JPH0327943Y2 - - Google Patents

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JPH0327943Y2
JPH0327943Y2 JP1987103626U JP10362687U JPH0327943Y2 JP H0327943 Y2 JPH0327943 Y2 JP H0327943Y2 JP 1987103626 U JP1987103626 U JP 1987103626U JP 10362687 U JP10362687 U JP 10362687U JP H0327943 Y2 JPH0327943 Y2 JP H0327943Y2
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JP1987103626U
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、包装容器内の被包装物を上方に持上
げた際に、緩衝部材が被包装物の底部に付着し、
付いて上つて来ることのない包装容器に関するも
のである。
(ロ) 従来の技術 従来の包装容器は、例えば実公昭49−34465公
報に示されているような、被包装物が載置される
ための底板の隅部に緩衝部材が装着され、当該緩
衝部材の上部に被包装物が載置されるものが慣用
されている。
而して、前記緩衝部材は、通常、底板上に載置
されているだけであるので、被包装物を上方に持
上げた際に、前記緩衝部材が被包装物の底部に付
着し、この被包装物に付いて上つてくることがあ
ることは、経験則の教えるところである。
緩衝部材としては、コストや性能の面から発泡
スチロールが賞用されているが、この発泡スチロ
ール上に大重量の被包装物が載置されると、これ
が当該被包装物の底部の形状に馴染んで非可逆的
に変形する。被包装物の底部には通常、脚となる
凸部が突出形成されているので、この凸部の下端
が一部前記緩衝部材にめり込み、付着すると同様
の現象が生じるからである。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 前述のように、従来の技術では、被包装物を持
上げる際に、緩衝部材が付いて上つて来る虞があ
るが、この被包装物が小重量のものであれば、一
方の手で被包装物を持上げ、他方の手で付着して
いる緩衝部材を取除くことが可能である。
しかしながら、被包装物が電子複写機等の大重
量物である場合、この御包装物は両手で持上げね
ばならず、底部に付着している緩衝部材を一人で
取除くことは不可能になる。
なお、前記緩衝部材を底板に接着しておけば、
緩衝部材が被包装物に付いて持上つて来ることは
ないが、発泡スチロールを接着するには、特殊な
接着剤が必要で、この接着剤は高価であると共に
人体に有害である。
本考案は斯る従来の技術の有する難点に鑑みて
なされたもので、高価で有害な接着剤を使用する
ことなく、緩衝部材の持上りを防止し得る包装容
器を実現せんとするものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は、被包装物が載置されるための、起立
側縁が形成されている底板と、該底板の側縁部近
傍に装着され、側部に有底の凹所が形成された緩
衝部材と、前記底板の起立側縁の一部に設けら
れ、鉛直面を有した状態で内側に切曲げられ、前
記緩衝部材の凹所を係合する切曲部とを備えてい
ることを特徴とする包装容器である。
(ホ) 作用 本考案では、底板の起立側縁に形成されている
切曲部が、緩衝部材の有底の凹所に挿入されるの
で、当該緩衝部材は前記底板に固定され、緩衝部
材が被包装物と共に持上ることはない。
なお、切曲部は鉛直面を有しているので、鉛直
方向の応力に対して大きな低抗力を有している。
(ヘ) 実施例 図面はいずれも本考案の一実施例を示すもの
で、第1図は要部斜視図、第2図は要部縦断面
図、そして第3図は全体を示す分解斜視図であ
る。
第1図において、1は被包装物として電子複写
機であつて、2は、発泡スチロール製の底部緩衝
部材3,3を介して前記電子複写機1が載置され
るダンボール製の底板である。この底板2の周側
縁部には、起立側縁4…が折曲形成されている。
前記起立周縁4…には、第2図、第3図に示す
ように、鉛直壁面を有した状態で内側に切曲げら
れた切曲部5…が形成されており、前記底部緩衝
部材3,3のこの切曲部5…に対応する部位には
この切曲部5…を挿入し得る有底の凹所6…が形
成されいる。なお、前記切曲部5…は、底部緩衝
部材3,3が装着されるままでは、内側には折曲
されていない。
また、前記緩衝部材3,3の下面には、位置決
め用の凸部7…が突設されており、前記底板2に
は、前記凸部7…が挿入され得る開口8…が備え
られている。
9…は、電子複写機1の四隅に配置される発泡
スチロール製の側部緩衝部材である。10はダン
ボール製の箱状の蓋体である。
而して、電子複写機1を包装するには、先ず、
底板2上の所定の位置(凸部7…が開口8…に挿
入される位置)に、底部緩衝部材3,3を装着し
た後、前記切曲部5…を内側に折曲して前記凹所
6…に挿入する。次いで、上部より電子複写機1
を載置し、更に側部緩衝部材9…を装着して、最
後に上方から蓋体10を被せ、上下方向にバンド
にて結束すればよい。
なお、電子複写機1を取出すには、前記と逆の
工程を踏めばよいが、電子複写機1を持上げる際
に、底部緩衝部材3,3は底板2にその切曲部5
…によつて固定されているので、当該底部緩衝部
材3,3が電子複写機1と共に持上ることはな
い。
(ト) 考案の効果 本考案では、底板の起立側縁に形成されている
切曲部が緩衝部材の有底の凹所に挿入されるの
で、当該緩衝部材は前記底板に固定され、緩衝部
材が被包装物と共に持上ることはない。
また、緩衝部材を装着した後、前記切曲部を内
側に折曲することにより、緩衝部材と切曲部の係
合が容易に行われるので、取付作業の向上を図る
ことができる。
従つて、高価で人体に有害な接着剤を使用せず
とも、緩衝部材を容易に底板に固定することがで
き、従来の技術の有する問題点を一挙に解決する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
図面はいずれも本考案の一実施例を示すもの
で、第1図は要部斜視図、第2図は要部縦断面
図、第3図は全体の分解斜視図である。 1……電子複写機(被包装物)、2……底板、
3……底部緩衝部材、4……起立側縁、5……切
曲部、6……凹所。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 被包装物が載置されるための、起立側縁が形成
    されている底板と、 該底板の側縁部近傍に装着され、側部に有底の
    凹所が形成された緩衝部材と、 前記底板の起立側縁の一部に設けられ、鉛直面
    を有した状態で内側に切曲げられ、前記緩衝部材
    の凹所と係合する切曲部とを備えていることを特
    徴とする包装容器。
JP1987103626U 1987-07-06 1987-07-06 Expired JPH0327943Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987103626U JPH0327943Y2 (ja) 1987-07-06 1987-07-06

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987103626U JPH0327943Y2 (ja) 1987-07-06 1987-07-06

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS649122U JPS649122U (ja) 1989-01-18
JPH0327943Y2 true JPH0327943Y2 (ja) 1991-06-17

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ID=31334629

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JP1987103626U Expired JPH0327943Y2 (ja) 1987-07-06 1987-07-06

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP3985268B2 (ja) 2004-03-12 2007-10-03 船井電機株式会社 電子機器の梱包箱

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JPS5219822U (ja) * 1976-07-13 1977-02-12
JPS6137655U (ja) * 1984-08-07 1986-03-08 アイホン株式会社 ト−クバツク機能付インタ−ホン
JPS61164966A (ja) * 1985-01-08 1986-07-25 松下電器産業株式会社 包装装置
JPS6294562A (ja) * 1985-10-04 1987-05-01 株式会社日立製作所 包装具

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JPS5530866Y2 (ja) * 1975-08-19 1980-07-23

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Also Published As

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JPS649122U (ja) 1989-01-18

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