JPH03271384A - アミド化合物の電気化学的製造法 - Google Patents

アミド化合物の電気化学的製造法

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JPH03271384A
JPH03271384A JP2069550A JP6955090A JPH03271384A JP H03271384 A JPH03271384 A JP H03271384A JP 2069550 A JP2069550 A JP 2069550A JP 6955090 A JP6955090 A JP 6955090A JP H03271384 A JPH03271384 A JP H03271384A
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JP2069550A
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English (en)
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Tsugunori Hayashi
林 嗣紀
Hideaki Watanabe
英明 渡辺
Yusuke Konishi
小西 優介
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Eisai Chemical Co Ltd
Eisai Co Ltd
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Eisai Chemical Co Ltd
Eisai Co Ltd
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  • Electrolytic Production Of Non-Metals, Compounds, Apparatuses Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、アミド化合物の電気化学的製造方法に関する
。更に詳しく述べれば、工業的に価値のあるアミド化合
物の製造方法に関する。
(発明の背景および先行技術) 医薬として優れた作用を有するポリプレニル系化合物と
して特開昭61−210050がすでに開示されている
これらのうち、次のようなアミド基を有するポリプレニ
ル系の化合物(I)が示されている。
この一般式(1)で表わされる化合物の製造方法につい
ては、上記公開公報第25頁〜第30頁にも記載されて
いるが、通常の方法は次の方法である。
(I) 〔式中Xは、式 −←CH,−謄OH(式中mはOまた
は1の整数を意味する)で示される基、式−CH−CH
20Hで示される基または式H 数を意味し、R2、R3は同一または相異なる水素、低
級アルキル基を意味する)で示される基を意味する。〕 上記一般式(I)によって示される化合物は、抗コレス
テロール作用、抗動脈硬化作用を有し、医薬品として価
値の高い化合物である。
(IF) (式中R1は低級アルキル基を意味する)(rV) (V) を有する) (1) すなわち、一般式(I[)で表われるエステル体を、加
水分解してフリーのカルボン酸(IV)とし、これを例
えば5OCj!zなどの酸ハロゲン化物(V)とし、こ
れに、アミン化合物(I[[)を反応せしめて目的物質
である一般式(1)で表わされるアミド化合物を得る。
更に別の方法として、上記に示した一般式(IV)で表
わされるカルボン酸を、c i C00CJs  (V
l )濁 または(C,)1,0) z−p−c 1 (■)と反
応せしめて、それぞれ次の一般式で示される化合物(■
)(■)を得、これに一般式(I[[)で表されるアミ
ン化合物と反応せしめて、目的化合物を得る方法もある
(■) (IX) しかしながら、上記に示した方法は、種々の欠点があり
、工業的には好ましい方法ではない。
すなわち、3つの方法の共通の欠点として、通常化合物
(n)から化合物(nl)への相当するエステルを加水
分解する工程がある。
また、化合物(rV)から(V)に至る工程では、SO
Cl 、などのハロゲン化剤を使用しているが、このハ
ロゲン化剤は酸性廃棄物の処理が必要であり、工業上問
題である。
更に、化合物(VI)を使用する方法は、この化合物自
体が高価な化合物であり、経済性が低い。
同様に化合物(■)も高価であり、これを使用する方法
も工業上適さない。
本発明者等は、このような状況に鑑み、上記のような欠
点を解決した新規な工業的製法について長期間鋭意研究
を重ねてきたが、下記に示す電気化学的方法が所期の目
的を達成できることを見い出した。
(本発明の構成および効果) 本発明の方法は以下の通りである。
一般式(If) (n) (式中R1は低級アルキル基を意味する)で表わされる
エステル化合物に、一般式 %式%([) 〔式中Xは、式 −+ CHz −)T on (式中
mは0または1の整数を意味する)で示される基、式−
CI−CH20Hで示される基または式♂ H 数を意味し、R2、R3は同一または相異なる水素、低
級アルキル基を意味する)で示される基を意味する。〕
で表わされるアミン化合物を加え、電解反応せしめるこ
とを特徴とする一般式(I)(1) (式中Xは前記の意味を有する)で表わされるアミド化
合物の製造方法。
本発明の上記の定義において、R1’、R3の定義にみ
られる低級アルキル基とは、1〜6の直鎖もしくは分校
状のアルキル基、例えばメチル基、エチル基、n−プロ
ピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基
、sec〜ブチルブチtert−ブチル基、n−ペンチ
ル基(アミル基)、イソペンチル基、ネオペンチル基、
tert−ペンチル基、1−メチルブチル基、2−メチ
ルブチル基、■、2−ジメチルプロピル基、n−ヘキシ
ル基、イソヘキシル基、l−メチルペンチル基、2−メ
チルペンチル基、3−メチルペンチル基、1.1−ジメ
チルブチル基、1.2−ジメチルブチル基、2,2ジメ
チルブチル基、1,3−ジメチルブチル基、2.3−ジ
メチルブチル基、3,3−ジメチルブチル基、1−エチ
ルブチル基、2−エチルブチル基、1.1.2− )リ
メチルプロピル基、1,2.2− )リメチルプロピル
基、1−エチル−1−メチルプロピル基、■−エチルー
2−メチルプロピル基などを意味する。これらのうち好
ましい基としては、メチル基、エチル基、プロピル基、
イソプロピル基などを挙げることができ、これらのうち
、最も好ましい基としてはメチル基、エチル基をあげる
ことができる。
R■は、対応するカルボン酸体(IV)とエステル体を
形成しうる基であればいずれでもよい。代表的な基とし
ては、アルキル基、とりわけ、上記R2、R3の定義で
示した低級アルキル基であり、更に、アルケニル基、シ
クロアルキル、了り−ルアルキル基などをあげることが
できる。
本発明の製造方法は、通常上述の原料であるエステル化
合物(II)と、アミン化合物(I[[)を有機溶媒お
よび支持電解質とともに電解槽の陰極室に入れ通電する
ことによりおこなわれる。
(1) (式中X、R’ は前記の意味を有する)本発明で用い
られる有機溶媒は、原料であるエステル化合物(■)、
アミン化合物(■)、および用いる支持電解質を溶解す
る非プロトン性極性溶媒ならいずれでも使用できるが、
好ましい溶媒としては例えば、アセトニトリル、ジメチ
ルホルムアミド(DMF)などをあげることができる。
支持電解質としては、通常用いるものであればいかなる
ものでもよいが、好ましい支持電解質としては、例えば
過塩素酸テトラエチルアンモニウム(TEAP) 、沃
素酸テトラプチルアンモニウム(TBAI)ベンジルテ
トラエチルアンモニウムクロライド、などをあげること
ができる。
反応は、通常室温でおこなわれる。必要により他の適当
な温度でも可能であるが、コストなどの点を考慮すると
、室温でおこなうことが好ましい。
原料のエステル化合物(■)とアミン化合物(III)
の量比は、特に限定されないが、通常等モル〜5倍モル
程度が好ましい結果を与える。
本発明において用いられる電解槽は、市販されている通
常の型の電解槽でよく、例えばH型電解槽、二重円筒型
電解槽などが選択される。
また電極も特に制限がないが、好ましい電極としては、
例えば陰極、陽極とも白金電極、炭素電極が選択される
本発明における電解反応条件としては、電流密度は約1
.0〜5.0mA/cd、好ましくは約2.5〜3.5
mA/−であり、通電量は、約0.6〜1.OF/vg
ols好ましくは約0.’6〜0.7 F /so 1
2である。
アミド化反応の終了後、本発明の目的物質は、通常おこ
なわれている操作、例えば酢酸エチルなどの有機溶媒を
用いて抽出、結晶化、クロマトグラフィーなどを用いて
分離精製して得ることができる。
本発明方法は、従来の方法の如くエステル体を加水分解
する工程、反応性カルボン酸誘導体製造工程が不必要で
あり、工業的に価値の高い方法である。
以下に本発明方法の利点を述べる。
■ 特別な試薬を必要としない。
■ エステル体とアミン体から一工程で目的物質である
アミド化合物が得られる。
■ 室温で中性条件という緩和な条件で反応が進行する
■ 高収率で高純度品が得られる。
■ 後処理が簡便であり、抽出操作のみでよい。
本発明における出発物f (II)は例えば次のような
製造方法によって得ることができる(R’がエチル基の
場合)。
すなわち、出発原料として、6−メチル−へブタン−2
−オン(X)を用い、これに、ベンジルクロライドから
誘導されるグリニヤ試薬と常法により反応せしめて化合
物(XII)を得る。これを脱水して化合物(X II
I)とし、更に水素化せしめて、化合物(XIV)を得
る。これを塩化アセチル、^ZCZ、を使用し、化合物
(XV)を得、更に、これにブロム酢酸エチル、Znを
用いてリフオーマトスキー反応に付し化合物(X Vl
)を得る。次に得られた化合物(XVI)を水素化し、
本発明方法の出発物質の一つである化合物(X■)を得
る。
次に本発明の実施例を掲げるが、本発明がこの実施例に
限定されることがないことはいうまでもない。
1隻五工 焼結ガラス隔膜を用いて仕切りされた2室型電解槽を用
いて、次の条件により電解反応を常法によりおこなった
■ 陰極−白金電極  面積8aa ■ 陰極液 ・3− (4’=(2’、6”−ジメチルヘプチル)フ
ェニル〕酪酸エステル  1.90g・エタノールアミ
ン        1.84 g・0.1M過塩素酸テ
トラエチルアンモニウム−アセトニトリル溶液    
 100s+/■ 陽極液: 0. I M過塩素酸テ
トラエチルアンモニウム−アセトニトリル溶液  10
0IIIl■ 陽極:白金電極、面積8− ■ 電流密度:3.2mA/aj ■ 通電量 :0.6F/sol ■ 反応温度:25〜27℃ 電解終了後、陰極側から試料液を取り出しアセトニトリ
ルを留去し、残渣に水を加え、数回、酢酸エチルにて抽
出を行なう、有機層を硫酸マグネシウムで乾燥した後、
酢酸エチルを留去し目的物であるN−(3−(4’−(
2’、6’−ジメチルヘプチル)フェニル〕ブタノイル
)エタノールアミンを得た。(oil状収率は、95%
)。得られたアミド体の純度はHPLCより96%であ
った。
得られたアミド体のNMRの値は以下のとおりであった
’H−NMR(CDCf s) : 60.84 (38,d、 j=7) 0.86 (68,d、 j=7) 0.9−1.9 (8H) 1.28 (3H,d、 j=8) 2.1−2.8 (48,s) 3.0−3.4  (3H) 3.4−3.6  (2H) 6.6−6.9  (1B) 7.0−7.2  (4H) スm 上記の実施例1の方法に準じて、原料として3− (4
’−(2’、6’−ジメチルへブチル)フェニル〕酪酸
エステル、およびエタノールアミンを用い、次の表1に
示す電解条件により反応をおこない、目的物質であるN
−(3−(4’(2′、6″−ジメチルへブチル)フェ
ニル〕ブタノイル)エタノールアミンを得た。なお、反
応温度は25〜27℃でおこなった。
表1において、溶媒の欄におけるANはアセトニトリル
を意味し、DMFはジメチルホルムアミドを意味する。
支持電解質の欄のTRAPは、過塩素酸テトラエチルア
ンモニウムを意味し、BTEACはベンジルテトラエチ
ルアンモニウムクロライドを意味する。
またスケールの欄の■、■は原料化合物の割合を示す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼ (II) (式中R^1は低級アルキル基を意味する)で表わされ
    るエステル化合物に、一般式 H_2N−CH_2−X(III) 〔式中Xは、式▲数式、化学式、表等があります▼(式
    中mは0また は1の整数を意味する)で示される基、式 ▲数式、化学式、表等があります▼で示される基または
    式 ▲数式、化学式、表等があります▼(式中nは0または
    1の整 数を意味し、R^2、R^3は同一または相異なる水素
    、低級アルキル基を意味する)で示される基を意味する
    。〕で表わされるアミン化合物を加え、電解反応せしめ
    ることを特徴とする一般式( I )▲数式、化学式、表
    等があります▼ ( I ) (式中Xは前記の意味を有する)で表わされるアミド化
    合物の製造方法。
  2. (2)Xが式▲数式、化学式、表等があります▼(式中
    mは0または 1の整数を意味する)で示される基である請求項1記載
    のアミド化合物の製造方法。
  3. (3)mが1である請求項2記載のアミド化合物の製造
    方法。
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