JPH03280316A - タッチスイッチ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、透明な導電シートあるいは透明な抵抗体シー
トを利用したタッチスイッチに関する。

〔従来の技術〕

第６図は従来のデジタル式のタッチスイッチを示す模式
的平面図であり、第７図は第６図の線■−■に沿った断
面図である。

従来のデジタル式のタッチスイッチにおいては、第６図
および第７図に示すように、上ガラスｌの下面（内面）
に透明な導電シート（または導電フィルム）３を貼り付
けるとともに、下ガラス２の上面（内面）にも透明な導
電シート（または導電フィルム）４を貼り付け、通常時
では前記上下の導電シート３．４間に所定の隙間を設け
ておき、上から操作圧力Ｆ（第７図）を加えることによ
り、上下の導電シート３．４が接触した時にタッチスイ
ッチの人力を認識するように構成されていた。

〔発明が解決しようとする技術的課題〕しかしながら、
上記従来の構造にあっては、タッチスイッチにキー人カ
バターンを配設してキー人力を行なう場合、上下の導電
シート３．４の重なり部分が最小のキー人カニリアとな
るため、導電シート３．４の配線ピッチでしかキーパタ
ーンを配置することができず、いくつかのキーピッチの
キーパターン上の入力や、あるいは手書き入力とキーパ
ターン上の入力との同時入力を行なうことができず、タ
ッチスイッチのキーパターンの割り付けや入力認識が難
しいという技術的課題があった。

本発明は、上記従来の技術的課題に鑑みてなされたもの
であり、いくつかのキーピッチのキーパターン上の入力
や、手書き入力とキーパターン上の入力との同時入力を
行なうことができ、キーパターンの割り付けや入力認識
を容易化し得ゐタッチスイッチを提供することを目的と
する。

（！ＩＩ！！解決のための手段〕 本発明のタッチスイッチは、透明な導電シートおよび／
または抵抗体シートを階層構造にすることにより、いく
つものキーピッチのキーパターン上の入力や、手書き入
力とキーパターン上の入力との同時入力などを行なうこ
とができ、キーパターンの割り付けや入力認識を容易化
し得るタッチスイッチを提供するものである。

〔実施例〕

以下、図面を参照して本発明を具体的に説明する。

第１図は本発明によるタッチスイッチの一実施例を示す
模式的分解斜視図であり、第２図は第１図中の線■−■
に沿った断面図である。

第１図および第２図において、５はタッチスイッチの最
上面となる上ガラス、６は上ガラス５の下面（内面）に
張り付けられた透明な導電シート、７は導電シート６か
ら引き出された電極、８は中間ガラス、９は中間ガラス
８の上面に張り付けられた透明な導電シート、１０は該
導電シート９から引き出された電極、１１は中間ガラス
８の下面に張り付けられた透明な導電シート、１２は該
導電シート１１から引き出された電極、１３は最下面と
なる下ガラス、１４は下ガラス１３の上面（内面）に張
り付けられた透明な導電シート、１５は該導電シート１
４から引き出された電極、である。

第２図に示すごとく、通常状態では、前記上ガラス５の
下面の導電シート６と前記中間ガラス８の上面の導電シ
ート９との間にはギャップ（隙間）１６が設けられ、前
記中間ガラス８の下面の導電シート１１と前記下ガラス
１３の上面の導電シート１４との間にはギャップ１７が
設けられている。

また、タッチ入力時に電気的に接触する２組の導電シー
トの配線ピッチ、すなわち、一方の導電シートのＩ［６
，９の配線ピッチと、他方の導電シートの組１１，１４
の配線ピッチは、それぞれ個別で異なるものである。

以上の構成において、上方から圧力Ｆ（第２図）を加え
て各組の透明な導電シート６．９および１１，１４を接
触させると、本タッチスイッチ（タッチパネル）と前記
電極７．１０．１２．１５を介して電気接続された電子
機器によって、前記各組の導電シートの導通部分が判別
され、タッチ入力されたかの識別が行なわれる。

この場合、各組の導電シート６．９および１１．１４の
配線ピッチが互いに異なっているので、使用したいキー
パターンおよびキーピッチによって何方かの導電シート
の組を選択してタッチ入力されたかの識別を行なうこと
ができる。

このように、透明な導電シートを階層構造とすることに
より、キーピッチの違うキーパターンでの入力を行なう
ことが可能となる。

本実施例では、２組の透明な導電シート６．９および１
１．１４を階層状態で設けたので、２つのキーピッチの
キーパターン上の入力を行なうことができ、その分、キ
ーパターンの割り付けや入力認識を容易化することがで
きる。

さらに、以上の実施例に倣って、異なる配線ピッチの透
明な導電シートの階層の数を３以上に増やすことにより
、３種類以上の多数のキーピンチのキーパターン上の入
力を行なうことができ、キーパターンの割り付けや入力
認識をさらに容５化することができる。

また、前述の上ガラス５、中間ガラス８および下ガラス
１３は、透明な材質であれば、アクリルやポリエステル
等、ガラス以外の材質も使用することができる。

第３図は本発明によるタッチスイッチの他の実施例を示
す模式的分解斜視図であり、第４図は第３図中の線ＩＶ
−ＩＶに沿った模式的断面図である。

第３図および第４図において、５はタッチスイッチの最
上面となる上ガラス、１８は上ガラス５の下面（内面）
に張り付けられた透明な抵抗体シート、１９は該抵抗体
シート１８から引き出された電極、８は中間ガラス、２
０は中間ガラス８の上面に張り付けられた透明な抵抗体
シート、２１は該抵抗体シート２０から引き出された電
極、１１は中間ガラス８の下面に張り付けられた透明な
導電シート、１２は該導電シート１１から引き出された
電極、１３は最下面となる下ガラス、１４は下ガラス１
３の上面（内面）に張り付けられた透明な導電シート、
１５は該導電シート１４から引き出された電極、である
。

本実施例は、前述の実施例における一方の透明な導電シ
ートの組６．９から成る階層を、透明な抵抗体シートの
組１８．２０から成る階層に置き換えた構造をしており
、その他の部分では実質上同じ構造をしている。

第５図は、前記抵抗体シート１８および２０によって、
タッチ入力を識別する時の動作回路の一例を示す図であ
る。

第５図において、抵抗１８．２０は透明な前記抵抗体シ
ート１８．２０を回路記号で示したものであり、一方の
抵抗体シート１８は、前記電極１９．１９の端子を介し
て、該抵抗体シート１８に電圧を供給する電源２３に接
続されており、他方の抵抗体シート２０は、前記電極２
１の端子を介して、Ａ／Ｄコンバータ２２に接続されて
いる。

第３図〜第５図に示した実施例において、上ガラス５の
下面の抵抗体シート１Ｂおよび中間ガラス８の上面の抵
抗体シート２０によって構成されるタッチスイッチは、
一般にアナログ式タッチスイッチとして知られているも
のである。

このアナログ式タッチスイッチの入力識別は、第５図に
示すように、一方の抵抗体シート１８に電圧を供給し、
Ａ／Ｄコンバータ２２によって、抵抗体シート２０がタ
ッチ入力により抵抗体シート１８に接触した部分の電圧
値をサンプリングし、その値をタッチ入力した点の一方
の方向の位置データとして読み取り、さらに、抵抗体シ
ート１８への電圧供給とＡ／Ｄコンバータ２２による位
置データの読み取りを入れ替えて、もう一方の方向の位
置データとして読み取ることによって行なわれる。

したがって、このアナログ式タッチスイッチにおいては
、リニアにタッチ入力を認識することが可能であり、手
書き文字の認識にも使用することができる。

一方、中間ガラス８の下面の導電シート１１と下ガラス
１３の上面の導電シート１４によって構成されるタッチ
スイッチは、前述の実施例の場合と同様のものであり、
−組の導電シートｉｉ、ｔ４で構成されるキーピッチに
よってタッチ入力を行なうことができる。

本実施例によれば、このようにアナログ式タッチスイッ
チとデジタル式タッチスイッチを階層構造にしたので、
アナログ式タッチスイッチにより、手書き入力の文字認
識などのリニアなタッチ入力の認識を行なうと同時に、
デジタル式タッチスイッチにより、所望のキーパターン
入力を容易にかつ端的に行なうことができる。

本実施例では、１組の抵抗体シー）１Ｂ、２０と１組の
導電シート１１．１４を階層状態で設けたが、以上の実
施例に倣って、抵抗値の異なる２組以上の抵抗体シート
、あるいは異なる配線ピッチの導電シートを併用して階
層の数を３以上に増やすことにより、複数のアナログ式
タッチスイッチにより、複数の手書き入力の文字認識な
どのリニアなタッチ入力の認識を行なうと同時に、複数
のデジタル式タッチスイッチにより、複数の所望のキー
パターン入力を容易にかつ端的に行なうことも可能にな
る。

以上説明した実施例によれば、タッチスイッチにおいて
、透明な導電シートや透明な抵抗体シートを階層構造に
したので、いくつかのキーピッチのキーパターン上の入
力や、手書き入力およびキーパターン上の入力を同時に
行なうことができ、タッチスイッチのキーパターンの割
り付けや入力認識を容易に行なうことができるタッチス
イッチが得られた。

〔発明の効果〕

以上の説明から明らかなごとく、本発明のタッチスイッ
チによれば、透明な導電シートおよび／または抵抗体シ
ートを階層構造にするので、いくつものキーピッチのキ
ーパターン上の入力や、手書き入力とキーパターン上の
入力との同時入力などを自在に行なうことができ、キー
パターンの割り付けや入力認識を容易に行ない得るタッ
チスイッチが提供される。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるタッチスイッチの一実施例を示す
模式的分解斜視図、第２図は第１図中の線■−■に沿っ
た模式的断面図、第３図は本発明によるタッチスイッチ
の他の実施例を示す模式的分解斜視図、第４図は第３図
中の線ＩＶ−ＩＶに沿った模式的断面図、第５図は第３
図のタッチスイッチのアナログ式タッチスイッチ部分の
入力識別回路を示す図、第６図は従来のタッチスイッチ
の構造例を示す模式的平面図、第７図は第６図中の線■
−■に沿った模式的断面図である。 以下に、図面中の主要な構成部分を表す符号を列挙する
。 ５・−・・・−・上ガラス（透明板）、６．９．１１．
１４−・・−・導電シート、７．１０．１２．１５−・
−−−ｍ−電極、８−・・・・・中間ガラス、１３・・
・・−・−下ガラス、１６．１７−・−ギャップ（隙間
）、１日、２０−・−抵抗体シート、１９．２１−　・
・電極、２２−・−・Ａ／Ｄコンバータ、２３−・−電
源、Ｆ−・−人力方向。 第１ 図 第５ 図 二二＝１

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）透明な導電シートおよび／または抵抗体シートを
   階層構造にすることを特徴とするタッチスイッチ。