目盛10B、重量目盛9に定数3/4を剰じて
目盛を伸長した第3の補助目盛10C、重量目盛
9に定数4/5を剰じて目盛を短縮した第4の補
助目盛10D、重量目盛9に定数4/6を剰じて
目盛を短縮した第5の補助目盛10Eによつて構
成されている。
そして上記重量目盛9の零点近傍に基準値例え
ば4という基準人数表示11Sが付されている。
ここで基準値を4としたのは、多くの調理者が参
考とする料理テキストの殆んどが調理用材料の量
目を4人分基準としているからである。
また上記基準値4に上記各補助目盛10A〜1
0E設定の際の定数の逆数を剰算して得られる目
的値例えば第1の補助目盛10Aに対しては1
(4×1/4)という第1の目的人数表示11A、
第2の補助目盛10Bに対しては2(4×1/2)
という第2の目的人数表示11B、第3の補助目
盛10Cに対しては3×(4×3/4)という第
3の目的人数表示11C、第4の補助目盛10D
に対しては5(4×5/4)という第4の目的人
数表示11D、第5の補助目盛10Eに対しては
6(4×6/4)という第5の目的人数表示11
Eが当該補助目盛の零点近傍に付されている。
また上記筐体1の正面には上記計量指針5及び
目盛板7を覆う透明カバー12が設けられてい
る。この透明カバー12の外側には上記計量指針
5の回動中心と同心で回動可能なノブ13が枢支
され、かつ透明カバー12内に位置するノブ13
の先端部には補助指針14が取付けられている。。
この補助指針14は上記重量目盛と各補助目盛1
0A〜10Eとの対応づけを容易にするための補
助的なものである。
次に上記実施例の作用について説明する。
先ず料理用テキストに調理用材料の量目が4人
分基準で与えられているとする。例えばこのテキ
ストに芽キヤベツのクリーム煮という料理項目が
あり、その材料の一つとして「芽キヤベツ(4人
分)……300g」の記載があつたとする。ここで
調理者は3人分の芽キヤベツのクリーム煮を作ろ
うと思う場合3人分に相当する芽キヤベツをどの
ようにして計量するかについて説明する。
先ず調理者は上記補助指針14を重量目盛9上
の300gの位置に合わせる。そして3人という目
的値に対応している第3の補助目盛10Cと補助
指針14とが交差する点の第3の補助目盛の値
(この場合には225g)が求める3人分の芽キヤベ
ツの量目となる。したがつて調理者は3人分の芽
キヤベツの量目を筆算、暗算又は電卓等で比例計
算することなく認識することができ、重量目盛9
を利用して3人分の芽キヤベツの量目(225g)
を容易かつ正確に計量することができる。
また上記秤は、材料の量目が4人分基準以外で
与えられているときも使用することができる。例
えば3人分基準の量目が150gであるときに5人
分の量目を得る場合には、補助指針14を3人と
いう目的値に対応した第3の補助目盛10C上の
150gの位置に合わせ、次に5人という目的値に
対応している第5の補助目盛10Eと補助指針1
4とが交差する点の目盛を読むことによつて5人
分の重量250gを認識することができ、この結果
重量目盛9を利用して5人分の量目250gを容易
かつ確実に計量することができる。
また6人分以上の量目を計量することもでき
る。例えば9人分が必要になる場合には5人分と
4人分とを2度に分けて上述のごとく計量するこ
とができる。
さらに上記目盛板7及び補助指針を用いれば、
重量以外で量目が示されている場合にも所望人数
分の換算を容易かつ確実に行うことができる。例
えば4人分基準で牛乳2カツプが示されている場
合に3人分の量目を求めようとするときには、補
助指針14を重量目盛9上の20(又は200)の位置
に合わせ、次に3人という目的値に対応している
第3の補助目盛10Cと補助指針14とが交差す
る点の目盛の値すなわち15(又は150)を読むこと
によつて牛乳1.5カツプであることを認識するこ
とができる。また4人分基準でバター大さじ51/
2杯が示されている場合に3人分の量目を求めよ
うとするときには、補助指針14を重量目盛上の
55(又は550)の位置に合わせ、次に3人という目
的値に対応している第3の補助目盛10Cと補助
指針14とが交差する点の目盛の値すなわち41.2
(又は412)を読むことによつてバター大さじ4杯
強であることを認識することができる。
このように上記秤は、所望の換算重量を求めて
重量の計量に利用できるばかりではなく、利用者
の工夫如何によつては種々の比例換算にも応用す
ることができる。
なお上記実施例は一例であり本考案の要旨の範
囲内において種々の変形実施ができることは言う
までもない。
例えば上記実施例で説明した秤は、計量指針が
回動し、各種目盛は同心円状に設けられた構造で
あるがこれに限定されず、計量指針を荷重に応じ
た量だけ直線的に移動するようにし、かつ第3図
に示すように各種目盛9,10A〜10Eを直線
状に配置して秤を構成することも可能である。
また重量目盛9と各種補助目盛10A〜10E
との対応づけは必ずしも補助指針に頼らなければ
ならないことはなく、単に目視で対応づけを行う
こともできるので上記補助指針14は必ずしも必
要ではない。したがつて上記実施例で説明した補
助指針14を透明カバー12の外側に着脱自在に
設け、利用者が補助指針は不要であると判断した
場合には即座に取り外すことができるように構成
することもできる。
また補助指針は上記実施例のごとくに構成する
場合に限定されず例えば第4図に示すように筐体
1の正面に設けられた透明カバー12の外周部に
半円状の透明なデイスク20を回転可能に嵌合
し、このデイスク20の半径部分に指示線21を
付して構成することも可能である。これは、デイ
スク20の外縁を手で回すことによりその指示線
21を所望の位置に設定することができる。また
デイスク20は透明カバー12に回転可能に嵌合
されているだけであるから不要になつた場合には
その取り外しも容易である。なお透明カバー12
を回転可能に筐体1の正面に嵌合し、この透明カ
バー12の半径部分に指示線を付して構成するこ
とも可能である。
また上記実施例は秤に適用した場合について説
明したが、換算用のスケールとして構成すること
も可能である。この場合には上記計量指針は荷重
に連動して回動変位或いはスライド変位する必要
はなく、各種目盛に沿つてマニユアルで変位させ
ることができれば十分である。
さらに重量目盛を定数倍して伸縮することによ
り補助目盛とする場合の定数は上記実施例に限定
されず、さらに目的値についても上記実施例のご
とく4に限定されるものではなく適宜の数値とす
ることができる。
〔考案の効果〕
上記説明から明らかなごとく本考案の重量計量
器にあつては、基準値に対する基準重量が与えら
れている場合、この基準値の基準重量に対し目的
値に対応した比例換算重量を計算することなく求
めることができるとともに、種々の比例換算にも
適用することができるなどの優れた効果を有する
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例である秤を示す正面
図、第2図は同秤の側面断面図、第3図は他の重
量目盛及び補助目盛を示す正面図、第4図は本考
案の変形例である他の秤を示す正面図である。 5……計量指針、7……目盛板、9……重量目
盛、10A,10B,10C,10D,10E…
…補助目盛、11S……基準値、11A,11
B,11C,11D,11E……目的値。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 目盛板に設けられている重量目盛に沿つて計量
    指針が変位する重量計量器において、上記重量目
    盛を適宜定数で定数倍して伸縮した複数の補助目
    盛を設け、かつ上記重量目盛の近傍に基準値を付
    すと共に、上記基準値に上記定数の逆数を乗算し
    て得られる目的値をその定数に対応した補助目盛
    の近傍に付し、基準値に対応した基準重量が与え
    られている場合、この基準値の基準重量に対し目
    的値に対応した比例換算重量を上記補助目盛で得
    ることができることを特徴とする重量計量器。
JP1553784U 1984-02-07 1984-02-07 重量計量器 Granted JPS60127529U (ja)

Priority Applications (1)

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JP1553784U JPS60127529U (ja) 1984-02-07 1984-02-07 重量計量器

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JP1553784U JPS60127529U (ja) 1984-02-07 1984-02-07 重量計量器

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Publication Number Publication Date
JPS60127529U JPS60127529U (ja) 1985-08-27
JPH032830Y2 true JPH032830Y2 (ja) 1991-01-25

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