JPH0327407Y2 - - Google Patents

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JPH0327407Y2
JPH0327407Y2 JP5359087U JP5359087U JPH0327407Y2 JP H0327407 Y2 JPH0327407 Y2 JP H0327407Y2 JP 5359087 U JP5359087 U JP 5359087U JP 5359087 U JP5359087 U JP 5359087U JP H0327407 Y2 JPH0327407 Y2 JP H0327407Y2
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JP
Japan
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handle
passive
scissors
sliding
joint
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JP5359087U
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JPS63160144U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は把手が刃体部に対し屈曲が自在の鋏
に関する考案である。
〔従来技術〕
把手が刃体部に対し屈曲自在とした従来の鋏
は、刃体部と把手との間にあつて屈曲をする関節
機構は屈曲を規制するロツク装置が独立したもの
であつて、上記ロツク装置を緊緩するには、鋏を
持つ手を替えてロツク装置を操作するものが多
い。
〔考案が解決しようとする問題点〕
刃体部に対し把手が屈曲自在とする従来の鋏
は、上記したように刃体部と把手との間の関節機
構が関節の動作を規制する規制装置が独立したも
のであるから上記規制装置を操作する際に鋏の把
手を握る手を離し規制装置えと手を変えて関節機
構の規制を緊緩する取扱いの面倒なものであると
ともに、上記従来品は関節機構の規制装置が関節
機構を確実に規制し難いものでもある。
〔問題点を解決するための手段〕
2枚の刃体部1と1を交差重合して支軸2で軸
止する鋏体3の各柄部4と4に受動体51で滑動
体52を回動自在に支受した関節体5を設け、さ
らに関節体5には滑動体52の受動体51に対する
妄回動を規制するために、先端部71に螺子杆62
を突出させて設けた把柄7の螺子杆62を受動体
1の周面にそつて形成した長孔61を通して滑動
体52に螺合し、この把柄7の回動により回転し
滑動体52を受動体51に対し緊緩自在で係合する
規制体6を設けたものである。
〔作用〕
例えば庭木や生垣や芝生等の整姿のための刈込
をする刈込鋏は、一般的なものは鋏の柄部に把手
を固定したものがある。
この鋏は刈込の場所によつては作業者の姿勢を
悪くしたり作業者のために脚立等の補助物を必要
とする刈込作業の範囲を制限されるものである。
上記のような鋏に対し刈込作業の範囲を補助物
を用いないで拡大しようと鋏体と把手とが屈曲で
きるようにしたものが案出されたが、これ等は構
造が複雑で鋏の重量増加が著しく長時間の作業で
は手の疲労が大となり、しかも屈曲する部分の関
節の回動を規制する規制装置が独立していて、こ
れを操作するには、鋏の把手を持つ手を把手から
離して規制装置を操作しなければならぬ不便さを
有し、しかも鋏体と把手との折曲角度を所望の角
度に一度の調節操作で一致させ難い等の作業性の
あまりよくないものでもある。
この考案は、鋏体3と把手7との角度を変更し
ようとするときは、鋏を持つたまゝ把手を操作し
把手7に接続した関節体5の規制体6を連動させ
て規制を緩め関節体5を構成している受動体51
と滑動体52の内、滑動体52を回動可能にし把手
7を所望の角度となるよう角度調節をし、再度把
手7を操作して規制体6が関節体5の回動を規制
すべく作動させ、規制体6で関節体5の回動を規
制すると、滑動体52は受動体51に固定がなされ
作業者は鋏を持たたまゝの姿勢で角度調節を可能
とする。
さらにこの鋏の角度調節は関節体5を回動可能
の状態にしておいて、刃体部1を被切物面にそわ
せ把手7が刈込に最適の角度、即ち作業者の姿勢
が刈込作業に適するように調節することができ、
刈込作業を中断させる時間を著しく短縮する。
鋏体3と把手7との角度調節ができると把手7
を規制体6が関節体5の動作を規制するよう操作
し、関節体5における滑動体52を受動体51に定
着して、刈込作業が再開をされる。
このように本考案は鋏体3と把手7とのなす角
度が無段階で自在に変更できる。
〔実施例〕
この考案の実施例を添付の図面に基づいて説明
すると、 1は鋏の刃体部で、2枚の刃体部1と1を交差
した状態で重ね合せ交差部分を支軸2で軸止した
もので各刃部1と1はその基部に夫々柄部4と4
を有していて鋏体3を構成したもので、この鋏体
3は実施例に示すようなものの外、刃線が弧状を
なす剪定型や押切型であつてもよく要は被切物が
切断できるものであれば実施例に限定されるもの
ではない。
5は鋏体3の柄部4,4と把手7,7との間で
鋏体3と把手7を屈曲できるようにした関節体
で、この関節体5は筒状の受動体51内に筒状の
滑動体52を受動体51に対し回動可能で密着係合
したものである。
そして受動体51は柄部4との係合部と反対側
の後側に受動体51の外周面にそつて長孔61が設
けてあり、滑動体52は受動体51の長孔61との
対向部分にナツト63が設けてある。
7は把手でその先端部71に螺子杆62が突設さ
れていて、螺子杆62は受動体51の長孔61を通
り滑動体52のナツト63に螺合したもので、さら
に螺子杆62とナツト63の螺合を深くする緊締を
すると滑動体52は受動体51に強く係止され、逆
に上記の螺子杆62とナツト63の緊締を緩めると
滑動体52と受動体51との係合が緩み滑動体52
は受動体51の長孔61の範囲内で自由に回動し、
螺子杆62につながる把手7と鋏体3とのなす角
度を自由に無段階で調節でき、あらゆる条件の刈
込に対し作業者を無理のない姿勢で対処させるこ
とができる。
8はワツシヤーで把手7と受動体51の間に設
けられたもの、ワツシヤー8はその表裏両側に受
動体51内の滑動体52を塞ぐツバ81が設けてあ
る。
また関節体5は上記した第3図に示すような実
施例のほか第4図に示すように滑動体52に受動
体51の長孔61を通して螺子杆62を突設し、螺
子杆62に把手7のナツト63を螺合するものでも
よく、要は関節体5の回動が把手7の操作で作動
する規制体6によつて規制を緊緩できるものであ
れば実施例に限定されるものではない。
〔効果〕
この考案は上記したように、鋏体3と把手7と
のなす角度を無段階で自由に変更することができ
るとともに、この変更のための操作を把手の操作
によつて可能としたことで刈込作業を中断させる
時間が少なく、またこの操作は簡単であつてしか
も確実な緊締を可能とする。
またこの考案の関節部分は構成が簡単であるか
ら軽量であり保守点検も容易で障害の発生が少な
く、使つても従来の鋏より作業の範囲を拡大で
き、長時間の使用にも手の疲労の少ない取扱いの
容易な鋏である。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示す図で、第1図は
正面図、第2図は側面図、第3図は鋏の主要部分
である関節部分の拡大縦断面図、第4図は関節部
分の他の実施例を示す拡大縦断面図、第5図は関
節体の後方から見た側面図である。 1:刃体部、2:支軸、3:鋏体、4:柄部、
5:関節体、51:受動体、52:滑動体、6:規
制体、61:長孔、62:螺子杆、7:把手、7
:先端部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 刃体部1と1を交差重合し支軸2で軸止する
    鋏体3の柄部4と4に受動体51で滑動体52
    回動自在に支受した関節体5を設け、しかも関
    節体5には滑動体52の妄回動を規制するべく、
    先端部71に螺子杆62を突設した把柄7の螺子
    杆62を受動体51の周面にそつて形成した長孔
    1を通して滑動体52に螺合しこの把柄7の回
    動によつて回動し滑動体52を受動体51に対し
    緊緩自在で係合する規制体6を設けたことを特
    徴とする鋏。 2 関節体5は円筒状断面の受動体51と上記受
    動体51で回動自在に支受した円形断面の滑動
    体52とからなるものであることを特徴とする
    実用新案登録請求の範囲第1項記載の鋏。 3 規制体6は滑動体52に植設され受動体51
    周面にそつて形成した長孔61を通して受動体
    1の外方に向つて突出した螺子杆62を把手7
    の先端部71に緊緩自在で螺合したものである
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
    項記載の鋏。
JP5359087U 1987-04-09 1987-04-09 Expired JPH0327407Y2 (ja)

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JP5359087U JPH0327407Y2 (ja) 1987-04-09 1987-04-09

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JPS63160144U JPS63160144U (ja) 1988-10-19
JPH0327407Y2 true JPH0327407Y2 (ja) 1991-06-13

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6257358B2 (ja) * 2014-02-03 2018-01-10 東邦工機株式会社 切断工具

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JPS63160144U (ja) 1988-10-19

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