JPH032786Y2 - - Google Patents

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JPH032786Y2
JPH032786Y2 JP1986050907U JP5090786U JPH032786Y2 JP H032786 Y2 JPH032786 Y2 JP H032786Y2 JP 1986050907 U JP1986050907 U JP 1986050907U JP 5090786 U JP5090786 U JP 5090786U JP H032786 Y2 JPH032786 Y2 JP H032786Y2
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JP
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valve
magnet
valve stem
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outside
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JP1986050907U
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  • Indication Of The Valve Opening Or Closing Status (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、外部に操作源を有しない弁装置にお
いて、その作動状態を外部から視認可能とするた
めの表示機構に関する。
〔従来の技術〕
従来から、弁装置の一種として、たとえば流路
の圧力が異常となつた場合に自動的に閉弁作動を
行なう緊急遮断弁のように、弁装置内部に流路内
圧力の変動量を感知する手段を内蔵してなるもの
がある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、このような弁装置においては、外部に
ハンドル等操作源を有するものと異なり、装置外
部から弁の開閉作動状態を視認することが不可能
であるため、該視認が必要な場合にはインジケー
タ等を用いなければならなかつた。
本考案は上記した問題に鑑み、小型で安価な弁
作動表示機構を提供することを目的とするもので
ある。
〔問題点を解決するための手段〕
すなわち、本考案に係る弁作動表示機構は、ボ
デイに、該ボデイ内の弁座と離接して流路を開閉
する弁体および一端において該弁体と結合してな
る弁棒を軸方向変位自在に内挿し、該弁棒の一部
にそのストローク方向に延びるとともに両端部に
異なる磁極を有する第一の磁石を固着し、ボデイ
の外側であつて前記弁棒が前進位置にある時の前
記磁石の後端位置と対応しかつ前記弁棒が後退位
置にある時の前記磁石の前端位置と対応する箇所
に、表示針の基端部に固着されて揺動自在になる
第二の磁石を設けた構成とした。
〔作用〕
上記構成において、開閉弁作動に伴ない弁棒が
軸方向に移動すると、ボデイの外側の第二の磁石
は、弁棒が後退(弁開)位置にある時には第一の
磁石の前端の磁極と対向し、弁棒が前進(弁閉)
位置にある時には第一の磁石の後端の磁極と対向
するので、磁気吸引力または磁気反発力による逆
向きの力を受けて顕著に可逆動作し、これによつ
て表示針を揺動させ、弁作動状態を明確に示すよ
うになる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面にもとづいて説明
する。
第1図および第2図は第1の実施例を示すもの
で、符号1は内部に上流側流路2、下流側流路
3、該流路2,3と連通するシリンダ5が形成さ
れたボデイである。シリンダ5内空間には、下流
側流路3開口部に形成された弁座4に対して離接
する弁体6および該弁体6と一端7aにおいて結
合した弁棒7が軸方向変位自在に内挿されてお
り、該弁棒7の一部には、その軸線と同方向に異
種の磁極(図では弁体6側にS極、他側にN極)
が配されるように磁化された第一の磁石8が固着
されている。また、ボデイ1の外側において前記
磁石8の両磁極のストローク限度位置と対応する
箇所には、ボデイ1との対向面9′がN極となる
方向に磁化された第二の磁石9があつて、該磁石
9は、ボデイ1の外側に支持体10を介して揺動
自在に支持されてなる表示針11の後端部11b
に固着されており、弁体6の開作動とともに弁棒
7が図上右側へ変位したときは第一の磁石8の前
端8aのS極が第二の磁石9と対極し、弁体6の
閉作動とともに弁棒7が図上左側へ変位したとき
は第一の磁石8の後端8bのN極が磁石9と対極
するようになつている。12は表示針11の先端
部11aの可動範囲と略対応する位置にあつてボ
デイ1に立設され、表示部13が付された表示板
である。
すなわち、上記構成において弁体6が開状態と
なつているときは、第1図に示すように両磁石
8,9は異種の磁極において対極するため、磁石
9に作用する磁気吸引力によつて表示針11の先
端部11aは表示板12の表示部13に表記され
たOPN(開)部をさし、弁体6が閉状態となつて
いるときは、第2図に示すように、両磁石8,9
は同種の磁極(N極同士)において対極するた
め、磁石9に作用する磁気反発力によつて表示針
11の先端部11aは表示板12の表示部13に
表記されたCLD(閉)部をさすようになる。
〔考案の効果〕
以上説明したとおり、本考案の弁作動表示機構
は、弁体に連なる弁棒と、ボデイの外側に設けら
れた表示針のそれぞれに磁石を固着し、弁体の動
作に伴つて両磁石間に作用する磁気吸引力および
磁気反発力により、表示針が顕著に可逆動作する
ものであるため、この表示針の指示位置によつて
外部から開弁または閉弁状態を明確に知ることが
でき、しかも、磁力による作動力とばね荷重とを
干渉させるものではないので、ある程度磁力の衰
退があつても、前記表示針の動作が確実に行なわ
れ、ことに流体の圧力変動等によつて自動的に開
閉する弁装置にはきわめて有効な弁作動表示手段
であり、小型、安価で当該表示機構を作動させる
ための外部からのエネルギをなんら必要とせず、
また、弁装置の密封構造をなんら阻害するもので
はなく、弁装置外部から開閉弁状態を明確に知る
ことができるといつた優れた実用性を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案弁作動表示機構の第1の実施例
を示す開弁作動時の断面図、第2図は同じく閉弁
作動時の断面図である。 1……ボデイ、2,3……流路、4……弁座、
6……弁体、7……弁棒、8……第一の磁石、9
……第二の磁石、11……表示針、12……表示
板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ボデイに、該ボデイ内の弁座と離接して流路を
    開閉する弁体および一端において該弁体と結合し
    てなる弁棒を軸方向変位自在に内挿し、該弁棒の
    一部に、そのストローク方向に延びるとともに両
    端部に異なる磁極を有する第一の磁石を固着し、
    ボデイの外側であつて前記弁棒が前進位置にある
    時の前記磁石の後端位置と対応しかつ前記弁棒が
    後退位置にある時の前記磁石の前端位置と対応す
    る箇所に、表示針の基端部に固着されて揺動自在
    になる第二の磁石を設けたことを特徴とする弁作
    動表示機構。
JP1986050907U 1986-04-07 1986-04-07 Expired JPH032786Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986050907U JPH032786Y2 (ja) 1986-04-07 1986-04-07

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JP1986050907U JPH032786Y2 (ja) 1986-04-07 1986-04-07

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Publication Number Publication Date
JPS62162484U JPS62162484U (ja) 1987-10-15
JPH032786Y2 true JPH032786Y2 (ja) 1991-01-24

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JP1986050907U Expired JPH032786Y2 (ja) 1986-04-07 1986-04-07

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5652164A (en) * 1979-09-25 1981-05-11 Sankyo Hanbai Kk Grinder with rectifier

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5652164A (en) * 1979-09-25 1981-05-11 Sankyo Hanbai Kk Grinder with rectifier

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Publication number Publication date
JPS62162484U (ja) 1987-10-15

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