JPH03280681A - 動きベクトルを用いた動き内挿方法及び装置 - Google Patents

動きベクトルを用いた動き内挿方法及び装置

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JPH03280681A
JPH03280681A JP2078731A JP7873190A JPH03280681A JP H03280681 A JPH03280681 A JP H03280681A JP 2078731 A JP2078731 A JP 2078731A JP 7873190 A JP7873190 A JP 7873190A JP H03280681 A JPH03280681 A JP H03280681A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、動きベクトルを用いた動き内挿方式に関し、
特にディジタル化された信号において、動きベクトルを
検出し、その検出された動きベクトルを用いて動き補正
を行う動き内挿方式に関するものである。
(従来の技術) 従来、動きベクトルを用いて動き補正を行う技術は、テ
レビジョン信号(TV信号)の高能率符帰化におけるフ
レーム間符号化効率を向上させる際や、TV方式変換に
おけるフィールド数の変換による動きの不連続性を軽減
する際に用いられている。
動きベクトルの検出方法には、TV信号をm画素×nラ
イン(m、nは整数)のブロックに細分化した後、ブロ
ック毎に動きベクトルを検出する方法がある。この方法
としては、例えば特開昭55−162683号公報、同
55−162684号記載のパターンマツチング法や、
特開昭60−158786号公報記載の反復勾配法等が
良く知られている。
動きベクトルを用いた動き内挿方式の例として、以下で
はTV方式変換について説明する。
TV方式変換では、60フイールド050フイールドの
相互変換が必要となり、この変換処理はフィールドメモ
リを用い、6フイールド4+5フイールドの変換をフィ
ールド信号の繰り返し、飛び越しで行っている。このた
め、繰り返しや飛び越し点でフィールドの不連続が生じ
、これが動画の不連続となる。これを補正するため、一
般には2フイールドの信号の荷重加算(線形内挿)処理
を行っている。
第2図はこれを示したもので、1フィールド間離れたa
、bの信号にフィールド内挿比α、 (1−α)を荷重
して内挿信号Cを得る。フィールド内挿比αは、a、b
の信号とCの信号の位置関係から決定される定数である
第3図は線形内挿を動画(円の移動)を例にして表した
ものであり、1フィールド間離れた信号A、Bから内挿
信号Cを得ることを示す。図中、Cの斜線部の領域はフ
ィールド内挿比てレベルが変化するので、これがジャー
キネスの原因となる。
動きベクトルを用いた動き内挿方式は、このジャーキネ
スの発生を軽減するものであり、方法としては信号A、
Bを用いて円の動きの大きさ、方向、すなわち動きベク
トル(V)を検出し、この値にフィールド内挿比を掛け
た値(dV)たけ動き物体を移動することで動き補正信
号りを得る。
動きベクトルがすべての動画の動きを100%とらえる
ことは困難であり、場合によってはエラーも発生するこ
とがある。また、一般に動きベクトルを用いた補正は画
素以下、ライン以下は行わない場合があるので、実用の
動き補正は、2つの信号をそれぞれ動き補正し、その補
正された信号を更にフィールド内挿比で荷重加算してい
る。
第4図は従来のTV方式変換装置における動き内挿ブロ
ック図である。
第4図において、1は現フイールド信号、2は前フイー
ルド信号、3は動きベクトル検出回路、6は適応動き内
挿切替制御回路、7は動きベクトル補正回路、8は動き
補正用メモリ、9は減算回路、10は絶対値変換および
累算回路、11は乗算回路、12は加算回路、25は動
きベクトル(αV)、36は動きベクトル(V)  2
6は動きベクトル((1−α)V) 、27はフィール
ド内挿比(1−α)、28はフィールド内挿比α、29
は動き補正フィールド間差分信号、30は動きφフィー
ルド間差分信号、31は動き補正フィールド内挿信号、
32は線形内挿信号、33は適応切替係数β、34は適
応切替係数(1−β)、35は動き内挿出力信号である
動きベクトル検出回路3は現フィールドの信号1、前フ
ィールドの信号2を用いて動きベクトルを検出する。動
きベクトルの検出は、ここでは初期偏位ベクトル方式と
反復勾配法を用いたものを説明する。詳細については、
1989年テレビジョン学会全国大会予稿集20−5の
rTV方式変換装置の動きベクトル検出と動きベクトル
内挿方式」。
島野他、p501〜p502を参照するものとし、以下
では簡単に説明する。
動きベクトル検出ブロックサイズは第5図に示すように
、8画素×8ラインを基準とし、初期偏位ベクトルの選
択、IGM (Interactive Gradie
ntMethod)の演算ブロックサイズは、それより
大きい20画素×16ライン(但し、1画素おき、1ラ
インおきとし10画素×8ライン=80画素)である。
第6図は第4図における動きベクトル検出回路3のブロ
ック図である。
第6図において、1は現フィールドの信号、2は前フィ
ールドの信号、41は動きベクトルメモリ回路、42は
初期偏位ベクトル選択回路、43は初期偏位ベクトルV
、 、 44は勾配性演算回路、45は偏位ベクトルV
、、46は加算回路、47は偏位ベクトルVQ、48は
検出された動きベクトルV、49は二次元ローパスフィ
ルタである。
現フィールドの信号1と前フィールドの信号2とを二次
元ローパスフィルタ49にてノイズの除去と高域成分の
低減を行う。フィルタ出力信号は初期偏位ベクトル選択
用のメモリと勾配法の演算用メモリに記憶される。
初期偏位ベクトルの選択は、第7図に示すように現フィ
ールドの既検出動きベクトルから3ベクトル、前フィー
ルドの既検出動きベクトルから2ベクトル、前フィール
ドの平均ベクトルから前々フィールドの平均ベクトルを
引いた値(即ち、加速度ベクトル)の6種類の動きベク
トルから最適なベクトルを初期偏位ベクトルとして選択
する。
選択方法はそれぞれの動きベクトルの大きさ分だけ座標
を偏位したフィールド間のブロックでのフィールド間の
差分値を画素毎に算出し、これの絶対値の累計が最小値
となるブロックの動きベクトルを初期偏位ベクトルとす
る。
ここで、勾配法の演算回数は2回である。勾配法の演算
は現フィールドの被検出ブロックと前フィールドで初期
偏位ベクトル分座標を偏位したブロックとで式(1)〜
(4)に示す演算を行う。
V、 =ΣSGNΔX −1)FD /Σl ΔX I
−(1)Vy:ΣSGNΔY −DFD /Σl ΔY
 1−(2)ΔX= (A、、、、、−An−8,、)
 /2−(3)ΔY= (A、、、、1−An、、−1
) /2−(4)ただし、VXは動きベクトルVのX方
向成分、Vyは動きベクトルVのX方向成分、A n 
+ 1mlはn画素2mラインの座標の信号、ΔXは画
像のX方向の勾配、ΔYは画像のX方向の勾配、I)F
Dはフィールド間差分値を示す。また、SGNΔX、 
SGNΔYのSGNは+、−0の符号を示す。
求める動きベクトルVは初期偏位ベクトルなV、、Aの
勾配性演算結果なV、、Bの勾配性演算結果なVqとす
ると、 V=V、+Vp+Vq  −(5) となる。
検出された動きベクトル36は動きベクトル補正回路7
と適応動き内挿切替制御回路6へ入力される。動きベク
トル補正回路7は、動きベクトルをフィールド内挿比α
で補正したものであり、その出力はαv、(1−α)■
となる。動き補正用メモリ8はαv、(1−α)■だけ
座標を偏位した内挿ブロック信号を出力する。このメモ
リ出力信号は減算回路9と絶対値変換及び累算回路10
により内挿ブロック毎の動き補正フィールド間差分信号
29を出力し、適応動き内挿切替制御回路6へ入力する
。動き補正用メモリ8の出力信号はまた乗算回路11で
フィールド内挿比が荷重され、加算回路12を経て、動
き補正フィールド内挿信号31を得る。
現フイールド信号1.前フイールド信号2は、減算回路
9.絶対値変換及び累算回路10を経て、内挿ブロック
毎の動きφフィールド間差分信号30を出力し、適応動
き内挿切替制御回路6の入力となる。また、これらの信
号は乗算回路11でフィールド内挿比が荷重され、加算
回路12を経て、動きφフィールド内挿信号、すなわち
、線形内挿信号32を形成する。
動き補正フィールド内挿信号31と線形内挿信号32は
、適応動き内挿切替制御回路6の出力である適応内挿切
替係数β、(1−β)を用いて乗算回路11、加算回路
12により荷重加算され、動き内挿出力信号35となる
適応動き内挿切替制御回路6は、動き内挿信号として、
動き補正フィールド内挿信号を出力させるか、または線
形内挿信号を出力させるが、または両者の荷重加算を出
力するかを判定する回路であり、動きベクトルの大きさ
、動き補正フィールド間差分値、動きφフィールド間差
分値をパラメータとして、内挿ブロック単位に制御信号
を出力する。
なお、関連する特許の例としては、本出願人により動き
内挿方式によるテレビジョン標準方式変換装置を提案し
ている(特開平1−309597号公報を参照)。
(発明が解決しようとする課題) 上記反復勾配法(IGM )を用いた動きベクトル検出
方式では、動きベクトルの検出精度を向上させるには検
出のブロックサイズが大きい方が良いが、ブロックサイ
ズを大きくすると検出感度が劣化することが知られてい
る。そのため、ブロックサイズは種々のコンピュータシ
ミュレーションの結果、前述したように基本ブロックサ
イズは8画素×8ラインとし、動きベクトル検出のブロ
ックサイズは20画素X16ラインとしている。通常の
TV両画像とこのブロックサイズでほとんど問題はない
が、近々発達したコンピュータグラフィックからの信号
や、高速度シャッタを有したCCD TV左カメラらの
信号であると、時間方向のフィルタリングが少ないので
動画像が鮮明となり、フィールド相関も小さくなってい
る。
このため、動き物体の大きさが動き検出ブロックサイズ
に比べて小さく、動きの大きさが動き検出ブロックサイ
ズに比べて大きい場合、小物体の動きベクトルの検出は
、困難となる場合がある。
背景の静止画がレベルの平坦な画像であればまた動きベ
クトルの検出は可能となるが、背景の静止画のレベルが
平坦でない場合、動きベクトルは面積比の大きい背景静
止画をとるので動きベクトルは“0パとなる。
動き物体はTV画像全体からの見えが小さければ、この
動きの歪みは視覚上気にならないが、第8図のような細
かい縦線が速度Vで移動し、背景の静止画のレベルが平
坦な領域Aから背景の静止画のレベルが平坦でない領域
Bに移動した場合、縦線は領域Aでは動きベクトルは■
となるが、領域Bでは動きベクトルはOとなる。したか
って、動き内挿画像は、領域Aでは動きベクトルVで補
正された画像となるが、領域Bでは動き0なので、線形
内挿と同じになり、第9図に示すような画像歪みを生じ
るという問題がある。
本発明の目的は、このような従来の問題を解決し、動き
物体の大きさが動きベクトルの検出ブロックサイズと比
較して小さい時に生じる動き内挿画像の歪みを軽減可能
な動きベクトルを用いた動き内挿方式を提供することに
ある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明の動きベクトルを用い
た動き内挿方式は、ディジタル化したテレビジョン信号
をm画素×nライン(m、nは整数)のブロックに細分
化し、ブロック毎に1フィールド以上離れた信号間で動
きベクトルを検出し、該検出した動きベクトルを用いて
動き補正したフィールド内挿信号と動きφのフィールド
内挿信号とを、動きベクトル検出ブロックサイズ以下の
大きさの内挿ブロック単位または画素単位で適応的に切
り替えを含む荷重加算を行う動き内挿方式において、 被内挿ブロックまたは被内挿画素が所定の条件を満足す
る時は動きベクトルが検出されていないと判定し、上記
被内挿ブロックまたは被内挿画素の周辺の動きベクトル
の大きさが閾値B(Bは0を含む整数)以上の動きベク
トルを平均したものを上記被内挿ブロックまたは被内挿
画素の動きベクトルとして動き補正フィールド内挿信号
を得、該得られた動き補正フィールド内挿信号と上記動
きφのフィールド内挿信号とを適応的に切り替えを含む
荷重加算を行うことにより、動きベクトルが検出されな
い信号の動きを補正することに特徴がある。
上記動きベクトルを用いた動き内挿方式において、上記
所定の条件は、動きベクトルの大きさが閾値A(AはO
を含む整数)以下であり、被内挿ブロックまたは被内挿
画素の画像勾配が閾値C(Cは整数)以上であることに
特徴かある。
(作用) 本発明においては、被内挿ブロックまたは被内挿画素か
所定の条件を満足するときは動きベクトルが検出されて
いないと判定し、上記被内挿ブロックまたは被内挿画素
の周辺の動きベクトルの大きさが閾値B(Bは0を含む
整数)以上の動きベクトルを平均したものを上記被内挿
ブロックまたは被内挿画素の動きベクトルとして動き補
正フィールド内挿信号を得、該得られた動き補正フィー
ルド内挿信号と上記動きφのフィールド内挿信号とを適
応的に切り替えを含む荷重加算を行なうことにより、動
きベクトルが検出されない信号の動きを補正する。ここ
て、上記所定の条件は、動きベクトルの大きさが閾値A
(Aは0を含む整数)以下であり、被内挿ブロックまた
は被内挿画素の画像勾配が閾値C(Cは整数)以上であ
る。
(実施例〕 以下、本発明の実施例を、図面により詳細に説明する。
本実施例では、TV方式変換装置における動きベクトル
を用いた動き内挿方式について説明する。
第1図は、本発明の一実施例を示すTV方式変換装置に
おける動き内挿部のブロック図である。
第1図において、1は現フイールド信号、2は前フイー
ルド信号、3は動きベクトル検出回路、4は平均ベクト
ル演算回路、5は動きベクトル選択回路、6は適応動き
内挿切替制御回路、7は動きベクトル補正回路、8は動
き補正用メモリ、9は減算回路、10は絶対値変換およ
び累算回路、11は乗算回路、12は加算回路、21は
動き検出信号、22は画素勾配判定信号、23は動きベ
クトル、24は平均動きベクトル、25は動きベクトル
(αV)、36は動きベクトル(V)、26は動きベク
トル((1α)V)、27はフィールド内挿比(1−α
)、28はフィールド内挿比α、29は動き補正フィー
ルド間差分信号、30は動きφフィールド間差分信号、
31は動き補正フィールド内挿信号、32は線形内挿信
号、33は適応切替係数(β)、34は適応切り替え係
数(1−β)、35は動き内挿出力信号である。
動きベクトル検出回路3は現フイールド信号1、前フイ
ールド信号2を用いて動きベクトルの検出を行なう。動
きベクトルの検出方法は、従来の技術で述べた初期偏位
ベクトルを用いた反復勾配法とした。検出した動きベク
トルは平均ベクトル演算回路4と、動きベクトル選択回
路5へ入力される。平均ベクトル演算回路4では動きベ
クトルの大きさが閾値8以上のものを取り込み、1フィ
ールド間の動きベクトルを平均化する。たたし、閾値8
以上の動きベクトルとなるブロックの数が閾値り以下の
時は平均ベクトルはOとする。
従って、この平均ベクトル演算回路4の出力信号は1フ
ィールド間において一種の動きベクトルとなる。これを
平均動きベクトル24とする。動きベクトル検出回路3
ては、ブロック毎の動きベクトル23を出力するだけで
なく、反復勾配法て用いた画像勾配の総和Σ△X、Σ△
Yよりその大きさが閾値C以上の時レベル“1”の信号
を動きベクトル選択回路5へ送出する。この信号を画素
勾配判定信号22と称す。この信号が1”の時は画像が
平坦でないことを示す。
動きベクトル選択回路5では、ブロック毎に検出された
動きベクトル23と平均動きベクトル24の選択を行な
う。選択条件は次に示す。なお、この選択は動き内挿ブ
ロック単位(4画素×2ライン)で行なうが、画素単位
でも可能である。
(1)画素勾配判定信号22がレベル“1”であること
(2)画素毎に検出した動き検出信号21が内挿ブロッ
ク内で動きと判定する画素が多いこと。この動き検出信
号はこのブロック図中にはないか、動き内挿前段のライ
ン内挿処理時に用いた動き検出信号を流用したものであ
る。
(3)ブロック毎に検出した動きベクトル23が閾値り
以下であること(CはOに近い値)。
これら3条件を満足したとき、平均動きベクトルを送出
し、それ以外はブロック毎に検出された動きベクトル2
3を送出する。
上記(1)の条件により画像が平坦でないこと、上記(
2)の条件により動画であること、上記(3)の条件て
検出した動きベクトルが0に近いこと、となり結局、画
像か平坦てなく、動画であるが、検出した動きベクトル
かほとんど0の場合は動きベクトルが検出されない領域
と判定し、平均動きベクトルを適用することになる。
選択された動きベクトル36は動きベクトル補正回路7
と適応動き内挿切替制御回路6へ入力される。動きベク
トル補正回路7は、動きベクトルをフィールド内挿比α
で補正したものであり、その出力はαV、(1−a)V
となる。動き補正用メモリ8はαV、(1−a)Vたけ
座標を偏位した内挿ブロック信号を出力する。このメモ
リ出力信号は減算回路9と絶対値変換および累算回路1
0により内挿ブロック毎の動き補正フィールド間差分信
号29を出力し、適応動き内挿切替制御回路6へ入力す
る。動き補正用メモリ8の出力信号はまた乗算回路11
てフィールド内挿比が荷重され、加算回路12を経て、
動き補正フィールド内挿信号31を得る。
現フイールド信号1.前フイールド信号2は、減算回路
9.絶対値変換および累算回路10を経て、内挿ブロッ
ク毎の動きφフィールド間差分信号30を出力し、適応
動き内挿切替制御回路6の入力となる。また、これらの
信号は乗算回路11でフィールド内挿比が荷重され、加
算回路12を経て、動きφフィールド内挿信号、すなわ
ち、線形内挿信号32を形成する。
動き補正フィールド内挿信号31と線形内挿信号32は
、適応動き内挿切替制御回路6の出力である適応内挿切
替係数β、(1−β)を用いて乗算回路11、加算回路
12により荷重加算され、動き内挿出力信号35となる
適応動き内挿切替制御回路6は、動き内挿信号として、
動き補正フィールド内挿信号を出力させるか、または線
形内挿信号を出力させるか、または両者の荷重加算を出
力するかを判定する回路であり、動きベクトルの大きさ
、動き補正フィールド間差分値、動きφフィールド間差
分値をパラメータとして、内挿ブロック単位に制御信号
を出力する。
上記本実施例では、内挿は内挿ブロック毎(4画素×2
ライン)に行なう例を示したが、これを画素毎に処理し
ても同様な効果が期待できる。たたし、画素毎に内挿処
理を行なう場合、ノイズによる内挿エラーなどを新たに
考慮する必要がある。
また、上記実施例では、フィールド内挿の補正例につい
て説明したが、フレーム内挿の補正についても同様に本
実施例を適用できる。
さらに、上記本実施例は特にTV方式変換装置に関して
説明しているが、動きベクトルを用いて動き補正を行な
う他の装置にも充分適用可能である。この例としては、
高能率符号化方式として送信側でフィールド、の間引き
を行ない、受信側て動きベクトルを用いて間引かれたフ
ィールドを再生する場合にも適用できる。また、近年急
速に進歩している高品質TV(ハイビジョン)にも動き
ベクトル検出と動き内挿を行っている方式もあるので、
これにも適用できる。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、従来動きベクト
ルの検出が不可能な動画領域においても動き補正が適用
てきるのて、画像歪みの軽減された画像を得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示すTV方式変換装置におけ
る動き内挿ブロック図、 第2図は従来の線形内挿処理を示す図、第3図は従来の
線形内挿と動き補正内挿を示す図、 第4図は従来のTV方式変換装置における動き内挿ブロ
ック図、 第5図は動きベクトル検出ブロックサイズを示す図、 第6図は従来の動きベクトル検出ブロック図、第7図は
初期偏位ベクトル選択用の動きベクトルを示す図、 第8図は細い縦線の動きを示す図、 第9図は動き内挿後の縦線を示す図である。 1・・・現フイールド信号、 2・・・前フイールド信号、 3・・・動きベクトル検出回路、 4・・・平均ベクトル演算回路、 5・・・動きベクトル選択回路、 6・・・適応動き内挿切替制御回路、 7・・・動きベクトル補正回路、 8・・・動き補正用メモリ、 9・・・減算回路、 10・・・絶対値変換及び累算回路、 11・・・乗算回路、   12・・・加算回路、21
・・・動き検出信号、 22・・・画素勾配判定信号、
23・・・動きベクトル、 24・・・平均動きベクト
ル、25・・・動きベクトル(V)、 26・・・動きベクトル((1−〇)V)、27・・・
フィールド内挿比(1−α)、28・・・フィールド内
挿比(α)、 29・・・動き補正フィールド間差分信号、30・・・
動きφフィールド間差分信号、31・・・動き補正フィ
ールド内挿信号、32・・・線形内挿信号、 33・・
・適応切替係数(β)、34・・・適応切替係数(1−
β)、 35・・・動き内挿出力信号。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ディジタル化したテレビジョン信号をm画素×n
    ライン(m、nは整数)のブロックに細分化し、ブロッ
    ク毎に1フィールド以上離れた信号間で動きベクトルを
    検出し、該検出した動きベクトルを用いて動き補正した
    フィールド内挿信号と動きφのフィールド内挿信号とを
    、動きベクトル検出ブロックサイズ以下の大きさの内挿
    ブロック単位または画素単位で適応的に切り替えを含む
    荷重加算を行う動き内挿方式において、 被内挿ブロックまたは被内挿画素が所定の条件を満足す
    る時は動きベクトルが検出されていないと判定し、上記
    被内挿ブロックまたは被内挿画素の周辺の動きベクトル
    の大きさが閾値B(Bは0を含む整数)以上の動きベク
    トルを平均したものを上記被内挿ブロックまたは被内挿
    画素の動きベクトルとして動き補正フィールド内挿信号
    を得、該得られた動き補正フィールド内挿信号と上記動
    きφのフィールド内挿信号とを適応的に切り替えを含む
    荷重加算を行うことにより、動きベクトルが検出されな
    い信号の動きを補正することを特徴とする動きベクトル
    を用いた動き内挿方式。
  2. (2)上記所定の条件は、動きベクトルの大きさが閾値
    A(Aは0を含む整数)以下であり、被内挿ブロックま
    たは被内挿画素の画像勾配が閾値C(Cは整数)以上で
    あることを特徴とする請求項1記載の動きベクトルを用
    いた動き内挿方式。
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