JPH03277691A - 炭化水素原料からの金属除去方法 - Google Patents

炭化水素原料からの金属除去方法

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JPH03277691A
JPH03277691A JP7857390A JP7857390A JPH03277691A JP H03277691 A JPH03277691 A JP H03277691A JP 7857390 A JP7857390 A JP 7857390A JP 7857390 A JP7857390 A JP 7857390A JP H03277691 A JPH03277691 A JP H03277691A
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aqueous solution
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acid
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JP7857390A
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C Cramer David
デビッド シー.クラマー
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Chevron USA Inc
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Chevron Research and Technology Co
Chevron Research Co
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  • Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、金属含有原油又は炭化水素質重質残渣から金
属、特に有機的に結合したカルシウムを、WfL酸又は
その塩、特に1lIl12アンモニウムを金属離脱剤(
dcmetalaLing agent)として用いて
除去する方法に関する。
〔従来の技術〕
わずかであるが次第に重要になってきている原油供給原
料、残渣、及びそれらから誘導された脱歴(deasp
l+a l 1ed)オイルは、種々の水準でカルシウ
ム又は他の第IIA族金属を含み、それらのため慣用的
精製法を用いて処理することが、不可能ではないまでも
、困難になっている。特別な問題を起こす金属汚染物は
、有機的に結合した非ポルフィフン化合物の形をしてい
る。これらの物質は、源の中でも自然に産出するカルシ
ウムに起因する。
特に同定されているカルシウム化合物の一つの種類は、
夫々ナフテン酸塩及びそれらの同族体である。これらの
有機金属化合物は、通常の脱塩方法では供給原料から分
離されず、慣用的精製法では、それらは水素処理触媒の
非常に早い不活性化を惹き起こすことが−ある。許容出
来ない位い高い水準の有機的に結合したカルシウム化合
物を示す供給原11は比較的独特のものであり、それに
はジエングリ(Shengl i )N o、 2の如
き中国産原油及びカリフォルニアのサン・ウォーキン・
バレー(SanJoaquin Valley)産出の
幾らかが含まれる。これらの原油からの残渣も、高水準
のカルシウムを含み望ましくない。
石油供給原料中の有機カルシウムによって与えられる間
離及びそれらを除去する必要性は最近になって認識され
るようになり、それらの除去について特に言及している
従来技術は殆どない、しかし、一般に金属の除去は従来
技術でも対象にされており、特にポルフィリン及びアス
ファルテンの如き供給原料中に通常見出されるニッケル
、バナジウム及び(又は)銅の如き既知の金属汚染物を
除去するために行われている。
エルジブ(Eldib)その他による米国特許第3.1
53,623号明細書では、大きな絶縁耐力を持つ選択
された市販有機化合物を、電気的に誘導される金属の沈
澱を基本的に含む方法を促進するために添加している。
デューク(Duke)による米国特許第4,439,3
45号明細書には、増大した油回収生成物の中間段階の
エマルジョンを金属離脱により解乳化するためにカルボ
ン酸を使用することが記載されている。クラムベック(
にrambeck>その他による米国特許第4,645
,589号明細書には、燐酸及びその塩を用いて炭化水
素油からバナジウム及びニッケル金属ポルフィリンを除
去する方法が記載されている。ボウエル(Pose l
 I )による米国特許第2778777号明細書には
、バナジウム、ニッケル及び鉄の如きポルフィリン重金
属を除去するために比較的高い濃度の硫酸を用いること
を教えている。ボウエルは、同じく比較的高濃度の硫酸
及び通常の脱塩法を用いて、カルシウム、ナトリウム及
びマグネシウムの如き軽金属の無機金属塩を除去するこ
とも教えている。
本発明の譲受人に譲渡されている米国特許出願5eri
al No、901,341.901,342.901
.343.901,344.901345及び184.
597て゛は、アミノカルボン酸、ヒドキソカルボン酸
、二塩基カルボン酸、炭酸及びそれらの塩を含む種々の
薬品を同様な方法で用いて、炭化水素質供給原料から非
ポルフィリン有機金属汚染物を除去している3 伏見による特公昭52−30284号公報には、鉱酸、
アルキル燐酸エステル及び酸化剤の組合せを用いて、原
油から種々の金属汚染物を除去する方法が教示されてい
る。特公昭47−22947号公報には、鉱酸の存在下
でアルキル燐酸エステルとアルキフレカルボン酸との組
合せを用いて金属を少し除去することを教示している。
ノルマン(Norman)による米国特許第4,432
,865号明細書には、ポリヒドロキシ化合物及び多官
能性鉱酸を用いて使用済みモーターオイルを処理し、金
属を除去する方法が教示されている。
種々の因子の中で、通常の脱塩法を用いたのでは分離さ
れない有機的に結合した第nA族金属汚染物、特にカル
シウムを含んだものは、金属化合物と′@酸及び(又は
)その塩、特に硫酸アンモニウム及び硫酸水素アンモニ
ウムの溶液とを混合し、水性抽出及び(又は)沈澱によ
りそれら金属を炭化水素供給原料から除去することによ
りその供給原料から効果的に除去することができること
が今度全く思いがけなく発見された。
〔本発明の要約〕
本発明は、硫酸又はその塩の水溶液を用いて炭化水素質
供給原料、特に原油又は残渣から金属を離脱させる方法
にある。その方法はカルシウム、特に非ポルフィリン、
非アスファルテイン(nonun篩al L i n 
i c )の有機的結合カルシウム化合物を除去するの
に特に適している。好ましい金属離脱剤は硫酸及びその
塩、特に硫酸アンモニウムの水溶液である。好ましい方
法として、金属離脱すべき供給原料を、硫酸又はその塩
の水溶液と完全によく混合する。金属は金属離脱剤と反
応し、それら金属は水性相中に抽出されるか、それほど
好ましくはないが、液体から析出する。その水性相及び
(又は)沈澱物を炭化水素相から分離し、次にそめ炭化
水素質供給源t1を更に処理するのに利用する。
〔本発明の詐細な記述〕
種々の原油供給原料及びそれから生成した残渣は、許容
出来ない位高い水準のカルシウム含有汚染物を含んでい
る。これらの汚染物、特に有機的に結合したカルシウム
含有化合物は、明確な処理−Lの問題を起こし、特に標
準的水素処理法で問題を生ずる。特に、それらは水素処
理触媒を急速に不活性化又は汚染し、それらの効果を低
下さ仕、全工程収率を低下させる1本発明は、原油又は
残渣を処理する前にこれらの金属含有汚染物を除去する
方法にある。この方法は硫酸及びその塩、特に硫酸アン
モニウム又は硫酸水素アンモニウムからなる金属離脱剤
を用いる。
本発明は、許容出来ない位高い水準で有機的に結合した
第IIA族金属、特にカルシウムを含む炭化水素質供給
原料に適用することができる。比較的界ではあるが、こ
れらの供給原料には特に特別な源からの原油が含まれる
6例として幾つかのサン ウォーキン・バレー原油、例
えばサウス・ベルリッジ(South [lelrid
ge)、カーノ・フロント(Kern Front)、
シムリック ヘビ4 (Cysriclleavy)、
ミドウェイ・サンセット(Midway 5unset
)の原油、或は中国のジエングリ、或はそれらの混歴油
も許容出来ない位高い水準のカルシウムを含むことがあ
る。同様な金属汚染物を含むことがある頁岩油、液化石
炭1選鉱タールサンド等の如き他の炭化水素質供給原料
を本発明を用いて処理することも本発明の目的の中に入
る。
基本的なやり方として、処理すべき原油、残渣或は脱歴
油をVi酸又はその塩の水溶液と混合し、そして塩基、
好ましくはアンモニア又は水酸化アンモニウムを添加し
てptイを2より高く調節し、カルシウムが硫酸と適切
に相互作用するようにさせる。また塩基が存在しない場
合には、腐食及びエマルジョンの形成が問題を起こすこ
とがある。
しかし、塩基を添加することによってもエマルジョンの
形成を起こすことがある。従って、−1tI7 ;fし
いpHは5〜9のpt[であり、−層好ましくは混合物
を比較的中性の溶液、約p?(7土1に調節する。上で
論したように、アンモニア又は水酸化アンモニウムは、
好ましいoh調節剤である。他のアミンも適切なpi調
節剤と見なされているが、好ましいものではない、これ
らにはアルキル、ジアルキル及びトリアルキルアミンが
含Jれる。
別の態様として、Vi酸及びアンモニア及び(又は)水
酸化アンモニウムの溶液を、供給原料と混合する前に予
め混合しておいてもよい、それら成分の割合は、得られ
る硫酸アンモニウムの溶液が本質的に中性pH1即ちp
H7±1になるように混合するのが好ましい。
第IIA族金属、好ましくはカルシウムは金属離脱剤と
反応し、炭化水素相から水性相へ容易に除去される。こ
れは、イオン性で一般に水溶性の錯体を形成し、従って
、それは容易に混合物の水性相中へ抽出される。実質的
に金属を除去するのに充分な接触を行わせた後、二つの
相は分離するか又は分離させる。WILlt!及びその
塩は、水溶液中の他の金属イオンと化合物を形成するこ
とがあるが、それは、ニッケル及びバナジウム石油ポル
フィリン及びアスファルテンの如き石油中に一層普通に
見出される通常の金属汚染物には殆ど又は全く影響を与
えないように見える。
しかし、金属錯体の溶解度は、存在する水の量、温度、
「力等の如き種々の因子に依存する。取り扱いの困難性
を最も少なくするため、水の量を適切に維持しなから化
合物又は錯体の溶解度を最大にするため、水対油化は、
好ましくは体積で約2%〜10%、−・層好ましくは2
%〜6%、i#J好ましくは約5%に維持する。
金属錯体のあるものは混合段暗中沈澱することかあり、
従−)で、固体として除去することが必要になることも
起こり得るが、好ましいものではない。これは取り扱い
に付加的な困難を与えるが、好ましくは慣用的脱塩器を
用いて慣用的分離法で取り扱うことができる。また、更
に沈澱物の形成を最小にするか又は無くすのを助けるた
め、沈澱阻止剤を添加してもよい、好ましい阻止剤には
、lIv&ホスホン酸塩、最も好ましくはエチレン−ジ
アミンテトラ(メチレンポスホン酸)(EDTMP)、
ヒトロキシエチリデンジホスホン酸(HEDP)、トリ
ス−(アミノメチレン)ホスホン%(AMP)及びそれ
らの塩が含まれる。有用である他の阻止剤にはアミノ 
カルボキシレート及びポリアクリルアミドが含まれる。
酢酸の如き幾つかの知られた分離剤(sequesLe
riB aBenL)も有用であろう0本方法で有用で
あることが見出された好ましい阻止剤の典型的な量は、
カルシウム11000pp当たり約1〜11000pp
+、好ましくは1〜100p、−の阻止剤であろう。
抽出水溶液と炭化水素質供給物との接触時間は重要であ
る。接触時間が長くなると一般に金属除去は大きくなる
。しかし、方法の経済性から通常接触時間は限定され、
それは1秒以下から約4時間の範囲にあるであろう。連
続的脱塩器中での好ましい接触時間は、約1秒以下から
1時間、最も好ましくは約1秒以下から約1分である。
−度び分離されたならば、除去された金属汚染物を含む
水溶液は捨てるのが典型的である。実質的に金属が無く
なるか、少なくとも金属が減少した炭化水素供給物は、
次に他の炭素質供給物と同様なやり方で取り扱うことが
でき、慣用的水素処理法により処理することができる1
通常除去される金属の量は、金属離脱剤の量の関数であ
るが、少なくとも10%、好ましくは50%より多く一
層好ましくは60%より多い。
処理前の原油を脱塩するために用いられている信用的原
油脱塩器中ては、二つの相の物理的分層を普通に行うよ
う考えられている。しかし、分離はどのような分離法に
よって行なってもよく、例えは、向流抽出が含まれても
よい。
金属離脱すべき供給原料に対する金属離脱剤の比率は重
要な工程因子である。従来の方法(即ち、ボウエルの方
法)では重金属ポルフィリン除去を行うためかなり高濃
度のtQlltfを用いている。この高い濃度は腐食、
材料取り扱い性、及び経済性について重大な問題を起こ
し、今まで述べてきた金属汚染物を除去するのに有効な
ものとしては示されていなかった。逆に脱塩器操作の促
進剤として、供給物に比較的して非常に僅かな量の酸を
用いることも知られている。しかし本発明は、脱塩器に
よって影響を受けない特定の化合物を金属離脱させるこ
とを急図しており、供給物に対する酸の1は極めて僅か
である1本発明での好ましい金属離脱剤対供給原利の重
量比は、供給物1単位当たり約0.00001単位(I
OLIIIIll)−0,015(15,000>単位
である。
金属離脱剤の適切な量は、供給原料中の金属汚染物の量
の間数としても決定することができる。
金属の例としてカルシウムを取り、金属離脱剤として硫
酸を取ると、好ましい離脱剤対金属の比率範囲は、金属
として計算して、カルシウム1モル当たり05モルの酸
〜カルシウム1モル当たり10モルの酸、好ましくはカ
ルシウム1モル当たり1.0〜30モルの酸である。
炭化水素質供給物に対する硫酸水溶液の体積も変えるこ
とができる。分離方法が一般に決定因子先こなる。Mえ
ば、商業的脱塩器は通常10%以下の水溶液体積で操作
される。向流抽出が分離のために用いられてもよい、効
果的な分離は50%以下の水溶液体積で行われている。
〔実施例〕
実施例1 1撤 実験室的試験で、その結果は下の表1に詳細に示されて
いるが、54ppmのCaを含む脱塩真空残渣供給物7
5gをトルエン75gに溶解し、操作可能な粘接を有す
る溶液を得た。この溶液を、その未精製1勿中のカルシ
ウム1モル当たり酸のモル数として人して記載の旦の硫
酸を含む水溶液75yと混合した。その未精製物・硫酸
溶液をガラス容器/X注入し、商標名1リードライト σ)解乳化剤を添加した(約1800p++m)。容器
を180″Fl\加熱し、内容物を電気撹拌器で20分
間撹拌し、−晩分離させた。未精製物と水性相との分離
を完全に行うためには遠心分離が必要であった。真空中
で加熱することにより油相からトルエンを除去した。結
果を下の表1に示す。
艮」 を いた 空  からの ルシウム 実施 Ca1モル当 未精製物生成物中Ca除去ρl−
    tζす11」Lル九数  !111!J!J”
   Mエ %1m     0       0  
  49     9Ib     3      3
97     8    851c     6   
   794     7    87撹拌20分。1
80°F。
V R : I−ルX7 :酸溶液−1:1:1実施P
A2 r アンモニウム 実験室的試験で、その結果は下の表■に詳細に示されて
いるが、実施例]と同様な手順を行なった。しかし、こ
こでは、硫酸溶液を未精製物と混合する前に、濃厚水酸
化アンモニウム溶液を、p Hが6〜7になるまで添加
した。この方法は好ましい、なぜなら、油と水の相が遠
心分離を用いなくても迅速に分離され、解乳化剤の必要
量は遥かに少なくてよい<18ppm)からである、ま
た水溶液の腐食性は少ない、結果を下の表■に示す。
表1 硫酸及び水酸化アンモニウム(硫酸アンモニウム を 
いた 空  からのカルシウム実施 Ca 1モル当 
未精製物生成物中Ca除去」 たy鼓丈ル1 東1u艶
mバー% 2a     0      0  49    92
b     3     397   7   872
c     3     397  11   802
d     6     794   4   93衣
1」晟」」 C!l ]モル当 未精製物 な力」々−(洟−数 リI勉Jが一 794 12     1590 17    2.250 33    4 、366 100    13230 撹拌20分、180°rr。
VR・トルエン:酸溶液−1:1:1 酸溶液はN H、014溶液でpH6〜7へ中和しな。
実施例3 紺咋勇」」仁1湊諏法 2段階原油脱塩器中での試験で、20〜23 p p 
t−のCaを含む原油的54,0OOB P Dから連
続的にカルシウムを除去した。硫酸とアンモニアの水溶
液を大きなタンク中に調製した。溶液のρトIは9.0
であった。溶液をポンプで脱塩器の第二段階への水入口
導管中l\送り、そこで−層新鮮な水と混合した。操V
”条n−及び注入した酸・アンモニア量は表■に示され
ている。少量の沈澱阻止剤(EDTMP)もその新鮮な
水へ注入し、工程中に形成されることかある固体の沈澱
を防止した。油/水重量比は30より高く維持され、温
度は250°I?より高く維持された。硫酸及びアンモ
ニアを含む水性相は、固定混合器に通すことにより通常
のやり方で原油と混合した。第二段階からの油と水の相
の試料を、脱塩器の容器中でそれらが分離された後採取
した。
油相を濾過し、分析した。結果を表mに示す。
■ 硫酸及びアンモニア〈硫酸アンモニウム)を用原油流f
(BPD) 脱塩器温度(°F) 脱塩器圧力(ρ5iIi) 固定混合器中推定滞留 時間(秒) 51.00054,00053,000284   2
84   266 07 5 月 表1」軟番」 注入速度 新鮮な水(CPll)1 乙+1 ’l″MPk★(1b/時) 添加層lα 水(1b/時) 酸(ll+7時) アンモニア(推定11+/時) I)11 分り77結果 原油供給物中Ca(up鋼) 酸7’ Cu (供給物中)のモル比 L IJ酸/LI3原油供給物(旧+m)脱塩清涼油中
Ca(旧]儂) 流出水中Ca(pl+n) Ca除去% 原油供給物中Fe<pp餉) 脱塩清涼油中Fe(pp鋤ン Fe除去% 350 2.050 2,200 Lllll秋)ユ 原油供給物中N i(ppm)     23  20
  21脱塩済原油中Ni(ppm)      22
  20  2ONi除去%           4
  0  5原油供給物中V (ppe+)     
  2   2   2脱塩済原油中V (ppm) 
     2   2   2V除去%       
    0  0  0★★ EDTMP−エチレンジ
アミンテトう(メチレンホスホン酸) 嚢 錆び粒子で汚染されたことにより大きな値になった
と思われる。
金属離脱剤を用いない試験1と、金属離脱剤を用いた試
験2及び3と比較して、通常の脱塩は有機的に結合した
カルシウムをあまり除去しないのに対し、本発明の方法
はかなりよく除去している。
代  理  人     浅  村   皓手 続 補 正 書1発) 平成3年 に月70日 長 官 殿 平成2年特許願第78573号 発明の名称 炭化水素原料からの金属除去方法 4、代 人 〒100東京都千代田区大手町二丁目2番1号新大手町
ビルヂング331 電 話 (3211) 3651 (代 表)6、補正
の対象 明細書の特許請求の範囲の欄 2、特許請求の範囲 (1)炭化水素質供給原料から有機的に結合した第II
A族金属を除去する方法において、(a)  硫酸又は
その塩と、アンモニア又は水酸化アンモニウムとを混合
することにより約6〜8のpHを有する金属離脱剤の水
溶液を調製し、(b)  前、記炭化水素質供給原料を
前記金属離脱剤の水溶液と、供給原料1単位当たり0.
00001単位〜0.015単位の金属離脱剤の重量比
範囲で前記金属の沈澱がなく、約1秒〜1時間、180
°Fを越える温度で接触させ、そして (e)  実質的に金属離脱された炭化水素質供給原料
を前記水溶液から分離する、 ことからなる金属除去方法。
(2)炭化水素質供給原料から有機的に結合した第II
A族金属を除去する方法において、(a)  硫酸又は
その塩とアンモニア又は水酸化アンモニウムとを混合す
ることにより約6〜8のpHを有する金属離脱剤の水溶
液を調製し、 (b)  前記炭化水素質供給原料を前記金属離脱剤の
水溶液と、金属1モル当たり0.5モルの金属離脱剤〜
金属1モル当たり10.0モルの金属離脱剤のモル比範
囲で、前記金属の沈澱がなく、約1秒〜1時間、180
°Fを越える温度で接触させ、そして(c)  実質的
に金属離脱された炭化水素質供給原料を前記水溶液から
分離する、 ことからなる金属除去方法。
(3)第IIA族金属がカルシウムである請求項1項又
は2項に記載の方法。
(4)混合時間が約1秒〜約4時間である請求項1項又
は2項に記載の方法。
(5)混合時間が約1秒〜約1分である請求項4に記載
の方法。
(6)分離が脱塩法又は向流抽出により行われる請求項
1項又は2項に記載の方法。
(7)供給原料中の金属の少なくとも10重量%が金属
離脱される請求項1項又は2項に記載の方法。
(8)金属の少なくとも50%が金属離脱される請求項
7に記載の方法。
(9)金属の少なくとも60%が金属離脱される請求項
8に記載の方法。
(10)供給原料から金属離脱される金属の幾らかが、
水溶液及び前記供給原料から分離された沈澱物を形成す
る請求項1項又は2項に記載の方法。
(11)沈澱阻止剤が、金属離脱剤の水溶液に含まれて
いる請求項1項又は2項に記載の方法。
(12)沈澱阻止剤が、有機ホスホン酸又はその塩であ
る請求項11に記載の方法。
(13)沈澱阻止剤が、エチレンジアミンテトラ(メチ
レン ホスホン酸)、ヒドロキシエチリデン ジホスホ
ン酸、トリス、アミノメチレン ホスホン酸及びそれら
の塩からなる群から選択される請求項12に記載の方法
(14)炭化水素質供給原料が、原油、常圧又は真空残
渣、ガスオイル、そのような供給原料からの脱歴オイル
、頁岩油、液化石炭及びタールサンド流出物からなる群
から選択される請求項1項又は2ンモニウムからなる請
求項1項または2項に記載の方法。

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)炭化水素質供給原料から有機的に結合した第IIA
    族金属を除去する方法において、 前記炭化水素質供給原料を金属離脱剤の水溶液と混合し
    、然も前記金属離脱剤は供給原料1単位当たり0.00
    001単位〜0.015単位の金属離脱剤の重量比範囲
    の硫酸又はその塩からなり、そして、実質的に金属離脱
    された炭化水素質供給原料を前記水溶液から分離する、 ことからなる金属除去方法。
  2. (2)炭化水素質供給原料から有機的に結合した第IIA
    族金属を除去する方法において、 前記炭化水素質供給原料を金属離脱剤の水溶液と混合し
    、然も前記金属離脱剤は金属1モル当たり0.5モルの
    金属離脱剤〜金属1モル当たり10.0モルの金属離脱
    剤のモル比範囲の硫酸又はその塩からなり、そして 実質的に金属離脱された炭化水素質供給原料を前記水溶
    液から分離する、 ことからなる金属除去方法。
  3. (3)炭化水素質供給原料から有機的に結合した第IIA
    族金属を除去する方法において、 硫酸と、アンモニア又は水酸化アンモニウムとを混合す
    ることにより約6〜8のpHを有する金属離脱剤の水溶
    液を調製し、 前記炭化水素質供給原料を前記金属離脱剤の水溶液と、
    供給原料1単位当たり0.00001単位〜0.015
    単位の金属離脱剤の重量比範囲で混合し、そして 実質的に金属離脱された炭化水素質供給原料を前記水溶
    液から分離する、 ことからなる金属除去方法。
  4. (4)炭化水素質供給原料から有機的に結合した第IIA
    族金属を除去する方法において、 硫酸とアンモニア又は水酸化アンモニウムとを混合する
    ことにより約6〜8のpHを有する金属離脱剤の水溶液
    を調製し、 前記炭化水素質供給原料を前記金属離脱剤の水溶液と、
    金属1モル当たり0.5モルの金属離脱剤〜金属1モル
    当たり10.0モルの金属離脱剤のモル比範囲で混合し
    、そして 実質的に金属離脱された炭化水素質供給原料を前記水溶
    液から分離する、 ことからなる金属除去方法。
  5. (5)第IIA族金属がカルシウムである請求項1〜4の
    いずれか1項に記載の方法。
  6. (6)混合工程のpHが2以上に調節される請求項1又
    は2に記載の方法。
  7. (7)混合工程のpHが5以上に調節される請求項6に
    記載の方法。
  8. (8)pHがアンモニア又は水酸化アンモニウムを用い
    て調節される請求項6に記載の方法。
  9. (9)混合時間が約1秒〜約4時間である請求項1〜4
    のいずれか1項に記載の方法。
  10. (10)混合時間が約1秒〜約1分である請求項9に記
    載の方法。
  11. (11)分離が脱塩法又は向流抽出により行われる請求
    項1〜4のいずれか1項に記載の方法。
  12. (12)供給原料中の金属の少なくとも10重量%が金
    属離脱される請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法
  13. (13)金属の少なくとも50%が金属離脱される請求
    項12に記載の方法。
  14. (14)金属の少なくとも60%が金属離脱される請求
    項13に記載の方法。
  15. (15)供給原料から金属離脱される金属の幾らかが、
    水溶液及び前記供給原料から分離された沈澱物を形成す
    る請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法。
  16. (16)沈澱阻止剤が、金属離脱剤の水溶液に含まれて
    いる請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法。
  17. (17)沈澱阻止剤が、有機ホスホン酸又はその塩であ
    る請求項16に記載の方法。
  18. (18)沈澱阻止剤が、エチレンジアミンテトラ(メチ
    レンホスホン酸)、ヒドロキシエチリデンジホスホン酸
    、トリス−アミノメチレンホスホン酸及びそれらの塩か
    らなる群から選択される請求項17に記載の方法。
  19. (19)炭化水素質供給原料が、原油常圧又は真空残渣
    、ガスオイル、そのような供給原料からの脱歴オイル、
    頁岩油、液化石炭及びタールサンド流出物からなる群か
    ら選択される請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法
  20. (20)硫酸塩が硫酸アンモニウム又は硫酸水素アンモ
    ニウムからなる請求項1又は2に記載の方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003520887A (ja) * 2000-01-18 2003-07-08 エクソンモービル リサーチ アンド エンジニアリング カンパニー 原油からの有機的結合金属イオン除去のためのco2処理
JP2013542306A (ja) * 2010-11-15 2013-11-21 ドルフ ケタール ケミカルズ(インド)プライベート リミテッド ナフテン酸カルシウムを含む原油からカルシウムを除去するための添加剤及び方法
KR20190050236A (ko) * 2017-11-02 2019-05-10 경기대학교 산학협력단 간접 탄산화 공정을 위한 알칼리이온 함유 무기물로부터의 칼슘 이온 추출 방법

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