JPH03268139A - 画像記録装置における制御ソフトウエア仕様変更システム - Google Patents

画像記録装置における制御ソフトウエア仕様変更システム

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JPH03268139A
JPH03268139A JP2067325A JP6732590A JPH03268139A JP H03268139 A JPH03268139 A JP H03268139A JP 2067325 A JP2067325 A JP 2067325A JP 6732590 A JP6732590 A JP 6732590A JP H03268139 A JPH03268139 A JP H03268139A
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control software
data
load
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recording apparatus
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、画像記録装置の基本制御仕様を変更する上
で必要な画像記録装置における制御ソフトウェア仕様変
更システムに係り、特に、ホストコンピュータからの転
送画像データを印字記録するリモートプリンタのような
画像記録装置に対して有効な制御ソフトウェア仕様変更
システムに関する。
〔従来の技術〕
一般に、ホストコンピュータからの転送画像データを印
字記録するリモートプリンタにあっては、通常、ホスト
コンピュータとリモートプリンタとの間で通信用特殊言
語によるデータ通信を行っているため、リモートプリン
タの構成としては、上記通信用特殊言語をリモートプリ
ンタ用のデータ形式に変換する電子サブシステム(以下
、ESS[Electronic Sub Syste
ml と略記する)と、このESSにて変換された画像
データに基づく画像を出力する画像出力端末(以下、I
 OT [Image 0utput Termina
l] と略記する)とを包含したものにならざるを得な
い。
このようなリモートプリンタにおいては、ESSとIO
Tとの間のデータ転送の取り決め(プリンティングプロ
トコル)を一義的に設定しておくことが必要であり、I
OTの基本制御仕様は上記プリンティングプロトコルに
従って設定される。
そして、上記IOTの基本制御仕様は、通常IOT内の
制御ユニットのROMに予めロードされた制御ソフトウ
ェアにて決定されるようになっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、このようなリモートプリンタにおいては、I
OTのバージョンアップ、ESSの機能変更によるイン
タフェースの仕様変更及び異種のESSの接続等に伴っ
て上記IOTの基本制御仕様を根本的に又は一部変更し
なければならないという状況が起こり得る。
このような状況下において、従来にあっては、仕様変更
用のIOTの制御ソフトウェアが予めロードされている
ROMそのものを従前のROMと交換するという方法を
採用しているが、ROMそのものを交換するという作業
が面倒であり、IOTの制御ソフトウェアの仕様変更を
もつと簡単にしたいという要請が生じている。
この発明は、以上の技術的課題を解決するためになされ
たものであって、IOTの制御仕様を簡単な操作によっ
て実現することができる画像記録装置における制御ソフ
トウェア仕様変更システムを提供するものである。
〔課題を解決するための手段〕
すなわち、この発明に係る画像記録装置における制御ソ
フトウェア仕様変更システムは、第1図に示すように、
コマンドCM及びデータDTを信号として送出する信号
送出手段1と、制御ソフトウェアC8が格納される制御
ソフト格納メモリ3を具備し、この制御ソフト格納メモ
リ3に格納された内容に基づいて上記信号送出手段1か
ら送出される信号を判定し、画像に関するデータDTに
基づく画像を出力する画像出力手段2とを備えた画像記
録装置を前提とし、上記画像出力手段2の仕様変更用の
新たな制御ソフトウェアO8が格納される制御ソフト記
憶媒体4と、この制御ソフト記憶媒体4に格納された内
容を信号送出手段lのデータDTとして取り込む制御ソ
フト受付手段5と、上記信号送出手段1がロード要求コ
マンドを送信するように要求するロード要求手段6と、
上記ロード要求手段6からロード要求コマンドがあった
か否かを判定するロード実行判定手段7と、このロード
実行判定手段7がロード要求コマンI・と判定したとき
に、上記制御ソフト格納メモリ3内の内容をイレーズ処
理した後、上記信号送出手段1に取り込んだ新たな制御
ソフトウェアC8を画像出力手段2側へ転送(7、転送
された新たな制御ソフトウェアO8を上記制御ソフト格
納メモリ3にロードするロード実行手段8とを備えたこ
とを特徴とするものである。
このような技術的手段において、信号送信手段1と画像
出力手段2との間のデータ転送については、予め決めら
れたプロトコルを具備したものであればどのようなもの
を採用しても差し支えない。
また、信号送信手段1や画像出力手段2の具体的構成に
ついては、上述した基本的機能を具備したものであれは
適宜設計変更できることは勿論である。
また、上記制御ソフト格納メモリ3としては、パワーオ
フ時において格納データ内容が消去されず、しかも、ロ
ード要求時において、格納データ内容が消去されると共
に、新たなデータが格納されるものであれは、EEFR
OM、不揮発性メモリ(以下、N V M [Non 
Volatile Memor)弓と略記する)を始め
適宜選択することができる。
更に、制御ソフト記憶媒体4としては、フロッピーディ
スク、マクネットテープ等適宜選択することができる。
更にまた、制御ソフト受イ」手段5としては、制御ソフ
ト記憶媒体4から制御ソフトウェアcsを取り込むこと
ができるものであれば、フロッピー・ユニット、マグネ
ットテープリーダ等適宜選択することができる。また、
上記制御ソフト受付手段5の配設箇所については、信号
送出手段1若しくは信号送出手段1との間で通信可能な
ホストコンピュータのいずれであっても差し支えないが
、配設箇所としてホストコンピュータ側を選択する場合
には、ホストコンピュータと信号送出手段1との間で一
連の手続きの取り決めが必要である。
また、ロード要求手段6の配設箇所としては、信号送出
手段1、ホストコンピュータ、画像出力手段2のいずれ
てあっても差し支えない。そしてまた、ロード要求手段
6の具体的構成としては、所定のロード要求操作、例え
ばキーボードやコンソールパネルの所定のスイッチ、ギ
ー操作に基づいて信号送出手段1がロード要求コマンド
を送信するものであれば適宜設計変更することができ、
ロード要求コマンドの具体的態様としても画像出力手段
2が認識できるように設定したものであれば特に制限は
ない。この場合において、ユーザの誤操作を防止すると
いう観点からすれば、上記ロード要求操作としては、通
常の画像記録操作と無関係な特殊操作を選択することが
好ましい。また、ロード実行手段8の誤作動を防止する
という観点からすれば、ロード要求手段6からのロード
要求コマンドの送信回数を複数回とし、ロード要求コマ
ンドを複数回受信した段階で、上記ロード実行手段8を
作動さぜるように設計することが好ましい。
更に、ロード実行判定手段7及びロード実行手段8につ
いては、夫々機能実現17得るものであれば適宜設計変
更して差し支えないが、機能実現の最適化を図るという
観点からすれば、制御ソフトウェアC8のローディング
に必要なファイル構成のブートROMを有し、このブー
1− ROMと画像出力手段2のCI) Uとの間で夫
々の機能を実現するように設計することが好ましい。
そして更に、ブートROMを備えたロード実行判定手段
7に対して機能実現の最適化を図るという観点からすれ
ば、パワーオン時にブー1−ROM内の先頭アドレスよ
り実行を開始し、NVMに書き込まれた制御ソフト格納
メモリ3の状態データを参照して制御ソフトウェアO8
をロードするか否かについて判定するように段別するこ
とが好ましい。
この場合において、上記制御ソフト格納メモリ3の状態
データとしては、少なくとも、制御ソフトウェアC8を
ロードするか否かを判定する上で、制御ソフトウェアO
8が既にロードされていて、イレーズ処理要求かない場
合を示す“プログラム済状態”と、制御ソフトウェアO
8が既にロードされていて、イレーズ処理要求がある場
合を示す“プログラム済イレース要求状態”とを備えて
いればよいが、制御ソフトウェアO8のローディング実
行中にパワーオフされたような異常時に対処するという
観点からすれば、状態データとして、制御ソフトウェア
O8がロードされておらず、イレーズ処理を実行する必
要がある場合を示す“非ブロクラム状態”を具備させ、
異常時処理を行うように設計することが好ましい。
そしてまた、上記NVM内に状態データを格納するに当
たって、メモリクラッシュによる状態データの改変に基
づく不都合を有効に回避するという観点から、NVMの
所定アドレスに状態データを複数個格納し、パワーオン
時にNVMの状態デ・−夕を多数決にて同じデータに書
き換えるようにしたり、更に加えで、NVM内の相互に
離れたアドレスの複数箇所に所定数ずつ分散して状態デ
ータを格納し、複数箇所の状態データを多数決にて判定
するという手法を採るようにすることが好ましい。
また、上記ロード実行手段8としては、少なくとも、制
御ソフトウェアC8のローディングを実行できる機能を
備えていればよいが、装置の安全性を考慮すると、ロー
ディング実行中の異常に対しても、必ずデータが正常に
セーブされるように異常系に対処する異常時処理手段を
具備するように設計することが好ましい。
この場合において、上記異常時処理手段としては、異常
系に対して異常表示を行ったり、ローディング不良によ
る不測の弊害を回避する」二で再度ローディングをし直
す等適宜設計変更して差し支えないが、ローディング実
行中にパワーオフする異常系あるいはロード実行判定手
段7によるロードの有無の判定が不能になる異常系に対
しては、ローディング不良状態になることが明らかであ
り、このような場合にはローディングを再実行するよう
に対処することが必要である。
また、ロード実行手段8のローディング動作を確実にす
るという観点からすれば、制御ソフトウェアC8Oロー
デイングエラーが生じたか否かを判定するエラー判定部
を具備させ、ローディングエラーが生じたことを判定し
た時点で制御ソフトウェアO8の全部若しくは一部を再
度ロードするように設計することが好ましい。
また、制御ソフトウェアO8のローディング実行中にお
いても、画像出力手段2で割り込み処理を行わなければ
ならない場合が想定されるため、これに対処するような
割り込み処理手段を付設することが必要である。
その具体的態様としては、画像出力手段2のCPUがブ
ートROM内を実行中であれは、ブートROM内の割り
込みベクタテーブルからブートROM内の割り込みモジ
ュールへ移行して割り込み処理を行い、一方、上記CP
Uが制御ソフト格納メモリ3内を実行中であれば、ブー
トROM内の割り込みベクタテーブルからブートROM
内の割り込みモジュールへ移行した後、制御ソフト格納
メモリ3の割り込みベクタテーブルを介して制御ソフト
格納メモリ3内の割り込みモジュールへ移行して割り込
み処理を行うようにするものが挙げられる。
〔作用〕
上述したようなシステムを用いて画像出力手段2の制御
仕様を変更する場合には、先ず、制御ソフト受付手段5
に仕様変更用の制御ソフトウェアO8が記憶された制御
ソフト記憶媒体4をセットし、制御ソフト受付手段5を
介して信号送出手段1−1上記制御ソフトウエアC8を
取り込む。
この後、あるいはこれと同時に、ロード要求手段6によ
って画像出力手段2側にロード要求が行われると、ロー
ド実行判定手段7が信号送出手段1からの信号をロード
要求コマンドであると判定する。
この状態において、上記ロード実行手段8が働き、制御
ソフト格納メモリ3に予め格納されていた制御ソフトウ
ェアO8をイレーズ処理した後、制御ソフト受付手段5
で受付られた新たな制御ソフトウェアO8を制御ソフト
格納メモリ3内にロードする。
この段階で、画像出力手段2の制御仕様が新たなものに
変更設定される。
尚、所謂コンピュータシステムにおいて、コンピュータ
の基本制御仕様はOS (Operating Sys
tem)にて設定されており、このO8に基づいて、パ
ッケージソフトウェアやアプリケーションソフトウェア
の仕様をローディングし直すということは通常行われて
いるが、コンピュータの制御仕様を設定するO8そのも
ののを変更することは全く考えられていない。
この点において、画像出力手段2の基本制御仕様を設定
する制御ソフトウェアC8自体をローディングし直す本
願発明は、上述したコンピュータシステムと全く着想の
異なるものと言える。
〔実施例〕
以下、添付図面に示す実施例に基づいてこの発明の詳細
な説明する。
目次 ■、システム概要 (1)システム全体構成 (2)ESS構成 IOT構成 ダウンローディング操作 メモリ メモリマツプ NVMの状態データ構造 ブートROMのファイル構成 フラッシュROMの仕様 a)概要 b)フラッシュROMインタフェース のハードウェア C)コマンドの定義 d)プログラミングアルゴリズム e)イレーズアルゴリズム ダウンローディングデータ構造 ブートROMのパワーオン時の処理 処理概要 状態データの書き換え処理 NVM多数決テスト1の処理 NVM多数決テスト2の処理 ダウンローディング処理 (5−a)正常時 (5−b) CRCError時 (5−c)Checksum  Error時■、異常
時処理 ■1割り込み処理 (1)割り込み処理に必要な基本要素 (2)ブートROM内実行中の割り込み処理(3)フラ
ッシュROM実行中の割り込み処理■、システム概要 (1)システム全体構成 第2図及び第3図はリモートプリンタにこの発明を適用
した一実施例を示すものである。
同図において、リモートプリンタは、ホストコンピュー
タ20からの通信用言語(例えばPO3TSCRIPT
、 INTERPRESS、 SNA DATA ST
REAM等)からなる転送画像データDToを所定形式
の画像データDTに変換して転送するESS30と、こ
のESS30からの画像データDTに基ついて図示外の
記録シートに画像を再現するl0T50とを備えている
そして、上記ESS30には、主としてプリントジョブ
の設定メニュー等を表示するCRTデイスプレィ41と
、ダウンローディング(この実施例では、l0T50の
制御仕様を変更する際に、ESS30側からl0T50
側へ■○T50の仕様変更用の新しい制御ソフトウェア
O8をローディングさせる概念をいう)メニューを選択
実行するためのキーボード42と、■○T50の制御ソ
フトウェアO8を書き込んであるフロッピーディスク4
3が挿入され、ESS30内に上記制御ソフトウェアO
8が読み込まれるフロッピーユニット44とが付設され
ている。
また、■○T50は、複数段(この実施例では四段構成
)の給紙[・レイ51〜54のいずれかから供給された
記録シートに図示外の画像形成ユニットにて形成された
トナー画像(画像データDTに対応)を転写、定着し、
複数(この実施例では三つ)の排紙トレイ55〜57の
いずれかに排出するようにしたものである。
更に、ESS 30とl0T50との間では、夫々の状
態を知るためや、プリントジョブのタイミングをとるた
めに例えばUARTによる通信が行われている。
(2)ESS構成 第4図はこの実施例において用いられるESS30のブ
ロック図である。
同図において、符号31はホストコンピュータ20との
間における画像データDToの送受信を可能とするI1
0マネージャ(Ilo Manager)、32はI1
0マネージャ31からの画像データDToを解釈した後
、ESS30用にフォーマツティングするエミュレータ
及フォーマツタ(Emulator & Format
ter) 、33は上記エミュレータ及フォーマツタ3
2を機能させる上で必要なフォントを格納するFONT
マネージャ(FONT Manager)、34はエミ
ュレータ及フォーマツタ32にてプリント仕様に変換さ
れたデータに基づいて画像データDTを作成し、ページ
バッファに1頁分の画像データDTを出力自在に格納す
るイメージヤ(1mager) 、35はイメージヤ3
4からの画像データDTをl0T50側へ転送するため
にl0T50を制御するIOTコントローラ(IOT 
Controller)である。
(3)IOT構成 第5図はこの実施例において用いられるl0T50のブ
ロック図である。
同図において、60はl0T50の制御部であり、l0
T50を集中制御するCPU6 Lと、l0T50の制
御ソフトウェアC8及びダウンローディング用ソフトウ
ェアが格納されるメモリ62と、ESS30との間のデ
ータ伝送を可能し、l0T50の各要素(64〜68そ
の他)との間における制御データ伝送を可能にするI1
0ポート63と、CPU61、メモリ62、I10ポー
ト63間を相互に接続するシステムバス64とで構成さ
れている。
また、65はl0T50の画像記録操作及びダウンロー
ディング操作を行うためのコンソールパネル、66はコ
ンソールパネル65上に設けられてl0T50の状態に
関するメツセージを表示する液晶表示パネル(以下、L
 CD [Liquid Crysta] Displ
ay Panel]と略記する)、67は図示外の感光
ドラム上に画像データDTに基づいてレーザダイオード
による潜像を書き込むROS (RasterOutp
ut Sca、nner) 67 a 、感光ドラム上
に書き込まれた潜像をトナーにて可視像化する現像ユニ
ット67b及びこの現像ユニット67bにて可視像化さ
れたトナー像を記録シートに転写し、転写されたトナー
像を記録シート上に定着させる定着ユニッ)67cその
他の要素を含むl0T50の画像形成ユニット、68は
第2図の所定の給紙トレイ51〜54から供給される記
録シートを画像形成ユニット67の転写部へ搬送し、ト
ナー像転写後に定着工程を経て所定の排紙トレイ55〜
57へ排出する給紙系、69は上記感光ドラム、現像ユ
ニッ+−67b、定着ユニット67c等の寿命を監視す
る寿命監視系である。
(4)ダウンローディング操作 この実施例においては、ユーザの誤操作を防止するため
に、通常の画像記録操作と全く異質な操作方法を採用し
ている。
具体的には、先ず、コンソールパネル65上の図示外の
リセットボタンとテストボタンを押しながらパワーオン
し、ESS30の自己診断モート(ESS DIAG 
Mode )にする。
次いで、ESS30上のキーボード42上でダウンロー
プインクメニューを選択/実行する、言い換えれば、ダ
ウンローデインのコマンドを指定する。。
このようなダウンロープインクの要求操作を行うことに
より、ESS30上のフロッピーユニット44で読み込
まれた制御ソフトウェアC8がl0T50側へフィール
ドで書き込まれるようになっている。尚、ダウンローデ
ィングが終了した段階(メツセージ表示等にて判明)に
おいて、−旦パワーオフした後に再度パワーオンすれば
、通常の画像記録モート(Normal Mode)に
復帰する。
■、メモリ (1)メモリマップ 第6図はメモリ62の割り付は状態を示すメモリマツプ
である。
同図において、メモリ62は0000h−FFFFhの
アドレスを有するものであり、アドレス0000 h〜
0160hの領域R1はCPU61の内部RAM71(
352Byte) 、アドレス0160h 〜lFFP
hの領域R2は後述するフラッシュROMの状態データ
を格納するN V M 72 (7,840Byte)
 、アドレス2000h〜DFFFhの領域R3はl0
T50の制御ソフトウェアO8が格納されるEEPRO
M (以下、フラッシュROMという)  73 (4
8KByte) 、アドレスE000I〕〜FFFFh
の領域R4はダウンローディング用の制御ソフトウェア
D L CSが格納されるブートROM 74 (8K
Byte)である。
(2)NVMの状態データ構造 この実施例において、上記N’VM72には、フラッシ
ュROM73がどのような状態にあるか否かを示す状態
データCDTが格納されている。
この状態データCDTとしては以下の3つのものが用い
られている。
■ “P r o gr amm e d”これは、フ
ラッシュROM73内に既に制御ソフトウェアO8がロ
ードされており、E S S 30からイレーズ処理の
要求がない場合を示す。
■“Programmed & Erase Requ
est″これは、フラッシュROM73内に既に制御ソ
フトウェアO8がロードされCおり、ESS30からイ
レーズ処理の要求(イ1)−ズコマントを3回送信)が
なされた場合を示す。
■’ Not Programmed″これは、フラッ
シュROIVI73内に制御ソフトウェアC8がロード
されていない場合を示す。
また、NVM72への状態データCD Tの格納方式に
ついては、メモリクラッシュによるデータ破壊を考慮し
たものになっている。
すなわち、上記状態データCDTは、第7図に示すよう
に、NVIVI72の不連続のアドレスからなる複数ブ
ロックB(この実施例では5ブロツクB1〜B5)に複
数単位(この実施例では3 Byte単位)で記憶され
ている。
そして、各ブロックB内の状態データCDT(Data
、I(]、、) 〜DataI(3)(I=1〜5))
は多数決1ないし多数決5にて同一のデータに書き換え
られた後、5ブロツクBの各状態データCDTの多数決
にてNVM72に格納されている状態データCDTが判
断されるようになっている。
尚、上記状態データCDTの書き換え処理、NVM72
の状態データCDTの多数決処理の詳細については後述
する。
(3)ブー1− ROMのファイル構成ブートROM7
4はダウンローディングを実行する上で必要な最低限の
制御ソフトウェアDLC8を格納するもので、第8図に
示すような6つのファイル構成になっている。
■“DLRTM″ これは、時間管理、割り込み処理等をリアルタイムで行
うリアルタイムモニタ(Real Time Mon1
tor)である。
■“D L M A N G E R”これは、ダウン
ローディングの実行管理及びパワーオン時のNVM72
の状態データCDTの多数決テストを行うダウンローデ
ィングマネージャ(Downloacling Man
ager)であり、例えば、様々な状態(State)
を具備し、各状態によって後述するDLCMSTSのい
ずれかのモジュールを呼び出すものである。
■“DLMESG” これは、コンソールパネル65」−のL CD 66の
制御を実行するもので、例えば、文章ファイルを内部に
含み、指定された文章をLCD66に表示するようにな
っている。
■“DLCMDSTS” これは、ダウンローディング中のコマンド/ステータス
(Command/5tatus)を制御するもので、
例えばデータ受信が良好か否かのCRCチエツクを実行
し、このデータを後述するD L F L A S H
に渡すようになっている。
■“ESSCOM” これは、ESS30とのコミュニケーションを実行する
ライブラリィファイル(Library File)で
ある。
■ ′冒) L F L A S H”これは、フラッ
シュROM73を制御するもので、例えば、フラッシュ
ROM73に対してブロクラミング処理/イレーズ処理
を実行するようになっている。
(・1)フラッシュROMの仕様 (4−a、)概要 この実施例で使用するフラッシュROM73はイ′ンテ
ル(Inl:el)製の28F256である。
そして、このフラッシュROMへの書き込み方式として
は、インシステムライティング(In System 
Writing)、言い換えれば、ROMライタを使用
せずに、ユーザのシステム内部でプログラミングする方
式が採用されている。
(4−b)フラッシュROMインタフェースのハードウ
ェア 第9図はフラッシュROMインタフェースのハードウェ
ア構成を示す。
この実施例においては、上記フラッシュROM73は容
量の点から二つ(フラッシュROMIニア3a、フラッ
シュROM2 : 73b )使用されている。そして
、各フラッシュF!、0M73a、73bは、CPU、
61、ブートROM74、アドレスに応じて使用対象メ
モリに対して選択信号SLを送出するデコーダ75とデ
ータバス76、アドレスバス77及び制御バス78にて
適宜接続されており、また、上記各フラッシュROM7
3a。
73bには、CPU61のポー)・をアクティブにした
際にスイッチング素子79を介して所定レベルの電圧V
PP(この実施例では12■)が印加されるようになっ
ている。
このような構成において、フラッシュROM73とCP
U61との間における基本的な動作命令はコマンドを使
用して行う。
この場合において、コマンドの書き込みは通常のライト
タイミングで簡単に実施することができ、コマンドの指
定はVPPがハイレベルである時可能である。尚、コマ
ンドによっては、1回のバスサイクルで済むものと2回
のバスサイクルが必要なものとがある。
(4・C)コマンドの定義 この実施例において用いられるコマンドの定義を第10
図に基ついて説明する。
■“Read Me+nory VppがハイIノベルの状態で、イレーズ処理又はプロ
グラミング処理を行う時に、コマンドレジスタに“0O
))”を書き込むことによってリード可能状態になる。
そして、コマンI・レジスタが書き換えられるまでこの
状態が継続する。尚、パワーオン時、コマンドレジスタ
の内容は“0011”になっている。
■“5et−up Erase/Eraseこのコマン
ドをセットすることによってフラッシュROM73内の
データを総てイレーズ処理することが可能である。より
具体的には、最初に“20h”をコマンドレジスタにセ
ットし1、続けて“20h”をセットすることによりイ
レーズ処理する。
このとき、実際のラッチ動作はライトイネーブル信号(
以下WE倍信号略記する)の立ち上がりエツジである。
■” Erase−Verify” イレーズ処理を実行した後に確認(Verify)する
時に使用するコマンドである。
具体的には、最初に“AOh”をコマンドレジスタにセ
ットし、続けて確認するアドレス“EA[Bra、5e
Addressの略]”をセットすることにより実行さ
れる。このとき、実際のアドレスラッチ動作はWE倍信
号立ち下がりエツジである。
そして、フラッシュR,0M73が“EVD[Eras
e〜1erify Dataの略](例えばFFh)”
を応答した場合にはイレーズ処理が実行されたことを示
す。尚、仮に、“FFh″以外の値が応答された場合に
は、再び“5et−up Era、se/Erase″
コマンドを実行し、“Erase−Verify″コマ
ンドはそのアドレスから実行するようにする。
■“5et−up Program/Programこ
のコマンドをセットすることによってフラッシュROM
73内にデータをセットする準備ができる。
具体的には、最初に“40h”をコマンドレジスタにセ
ットし、続けてプログラムするアドレス“PA”とデー
タ“PD[Program Dataの略1”をセット
することにより実行される。このとき、実際のアドレス
ラッチ動作はWE倍信号立ち下がりエツジで1、データ
ラッチ動作はWE倍信号立ち上がりエツジである。
■“Program−Verify” このコマンドは基本的にI Byteずつのオペーレー
ションである。
具体的には、“C叶”をコマンドレジスタにセットする
ことによって実行される。
但し、”5et−up Program/Progra
m  コマンドによってプログラムされたアドレスのみ
のデータ“PVD[Program Verify D
ata]の略ドについて確認することができ、新しいア
ドレスはラッチしない。
すなわち、実際のプログラムは、I Byteずつ“5
et−up Program/Program″コマン
ドによってプログラムし、このコマンドによって確認す
るようになっている。
■ “Re5et″ このコマンドはイレーズ処理又はプログラミング処理を
途中で中止したい時にセットするものである。
具体的には、“5et−up Erase/Brase
”また“5et−up Program/Progra
m  コマンドに続けて2回“FFh”をコマンドレジ
スタにセットすることによってリセット動作が実行され
る。
(4−d)プログラミングアルゴリズムフラッシュRO
Mへのプロゲラミンク処理を第11図のフローチャート
に基づいて説明する。
先ず、CPU6 ]のポートをアクティブにすることに
よりフラッシュROMへの印加電圧vppをハイレベル
“H”にする(ステップ〔以下STで略記する〕 1)
と共に、1バイト(Byte)当たりのパルスカウンタ
(PLSCNT)を初期化する(ST2)。
次いで、”5et−up Program/Progr
am”コマンドを実行し、“4叶”を任意のアドレスに
書き込むと共に、プログラムするアドレスにデータを書
き込み、所定時間(この実施例では200μs)待機す
る(ST3.4.5)。
この後、“Program−Verify”コマンドを
実行し、“COh”をプログラムしたアドレスに書き込
んだ後、所定時間(この実施例では10.+ls)待機
する(ST6,7) そして、プログラムしたアドレスのデータを読み込み(
ST8)、書き込んだデータとフラッシュROMから読
み込んだデータとを比較しく5T9)、あっていれば、
次のアドレスに処理が移行する(Sr1.0.11)。
一方、ST9での比較処理が違っていれば、パルスカウ
ンタをインクリメントして再びプログラム処理を行う(
STI2)。
そして、5TIOにおいて、プログラムすべき最後のア
ドレスであることをチエツクすると、“Read Me
mory″コマンドを実行し、′00h″を任意のアド
レスに書き込むことによりリード可能状態になり(ST
 13) 、CPU61のポートをインアクティブにす
ることによりフラッシュROMへの印加電圧Vppをロ
ーレベル′L”にする(ST14)。この状態において
、プログラミング処理が完了したことになる。
一方、5T12において、パルスカウンタの計数が25
になった段階においては、“Read Memory”
コマンドを実行し、′0叶”を任意のアドレスに書き込
むことによりリード可能状態になり(ST15) 、C
PU61のポートをインアクティブにすることによりフ
ラッシュROMへの印加電圧■1.をローレベル“L”
にする(ST1.6)。この状態においては、プログラ
ミングエラーが発生したことになり、後述する異常時処
理が行われる。
(4−e)イレーズアルゴリズム フラッシュROMに対するイレーズ処理を第12図のフ
ローチャートに基づいて説明する。
先ず、CPU61のポートをアクティブにすることによ
りフラッシュROMへの印加電圧Vppをハイレベル“
H”にする(STI)と共に、プログラミングアルゴリ
ズム(第11図参照)に従って総てのバイト(Byte
)を“001〕”にしく5T2)、更に、イレーズタイ
ム(TEW)、  イレーズタイム計算用カウンタ(C
UMTEW)及びパルスカウンタ(PLSCNT)を初
期化する(Sr3)。
次いで、“5et−up Erage/Era、ge”
コマンドを実行し、“2叶”を任意のアドレスに続けて
書き込んだ後、計算したTEW間だけ待機する(Sr1
,5゜6)。
この後、“Erage−Verify”コマンドを実行
し、先頭アドレスから順番に1バイトずつ確認を実行し
、確認するアドレスに“AOh”を書き込んだ後、所定
時間(この実施例では10μs)待機する(S77.8
)。
そして、イレーズしたアドレスのデータを読み込み(S
r1)、読み込んだデータが“FFh”であるか否かを
判定する(STIO)。このとき、読み込んだデータが
“FFh”であればイレーズ処理ができたものと判断し
て、次のアドレスに処理が移行する(STI 1,12
)。一方、5TIOでの判定処理において、読み込んだ
データが“FFh”以外の時はイレーズ処理ができなか
ったものと判断してTEWの計算に移行した後、パルス
カウンタをインクリメントして再びイレーズ処理を行う
(ST13,14)。ここで、上記TEWの計算式とし
ては、次の(1)(2)式が用いられるCUMTEWN
EW−CUMTEWoLD+ TEW otD−(1)
TEW NEW−CUMTEWNEW /8 − (2
)そして、5TILにおいて、イレーズすべき最後のア
ドレスであることをチエツクすると、“Read Me
mory″コマンドを実行し、“0叶”を任意のアドレ
スに書き込むことによりリード可能状態になり(STI
 5) 、CPU61のポートをインアクティブにする
ことによりフラッシュROMへの印加電圧vppをロー
レベル“L”にする(ST16)。
この状態において、イレーズ処理が完了したことになる
−4,5T14において、パルスカウンタの計数が64
になった段階においては、”Read Memory”
コマンドを実行し、“00h”を任意のアドレスに書き
込むことによりリード可能状態になり(STl 7)、
CPU61のポートをインアクティブにすることにより
フラッシュROMへの印加電圧Vppをローレベル“L
”にする(ST18)。この状態においては、イレーズ
処理エラーが発生したことになり、後述する異常時処理
が行われる。
■、ダウンローディングデータ構造 ダウンローディングデータの構造を第13図に示す。
タウンローディングデータは、128 Byte単位の
パッケージ毎に送信され、全体で384パツケージ(P
ackagel 〜Package384)からなる。
そして、各パッケージの先頭側には、データとコマンド
との切りわけのために使用されるデータヘッダ(Dat
a Header=FEh)と、他のコマンドと同様に
するためのデータレングス(Data Length8
2h)とが2 Byte付加されており、また、各パッ
ケージの末尾側には、通信エラー検知のために2Byt
eのCRC(Cycric Redundancy C
heck)が付加されている。尚、この実施例において
は、CRCCCITTが使用されている。
■、ブートROMのパワーオン時の処理(1)処理概要 この実施例においては、パワーオン時あるいはESS3
0からイレーズコマンドが3回送信された時、IOTの
制御ソフトウェアO8はブー1− ROM74の先頭ア
ドレス(EOOOh)から実行を開始するようになって
いる。
このときのブートROM74の概略処理を第14図に示
す。
先ず、NVM多数決テスト1,2を行い、NVM72内
の状態データCDTがどの状態にあるかを判別する(S
TI、2)。
次いで、状態データCDTが“Programmed”
であるか否かを比較しく5T3)、“Programm
ed″であれば、制御ソフトウェアC8が既にローディ
ングされており、しかも、ダウンローディングの要求が
ないことを意味するため、これに対応して、ロードされ
ている制御ソフトウェアC8のループバックテスト及び
チエツクサムテストを行った後、フラッシュROM73
の先頭アドレス(2000h)へ実行対象を移行する(
Sr1,5)。
一方、状態データCDTが“Programmed″で
ない場合には、”Progra、mmed & Era
、se Request”であるか否かを比較しく5T
6)、“Programmed &Erase Req
uest”であれば、制御ソフトウェアO8が既にコー
ディングされているが、ダウンローディングの要求があ
ることを意味するため、フラッシュROM73をイレー
ズ処理した(ST7)後、ダウンローディングを実行し
く5T8)、ダウンローディングが終了した段階でパワ
ーオフされるのを待つことになる(ST9)。
更に、状態データCDTが“Programmed &
 Erase Request”でない場合には、”N
ot Programmed”であるか否かを比較しく
5T10)、“NotProgrammed”であれば
、制御ソフトウェアO8がロープインクされていない状
態を意味し、これに対しフラッシュROMの実行を開始
すると、CPU61が暴走してしまう事態を生ずるため
、ループバックテスト及びチエツクサムテストを行った
後、チェックサムエラ−(CHECKSUM ERRO
R)をESS30側へ送信しくSTI 1.l 2) 
、ESS30からの3回のイレーズコマンドを待って(
ST13)、フラッシュROM73をイレーズ処理した
(ST14)後、ダウンロープインクを実行しく5T1
5)、ダウンローディングか終了した段階でパワーオフ
されるのを待つことになる(ST9)。
更にまた、状態データCDTが“Not Progra
、mmed”でない場合には、状態データCDTが判定
できない状態を意味するため、NVIVI72上の総て
の状態データCDTを“Not Programmed
”に書き換えた後、ブー1−ROM74の先頭アドレス
から再実行する(ST16.17)。
(2)状態データの書換え処理 NVM72内の状態データCDTの書換え処理フローを
第15図に示す。
先ず、NVM72の各状態データCD T (Data
l(1)〜I(3);I=]〜5)は、自己診断モード
のN V Mリセット“DIAG NVM Re5et
”にて“Progra、mmed”に設定される(ST
I、2)。尚、このための前提条件としては、製造ライ
ンに納入されるメインホード上のフラッシュROMは総
てプログラム済であることが必要である。
そして、イレーズコマンドを3回受信したか否かをチエ
ツクしく5T3) 、3回受信した段階で直ちにNVM
72の状態データCD T (Da、tal(1)〜■
(3)°■=1〜5)は、’Programmed &
 Erase Request”に書き換えられる(S
T4)。
更に、イレーズ処理を開始したか否かをチエツクしく5
T5)、イレーズ処理が開始した段階で直ちにNVM7
2の状態データCD T (Datal(]、)]統(
3);I=]〜5)は、“Not Programme
d”に書き換えられる(ST6)。
この後、ダウンローディングが完了したか否かをチエツ
クしく5T7)、ダウンローディングが完了した段階で
直ちにNVM72の状態データCD T (Datal
(1)〜I(3);■=1〜5)は、” Progra
mmed”に書き換えられる(ST2)。
(3)NVM多数決テスト1の処理 NVM多数決テスト1は、NVM72内の各ブロックB
1ないしB5の3 Byteの状態データCDT (D
atal(])]統(3);T=] 〜5)を多数決に
て同一データに書き換えるものであり、この処理フロー
を第16図に示す。
先ず、I=1に設定し、N V Mの状態データDat
al(1)〜Datal(3)を抽出する(ST1,2
)。
次いで、Datal(1)−Da、tal、(2)か否
かをチエツクしくS T 3 ) 、Da、ta、1(
1)=l)a、ta、1(2)であれば、Data、1
(1) 〜Data1.(3)をD a t a ]、
 (1)に統一する(s’r4)。
一方、Datal(1)≠Data、1(2)の場合に
は、D a、 t al、(1,)= Datal(3
)か否かをチエツクしく5T5)、Datal(1)=
 Datal (3)であれば、Datal(]) ]
統ata1(3)をDatal(]、)に統一する(S
T4)。そして、Datal、(1)≠Datal(3
)の場合には、Datal(2)−Da、tal(3)
か否かをチエツクしく S T 6 ) 、Datal
(2)Datal(3)であれば、Data、1(1)
〜Data]−(3)をD a、 t al(2)に統
−L (ST7) 、また、Datal、(2)≠Da
ta1(3)であれば、Data、1.(1) 〜Da
tal−(3)をD a t a、 ]、 (]、 )
に統一する(ST4)。
このようにして、Datal、(1,) 〜Da、ta
、1(3)が決定されると、■を順次インクリメントし
く5T8)、S”F2ないしST7の一連の処理をDa
ta2(1)−Data、2(3)、Data3(1)
 〜Data3(3)、Data4(1) 〜Data
4(3)、I)ata5(1) 〜Data5(3)に
ついて行い、l)a t a5(1)〜Data5(3
)についての処理が終了し7た段階で多数決テストを終
了する(ST9)。
(4,)NVM多数決テスl□ 2 (7)処理NVM
多数決テスl−2は、5ブロツクB1ないしB5の状態
データCDTを多数決にて判定するものであり、その処
理フローを第17図に示す。
先ず、N V M多数決テスl−1にて書き換えられた
状態データCD T’ (1)ataI(1)〜Dat
aI(3);In 〜5)をDataI(i=1〜5)
とする(STI)。
そして、D a t: a、 1と残りのDataとを
比較する(ST2)。
この場合において、残りのDataの中にData、1
と同じものが2つ以上あるか否かをチエツクしくST’
3)、2つ以上あればDatalを選択する(ST4)
同じものが2つ以」−ない場合には、Da、I:al 
=Data2か否かをチエツクしくS T 5 ) 、
Datal、 =Data2 テあればDat:a3 
=Data4 =Data5か否かをチエツクしくS 
T 6 ) 、Dat:a3 =Data、4 =Da
ta5であればData3を選択する(ST7)。一方
、D a、 t a3≠Data4≠Data5であれ
ばDatalを選択する(ST4)。
また、ST5において、Datal≠Data2であれ
ばDa、tal =Data3 or Data4 o
r Data5か否かをチエツクしくS T 8 ) 
、Datal =Da、ta3 or Data4Or
 Data5であれば残りの3 Dataが相互に一致
するか否かをチエツクしく5T9)、残りの3 Dat
aが相互に一致すればDa、ta2を選択する(STI
、O)。
一方、残りの3 Dataが相互に一致しなければDa
talを選択する(ST4)。
更に、ST9において、Datai ≠Data3 o
r Data4 or Data5 テあれば、Dat
a、2とDaf:a3〜Data5とを比較する(ST
II)。そして、Da、ta3〜I)ata5の中にD
ata2と同じものが1以上あるか否かをチエツクしく
5T12)、同じものが1以」二あればData2を選
択する(ST1.0)。もし、同じものが1以上ない場
合にはData3 =Data4 =Data5か否か
をチエツクしくS T 6 ) 、Data3 =Da
、ta4 =Data5であればD a t a 3を
選択する(ST7)一方、Data3≠D a t: 
a 4≠Da、ta5であればDatalを選択する(
 S T 4. )。
(5)ダウンロープインク処理 (5−a)正常時 第18図に示すように、ESS30から3回のイレーズ
コマンドERASE C0AD”が送信されると、TO
T50i;l夫々アクノリッジステータス“ACKNO
WLEDGE″ESS30側へ送信する。
この状態において、第14図に示すようなブー)R,0
M74による一連の処理が開始される。
このとき、上記N V Mの状態データCDTは“Pr
ogra、mmed & Erase Request
″に書換えられるため、第14図のST7,8の処理が
行われる。
そして、上記ST7によるイレーズ処理が完了すると、
l0T50はESS30に対してイレーズ完了ステータ
ス“ERASE COMPLETE”を送信する。
これを受けて、ESS30はl0T50に対してロード
コマンドLOAD C0DE”を送信し、ダウンロープ
インクデータをパッケージ単位で順次転送する。
このときの具体的なデータ転送を第21図に基づいて説
明する。
すなわち、■○T50は、1パツケージデータを受信す
ると、先ず、CRCチエツクを行ってOKであるか否か
を判別する。そして、OKであれば上記1パツケージデ
ータについてのプログラミングを実行し、プログラミン
グが終了した段階でアクノリッジステータス“ACKN
OWLEDGE” (第21図中ACKと略す)を送信
する。
そして、ESS30は“ACK ”を受信すると、次の
パッケージデータを送信し、■○T50はパッケージデ
ータDatal(132Byte) 〜Data3B4
(132Byte)を順次受信し、プログラミングを実
行する。
そして、l0T50は、最後のパッケージデータDat
a384(132Byte)のプログラミングが終わる
と、チエツクサムチエツクを行い、OKであればロード
完了ステータス“LOAD COMPLETE″をES
S30側へ送信する。
尚、第18図中、NVMの欄、CPUの欄並びにMES
SAGEの欄における記載内容は、ESS30と■○T
50のとコマンドステータスのやり取りに対応して順次
変化する状態データ、実行対象メモリ並びにLCDにお
けるメツセージ内容を示す。このことは以後の第19図
及び第20図においても同様である。
(5−b)CRCError時 基本的なダウンローディング処理に関しては、正常時の
ときと略同様であるが、第19図に示すように、所定の
パッケージデータ、例えばData2にCRCErro
rが発生しているとすると、第21図に示すように、l
0T50は、所謂NAK送信、具体的には、ロードナッ
クステータス“LOAD NAK”をESS30側へ送
信する。
そして、ESS30がNAK受信すると、送信したパッ
ケージデータI)ata2を再送する。
(5−c)Checksum  Error時基本的な
ダウンローディング処理に関しては、正常時のときと略
同様であるが、第20図に示すように、フラッシュRO
Mにセーブした48KByteのDataにチエツクサ
ムエラーが発生しているとすると、第21図に示すよう
に、l0T50はチェックサムエラーステータス“CH
ECKSUM ERROR″をESS30側へ送信し、
ESS30はロード再要求、具体的には、イレーズコマ
ンド“ERASE C0AD”を3回l0T50側へ送
信する。
■、異常時処理 (a)ダウンローディング実行中にパワーオフされる場
合 第15図に示すように、ダウンロープインク実行中(イ
レーズ処理開始からブロク゛ラミング終了までの間)の
NVMの状態データは“Not Programmed
″に書き換えられているため、ダウンローディング実行
中にパワーオフされたとしても、NVMの状態データは
“Not Programmed″に保持される。この
ため、次にパワーオンした際には、第14図のST]、
0〜5T15の処理が行われ、制御ソフトウェアが確実
にダウンローティングされることになる。
このため、制御ソフトウェアがロードされていない状態
でCPUが暴走するというような事態は有効に回避され
る。
(b)フラッシュROMの状態データか異常値である場
合 第14図の5T16.17の処理が行われ、以後上記(
a)と同様に、第14図の5T10〜15の処理が行わ
れる。
(C)異常なコマンドを受信した場合 ■○T50は、コマンド拒否ステータス“COMMAN
D REJECT”をESS側へ送信し、正常なコマン
ドの受信待ち状態となる。
(d) UART  L i n eに異常が発生した
場合■○T50は60秒問いずれのコマンドまたはデー
タを受信しない場合にUART  Lineの異常と判
断し、その旨のメツセージを表示する。
但し、上記60秒間のチエツクは、”LOAD C0A
D”コマンドを受信してから“LOAD COMPLE
TE”ステタスまたは“CHECKSUM ERROR
”ステータスを送信するまでの間のみである。
(e)フラッシュROMのプログラム/イレーズエラー
が発生した場合 ■OTはフラッシュROMのハードウェア障害と判断し
、その旨のメツセージを表示すると共に、以後のコマン
ドを受げイ」けない。
この場合、フラッジ、、 ROMを搭載したメインボー
ドの交換が必要になる。
■2割り込み処理 (1)割り込み処理に必要な基本要素 割り込み処理を行う上で、ブー1− ROM及びフラッ
シュROMI、2内には、第22図に示すように、以下
の4つの割り込み処理用メモリ領域か割り付けられてい
る。
■ テーブル1 (Tablel、) これは、ブートROM内の例えば“FFE6h”〜“F
FFFh″のアドレスに割り付けられる割り込みベクタ
テーブルであり、ブートROM内の割り込みモジュール
(Tnt Mod Boot)にジャンプするようにな
っている。
■ 割り付はモジュール(Int Mod Boot)
これは、ブートROM内の任意の位置に割り付けられる
もので、ダウンロープインク実行中において必要な3つ
の割り込みに対する処理を実現するためのソフトウェア
を格納している。
ここで、ダウンローディング実行中において必要な割り
込みとしては、 (a)UART受信割り込み ・・ESSからのコマンド受信時に発生(b)UART
送信割り込み ・・■○Tからのステータス送信時に発生(C)CPU
の基準クロックタイマ割り込み・・・CPUからの基準
クロック(2,5m5)を計数する際に発生 が挙げられる。
尚、ダウンローディング実行中において使用する割り込
みか否かはフラグによる判断を行い、ダウンローディン
グ中に上記3つの割り込み以外の割り込み要求があった
場合には、その割り込み要求を拒否するようになってい
る。
また、この割り込みモジュールは、フラッシュROM内
部のソフトウェア実行中であれば、後述するテーブル2
にジャンプする処理を含む。
■ テーブル2 (Table2) これは、フラッシュROM2のアクセス可能な例えば最
後のアドレス(この実施例では“DP8叶”〜“DFF
Fh″)に割り付けられる割り込みベクタテーブルであ
り、フラッシュROM、例えばフラッシュROMI内の
割り込みモジュール(Int ModFlash)にジ
ャンプするようになっている。
■ 割り付はモジュール(Int Mod Boot)
これは、例えばフラッシュROMI内の任意の位置に割
り付けられるもので、外部割り込み等の通常の割り込み
(ダウンローディング実行中において必要な上記3つの
割り込みも含む)に対する処理を実現するためのソフト
ウェアを格納している。
(2)ブー)ROM内実行中の割り込み処理割り込み処
理の内容を第22図(処理の流れを点線で示す)及び第
23図の処理フローに基づいて説明する。
今、ブートROM内で一連の処理、具体的にはダウンロ
ープインクが実行されているとする(ST 1. )。
このとき、CPUは、割り込み要求があったと判定する
(ST2)と、先ずテーブル1を実行して割り込みモジ
ュール(Int Mod Boot)ヘジャンプする(
ST3)。そして、割り込みモジュール(Int Mo
d Boot)内において、一連の処理がブー1−RO
M内の処理であると判定する(ST4)と、割り込みモ
ジュール(Tnt Mod Boot)内にて割り込み
処理を実行する(ST8)。そして、割り込み処理が終
了する(ST9)と、通常の一連処理を続行する。
このような割り込み処理過程においては、フラッシュR
OM内が実行されることはないので、ダウンローディン
グ中において、制御ソフトウェアが格納されていないフ
ラッシュROM内を実行し、CPUが暴走する虞れは全
くない。
(3)フラッシュROM内実行中の割り込み処理(2)
と同様に、第22図(処理の流れを実線で示す)及び第
23図に基づいて割り込み処理フローを説明する。
今、フラッシュROM内で一連の処理が実行されている
とする(STI)。
このとき、CPUは、割り込み要求があったと判定する
(ST2)と、先ずテーブル1を実行して割り込みモジ
ュール(Int Mod Boot)ヘジャンプする(
ST3)。そして、割り込みモジュール(Int Mo
d Boot)内において、一連の処理がフラッシュR
OM内の処理であると判定する(S T 4 )と、テ
ーブル2ヘジヤンプしく5T5)、テーブル2を実行し
て割り込みモジュール(Int Mod F1a5h)
ヘジャンプする(ST6)。この後、割り込みモジュー
ル(Int Mod F1a5h)内にて割り込み処理
を実行(ST7)L、割り込み処理が終了する(ST9
)と、通常の一連処理を続行する。
〔発明の効果〕
以上説明してきたように、請求項]記載の画像記録装置
における制御ソフトウェア仕様変更システムによれば、
画像出力手段の制御仕様を変更するに際し、簡単なロー
ド要求操作をするだけで、画像出力手段に新たな制御ソ
フトウェアをロードし得るようにしたので、画像出力手
段の制御ソフトウェアを格納する制御ソフト格納メモ7
ノを直接的に交換するという面倒な作業を回避すること
ができ、制御ソフトウェアの仕様変更作業性を向上させ
ることができる。
また、請求項2記載のシステムによれば、通常の画像記
録操作と無関係な操作に基づいてロード要求コマンドを
転送するようにしているので、ユーザの誤操作を有効に
回避することができる。
更に、請求項3記載のシステムによれば、複数回のロー
ド要求コマンドに基づいてロード実行手段を作動させる
ようにしたので、誤ってロード要求コマンドが転送され
たとしても、直ちにロード実行手段が作動する虞れはな
く、ロード実行手段による誤動作を有効に回避すること
ができる。
更にまた、請求項4記載のシステムによれば、制御ソフ
ト格納メモリを既存の要素部品にて構成することができ
るので、制御ソフトウェアのローディング状態を有効に
保護j、なから、制御ソフトウェアの仕様変更を可能に
する一部で、制御ソフト格納メモリを特に工夫して構成
する必要かなく、その分、システムの簡略化を図ること
ができる。
また、請求項5記載のシステムによれば、制御ソフトウ
ェアのローディングに必要なファイル構成のブートRO
Mを用意し、これに基づいて制御ソフトウェアのローデ
ィングを実現するようにしたので、ロード実行判定手段
及びロード実行手段の構成を簡単にすることができ、そ
の分、システムの簡略化を実現することができる。
また、請求項6記載のシステムによれば、制御ソフト格
納メモリがどのような状態にあるか否かを示す状態デー
タを不揮発性メモリに予め格納しておき、この状態デー
タを参照する方式にてロード実行判定手段を構成するよ
うにしたので、ロードの有無の判定を確実に行うことが
できる。
更に、請求項7記載のシステムによれば、制御ソアト格
納メモリがどのような状態にあるか否かを示す状態デー
タとして、プログラム済状態、プログラム済イレーズ要
求状態のほかに、非プログラム状態を具備するようにし
たので、ローディング実行中にパワーオフされるという
異常事態等に対して非プログラム状態の状態データを用
いることにより、上記異常事態等に対1−効果的に対処
することができる。
更にまた、請求項8.9記載のシステムによれば、状態
データの格納配置及びその決定方式を工夫するようにし
たので、メモリクラッシュによるデータ破壊が部分的に
あったとしても、状態データを正確に判断することがで
きる。
また、請求項10記載のシステムによれば、ロード実行
手段には、制御ソフトウェアのローディング中における
異常系に対処する異常時処理手段を付加したので、制御
ソフトウェアのローディング動作を安全に行うことがで
きる。
また、請求項1j記載のシステムによれば、所定の異常
系に対しては制御ソフトウェアのローディングを再度実
行するようにしたので、制御ソフトウェアがローディン
グされない状態で画像記録装置が暴走作動する事態を有
効に回避できる。
また、請求項12記載のシステムによれば1、制御ソフ
トウェアのローティングエラーを判定し、ローディング
エラーを判定しまた時点で制御ソフトウェアの全部若し
くは一部を再度ロードするようにしたので、ローディン
グされる制御ソフトウェアの信頼性を高めることができ
る。
また、請求項13記載のシステムによれば、制御ソフト
ウェアのローディング中において、割り込み要求があっ
たとしても、制御ソフト格納メモリ内を実行せずに、割
り込み処理を実現できるようにしたので、どのような状
態に対しても、画像記録装置の暴走を有効に回避しなが
ら、割り込み処理を確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る画像記録装置における制御ソフ
トウェア仕様変更システムの概略構成を示す説明図、第
2図はこの発明が適用される画像記録装置の一実施例の
概略構成を示す斜視図、第3図は実施例における制御ソ
フトウェア仕様変更システムの概略を示す模式図、第4
図は実施例に係るESSの構成を示すブロック図、第5
図はこの実施例に係るIOTの構成を示すブロック図、
第6図はこの実施例で用いられるメモリマツプの一例を
示す説明図、第7図は状態データの格納配置関係を示す
説明図、第8図はブー1−ROMのファイル構成を示す
説明図、第9図はフラッシュROMインタフェースのハ
ード構成を示すブロック図、第10図はフラッシュRO
Mの仕様を示す説明図、第11図はフラッシュROMの
プログラミングアルゴリズムを示すフローチャート、第
12図はフラッシュROMのイレーズアルゴリズムを示
すフローチャート、第13図はダウンローディング処理
タの構造を示す説明図、第14図はパワーオン時のブー
トROMの概略を示すフローチャート、第15図は状態
データの書き換え処理を示すフローチャー1・、第16
図及び第17図はNVM多数決テスト1,2の概略を示
すフローチャー1・、第18図は正常時のダウンローデ
ィング処理を示す説明図、第19、図はCR,Cエラー
時のダウンローディング処理を示す説明図、第20図は
チエツクサムエラー時のダウンローディング処理を示す
説明図、第21図はダウンローディング処理中のデータ
転送の概略を示すフローチャート、第22図は割り込み
処理の流れを示す説明図、第23図は割り込み処理の概
略を示すフローチャートである。 〔符号の説明〕 DT・・・データ CM・・・コマンド O8・・・制御ソフトウェア ■・・・信号送出手段 2・・・画像出力手段 3・・・制御ソフト格納メモリ 4・・・制御ソフト記憶媒体 5・・・制御ソフト受付手段 6・・・ロード要求手段 7・・・ロード実行判定手段 8・・・ロード実行手段 第18図 特開平 268139 (27)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)コマンド(CM)及びデータ(DT)を信号として
    送出する信号送出手段(1)と、制御ソフトウェア(C
    S)が格納される制御ソフト格納メモリ(3)を具備し
    、この制御ソフト格納メモリ(3)に格納された内容に
    基づいて上記信号送出手段(1)から送出される信号を
    判定し、画像に関するデータ(DT)に基づく画像を出
    力する画像出力手段(2)とを備えた画像記録装置にお
    いて、 上記画像出力手段(2)の仕様変更用の新たな制御ソフ
    トウェア(CS)が格納される制御ソフト記憶媒体(4
    )と、 この制御ソフト記憶媒体(4)に格納された内容を信号
    送出手段(1)のデータ(DT)として取り込む制御ソ
    フト受付手段(5)と、 上記信号送出手段(1)がロード要求コマンドを送信す
    るように要求するロード要求手段(6)と、上記信号送
    出手段(1)からの信号がロード要求コマンドか否かを
    判定するロード実行判定手段(7)と、 このロード実行判定手段(7)がロード要求コマンドと
    判定したときに、上記制御ソフト格納メモリ(3)内の
    内容をイレーズ処理した後、上記信号送出手段(1)に
    取り込んだ新たな制御ソフトウェア(CS)を画像出力
    手段(2)側へ転送し、転送された新たな制御ソフトウ
    ェア(CS)を上記制御ソフト格納メモリ(7)にロー
    ドするロード実行手段(8)とを備えたことを特徴とす
    る画像記録装置における制御ソフトウェア仕様変更シス
    テム。 2)請求項1記載のものにおいて、 ロード要求手段(6)は、通常の画像記録操作と無関係
    な操作に基づいてロード要求コマンドの送信を要求する
    ものであることを特徴とする画像記録装置における制御
    ソフトウェア仕様変更システム。 3)請求項1記載のものにおいて、 制御ソフト格納メモリ(3)はEEPROMからなるこ
    とを特徴とする画像記録装置における制御ソフトウェア
    仕様変更システム。 4)請求項1記載のものにおいて、 ロード要求手段(6)はロード要求コマンドを複数回送
    信するものであり、ロード実行手段(8)は複数回のロ
    ード要求コマンドを受信した段階で制御ソフトウェア(
    CS)のローディングを実行することを特徴とする画像
    記録装置における制御ソフトウェア仕様変更システム。 5)請求項1記載のものにおいて、 上記ロード実行判定手段(7)及びロード実行手段(8
    )は、制御ソフトウェア(CS)のローディングに必要
    なファイル構成のブートROMを有し、このブートRO
    Mと画像出力手段(2)のCPUとの間で夫々の機能を
    実現するようになっていることを特徴とする画像記録装
    置における制御ソフトウェア仕様変更システム。 6)請求項5記載のものにおいて、 上記ロード実行判定手段(7)は、パワーオン時にブー
    トROM内の先頭アドレスより実行を開始し、不揮発性
    メモリに書き込まれた制御ソフト格納メモリ(3)の状
    態データを参照して制御ソフトウェア(CS)をロード
    するか否かについて判定するものであることを特徴とす
    る画像記録装置における制御ソフトウェア仕様変更シス
    テム。 7)請求項6記載のものにおいて、 上記制御ソフト格納メモリ(3)の状態データとして、
    制御ソフトウェア(CS)が既にロードされていて、イ
    レーズ処理要求がない場合を示す“プログラム済状態”
    と、制御ソフトウェア(CS)が既にロードされていて
    、イレーズ処理要求がある場合を示す“プログラム済イ
    レーズ要求状態”と、制御ソフトウェア(CS)がロー
    ドされておらず、イレーズ処理を実行する必要がある場
    合を示す“非プログラム状態”とを具備していることを
    特徴とする画像記録装置における制御ソフトウェア仕様
    変更システム。 8)請求項6若しくは7記載のものにおいて、状態デー
    タは不揮発性メモリの所定アドレスに複数個格納され、
    ロード実行判定手段(7)はパワーオン時に不揮発性メ
    モリ内の状態データを多数決にて同じデータに書き換え
    るものであることを特徴とする画像記録装置における制
    御ソフトウェア仕様変更システム。 9)請求項6ないし8いずれかに記載のものにおいて、 状態データは不揮発性メモリの相互に離れたアドレスの
    複数箇所に所定数ずつ分散して格納され、ロード実行判
    定手段(7)は複数箇所の状態データを多数決にて判定
    するものであることを特徴とする画像記録装置における
    制御ソフトウェア仕様変更システム。 10)請求項1記載のものにおいて、 ロード実行手段(8)は、制御ソフトウェア(CS)の
    ローディング実行中の異常に対し、必ずデータが正常に
    制御ソフト格納メモリ(3)にセーブされるように異常
    系に対処する異常時処理手段を備えていることを特徴と
    する画像記録装置における制御ソフトウェア仕様変更シ
    ステム。 11)請求項10記載のものにおいて、 ロード実行手段(8)の異常時処理手段は、制御ソフト
    ウェア(CS)のローディング実行中にパワーオフする
    異常系あるいはロード実行判定手段(7)による判定が
    不能になる異常系に対し、制御ソフトウェア(CS)の
    ローディングを再度実行させるよものであることを特徴
    とする画像記録装置における制御ソフトウェア仕様変更
    システム。 12)請求項1記載のものにおいて、 ロード実行手段(8)は、制御ソフトウェア(CS)の
    ローディングエラーが生じたか否かを判定するエラー判
    定部を有し、ローディングエラーが生じたことを判定し
    た時点で制御ソフトウェア(CS)の全部若しくは対応
    する一部を再度ロードするようにしたことを特徴とする
    画像記録装置における制御ソフトウェア仕様変更システ
    ム。 13)請求項5記載のものにおいて、 画像出力手段(2)は割り込み要求に応じて割り込み処
    理が実行される割り込み処理手段を具備し、この割り込
    み処理手段は、画像出力手段(2)のCPUがブートR
    OM内を実行中であれば、ブートROM内の割り込みベ
    クタテーブルからブートROM内の割り込みモジュール
    へ移行して割り込み処理を行い、一方、上記CPUが制
    御ソフト格納メモリ(3)内を実行中であれば、ブート
    ROM内の割り込みベクタテーブルからブートROM内
    の割り込みモジュールへ移行した後、制御ソフト格納メ
    モリ(3)の割り込みベクタテーブルを介して制御ソフ
    ト格納メモリ(3)内の割り込みモジュールへ移行して
    割り込み処理を行うものであることを特徴とする画像記
    録装置における制御ソフトウェア仕様変更システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5678135A (en) * 1994-06-21 1997-10-14 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus for a multiplex copying system
US7133624B2 (en) 2003-07-10 2006-11-07 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus and program update method in the apparatus

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5678135A (en) * 1994-06-21 1997-10-14 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus for a multiplex copying system
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