JPH0327366A - 単官能化された環式テトラミンの製造方法 - Google Patents

単官能化された環式テトラミンの製造方法

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JPH0327366A
JPH0327366A JP2071769A JP7176990A JPH0327366A JP H0327366 A JPH0327366 A JP H0327366A JP 2071769 A JP2071769 A JP 2071769A JP 7176990 A JP7176990 A JP 7176990A JP H0327366 A JPH0327366 A JP H0327366A
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JP2071769A
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Henri Handel
アンリ、アンデル
Jean-Jacques Yaouanc
ジャン‐ジャーク、ヤウアン
Ayoub F Zegzouti
エユー、フイラリ、ゼグズーティ
Denis Malouala
ドウニ、マルアラ
Abbayes Herve Des
エルベ、デ、アベイエ
Jean-Claude Clement
ジャン‐クロード、クレマン
Helene Bernard
エレーヌ、ベルナール
Gall Guenaelle Le
ゲナエール、ル、ガル
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    • C07F9/6584Heterocyclic compounds, e.g. containing phosphorus as a ring hetero atom having phosphorus atoms, with or without nitrogen, oxygen, sulfur, selenium or tellurium atoms, as ring hetero atoms having phosphorus and nitrogen atoms with or without oxygen or sulfur atoms, as ring hetero atoms having one phosphorus atom as ring hetero atom
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    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
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    • C07F11/005Compounds containing elements of Groups 6 or 16 of the Periodic Table compounds without a metal-carbon linkage

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、Centre National de l
a RechercheScientifiqueと協
働してUniversitQ de Breta−gn
e Occidentaleの分子化学、電気化学およ
び光化学研究所において成されたものであって、単官能
化環式テトラミン製造法に関するものである。
テトラアザマクロ環分子は、遷移金属(マンガン族から
亜鉛族まで、および鉛などを含む)のイオンと極度に安
定な錯化合物を形戒する特性を有するマクロ環式配位子
である。これに反して、これらの分子はアルカリ金属ま
たはアルカリ土類金属とは結合せず、またはほとんど結
合しない。
(Ilost  Guest  Complex  C
hemist.ry  I,II,II丁,  F.V
OGTLE ej WEBER編集、SPRTNGER
 出版、 1980,1981,1984およびCor
dination Chemistry of Mac
rocydic compounds,  A−MEL
SON編集、PLENLIM出版、l979  参照)
電気化学(変性電極)、触媒作用、不安定酸化度の安定
化、または核医学など種々の分野において、多数の用途
が文献に記載されている。これらの各用途はテトラミン
配位子の特異的変性を必要とし、従ってその合或法の再
検討を必要としている。
同様に希少金属または貴金属(Cu,Ag,Au,Pd
,Ru,Rh,Osなど)であれ卑金属(Zn,Cd,
Hg,Pbなど)で野においても、この種の分子の特性
を活かすためには、それぞれ用途について、その41I
mの特異的変性が必要である。すなわち、水相から有機
相にイオンを抽出するために環式テトラミンを使用しよ
うとする場合、有機溶媒中での錯化合物の溶解度を増進
する親油性基をこの環式テトラミンに付加する必要があ
る。同様にキレート化イオン交換樹脂を製造するために
は、重合体上にマクロ環を固定する必要がある。
EP−A−0.287,438はこの分野の技術水準を
最も詳細に説明している。この先行特許に記載の車官能
化法は、シクラムとして公知の誘導体およびシクラムお
よびその他の対称または非対称テトラアザシクロアルカ
ンの新規誘導体の製造を可能とした。
[発明の目的および効果コ 本発明の目的は、より容易な経済的な条件で製造する事
ができまた工業生産可能な前記の型の新規な単官能化法
を改良するにある。
本発明の目的を威す新規な方法は、環の3または4窒素
原子を環中の単一原子または原子グループと共有結合さ
せる事によってブロックするにある。
さらに詳しくは、本発明の目的は下記式工の車官能化テ
トラミンの製造法において、 (ここに、 m==n==p==q=2,  またはm == n 
== 2 ; p = q = 3y  またはm= 
2; n = p = q = 3,  またはn==
2; m==p=q=3y  またはm == n =
 p == q = 3 ,  またはm==n=3;
 p==q:=4,およびRは特に重合性の飽和または
不飽和有機基とり下記式IIの3部位保護されたテトラ
アザシクロアルカン化合物を製造する段階と、 に形成される共有結合を示すものとり 式IIの3部位保護されたテトラアザシクロアルカン化
合物を下記式IIIの有機化合物と反応させ、R  −
  X     (III) を示し、フ下記式■■の3部位保護され単官能化された
テトラアザシクロアルカン化合物を得る段階と,−Xと
yは相互に独立に工またはゼロを示し,−4窒素原子の
少なくとも3が共有結合によって環中単一原子または原
子グループと結合され,一点線は場合によって@4窒素
原子とAとの間式IVの化合物を保護解除して式Iの対
応の化合物を得る段階とを含む方法にある。
前記の式IIとIVにおいて、符号Aは特にホウ素原子
、または金属一カルボニル基M(CO),を示し、ここ
にMはCr,κ0およびVから選定され、またはP(0
)またはP+を示す.AがP+基を示す場合、式IIの
点線はP+と第4窒素原子との間に形威された共有結合
を示す. 下記において、シクラムの単官能化に関する反応図式を
使用して本発明の方法の第1実施態様を説明する. ブロックを生じる。
実』虻態』(丘 テトラアザシクロアルカンの単官能化を包括的に実施す
る方法は,′M6族の金属カルボニルがアミンと反応し
て、1,次いで2、次いで3のリガンドC−0の置換に
よって窒素化合物を形成する特性を利用するにある。
本発明によるこの単官能化法は非常に選択的である.単
官能化された化合物のみが得られる。従ってこの方法は
追加的精製段階を必要としない。
さらに保護段階と保護解除段階は定量的で化学量論的で
ある。
圧広凶ス a>U テトラアザシクロアルカンと第6族金属カルボニルとの
反応によって、4窒素原子の3個の自由な状態のff4
窒素原子に対するアルキルハロゲン化物によるアルキル
化反応は、sN2の従来条件で高収率をもって生じる。
C)保11L除 保護基Cr(Go)iの除去は単に酸性Pl+の空気酸
化によって実施される。
同様に、式IIのフォスフォ口トリアミドは,シクラム
を塩基の存在においてPOC13に対して反応させる事
によって、すぐれた条件で製造する事ができる。
本発明の方法の第2実施態様をシクラムの単官能化反応
図式によって下記に示す. 実1L態』L旦 この実施態様もシクラムの4窒素原子のうち3窒素原子
の環中ブロッキングによって実施される.式IIの3保
護中間生戒物は、例えばJ.E.RICHMANおよび
 J.J. KUBALE , J.^m.chem.
soc.1983,105,749に記載のように下記
の図式によって得られるフォスフォロトリアミドである
. しかし本発明によれば、この中間生成物は下記の反応図
式によってすぐれた収率で得られ、この反応図式は前記
の操作モードの顕著な改良である。
亀− UHa) この中間生成物lはJ.E. RICIIMANおよび
T.J.ATKINS (Tej.Lett.1978
,J,5149)によって研究され、その特性も知られ
、この場合、特に多少ともずれた2平衡形状がある。こ
の中間生成物lは有機溶媒(例えばトルエン)中におい
て単に加熱する事によって容易に得られる。乾燥窒素流
のもとに操作すれば、形成されたジメチルアミンが同伴
され、反応は数時間で終了する。反応の進行は、小量の
着色指示薬を含有する化学量論的量の酸の中へのアミン
の脱出によって追跡する事ができる。
指示薬の変色に際して、反応が終了する.中間生或物l
は過剰量のCC14によって処理される.この場合、中
間生成物2が定量的に形成される. 操作全体は定量的である.p(o)によって3部位保護
されたマクロ環を有機溶媒(ジクロロメタン)によって
抽出し,つぎにそのままモノアルキル化段階で利用する
.このモノアルキル化段階はDMF中で、塩基、特に炭
酸ナトリウムまたはカリウムの存在において実施される
.保護解除は3HのIIcIによって実施される. 中間生戊物フォスフォロトリアξドのアルキル化は、S
N2反応の゛従来条件で非常に容易に実施される.保護
基からのテトラミンの開放は酸性媒質中この中間生成物
2の加水分解は希釈苛性ソーダによって実施される。
また、アルコール感応基が他の不飽和炭素に結合した炭
素によって担持されている場合、この活性アルコール、
例えばベンジルアルコールが直接に中間生成物2と反応
する事ができる.きる。
この段階の収率も定量的であって、実施態様Bの興味あ
る変形を威す。
実』L態ILq 本発明による方法の第3実施態様は、環中ホウ素原子に
よって3部位保護された式TIの中間生戒物を製造する
にある。
この中間生成物は種々の手法で得られる。例えばトリス
ージメチルアミノーボランによるトランスアミノ化によ
ってこの中間生成物を得る事がで◆:lH−N(C)+
312 この反応は有機溶媒、例えばトルエン中で実施され、こ
の場合もアミンの脱出によって反応を追跡する事ができ
る。
一般的操作手法として、溶媒を蒸発させ、極性溶媒、例
えばTFIFによって残留物を処理し、当量のn−ブチ
ルーリチウムを添加する。このように形成されたアニオ
ンはすぐれた条件でアルキル化される。保護解除は、単
に水性媒質中において加水分解によって実施される。
H R この実施態様の主要な利点は、非常に穏和な条件で非常
に急速に実施される保護解除段階にある,H20で十分
であるが,テトラアザマクロ環の抽出を容易にするため
に塩基性媒質を使用する。
またトリスージメチルアミノーボランの代わりに、オル
トほう酸メチルB(OCH:5)3またはイソプロビル
を使用する事ができる。
要約すれば、これらの各方法はその固有の応用分野を有
するが、すべての場合において余分の配位子を必要とし
ない化学量論的方法である。下記の実施例の示すように
、3部位保護は非常に有効であって、自由状態の窒素原
子は第2アミンの通常のアルキル化反応において結合さ
れる。実施態様Cは非常に独創的であって、永い酸性加
水分解に抵抗しない官能基を導入する事ができる。従っ
て単量体誘導体、シクラム−Cl{2−C6114−C
I”CHzがこの方法だけで高い収率をもって得られる
ゆ またこの方法の迅速性も強調しなければならない6
 この方法は、数時間で完全モノN−アルキル化を生じ
る事ができる。すべての場合に、生或物は満足な品質を
有し、事後のVt製段階を必要としない。
本発明の方法を下記の実施例について説明する。
実1l赴−」一 これらすべての操作は空気の不存在において、窒素ガス
のもとに実施される。
*シクラムのトリカルボニルクロム錯体の調製脱空気さ
れた乾燥ジブチルエーテル50mlの中にlgのシクラ
ム(5mmol)と1 . 38gのヘキサカルボニル
クロム(6mmol)とを加える。混合物を溶媒還流温
度で2−3時間加熱する。シクラムCr(Cob錯体が
沈澱する。常温まで冷却後に、窒素下渡過によって溶媒
を除去し、固体をジエチルエーテルで洗浄し、真空中、
40℃で乾燥する。このようにして余分のCr(CO)
6を除去する。
宰アルキル化と保護解除 脱空気された5mlの乾燥DMFの中に、0.278g
のシクラムCr(Co)3(0.8mmol)と、96
μ9の臭化ベンジル(0.8mmol)と、過剰分の炭
酸ナトリウムとを加える。混合物を100℃で2時間加
熱し、つぎに常温まで冷却する。つぎに溶媒を真空蒸発
させ、こ?残留物を20m1の6N }ICIの中にと
り.つぎに空気中で酸化する。混合物は緑色になる。つ
ぎに苛性カリ粒子を添加してpH14まで塩基化し、つ
ぎに2X 25mlのCll■C1■によって抽出する
。有機相の乾燥後に、溶媒を蒸発させる。油状残留物を
5mlのIO%硫酸エタノールの中に入れ、沈澱物を濾
過し、5mlの水中に入れ、再び塩基化して0.178
gの純粋(62%)N−ペンジルシクラムを生じる。
4M苛性ソーダによる加水分解とジクロロメタン抽出に
よって、シクラムP(0) (R>98%)錯体を定量
的に回収する事ができる。
乙劇わuしと欠護邂見 前記化合物を含有する30mlの乾燥DMFの中に30
0mgの炭酸ナトリウムを添加する。混合物を100℃
に保持し、130μQ  ( 1 mmol)の臭化ベ
ンジルを添加一の結果が得られた。
40mlのトルエンの中に,  200mHのシクラム
(1mmol)を加え、つぎに1 mmolのトリス(
ジメチルアミノ)一フォスフィンを加える。混合物を1
00℃に加熱する。この温度を3 mmolのジメチル
アミンの離脱まで保持する。冷却後に,ゆっくりとlm
lの乾燥CC14を添加する。中間生戊物2が沈澱する
て溶液を塩基性に戊し、水溶液をジクロ口メタンによっ
て多数回抽出する。有機相を乾燥し、溶媒を蒸留によっ
て除去する。このようにしてN−ペンジルシクラムを9
5%の収率で得る。
実1ト泗一−1 操作は空気の不存在において,窒素ガス′のもとに保謹
解除段階まで実施される。
糺血査急曵遺皇 40mlのトルエンの中に200mgのシクラム(lm
nol)を添加し、つぎに190μQのトリス(ジメチ
ルアミノ)ボランを添加する。混合物を100℃に加熱
する。
この温度を、3 mmolのジメチルアミンの離脱まで
保持する。
またはトシル化アルキル, キルから選定される。
アリールまたはアラル 錯化合物の溶解後に、混合物を−30℃まで冷却し、つ
ぎに当量のn−ブチルーリチウムを添加する。
混合物を撹拌しながらl5分間、−30℃に保持する。
130μQの臭化ベンジル( 1 mmol)の添加後
に、常温に復帰させる.撹拌を約2時間継続する。
数滴の水を添加して錯化合物を分解する。
真空下蒸留によってTHFを除去する。残留物を30%
苛性ソーダによって処理し、つぎに2回、25mlのC
H2Cl2によって抽出する。有機相の乾燥後に、溶媒
を蒸発させる。モノアルキル化された化合物は黄色油状
を威す(収率=95%)。
前記の実施例1〜3に記載された各実施態様を利用して
下記の化合物を得る事ができる。使用されるハロゲン化
物は塩化物、臭化物、ヨウ化物、ここに, R”  CHz−■ R =  C H 2  C H = C H 2R 
= n C 1 2H 2s R=−CH3 R=   (CH2)!−■ R ” C H 2−フエロセン R:C1lz−C61l4−CII=CIIz (メタ
+パラ異性体)下記の表1は得られた結果の集計である

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記式 I の単官能化されたテトラミンの製造法に
    おいて、 ▲数式、化学式、表等があります▼ (ここに、 m=n=p=q=2、または m=n=2;p=q=3、または m=2;n=p=q=3、または n=2;m=p=q=3、または m=n=p=q=3、または m=n=3;p=q=4、および Rは特に重合性の飽和または不飽和有機基とし、)下記
    式 I I の3部位保護されたテトラアザシクロアルカン
    化合物を製造する段階と、 ▲数式、化学式、表等があります▼ (ここに、 −xとyは相互に独立に1またはゼロを示し、−4窒素
    原子の少なくとも3が共有結合によって環中の単一原子
    または原子グループと結合され、一点線は場合によって
    第4窒素原子とAとの間に形成される共有結合を示すも
    のとし、) 式 I I の3部位保護されたテトラアザシクロアルカン
    化合物を下記式 I I I の有機化合物と反応させ、R
    −X( I I I ) (ここに、Rは式 I について述べた意味を有し、また
    Xは遠核基、特にハロゲンまたはトシレート基を示し、
    )下記式 I Vの3部位保護され単官能化されたテトラ
    アザシクロアルカン化合物を得る段階と、▲数式、化学
    式、表等があります▼ 式 I Vの化合物を保護解除して式 I の対応の化合物を
    得る段階とを含む方法。 2、前記の式 I I と I Vにおいて、記号Aは−ホウ
    素原子、 −金属カルボニル基M(CO)_3、ここにMはCr、
    MoおよびWから選定され、または −P(O)基またはP(+)基を意味する事を特徴とす
    る請求項1に記載の方法。 3、AがCr(CO)_3を示す式 I I の化合物を調
    製し、単官能化の後に、クロムトリカルボニル錯体を酸
    性pHで空気酸化する事によって保護解除する事を特徴
    とする請求項1または2のいずれかに記載の方法。 4、AがCr(CO)_3を示す式 I I の化合物は式
    I の対応のテトラアザシクロアルカン化合物とヘキサ
    カルボニルクロムとの反応によって得られる事を特徴と
    する請求項3に記載の方法。 5、AがP(O)を示す式 I I の化合物を調製し、単
    官能化後に、フォスフォロトリアミド化合物を酸性媒質
    中において保護解除する事を特徴とする請求項1または
    2のいずれかに記載の方法。 6、AがP(O)を示す式 I I の化合物は、式 I の
    対応のテトラアザシクロアルカン化合物とP[N(CH
    _3)_2]_3との反応と、得られた中間生成物のC
    Cl_4による処理と、塩基性加水分解とによつて得ら
    れる事を特徴とする請求項5に記載の方法。7、Aが4
    窒素原子のそれぞれに共有結合によつて結合したP(+
    )基を示す式 I I の化合物を調製し、単官能化後に、
    フォスフォロトリアミド化合物を酸性媒質中において保
    護解除する事を特徴とする請求項1または2のいずれか
    に記載の方法。 8、Aが4窒素原子のそれぞれに共有結合によつて結合
    したP(+)基を示す式 I I の化合物は、式 I の対
    応のテトラアザシクロアルカン化合物とP[N(CH_
    3)_2]_3との反応と、得られた中間生成物のCC
    l_4による処理とによつて得られる事を特徴とする請
    求項7に記載の方法。 9、Aがホウ素原子を示す式 I I の化合物を調製し、
    単官能化後に、ホウ化トリアミン化合物を単なる加水分
    解によって保護解除する事を特徴とする請求項1または
    2のいずれかに記載の方法。 10、Aがホウ素原子を示す式 I I の化合物は、式
    I の対応のテトラアザシクロアルカン化合物と、トリス
    −ジメチルアミノ−ボランB[N(CH_3)_2]_
    3またはオルトほう酸メチルB(OCH_3)_3との
    反応によつて得られる事を特徴とする請求項9に記載の
    方法。 11、式 I I I の化合物は、式 I のニマクロ環化合
    物の形成に導く有機ジハロゲン化物である事を特徴とす
    る請求項1乃至10のいずれかに記載の方法。 12、式IIIの有機化合物は1、4−、1、2又は1、
    3−ジ(ブロモメチル)−ベンゼンである事を特徴とす
    る請求項11に記載の方法。 13、合成中間生成物としての、請求項1乃至10のい
    ずれかに記載の式 I I の3部位保護テトラアザシクロ
    アルカン化合物。
JP2071769A 1989-03-20 1990-03-20 単官能化された環式テトラミンの製造方法 Pending JPH0327366A (ja)

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