JPH032804A - 誘電体内装金属中空光導波路の構造 - Google Patents

誘電体内装金属中空光導波路の構造

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Publication number
JPH032804A
JPH032804A JP1136163A JP13616389A JPH032804A JP H032804 A JPH032804 A JP H032804A JP 1136163 A JP1136163 A JP 1136163A JP 13616389 A JP13616389 A JP 13616389A JP H032804 A JPH032804 A JP H032804A
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JP
Japan
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thickness
dielectric
optical waveguide
loss
waveguide
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Pending
Application number
JP1136163A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Morosawa
諸沢 健一
Tsuneo Shioda
塩田 恒夫
Akishi Hongo
晃史 本郷
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Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/02Optical fibres with cladding with or without a coating
    • G02B6/032Optical fibres with cladding with or without a coating with non solid core or cladding

Landscapes

  • Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は光エネルギーを伝送する誘電体内装金属中空先
導波路に関するものである。
[従来の技術] C02レーザ光の利用は、工業加工分野で広く背反し、
マーキング、穿孔、溶接から切断まで、幅広い用途が実
現している。その出力パワーも数百ワットから数十ワッ
トと、次第に大きくなっている。また、近年では、医療
分野への応用や、化学反応のエネルギー源等としても、
応用が検討されている。従来、CO2レーザ光の伝搬に
は、複数のミラーを組合わせた空間伝搬方式が用いられ
ていた。しかし、この方式では、レーザ光を被照射物上
の任意の形状あるいは領域に照射するために、複数のミ
ラーを駆動する複雑な光軸制御技術や、あるいは、被照
射物の駆動制御等の精密制御技術が必要となり、それら
を組合わせた加工装置の価格は極めて高価なものとなっ
ていた。そこで、CO,レーザ光を低損失で伝送し、照
射領域を簡単に制御できるco2レーザ光用導波路の開
発が盛んに行われ、これまでに、臭化タリウムやハロゲ
ン化銀等をコアとした中実型光導波路と、空気をコアと
した中空型光導波路が開発されている。しかし、中実光
導波路は、光導波路の入出射端で、反射があるため、こ
の部分にエネルギーの損失が集中し、破壊してしまう、
従って大パワーの伝送には適さない。
これに対し、中空型光導波路は、入出射端での反射がほ
とんど無く、中空構造であるため光導波路内外からの冷
却も極めて容易、かつ効率が良く、大パワー伝送に適し
ている。中空型光導波路では誘電体内装の金属円形中空
導波路が研究され、誘電体材料としてゲルマニウムGe
を内装したゲルマニウム内装銀中空光導波路で、伝送損
失0.05 dB / m以下、500W以上の電力伝
送が実現されている。[発明が解決しようとする課題]
しかし、CO2レーザ光で、アルミニウムや銀等の金属
を加工する場合には、照射したレーザ光のかなりの量が
反射されてしまう0例えば第4図の如く、誘電体内装金
属中空導波路13及びレンズ23を用いてCOxレーザ
光22を照射した場合でも被照射物15からの反射は避
けられない。
しかも、反射光14が光軸に対して平行である場合は第
4図に示したように、ふたたび導波路内に入射、結合し
て、導波路内のエネルギー密度を高めると共に、伝送損
失による発熱量を増加せしめて、導波路の温度上昇を栢
き、実効的な電力伝送容量を低下させていた。
本発明の目的は、前記した従来技術の問題を解決し、誘
電体内装金属中空光導波路における入射光のみを低損失
で結合し、被照射物からの反射光に対しては高損失であ
る、誘電体内装金属中空光導波路を提供することにある
[課題を解決するための手段] 本発明は、伝送光に対して低損失となる誘電体を内装し
た金属中空光導波路において、前記導波路の入出射端に
おける前記誘電体の厚さが、入射側で最低損失を与える
厚さに設定され、かつ、出射側で前記した最低損失を与
える厚さからずれた厚さに設定されている構造としたも
のである。
内装される誘電体の厚さは入射側に対して出射側の厚さ
が小さい場合と大きい場合とが含まれ出射側の誘電体の
厚さがゼロであってもよい。
内装される誘電体の材料としては、Ge、ZnSe、Z
nS、CaFtのうちの1つがあり、金属層の材料とし
てはNi、Ag、Cu、Auがある。これらのいずれか
を組合せて使用することができる。
[作 用] 誘電体内装金属中空導波路の誘電体の厚さを、入射端側
でのみ最低損失となるように設定し、出射端側では、最
低損失を与える膜厚からずらした厚さに設定した#J造
であるため、入射光に対しては結合損失が小さく、反射
光に対しては結合損失が大きくなる。
詳述するに、普通、誘電体内層金属中空光導波路におい
てLよ、内装する誘電体材料の厚さを、伝送する光の波
長に合わせて設定することにより、伝送損失が最低とな
る構造を決定している。このとき、結合損失も最小とな
る。誘電体内層金属中空光導波路においては、例えばG
e内装Ag中空光導波路の場合、その伝送損失を直線状
態においては0.05dB/m以下にすることができる
が、入射光との結合損失が0.2dB以上あるため実際
の損失は結合部に集中する。すなわち、比較的短い光導
波路を用いた場合は損失の大部分が結合損失であり、光
導波路の大部分がiiv厚になっており、入射側での結
合損失が最小になっていれば、出射側の膜厚が最適値か
らずれていても、光導波路から出射される電力はほとん
ど変わらない。また、出射側に被照射物からの反射光が
結合しようとしたときは、結合効率が悪いため、大部分
が導波路の端部で結合できず、熱となって失われる。
出射端を十分に冷却すれば、光導波路に戻ってくる反射
光の大部分を出射端部で熱に変えて除去することができ
、出射電力はほとんど減少しない。
[実施例] 本発明の詳細な説明する。
実施例1 第1図に、本発明による構造を持ったGe内装Ag/N
i中空光導波路1の製造方法を示す。
まず母材となる外径1.5 Ill、長さ1.21のA
jパイプ2の外側に、スパッタリング法により、Ge3
を厚さ0.45ミクロンに、均一に形成する。
さらに母材の片端30cIIにGeを0.15ミクロン
つけて、この部分の厚さを0.6ミクロンにする。この
上にスパッタリング法により、Ag5を0.2ミクロン
形成した後に、電気めっきにより、Ni6を200ミク
ロン付けて、最後に母材Aj2を苛性ソダによりエツチ
ングする。こうして、Ni層6の内側に均一な厚さのA
g膜を5を内装し、さらにその内側に厚さの異なるGe
膜3.4を内装した、波長10.6ミクロンのCOtレ
ーザ光用のGe内装Ag/Ni中空光導波路1が作製で
きる。
第3図は中空光導波路のレーザ光に対する透過率測定系
を示したもので、CO2レーザ発振器16からのレーザ
光をレンズ19を通して測定対象たる中空導波路7に導
き、この中空光導波路7から出射させておき、入射光8
のパワーをノ1−フミラー18を介してパワーメータ1
7で測定し、出射光20のパワーをパワーメータ21で
測定する構成である。
このようにして作製したGe内装A g / N i光
中空導波路7に、第3図に示したような結合方法でCO
2レーザ光8を結合させた場合、従来のGe内装A g
 / N i中空光導波路においては、CO□レーザ光
8を光導波路のどちらの側から結合させても、約92%
の透過率となるが、本発明による導波路では入射側から
結合させた場合は、約91%、出射側から結合させた場
合は約72%となった。
実施例2 実施例1において、誘電体材料にZn5e9を用い、ス
パッタリング法によってその厚さを、入射側で0.82
ミクロン、出射側で0.2ミクロンとなるように制御し
、以下、Ag膜10のスパッタリング、N1めつき11
について同様のプロセスにより第2図に示したような光
導波路12を作製した。この光導波路12では、Zn5
e9の厚さを0.82ミクロンとした側(入射側)から
、CO2レーザ光を結合した場合は約97%の透過率が
得られ、反射側(出射側)から結合した場合は75%の
透過率となった。
[発明の効果〕 以上述べたように、本発明によれば、一方向のみを低損
失で結合し、反対方向には結合損失が高い誘電体内装金
属中空光導波路の構造が得られる0本発明による光導波
路を用いることにより、CO2レーザ光を、Ajなどの
反射が多い材料に照射した場合でも、反射光の大部分を
中空光導波路内に結合させることなく、かつ、入射方向
からの伝送効率をほとんど低下させることなく伝送する
ことが可能となる。従って、反射光の伝送損失による光
導波路の温度上昇が大きく低減でき、光導波路の伝送容
量をさらに大きくできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による構造を持ったGe内装Ag/Ni
中空光導波路の製造方法を示した図、第2図は本発明に
よるZn5e内装Ag/NL中空光導波路の断面図、第
3図は中空先導波路のレーザ光に対する透過率測定系を
示す図、第4図は従来の中空光導波路を用いてA1板に
CO2レーザ光を照射した場合の反射光の散乱状態の説
明図である。 図中、1はGe内装Ag/Ni中空導波路、2は母材A
j!パイプ、3,4はGe、5はAg、6はNi、9は
ZnSe、10はAg、11はNi112はZn5e内
装Ag/Ni中空導波路を示す。 特許出願人  日立電線株式会社 代理人 弁理士  絹 谷 信 雄 第2図 第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、伝送光に対して低損失となる誘電体を内装した金属
    中空光導波路において、前記導波路の入出射端における
    前記誘電体の厚さが、入射側で最低損失を与える厚さに
    設定され、かつ、出射側で前記した最低損失を与える厚
    さからずれた厚さに設定されていることを特徴とする誘
    電体内装金属中空光導波路の構造。 2、出射側の誘電体の厚さがゼロであることを特徴とす
    る請求項1記載の誘電体内装金属中空光導波路の構造。 3、誘電体材料に、Ge、ZnSe、ZnS、CaF_
    2のうちの1つを用い、金属層にNi、Ag、Cu、A
    uのうちの1つを用いたことを特徴とする請求項1又は
    2記載の誘電体内装金属中空光導波路の構造。
JP1136163A 1989-05-31 1989-05-31 誘電体内装金属中空光導波路の構造 Pending JPH032804A (ja)

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