JPH03267866A - カラーファクシミリ装置 - Google Patents

カラーファクシミリ装置

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JPH03267866A
JPH03267866A JP2066115A JP6611590A JPH03267866A JP H03267866 A JPH03267866 A JP H03267866A JP 2066115 A JP2066115 A JP 2066115A JP 6611590 A JP6611590 A JP 6611590A JP H03267866 A JPH03267866 A JP H03267866A
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JP
Japan
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color
recording
ink
mode
head
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JP2066115A
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English (en)
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Kiyoharu Yoshioka
清春 吉岡
Koji Arai
康治 新井
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、インクジェット記録装置を備えたカラーファ
クシミリ装置に関する。
〔従来の技術〕
近年、熱エネルギーにより発生するバブルを使用してイ
ンクを吐出口から被記録材に向けて吐出して文字・画像
等の記録を行ういわゆるバブルジェット式のインクジェ
ットプリンタが開発されている。このプリンタは各吐出
口内に設けた発熱抵抗体(ヒータ)のサイズが従来のイ
ンクジェットプリンタに使われている圧電素子と比べて
格段に小さ(、吐出口の高密度のマルチ化が可能であっ
て、高品位の記録画像が得られ、高速、低騒音等の特色
を有している。
一方、ファクシミリ装置も単に画像を高速に伝送するだ
けでな(、より高品位の画像を高速で受信することが要
請されている。上記のバブルジェット式のインクジェッ
トプリンタは上記のような特色からして、このような要
請に応じられるプリンタの1つと考えられる。
〔発明の解決しようとする課題〕
ところで、このようなバブルジェット式のインクジェッ
トプリンタでフルカラーを表現するためには、Y、M、
Cの3色別の記録ヘッド或いはY、M、C,Bk4色別
々の記録ヘッドを具備し、それらを1列に並べ、インク
ヘッドと記録紙との該列方向の相対移動により画像を形
成するように構成している。
かかるカラーインクジェットプリンタによりカラー画像
信号の受信を行うことが出来るカラーファクシミリ装置
を実現するに際しては高速の記録制御が行える様にする
ことが課題である。
本発明はかかる点に鑑み高速の記録制御が行える様にし
たカラーファクシミリ装置を提供することを目的とする
〔課題を解決するための手段〕
上述の目的を達成するため本発明は、複数色夫々のイン
クヘッドが並んだ方向に該ヘッドと記録材とを相対移動
させることにより記録を行うカラーファクシミリ装置で
あって、受信モードを判別する判別手段、該判別手段に
より判別された受信モードに応じて前記相対移動を制御
する制御手段とを有する。
Jノ 〔実施例〕 記録系(プリンタ)の構成例 第2図および第3図は本発明を適用したファクシミリ装
置の記録系として好適なインクジェットプリンタの構成
例を示す。本図において、20はバブルジェット式のイ
ンクジェットヘッド(記録ヘッド)、IJCはインクジ
ェットヘッド20と一体でこれへインクを供給するタン
クITを備えた装着自由のインクジェットカートリッジ
である。
本例でのインクジェットカートリッジIJCは、第2図
の斜視図でわかるように、インクタンクITの前方面よ
りもわずかにインクジェットヘッド20の先端部が突出
した形状である。このインクジェットヘッドカートリッ
ジIJCは、後述するインクジェット記録装置本体IJ
RAに載置されているキャリッジに固定指示されると共
に、このキャリッジに対して着脱可能なディスポーザブ
ルタイプのものである。
インクジェットヘッドIJHに供給されるインクを貯留
した第1インクタンクIT (10)は、インク吸収体
と、このインク吸収体を挿入するための容器と、これを
封止する蓋部材(いずれも不図示)とで構成されている
。このインクタンクIT (10)内には、インクが充
填されており、インクの吐出に応じて順次インクジェッ
トヘッド側にインクを供給している。
以上のように構成されたインクジェットカートリッジI
JCは、以下説明するインクジェット記録装置IJRA
キャリッジHCに所定の方法で着脱自在に搭載されて、
所定の記録信号の入力によって、キャリッジHCと被記
録部材との相対的な移動を制御して所望の記録画像が形
成される。
また、各色のカートリッジIJCBk (黒色)、IJ
CC(シアン)、IJCM (マゼンタ) IJCY 
(イエロー)は同様な構成である。但し、IJCBkは
白黒画像受信の使用頻度の高さを考慮してインクタンク
を大きめに設定しである。
第3図は上記処理のための機構を具えたインクジェット
記録装置IJRAの一例を示す外観斜視図である。
本図において、20Bk、20C,20M、20Yはプ
ラテン24上に送紙されてきた記録紙の記録面に対向し
てインク吐出を行うノズル群を具えたインクジェットヘ
ッドカートリッジIJCの各色のインクジェットヘッド
(記録ヘッド)である。16は記録ヘッド20を保持す
るキャリッジHCであり、駆動モータ17の駆動力を伝
達する駆動ベルト18の一部と連結し、互いに平行に配
設された2本のガイドシャフト19Aおよび19Bと摺
動可能とすることにより、記録ヘッド20の記録紙の全
幅にわたる往復移動が可能となる。
尚、第1図中22は駆動モータ17の駆動を制御するた
めの制御回路でありCPUl0Iの指令に応じてキャリ
ッジHCの移動量を制御する。記録の際には、キャリッ
ジHCは矢印40の方向に移動され、キャリッジHCに
配置されたインクジェットカートリッジの順、すなわち
、黒、シアン、マゼンタ、イエローの順に記録される。
また、各色のカートリッジが移動方向に対して距離をも
って配されているため、記録のタミングは距離に応じた
時間だけ異なっている。そして、紙の全幅にわたって記
録するためには、行の記録開始のキャリッジ位置は、黒
のインクジェットヘッド20Bkが紙の始端に相対する
位置であり、行の記録終了のキャリッジ位置はイエロー
のインクジェットヘッド20Yが紙の終端に相対する位
置である。すなわち、キャリッジ移動距離は単色の場合
に比べると20Bkと20Yの配置上の距離だけは余分
に設けである。
26はヘッド回復装置であり、記録ヘッド20の移動経
路の一端、例えばホームポジションと対向する位置に配
設される。伝動機構23を介したモータ22の駆動力に
よって、ヘッド回復装置26を動作せしめ、記録ヘッド
20のキャッピングを行う。
このヘッド回復装置26のキャップ部26Aによる記録
ヘッド20へのキャッピング部に関連させて、ヘッド回
復装置26内に設けた適宜の吸引手段(例えば、吸引ポ
ンプ)によるインク吸収もしくは記録ヘッド20へのイ
ンク供給経路に設けた適宜の加圧手段によるインク圧送
を行い、これによりインクを吐出口から強制的に排出さ
せることにより吐出口内の増粘インクを除去する等の吐
出回復処理を行う。また、記録終了時等にキャッピング
を施すことにより記録ヘッドが保護される。
キャップ部26Aは、各色に対応して26ABk。
26AC,26AM、26AYを備えてあり、キャリッ
ジ上に配置された各ヘッドの距離に対応して配置されて
おり、キャリッジのホームポジションにおいて、各ヘッ
ドは、各々のキャップに相対する位置に移動されている
また、113は不吐出検出センサであり、ヘッド20か
ら吐出されて、付着されたインクの有無をドツト単位で
検知するホトセンサ等の光電変換素子アレイ113Aを
有し、そのアレイ113Aは例えば第5図に示すように
BJヘッド20の吐出口群と平行にほぼ同じ長さまたは
多少長めに設けられている。この不吐出検出センサ11
3はキャリッジ16(第3図参照)の上にBJヘッド2
0に近接して搭載され、その光電変換素子アレイ113
Aがブレード(ワイパー)31と接触しないようにBJ
ヘッド20の吐出口よりも引込んで設けられいる。不吐
出検出センサ113には、白色の照明光源113’  
を備えていて、記録紙上に記録された各色のインク状態
をその反射光により検出できるよう構成されている。
31はヘッド回復装置26の側面には配設され、シリコ
ンゴムで形成されるワイピング部材としてのブレードで
ある。ブレード31はブレード保持部材31Aにカンチ
レバー形態で保持され、ヘッド回復装置26と同様、モ
ータ22および伝動機構23によって動作し、記録ヘッ
ド20の吐出面との係合が可能となる。これにより、記
録ヘッド20の記録動作における適切なタイミングで、
あるいはヘッド回復装置26を用いた吐出回復処理後に
、ブレード31を記録ヘッド20の移動経路中に突出さ
せ、ヘッド20の移動動作に伴なってヘッド20の吐出
面における結露、濡れあるいは塵埃等をふきとる。
制御系の構成例 第1図は本発明実施例のファクシミリ装置の回路構成例
を示す。本図において、101はバス117を通じてデ
ータ送受信のための装置全体の制御を行うマイクロコン
ピュータ等のメインCPU (中央演算処理装置)、1
02はCPUl0Iの第11図に示すような各種の制御
手順(プログラム)の内容を格納するROM (リード
オンリメモリ)、103はCPUl0Iがカウンタやレ
ジスタ等に用いる作業用のワークRAM (ランダムア
クセスメモリ)である。104はデータ伝送用変復調装
置(MODEM)、105はMODEM104と接続す
る網制御装置(NCU)であり、NCU104を通じて
公衆電話回線と接続する。106は登録用のRAMであ
り、電話番号、略称等のデータ登録に用いる。107は
記録の際に画像データを一時格納する画像RAM (D
RAM)であり、各色に対応して107Bk、107C
,107M、107Yがある。
また、60はハードディスクであり、受信した画像デー
タは、ここに−度保存される。
また、61は使用色判定手段であり、ハードディスク6
0に保存した画像データのうち、次に記録するブロック
(8行分の画像データ)を監視して使用する色を判定す
る。
つまり、記録の際には、目詰まり防止のために回復処理
の空吐出を一定間隔で行いながら記録作業を進めるが、
本装置ではこれを第2図に示すインクジェットのノズル
の縦の幅を1行分としたときに8行分毎に行うこととし
、8行を1ブロツクとして扱い、次のブロックの画像デ
ータを各色毎に監視する。すなわち、2値画像データが
1(インクを打つことに相当する)、O(同じく打たな
いことに相当する)で表わされるとき、ブロック内に1
が存在すれば判定データを1とするようにして、黒、シ
アン、マゼンタ、イエローの順に割り当てた4ビツトの
データを作成し、CPUl0Iに送出することで行われ
る。
具体的には、使用色判定手段の構成は第4図のようにな
っており、前記ハードディスク60を読み出した2値画
像データはラッチ65により、Y、M。
C,Bkに分離され、該Y、M、C,Bkのデータはそ
れぞれゲート66をオン・オフすることによって、画像
クロックの出力を制御し、ゲート66Y、66M、66
C,668kに与えられる2値画像データが1(打つ)
時のみ該ゲートから画像クロックが出力されるようにす
る。その出力をカウンタ67によってカウントすること
で、2値画像データが1(打つ)の画素数を数え、その
値をCPU設定値と比較し、設定値以上であれば、使用
色と判断し、未満であれば、非使用色と判断する。ここ
でCPU設定値は例えばlO程度の値とする。
又、使用者判定手段の構成としてはかかる構成に限らず
他の種類の構成し例えば受信データがRlG、B或はY
、MSCSBkで与えられるのではな(L、a、b等の
濃度と色相彩度データが分離して与えられる場合には伸
長回路128でのa、bデータの伸長前にかかるデータ
の有無を判別する様にしてもよい。
また、62はモード判断手段であり、白黒受信かカラー
受信かの受信モードを判断する。63は画像変換手段で
あり、カラー画像データに基づいて、その濃淡具合を描
出することにより、白黒画像データに変換する。64は
黒印字スイッチであり、カラー受信した際にも強制的に
黒インクで記録させたい場合に、操作するスイッチであ
る。
108は原稿読取系の撮像手段としてのカラーCCD(
電荷結合素子)であり、ロッドレンズのような結像レン
ズを通って結像された原稿画像を電気信号に変換する。
109は与えられたカラー画像データを色成分毎に2値
化する2値化回路である。また、114はキーボード等
を有する操作部であり、その操作にパネル上に液晶表示
器(LCD)115、および各種キー116等を有する
。又117はDAMコントローラであり、ハードディス
ク60と各画像メモリ107BkX107c、107M
、107Yとの間のデータ転送CPUl0Iの指令に応
じて行う。
又、120はカラーC0D108によって読取られ得ら
れたカラー画像信号を白黒画像データに変換するカラー
画像モノクロ画像変換回路であり、例えばカラーCCD
108によって得られる画像データがR,G、Hの3色
カラー成分で与えられる場合、例えばY=0.6G+0
.3R+O,lBで示されるYデータに変換したり、或
はG成分のみを出力する様にする。122はかかる変換
回路120の出力を例えば誤差拡散法やデイザ法、平均
濃度保存法等の処理により2値化する2値化回路、12
4はカラーC0D108から出力されるカラー画像デー
タに対して色バランス調整、色マスキング処理、VCR
等の処理を行い、YSM、C5Bkの4つの成分に変換
するカラー画像処理回路、128はカラー画像処理回路
124の出力、或はハードディスク6に記憶されたデー
タを圧縮伸長する圧縮伸長処理回路であり、例えば2値
画像データをランレングス符号化予測符号化や、エント
ロピー符号化等の処理を行って圧縮したり圧縮とは逆の
伸長を行う。200に、200C,200M。
200Yは夫々Bk、C,M、Y用のヘッドの回復動作
を行うための吸引ポンプを駆動する駆動回路であり、イ
ンクの色別に設けられている。又、201Bk。
201C,201M、201Yは夫々吸引用のポンプモ
ータである。
回復処理 記録装置のインク目詰まり防止のための回復処理は2種
類あり、比較的簡易的な「空吐出」と本格的に行う場合
の「吸引吐出」とを必要に応じて使い分ける。
く空吐出〉 第3図に示される記録ヘッド20を駆動モータ17を介
してキャップ部26Aの位置に移動し、記録ヘッド20
の各吐出口の発熱体の全てに同じように駆動パルスを印
加することにより、各吐出口の全てに対し複数回、印字
を目的としないインクの強制吐出をキャップ部26Aに
向って行わせる。なお、このときキャップ部26Aを記
録ヘッド20にカバー(キャッピング)させる必要はな
く、キャップ部26Aと記録ヘッド20が離れた状態で
吐出が行われ、キャップ部26Aに吐出されたインクは
回復装置26内に回収される。
〈吸引吐出〉 先述の空吐出と同様に、記録ヘッド20をキャップ26
Aに相対させ、モータ22を駆動して回復装置26を前
進させて記録ヘッド20にキャップ26Aを覆わせる。
そして、ヘッド回復装置26内の吸引モータ(不図示)
により吐出口内のインクを吸弓する。空吐出でノズルの
目詰まりが解消されなかった場合でもかかるヘッド回復
装置26内の吸引モータの吸引力を借りることで回復で
きる。
不吐出検出パターンの印字 第6図は不吐出検出の際に記録される不吐出検出パター
ンの一例を示す。本図のパターンは、キャリッジ16を
図面の右方向にガイド19A、19Bに沿って移動させ
ながら、BJヘッド20の吐出口群の上の方から順に1
吐出口毎にインク吐出を不吐出検出部120に向って行
わせた結果のインク位置を斜線(ハツチング)で示し、
Nは吐出口の数(整数)を表わす。なお、不吐出検出パ
ターンは本例のタイプのものに限らず、例えば同一吐出
口から複数回連続吐出させたり、全吐出口を複数個づつ
グループ分けしてグループ毎に1度に吐出させ、その各
グループ間の平均濃度が均一となるか否かで不吐出を判
断するようにしてもよい。
また、本発明実施例では、記録紙に直接不吐出パターン
を記録するよう構成したが、記録紙とは別に不吐出検出
用の部分を設ければ、画像記録用の記録用紙をよごすこ
となく不吐出チエツクができる。本例では、装置の簡略
化のために記録用紙を利用する方法とし、ロール紙を用
いて不吐出検出に使用した部分を切り捨てるように構成
した。
不吐出チエツクの制御動作例 次に、第7図のフローチャートを参照して本発明実施例
における不吐出チエツクの制御動作を説明する。まず、
CPUl0Iは駆動モータ17を介して記録ヘッド20
をキャップ部26Aの位置に移動し、記録ヘッド20の
各吐出口の全てに対して駆動パルスを印加して印字を目
的としないインクの強制吐出、すなわち空吐出を例えば
10回はど行わせる(ステップ511)。続いて、記録
紙をセットする。具体的にはモータを駆動して例えばロ
ール紙を巻き上げて真新しい紙面に変える(ステップ5
12)。次に、駆動モータ17およびキャリッジ16を
介してBJヘッド20を不吐出検出位置へ移動しくステ
ップ513)、内部カウンタのカウント値nをOにセッ
トする(ステップ514)。
次に、上記カウント値nがヘッド20の全吐出口の最終
番号Nの値に達したか否かを判定して(ステップ515
)、否定判定(No)である場合は吐出口のn番目(従
って最初は0番目)に駆動パルスを印加して1ドツト分
だけインク吐出をさせ(ステップ516)、内部カウン
タの値nを“I”だけインクリメント(加算)しだ後(
ステップ5I7)、駆動モータ17を駆動してBJヘッ
ド20を1ピッチ分移動しくステップ318)、再び上
述のステップS15に戻り、n=Nとなるまで上述の処
理を繰り返す。
BJヘッド20の最後の吐出口からインク吐出がなされ
ると、不吐出検出部120の不吐出検出面には第6図に
示すような不吐出検出パターンが印字される。なお、第
6図は全ての吐出口に不吐出がない場合を示している。
そして、ステップS15でn=Nであると肯定判定(Y
ES) した場合には、キャリッジを移動して、不吐出
検出位置すなわち不吐出パターンを印字した位置へ不吐
出検出センサ113を移動しくステップ520)、内部
カウンタの値nを0にセットする(ステップ521)。
次に、内部カウンタの値nがヘッド20の上記の全吐出
口の最終番号Nの値に達したか否かを判定して(ステッ
プ522)、まだ達していない場合は不吐出検出センサ
113を介してn番目の1ライン分を読み取り(ステッ
プ523)、全部内である、すなわちインクの吐出あと
が検出されないと判定した場合は(ステップ524)、
不吐出を検出した旨をメインCPUl0Iに通知する(
ステップ828)。この通知は所定のフラグの値を変え
ることによって行ってもよい。
ステップS24で全白ではないと判定した場合は、内部
カウンタの値nをl”だけインクリメントした後(ステ
ップ525)。不吐出検出センサ113を1ピッチ分移
動しくステップ526)、再び上述のステップS22に
戻り、上述の処理を繰り返す。
ステップ322〜S26のループを繰り返してステップ
S22でカウンタnの値が所定のNの値に達した場合は
、全ての吐出口に不吐出がなく、インクが正常に吐出さ
れた時であるので、不吐出を検出しない旨(非検出)を
通知する(ステップ527)。
この通知は上述と同様所定のフラグの値を変えることに
よって行ってもよい。
以上、不吐出チエツクの基本シーケンスを説明した。こ
の作業を各色についてそれぞれ行うことにより、カラー
記録の場合の記録準備が整う。
く全体の動作〉 次に本実施例の装置の全体の制御動作について第11図
〜第22図のフローチャートを参照して説明する。
第11図はメインルーチンを示し、第12図〜第22図
はそれぞれサブルーチンを示す。
まず、第11図を用い、メインルーチンの制御手順を説
明する。メインCPUl0IはNCU105を通じて送
信側から送られてくる16HzのCi倍信号呼出信号)
を検知すると(ステップSl]−1)、着信処理を行い
(ステップ5ll−2)、送信側からのモード指定を前
記モード判断手段62を用い判断しくステップ5ll−
3)、カラーモード指定であれば、カラー受信モードを
行い(ステップ5ll−4)、白黒受信モード指定であ
れば白黒受信モードを行う(ステップll−5)。尚、
かかるモード指定の判断はモデム104により復号され
たデータを基に例えばかかる復号されたデータの値に基
づいて行われる。
次に第12図を用いカラー受信モードを第13図を用い
白黒受信モードを説明する。
まず、カラー受信モードの時は一旦受信したカラー画像
データを128で伸長することなくハードディスクに蓄
積するカラーハードディスク受信を行い(ステップ51
2−1)。送信されてきた画像データを前記ハードディ
スク60に保存する。
次に黒印字スイッチ64がONされているかをチエツク
しくステップ512−8)、もしONであれば、Bkイ
ンク残量(Sll−9)、Bkインク不吐出チエツク(
S12−1)を行い、OKになれば黒印字スイッチON
のメツセージを出力しくステップ51219)、次に後
述するカラー→黒変換プリント動作を行い(ステップ5
12−20)、512−11においてBkインク不吐出
チエツクがNGであれば白黒回復動作(S12−15)
を行い、黒インクを吐出するヘッドの空吐出吸引のいず
れか一方或は両方を行い、後述する前述の812−11
を繰り返し行い、その結果やはりNGであれば後述する
白黒エラー受信(S12−17)を行う。また、前記ス
テップs12−8の結果がOFFであれば以下の処理を
行う。
まずYl、M、C5Bk各色IJCのインク残量をチエ
ツクしくステップ512−2)、4色共OKであれば、
YlMSC,Bk各色インクの不吐出チエツク(ステッ
プ512−3)を行い、又もし4包中1色でもインク切
れがあれば後述するカラーエラー受信(ステップ512
−7)を行う。次に前記Y、M。
C,Bk各色の不吐出チエツク(ステップ512−3)
を行った結果により、4色共OKであれば、カラープリ
ント動作を行い(ステップ512−5)、もし4包中1
色でもインク不吐出のノズルのあるヘッドがあれば、回
復処理の回数をチエツクしくステップ512−4)、規
定回数以内であるならば、カラー回復処理を行い(ステ
ップ512−6)、再び前記ステップ512−3に戻り
、前記処理を繰り返す。又回復処理回数が規定回数を越
えても不吐出ノズルのあるヘッドが存在する場合には、
前記ステップ512−7カラーエラー受信を行う。
ここで、前記カラー回復処理ステップ512−6は、Y
、M、、C,Bkの4色の共のヘッドについて前述した
吸引吐出を行わせることである。
又、白黒受信モードの時は、第13図に示す様に白黒ハ
ードディスク受信を行い(ステップ513−1)、送信
されてきた画像データを前記ハードディスク60に保存
する。次にIJCBkのインク残量をチエツクしくステ
ップ513−2)、OKであればBkインクの不吐出チ
エツク(ステップ513−3)を行い、又もしインク切
れであれば、後述する白黒エラー受信(ステップ513
−7)を行う。前記ステップ513−3Bkヘツドの不
吐出チエツクを行った結果により、OKであれば、白黒
プリント動作を行い(ステップ513−5)、もし不吐
出ノズルがあるならば、回復処理の回数をチエツクしく
ステップ513−4)、規定回数以内であるならば、白
黒回復処理(ステップ513−6)を行い、再び前記ス
テップ513−3に戻り、前記処理を繰り返す。又回復
処理回数が規定回数を越えても不吐出ノズルが存在する
場合には、前記ステップ513−7白黒エラー受信を行
う。
ここで、前記白黒回復処理ステップ513−6は、Bk
のヘッドについて前述した吸引吐出を行わせることであ
る。
又或いはBkのヘッドについて空吐出と吸引とを両方行
わせる様にしてもよい。
続いて第14図を用いカラープリント動作を、第15図
を用い白黒プリント動作を説明する。
まず、カラープリント動作の時を説明する。前記ハード
ディスク60に保存されているデータを読出し、圧縮伸
長処理回路128で伸長処理を行いYlM、C,Bk各
色の画像データを前述したブロック単位即ち8行単位に
て読み出し、各色ごとに前記Y、M、C,Bk画像メモ
リ1107YS107.107C。
107Bkに格納する(ステップ514−1)。
この際、第4図を用いて説明した前記使用色判定手段6
1により次ブロックでY、MSC,Bkの中でどの色を
使うかを判定し、(ステップ514−2)、それに基づ
き、使用するインクのヘッドについてのみ前述した空吐
出動作を行う(ステップ514−3)。
その後、前記画像メモリ107から画像データを読み出
しながら一行ごとのカラープリント(ステップ514−
4)、改行(ステップ514−5)を行いブロック内残
行数がOになるまで前記処理を繰り返す、即ち8行分の
処理を繰り返す(ステップ514−6)。
ここで、−行ごとのカラープリントを行う際の前記へラ
ドキャリッジ16の第3図矢印40方向への移動距離に
ついて説明する。
前述したように、紙の全幅に渡ってカラー画像を記録す
るためには、−行ごとのカラープリント開始時のキャリ
ッジ位置は前記黒のインクシェツトヘッド208kが紙
の始端に相対する位置であり、−行ごとのカラープリン
ト終了時のキャリッジ位置は前記イエローのインクジェ
ットヘッド20Yが紙の終端に相対する位置である。す
なわちヘッドキャリッジ16は前述の開始位置と終了位
置の間を往復することになり、矢印40方向への移動時
にのみプリント動作を行う。CPUl0Iはかかるヘッ
ドキャリッジ16の移動を行わせる様に駆動モータ17
を駆動状態を制御するための制御回路に指令を与える。
ブロック内残行数が0になったならば、残りブロック数
を調べ、0でないならば再び前記ステップ514−1に
戻り、前記処理を繰り返す(ステップ514−7)。又
残ブロック数がOと等しい時は後述するカラープリント
終了動作を行う(ステップ514−8)。
白黒プリント動作の時を説明する。前記ハードディスク
60に保存されているBkの画像データを、前述したブ
ロック単位で読み出し、前記画像メモリ107Bkに格
納する(ステップ515−1)。次にBkヘッドについ
て前述した空吐出動作を行う(ステップ515−2)。
その後前記画像メモリ107Bkから画像データを読み
出しながら一行ごとの白黒プリント(ステップ515−
3)、改行(ステップ515−4)を行い、ブロック内
残行数が0になるまで前記処理を繰り返す(ステップ5
15−5)。
ここで、−行ごとの白黒プリントを行う際の前記へラド
キャリッジ16の第3図矢印40方向への移動距離につ
いて説明する。
前述したように、紙の全幅に渡って白黒画像を記録する
ためには、−行ごとの白黒プリント開始時のキャリッジ
位置は前記黒のインクジェットヘッド20Bkが紙の始
端に相対する位置であり、行ごとの白黒プリント終了時
のキャリッジ位置は前記黒のインクジェットヘッド20
8kが紙の終端に相対する位置である。すなわち、ヘッ
ドキャリッジ16は前述の開始位置と終了位置の間を往
復することになり、矢印40方向への移動時にのみプリ
ント動作を行う。
ブロック内残行数が0になることはCPUl0Iが判別
する。かかる判別はハードディスク60から読み出した
データを印字した量に基づいて行われる。
残りブロック数を調べ、Oでないならば再び前記ステッ
プ515−1に戻り、前記処理を繰り返す(ステップ5
15−6)。又残ブロック数が0と等しい時には後述す
る白黒プリント終了動作を行う。(ステップ515−7
)。かかる残りブロック数がOになったことを検出する
ことは伸長処理回路128の出力からCPUl0Iが判
別する。
続いて第16図を用いてカラーエラー受信を、第17図
を用いて白黒エラー受信を説明する。
前述したようにカラーエラー受信は、Y、M、C。
Bkの4色のIJCの内とれか1つでもインク切れがあ
るかもしくは4色の内どれか1つにても不吐出ノズルが
ある場合である。そこでまず、インク切れ又は不吐出の
どちらが起きているIJCの色(以下トラブルインク色
と呼ぶ)をチエツクしくステップ516−1)、それに
より、それ以降の動作を決定する。すなわち、トラブル
インク色がBkとY、M、Cの3色の中どれかすくなく
とも1色あるならば、トラブルインク色とプリント不可
能のメツセージを前記LCD115上に表示して終了す
る(ステップ516−2)。これにより使用者は装置が
使用不能になったことを認識出来る。又トラブルインク
色がY、M、Cの3色中のどれかすくなくとも1色だけ
で黒が正常であるならば、トラブルインク色とカラー画
像を白黒に変換してプリントする旨のメツセージを前記
LCD 115上に表示(ステップ516−3)した後
に、後述するカラー→黒変換プリント動作を行う(ステ
ップ516−4)。
又トラブルインクがBkのみであるならば、Bkインク
異常を前記LCD115上に表示(ステップ5165)
シた後に、前述したカラープリント動作(8166)を
行う。
次に白黒エラー受信を第17図を用いて説明する。
前述したように、白黒エラー受信は、IJCBkにイン
ク切れかもしくは不吐出ノズルがある場合である。しか
しY、M、Cの3色のIJCについては未チエツクであ
り、これを代用できるかどうかを調べるために、まずY
、M、Cの3色IJCの不吐出チエツクを行い(ステッ
プ517−1)、それにより以降の動作を決定する。
すなわち、Y、M、Cのヘッド3つ共に不吐出ノズルが
あるならば、Y、M、C,Bkの4私共トラブルのメツ
セージを前記LCD115上に表示して終了する(ステ
ップ517−2)。又YSM、Cのヘッド3つ共がOK
であるならば、Bkインク異常と黒をYSM、Cで表現
してプリントのメツセージを前記LCD115上に表示
(ステップ517−3) した後に、後述する黒−UY
MC変換プリント動作を行う(ステップ5I7−4)。
又Y、MSCのヘッドの中で1or2種類がOKである
ならば、Bkインク異常と黒を使用可能な1色に変換し
てプリントのメツセージを前記LCD115に表示(ス
テップ517−5)した後に、後述する黒→使用色変換
プリント動作を行う(ステップ517−6)。なおこの
際、2色が使用可能である時に、使用する1色を決める
優先度はM+C−Yの順とする。
続いて前記したカラー→黒変換プリント動作を第18図
を用い、又黒→YMC変換プリント動作を第19図を用
い、黒→使用色変換プリント動作を第20図を用いて説
明する。
カラー→黒変換プリント動作を説明する。まず前記ハー
ドディスク60に保存されているYXM。
C5Bk各色の画像データを前述したブロック単位で読
み出し、回路128により伸長処理を行って、各色ごと
に前記YSMSC,Bk画像メモリ107Y。
107M、107C,107Bkに格納する(ステップ
818−1)。次に前期画像メモリ1107YS107
. IOCからそれぞれ1画素ずつY、MSCカラー画
像データを読み出し、前期画像変換手段63を用いYX
M。
Cカラー画像データを黒画像データに変換し、前記画像
メモリ107Bkへと格納する(ステップS18−2)
ここで、カラー画像データを黒画像データに変換する手
段については特には説明をしないが、例えばY、M、C
夫々に所定の係数を乗算して加算することによって得る
ことが出来る。要はカラー画像をディジタル演算により
濃度画像データに変換出来ればよい。
これ以降の動作は、前述した白黒プリント動作第15図
のステップ515−2以降と全く同じである。
次に黒→YMC変換プリント動作について第19図を用
いて説明する。前期ハードディスク6oに保存されてい
るBk画像データを前述したブロック単位で読み出し、
伸長し画像メモリ107Bkに格納する(ステップ51
9−1)。
次に前記画像メモリ107BkからBk画像データを読
み出し、前記画像メモリ107Y、107M、107C
にそのままDMAコントローラ117によって転送する
(ステップ519−2)。なおこの時このメモリ間転送
作業が終了した時点で前記画像メモリ107Ekのデー
タは全てクリアする。次にY、M、03色のヘッドにつ
いて前述した空吐出動作を行う(ステップ519−3)
。これ以降の動作は前述したカラープリント動作第14
図ステップ514−4以降と全(同じである。
次に黒−使用色変換プリント動作について第20図を用
いて説明する。前記ハードディスク60に保存されてい
るBk画像データを前述したブロック単位で読み出し、
画像メモリ107Bkに格納する(ステップ520−1
)。
次に、使用可能な色の中から前述した条件により、使用
する色を1色決定し、その色の画像メモリに、前記画像
メモリ107Bkから1画素ずつ読み出したBk画像デ
ータを転送する(ステップ520−2)。
なお、この時このメモリ間転送作業が終了した時点で前
記画像メモリ107Bkのデータは全てクリアする。次
1こ使用する色のヘッドについて前述した空吐出動作を
行う(ステップ520−3)。これ以降の動作は前述し
たカラープリント動作第14図ステップ5I4−4以降
と全く同じである。
続いて前記したカラープリント終了動作を第21図を用
い、白黒プリント終了動作を第22図を用いて説明する
まず、カラープリント終了動作について説明する。1ペ
一ジ分のプリントが終った後に前述した不吐出チエツク
をY、MSC,%Bkの4つについて行い(ステップ5
21−1)、その結果、4色共。Kであるならば、正常
にプリント出来たと考え、ハードディスク60のデータ
を消去する(ステップ521−2)。もしくは次のデー
タが受信された際に重ね書きにより読み出せなくなる様
にする。又1色でもNGがある場合には、正常にプリン
トが出来ていない可能性があるとして、ハードディスク
6oのデータをそのままにして、画像不良の可能性有メ
ツセージを前記LCD115上に表示する(ステップ5
21−3)。
この場合にはたとえ次のデータが受信されたとしても各
メモリ107Y−Bk或いはハードディスク60に空き
容量がなければ、かかる受信データがメモリへ書き込ま
れることを拒否しても正常にプリントが出来ていない画
像信号についてはハードデイスクロ0上のデータをその
ままとする。
白黒プリント終了動作について説明する。1ペ一ジ分の
プリントが終った後に、前述した不吐出チエツクをBk
について行い(ステップ522−1)、その結果により
もしNGであるならば、正常にプリントができていない
可能性があるとして、ノ1−ドディスク60のデータを
そのままにして、画像不良の可能性有メツセージを前記
LCD115上に表示する(ステップ522−2)。又
不吐出チエツクの結果がOKであったならば、ディスク
60のデータを消去する(ステップ522−3)。
かかるメモリに書き込まれたデータの処理は第21図を
用いて説明した場合と同様である。
本発明は上述のようなシリアルプリンタだけでなく、第
8図に示すような記録装置が記録できる最大記録媒体の
幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録ヘッ
ドを有するインクジェット記録装置を備えたファクシミ
リ装置にも好適に適用できる。
第8図において、201Aおよび201Bは、記録媒体
Rを矢印の副走査方向Vsに挟持搬送するために設けた
ローラ対である。202Bk、202Y、202Mおよ
び202Cは、それぞれ、記録媒体Rの全幅にわたって
ノズルを配列したブラック、イエロー、マゼンタおよび
シアンの記録を行うフルマルチタイプの記録ヘッドであ
り、その順に記録媒体搬送方向の上流側から配置しであ
る。
200は回復系であり、各インクジェットからの吸引動
作成いはヘッドからの空吐出動作キャッピング等のイン
ク吐出の回復処理(吐出回復処理と称する)を行うもの
であり、かかる処理にあたっては記録媒体Rに代うて記
録ヘッド202B〜202Cに対向する。しかし本例に
おいては、適切なタイミング予備過熱を行うために、そ
の吐出回復処理の起動回数を著しく低減できる。
特に、本実施例においては、ヘッドが図の下かう順に、
C,YXM、Bkの順で並んでいるので白黒受信動作の
際には回復系200は一旦Y、M、C1Bkの各ヘッド
の回復動作を行い、次いでBkのヘッドだけが紙に対し
て露出し、その他のヘッドM、Y、Cについては露出し
ない様に移動される。
したがってヘッドM、Y、Cについてはキャッピングさ
れたままであるので信頼性が向上する。
尚、第9図は第8図の記録ヘッド202Bk〜202C
の1つの外観を示す。第9図において210はインク吐
出口、211はインク供給管、212は電気熱変換素子
駆動用の複数のIC回路(駆動回路)である。
また、213.214は駆動信号を与えるための端子で
ある。
このようなフルラインタイプのプリンタを有するファク
シミリ装置に本発明を適用する場合にも、同様の制御手
順で行うことができる。
また、第3図の実施例ではカラーインクヘッドとBkイ
ンクヘッドが同一キャリッジ上に載置されているが、こ
れに限らず、第10図に示す様にカラーインクヘッドが
Bkインクヘッドとは別のキャリッジに載置されている
場合でも同様に本発明を適用出来る。
また、本発明は圧電素子をインク吐出エネルギー源とし
て用いたいわゆるピエゾ式のインクジェット記録装置を
記録系に用いたファクシミリ装置にも適用できる。
(その他) なお、本発明は、特にインクシェツト記録方式の中でも
バブルジェット方式の記録ヘッド、記録装置において優
れた効果をもたらすものである。かかる方式によれば記
録の高密度化、高精細化が達成できるからである。
その代表的な構成や原理については、例えば、米国特許
第4723129号明細書、同第4740796号明細
書に開示されている基本的な原理を用いて行うものが好
ましい。この方式は所謂オンデマンド型、コンティニュ
アス型のいずれにも適用可能であるが、特に、オンデマ
ンド型の場合には、液体(インク)が保持されているシ
ートや液路に対応して配置されている電気熱変換体に、
記録情報に対応していて核沸騰を越える急速な温度上昇
を与える少なくとも1つの駆動信号を印加することによ
って、電気熱変換体に熱エネルギーを発生せしめ、記録
ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさせて、結果的にこの
駆動信号に一対一で対応した液体(インク)内の気泡を
形成できるので有効である。この気泡の成長、収縮によ
り吐出用開口を介して液体(インク)を吐出させて、少
な(とも1つの滴を形成する。この駆動信号をパルス形
状とすると、即時適切に気泡の成長収縮が行われるので
、特に応答性に優れた液体(インク)の吐出が達成でき
、より好ましい。このパルス形状の駆動信号としては、
米国特許第4463359号明細書、同第434526
2号明細書に記載されているようなものが適している。
なお、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特
許第4313124号明細書に記載されている条件を採
用すると、さらに優れた記録を行うことができる。
記録ヘッドの構成としては、上述の各明細書に開示され
ているような吐出口、液路、電気熱変換体の組合せ構成
(直線状液流路または直角液流路)の他に熱作用部が屈
曲する領域に配置されている構成を開示する米国特許第
4558333号明細書、米国特許第4459600号
明細書を用いた構成も本発明に含まれるものである。加
えて、複数の電気熱変換体に対して、共通するスリット
を電気熱変換体の吐出部とする構成を開示する特開昭5
9−123670号公報や熱エネルギーの圧力波を吸収
する開孔を吐出部に対応させる構成を開示する特開昭5
9−138461号公報に基づいた構成としても本発明
の効果は有効である。すなわち、記録ヘッドの形態がど
のようなものであっても、記録を確実に効率よく行いう
るからである。
また、本発明に記録装置の構成として設けられる、記録
ヘッドに対しての回復手段、予備的な補助手段等を付加
することは本発明の効果を一層安定できるので、好まし
いものである。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッド
に対してのキャッピング手段、クリーニング手段、加圧
或は吸引手段、電気熱変換体或はこれとは別の加熱素子
或はこれらの組み合わせによる予備加熱手段、記録とは
別の吐出を行なう予備吐出モードを行なうことも安定し
た記録を行なうために有効である。
また、搭載される記録ヘッドの種類ないし個数について
も、例えば単色のインクに対応して1個のみが設けられ
たものの他、記録色や濃度を異にする複数のインクに対
応して複数個数設けられるものであってもよい。
さらに加えて、本実施例インクジェット記録装置の形態
としては、コンピュータ等の情報処理機器の画像出力端
末として用いられるものの他、リーダ等と組合せた複写
装置、さらには送受信機能を有するファクシミリ装置の
形態を採るものであってもよい。
尚、説明は前後するが、本実施例における通信制御部N
CUでは、受信機が例えばG3ファクシミリに準じた画
像通信装置である場合は、非標準機能の初期識別信号、
例えばNSF信号によって受信機に送信モード、例えば
カラーモード、白黒モードを送信することが可能であり
、例えばG4ファクシミリに準じた画像通信装置である
場合は、TTC勧告、l5DN網インタフ工−ス第3部
、レイア3仕様4,5.24で示されるユーザ・ユーザ
信号により受信機に送信モード、例えばカラーモード、
白黒モードを送信する様にすればよい。
カラーモードと白黒モードの2つのモードを有するカラ
ーファクシミリにおいて、上述したようなこの種のイン
クジェットプリンタを用いた場合、前記モードにかかわ
らず、前記該列方向への相対移動は、Y、MlC,Bk
の4つのヘットが共に、紙の始端に相対する位置と紙の
終端に相対する位置と間を通過するように制御する装置
においては、前述したモード指定が、白黒モードであり
、使用するインクがBkのみである時でも、使用しない
Y、M、Cのインクヘッドも紙の始端から終端まで移動
してしまう。
ここで、メンテナンス性等を考慮し、インクタンクとヘ
ッドを一体化してカートリラン式にした使い捨てヘッド
が考案されているが、これを前述したようにY、M、C
,Bkを1列に並べようとした場合、各色のヘッド間隔
は20〜30mm必要とされている。
すなわち、上記装置においては、白黒モード時には、6
0〜90 m mの不必要な移動があり、余計に時間を
要してしまうという問題が生じるが、本実施例によれば
、黒色インクヘッドとカラーインクヘッドとを1列に並
べ、インクヘッドと記録紙との該列方向の相対移動によ
り画像を形成するインクジェット記録装置を有するカラ
ーファクシミリ装置において、白黒受信モードとカラー
受信モードとを判断する受信モード判断手段と、黒色イ
ンクヘッドが所定の位置まで相対移動する第1の記録モ
ードと、カラーインクヘッドが該所定の位置まで相対移
動する第2の記録モードとを備え、受信モードに応じて
記録モードを選択する制御手段を設けることにより、カ
ラー受信モードにおいては前記第2の記録モードを選択
し、白黒受信モードにおいては前記第1の記録モードを
選択するようにしたのでカラー受信モードの際、白黒モ
ードの際、いずれの場合であっても高速の記録動作を行
うことが出来る。
〔他の実施例〕
本実施例では、インクヘッドを黒色、シアン、マゼンタ
、イエローの4色構成としたが、色の種類あるいは、数
には限定されない。例えば、中間調の表現力を高めるた
めに各色の薄いインクを備えた場合、合計8色になるが
、この場合本発明は特に効果が大きい。つまり、各ヘッ
ドが30mmの間隔で配置されるとき、4色の場合は両
端のヘッド間が90 m mになるが、8色の場合は2
10 m mになり、A4プリンタの場合、紙幅210
 m mに対し、カラー記録の際は余計に210 m 
m移動させることになるが、白黒記録の際にはこれが省
略でき、大幅に時間が短縮できる。
〔効果〕
以上説明したように、本発明によれば、受信モードに応
じてインクヘッドの移動を制御するので、記録時間が短
縮できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例の基本構成を示すブロック図、 第2図は本発明を適用可能なバブルジェット式のインク
ジェットカートリッジの一例を示す斜視図、第3図は第
2図のインクジェットカートリッジを搭載して本発明が
適用可能なファクシミリ装置の記録系の構成例を示す斜
視図、 第4図は本発明実施例の使用色判定手段の回路構成例を
示すブロック図、 第5図は本発明実施例の不吐出検出装置の配置構成例を
示す平面図、 第6図は不吐出検出の際に印字される不吐出検出パター
ンの一例を示す説明図、 第7図は本発明実施例の不吐出チエツクの制御動作手順
を示すフローチャート、 第8図は他の実施例であるフルラインプリンタの構成例
を示す斜視図、 第9図は第8図の要部の拡大図、 第10図は第3図の別の例を示す図、 第11図は本実施例の制御方法のメインルーチンを示す
フローチャート、 第12図は第11図のサブルーチンカラー受信モードを
説明するフローチャート、 第13図は第11図のサブルーチン白黒受信モードを説
明するフローチャート、 第14図は第12図のサブルーチンカラープリント動作
を説明するフローチャート、 第15図は第13図のサブルーチン白黒プリント動作を
説明するフローチャート、 第16図は第12図のサブルーチンカラーエラー受信を
説明するフローチャート、 第17図は第13図のサブルーチン白黒エラー受信を説
明するフローチャート、 第18図は第16図のサブルーチンカラー→黒変換プリ
ント動作を説明するフローチャート、第19図は第17
図のサブルーチン→黒MMC変換プリント動作を説明す
るフローチャート、第20図は第17図のサブルーチン
→黒使用色変換プリント動作を説明するフローチャート
、第21図は第14図のサブルーチンカラープリント終
了動作を説明するフローチャート、第22図は第15図
のサブルーチン白黒プリント終了動作を説明するフロー
チャートである。 17.22・・・駆動モータ 20Bk・・・黒色インクヘッド 20C・・・シアンインクヘッド 20M・・・マゼンタインクヘッド 20Y・・・イエローインクヘッド 26・・・回復装置 26A・・・キャップ部 60・・・ハードディスク 61・・・使用色判定手段 62・・・モード判断手段 63・・・画像変換手段 64・・・黒印字スイッチ 101・・・CPU 104・・・モデム 105・・・NCU 113・・・不吐出センサー 不吐出検出ノでターン − + 一一一一一一一一 第8図 第15の 第19凶

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数色夫々のインクヘッドが並んだ方向に該ヘッ
    ドと記録材とを相対移動させることにより記録を行うカ
    ラーファクシミリ装置であって、受信モードを判別する
    判別手段、 該判別手段により判別された受信モードに応じて前記相
    対移動を制御する制御手段とを有することを特徴とする
    カラーファクシミリ装置。
  2. (2)黒色インクヘッドとカラーインクヘッドとを1列
    に並べ、インクヘッドと記録紙との該列方向の相対移動
    により画像を形成するインクジェット記録装置を有する
    カラーファクシミリ装置において、 白黒受信モードとカラー受信モードとを判断する受信モ
    ード判断手段と、黒色インクヘッドが所定の位置まで相
    対移動する第1の記録モードと、カラーインクヘッドが
    該所定の位置まで相対移動する第2の記録モードとを備
    え、受信モードに応じて記録モードを選択する制御手段
    を設けたことを特徴とするカラーファクシミリ装置。
  3. (3)前記第1の記録モードの移動距離は、前記第2の
    記録モードの移動距離よりも短いことを特徴とする請求
    項(2)記載のカラーファクシミリ装置。
  4. (4)黒色インクヘッドを列の先頭に配置したことを特
    徴とする請求項(1)記載のカラーファクシミリ装置。
JP2066115A 1990-03-16 1990-03-16 カラーファクシミリ装置 Pending JPH03267866A (ja)

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JP2066115A JPH03267866A (ja) 1990-03-16 1990-03-16 カラーファクシミリ装置
EP91302267A EP0447264B1 (en) 1990-03-16 1991-03-15 Color facsimile apparatus
DE69130512T DE69130512T2 (de) 1990-03-16 1991-03-15 Farbfaksimilegerät
US07/989,915 US5349450A (en) 1990-03-16 1992-12-11 Color facsimile apparatus

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6033054A (en) * 1991-12-09 2000-03-07 Canon Kabushiki Kaisha Recording apparatus and copying machine equipped with the recording apparatus

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6033054A (en) * 1991-12-09 2000-03-07 Canon Kabushiki Kaisha Recording apparatus and copying machine equipped with the recording apparatus

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