JPH032790Y2 - - Google Patents

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JPH032790Y2
JPH032790Y2 JP17228786U JP17228786U JPH032790Y2 JP H032790 Y2 JPH032790 Y2 JP H032790Y2 JP 17228786 U JP17228786 U JP 17228786U JP 17228786 U JP17228786 U JP 17228786U JP H032790 Y2 JPH032790 Y2 JP H032790Y2
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JP
Japan
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pipe
line
sphere
semicircular
hanging
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JP17228786U
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JPS6377182U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は配管工事等においてパイプの芯出しを
する場合、すなわちパイプの両端にそれぞれ90゜
間隔の4点を記し、かつ両端の4点が管軸に関し
てねじれをもたないよう一致させる場合に使用す
るパイプの芯出し用具セツトに関する。
従来の技術 従来、パイプの芯出しは、パイプを水平に置
き、下げ振りのみを用いて目測により両管端に上
下の点を記し、さらにこの点から定規を用いて左
右両側の点を記すようにしている。
考案が解決しようとする問題点 上記方法では上下の点を求めるのに目測を用い
ているため正確性が劣り、両管端の上下位置が必
ずしも一致せず、後にパイプを組立てる際に不都
合を生じることが多い。
そこで本考案は、この芯出し作業を正確にかつ
簡単に行なうための用具を得ることを目的として
案出されたものである。
問題点を解決するための手段 すなわち本考案は、内周に沿つてレール体を有
し、管軸を水平にして載置されたパイプの内面
上、端面に沿つて置かれる円環体と、周面に十字
線を有し、この十字線の交点を管端方向に向けて
前記円環体のレール体上に載せられる球体と、こ
の球体の十字線8の1と吊り糸が重なるようにし
て吊り下げられ、吊り糸が管端の上下位置を示す
下げ振りと、この下げ振りにより管端に上下位置
を記す際、パイプの管端部上面に吸着させられ、
下げ振りの吊り糸を保持する磁石と、パイプ外形
と同径の半円形透明フイルムよりなり、中心線を
有し、この中心線を下げ振りの吊り糸に合わせ、
円弧周線をパイプの周端に合わせて管端に重ねら
れ、直線周線が管端の左右位置を表示する半円フ
イルムとからなるパイプの芯出し用具セツトであ
る。
実施例 以下本考案を図示する実施例について、使用法
とともに具体的に説明する。
図中、1は円環体、2は球体、3は下げ振り、
4は磁石、5は半円フイルムであり、これらで本
考案の芯出し用具セツトが構成されている。
6はパイプであり、管軸を水平にして載置され
ている。
円環体1は、断面コ字形の部材より形成され、
内周にレール体7が設けられ、パイプ6の内面
上、端面に沿つて置かれる。
球体2は、金属球の表面に十字線8を形成して
なる。この十字線8は、球体2表面を刻設して形
成すると、長期間消失せずかつ指で持つときすべ
りにくいので好都合である。この球体2は、十字
線8の交点を管端方向に向けて円環体1のレール
体7上に置かれる。なおこの交点の方向を定める
のは目測でよい。こうするとこの交点はパイプ6
の上下を結ぶ線上に位置することになる。
下げ振り3は、任意のものを使用することがで
き、この吊り糸9が管端方向から見て球体2の十
字線8の1と重なるよう、吊り糸9の位置並びに
球体2の向きを調節して管端の上端から吊り下げ
る。このとき吊り糸9と十字線8の1とを重ねる
のは、十字線8の交点に吊り糸9を合わせるとと
もに交点が正しく管端方向を向いていることを確
認するためである。
磁石4は、任意のものを使用することができ、
上述のようにして位置決めした下げ振り3の吊り
糸9をパイプ6の管端部上面に磁力で押え付けて
保持する。
こうすると、吊り糸9は管端の上下を通る状態
となるので、管端の吊り糸9位置に上下点10,
10を記す。
半円フイルム5は、パイプ外形と同径の半円形
で透明のフイルムに中心線11を設けてなる。し
たがつてこの半円フイルムはパイプの径ごとにそ
れぞれ用意される。なお図示例では円弧周線12
に沿つて縁13が設けられている。この半円フイ
ルム5は、中心線11を吊り糸9に合わせ、円弧
周線12をパイプの周端に合わせて管端に重ねら
れる。なお図示例では縁13があるので、この縁
13をパイプ外周に載せるだけで円弧周線12を
合わせることができる。
こうすると半円フイルム5の直線周線14は管
端の左右を結ぶ線となるから、管端のこの直線周
線14位置に左右点15,15を記す。
こうしてパイプ6の1の管端に上下点10,1
0及び左右点15,15が90゜間隔に設けられる。
次に同様にして他の管端に上下点、左右点を記す
と、これら両管端の点は管軸に関してねじれのな
いものとなり、芯出し作業は完了する。
考案の効果 上述のように本考案によれば、正確にかつ簡単
に芯出し作業を行なうことができる。特に本考案
では円環体を用いているため、パイプの内面が平
滑でない場合においても、球体を用いて正しい上
下点が得られるので、正確性は極めて高いものと
なる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例の使用状態を示し、第
1図は斜視図、第2図は正面図である。 1……円環体、2……球体、3……下げ振り、
4……磁石、5……半円フイルム、6……パイ
プ、7……レール体、8……十字線、9……吊り
糸、10,10……上下点、11……中心線、1
2……円弧周線、13……縁、14……直線周
線、15,15……左右点。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内周に沿つてレール体を有し、管軸を水平にし
    て載置されたパイプの内面上、端面に沿つて置か
    れる円環体と、周面に十字線を有し、この十字線
    の交点を管端方向に向けて前記円環体のレール体
    上に載せられる球体と、この球体の十字線8の1
    と吊り糸が重なるようにして吊り下げられ、吊り
    糸が管端の上下位置を示す下げ振りと、この下げ
    振りにより管端に上下位置を記す際、パイプの管
    端部上面に吸着させられ、下げ振りの吊り糸を保
    持する磁石と、パイプ外形と同径の半円形透明フ
    イルムよりなり、中心線を有し、この中心線を下
    げ振りの吊り糸に合わせ、円弧周線をパイプの周
    端に合わせて管端に重ねられ、直線周線が管端の
    左右位置を表示する半円フイルムとからなるパイ
    プの芯出し用具セツト。
JP17228786U 1986-11-10 1986-11-10 Expired JPH032790Y2 (ja)

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JP17228786U JPH032790Y2 (ja) 1986-11-10 1986-11-10

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JP17228786U JPH032790Y2 (ja) 1986-11-10 1986-11-10

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JPS6377182U JPS6377182U (ja) 1988-05-23
JPH032790Y2 true JPH032790Y2 (ja) 1991-01-24

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