JPH03266803A - 短波長用ミラーの形成方法 - Google Patents

短波長用ミラーの形成方法

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JPH03266803A
JPH03266803A JP2066298A JP6629890A JPH03266803A JP H03266803 A JPH03266803 A JP H03266803A JP 2066298 A JP2066298 A JP 2066298A JP 6629890 A JP6629890 A JP 6629890A JP H03266803 A JPH03266803 A JP H03266803A
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crucible
film
mirror
clusters
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JP2066298A
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Akira Yamada
公 山田
Yoichi Hashimoto
陽一 橋本
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C14/00Coating by vacuum evaporation, by sputtering or by ion implantation of the coating forming material
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、紫外線、軟X線、X線などの短波長用ミラ
ーの形成方法1例えばエキシマレーザのレーザ発振器、
加工機用のミラー、X線顕微鏡。
X線望遠鏡、SR光施設などに利用する短波長用ミラー
の形成方法に関するものである。
〔従来の技術〕
X線顕微鏡などに使用され、最も厳しい仕様が要求され
るX線ミラーに関連する事項について以下に説明する。
例えば特公昭62−131518号公報にも記載されて
いるように、X線用のミラーとして、人口石英、科学蒸
着膜炭化ケイ素等の基板の上に、金(以下、Auという
)または白金(以下、ptという)を蒸着したものが、
一般的に用いられている。ところで、X線のように波長
の短かい光を反射するには、次の2点が重要であること
が、例えば、デー・エッチ・ビダーバック。
エスピーアイイー 315巻9o〜102ページ(D、
H,Biderback、5PIE  v。
1.315  P90〜102)または、青水、応用物
理第56巻第3号342〜351ページによって示され
、これにもとづいて現在のミラーが形成されている。
i)X線の反射は全反射現象が利用され、全反射は、ミ
ラー面から測った斜入射角が、式(1)で与えられる臨
界角θCより小さい場合に生ずる。
θc = 1 、64 X 10−’ f7・ λ  
(rad、)  −・(1)ρ:ミラー物質の密度(g
/cc) λ:X線の波長(人) (1)式より明らかなように、与えられたX線の波長λ
に対して、ρの大なる物質、即ちAu。
Pt等では臨界角を大きくとれ(例えばAuに対して波
長8人のX線が入射した場合θc#3゜2)、実用上よ
く用いられている。
1i)X線の反射率Rは、理想的な鏡面(表面粗さ0人
)の反射率をRoとして、(2)式に示す表面粗さの影
響を受ける。
R=Ro exp (−(4πa sinθ/λ)2]
 ・(2)σ:裏表面さ (人) θ:X線の斜入射角(rad、) λ:X線の波長(人) この(2)式より、与えられた波長λ、入射角θに対し
て、表面粗さσをできる限り、小さくすることが求めら
れ、X線に対しては、σとして5人程度以下の平坦面が
実用上必要とされている。
なお、これらの議論が波長のより長い軟X線〜紫外線に
対しても成立することは言うまでもない。
さて、上述のような理論的背景を有するX#!ミラーの
従来の形成方法について述べる。
第6図は例えば1979年発行の技術雑誌「金属表面技
術J第30巻5号pHに示された真空蒸着装置を示し、
図において、1はAuからなる蒸着材料、2はガラス基
板、3はガラス基板2に形成されたAu膜である64は
るつぼ、5はるつぼ加熱用ヒータ、6は真空排気系、9
は回転式のシャッター、10は基板冷却機構付の基板ホ
ルダ。
11は真空槽、12は電源である。
次に動作について説明する。まず、この蒸着装置を用い
てガラス基板2上にAu膜3を成膜するには、蒸着材料
1を収容するるっぽ4やガラス基板2等を所定の位置に
配置し、真空容器ll内を排気系6により排気し、内部
を10″″5Torra度の真空度に減圧する。そして
、電源12を稼動せしめ、加熱用ヒータ5を発熱させ、
るっぽ4内のAuである蒸着材料1を加熱する。加熱温
度の目安としては、蒸着材料1であるAuの蒸気圧が0
.1〜ITorr前後が実用上よく用いられ、Auの場
合1500℃程度である。この状態でシャッター9を開
けると、るつぼ4の上方に設置されたガラス基板2への
蒸着が始まる。この際、形成されつつあるAu膜3の表
面粗さの劣化(再結晶化によるものと推定される)を抑
制する目的で、基板ホルダ10に通水して、基板温度を
室温以下に保つことが通常行われる。蒸着が進んでAu
膜3が所望の膜厚(通常500〜1000人)となった
時点で、シャッター9を閉じ、るつぼ4の加熱を停止す
る。この種の膜厚の計測には、一般に公知の水晶発振式
の膜圧計(図示せず)が用いられる。従来は、このよう
な方法でミラーが形成されていた。
なお、高い反射率を得るという目的では、上記した蒸着
ミラーではなく、反射面材料であるAuやptのバルク
をフロートポリジング法などにより超精密研磨して、バ
ルクのままで直接実用に供することも考えられる。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の真空蒸着装置によるミラーの形成方法は以上のよ
うであるので、蒸着時に蒸着材料1に与えられるエネル
ギーは0.1eV程度の弱いものであり、ガラス基板2
の表面に不純物を残したまま成膜が行われると、Au膜
3の付着力が十分でなく、粘着テープの引きはがしに対
しても剥離してしまい実用上の信頼性が乏しかった。ま
た、付着力を高めるという点からは、ガラス基板2の温
度を高くすることが望ましいが、先述の基本要請である
ii)に示したように、これはAu膜3の表面粗さの劣
化をひき起し、その散乱成分を増大させることになるの
で採用することができない。さらに、ガラス基板2の温
度を低くした場合の別の課題は、基本要請であるi)で
述べた密度ρの低下をきたすことである。ガラス基板2
の温度が低いと、飛来して来たAu原子が安定な格子位
置に移動することができず、次々と飛来してくるAu原
子と共にその場で膜形成を進める。このため形成された
Au膜3の密度は小さくなり、全反射現象を起す臨界角
の低下を招き好ましくない。
一方、上記バルク研磨のミラーの場合、全反射に寄与す
る最表面は第3図のようになる。図において、13は結
晶粒、14は加工変質層である。
バルク研磨ミラーの場合では、現在研究レベルも含めて
最も平坦な面が得られるとされているフロートポリジン
グ法を適用しても、結晶粒の方位による加工効率の差か
ら、表面粗さを50Å以下に平坦化することは困難であ
る。また、加工変質層もゼロにすることはできず、最表
層10人程度(2〜3原子層)はフロートポリジングに
用いた砥粒のうめ込み、バルク表面の格子歪等が残留す
るほか、Au、Pt等は高価であり、実際にバルクミラ
ーとしてこれを用いることは、実用上困難であるなどの
課題があった。
この発明は上記のような課題を解消するためになされた
もので、付着力が実用上十分強く、理論値と同等レベル
の高い反射率を有するミラーを安価に形成することがで
きる短波長用ミラーの形成方法を得ることを目的とする
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係る短波長用ミラーの形成方法は、表面粗さ
が5Å以下である基板上に、金属クラスタを加速電圧3
〜7KV、成膜速度0.5〜5Å/S、基板温度O〜6
0℃、真空度lXl0−7Torr以下の高真空下で、
膜厚500〜1000人に射突形成するようにしたもの
である。
〔作用〕
この発明における短波長用ミラーの形成方法は、規定の
加速電圧、成膜速度、基板温度および真空度の上記成膜
条件に基づいて、基板に到達する電荷量等を個別に制御
し、運動エネルギーの効果と電荷を伴うクラスタイオン
化された粒子を混在した成膜法による膜形成を行い、こ
れにより膜の表面粗さ、密度および付着力を最適化して
、高度な光学特性を備えた短波長用ミラーを形成する。
〔発明の実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明する。
第1図において、7は電子放射源であり、これがクラス
タイオンビーム蒸着装置に特有の構成素子として、クラ
スタをイオン化するものである。
8はクラスタイオンを加速するための加速電極である。
なお、クラスタイオンビーム蒸着装置の場合には、るつ
ぼ4は直径]、 rm程度の小孔を設けた密閉構造であ
り、るつぼ4の内外の圧力差によって、蒸着材料1がク
ラスタ化(500〜2000個に塊状原子団化)する。
なお、このほかの第6図に示したものと同一部分には同
一符号を付して、その重複する説明を省略する。
次に、上記クラスタイオンビーム蒸着装置を用いて本発
明の短波長用ミラーを形成する方法を、蒸着材料1がA
u、基板2が5in2 (ガラス)の場合を例にとって
説明する。まず、蒸着材料1を収容したるつぼ4や基板
2等を所定の位置に配置し、排気系6によって真空槽1
1内を1×10−7Torr程度に排気し、加熱ヒータ
5に通電して、るつぼ4内の蒸着材料1としてのAuを
加熱する。こうして、るつぼ4内のAuの蒸着圧がIT
orr程度となると、Auがるつぼ4の上部小孔から噴
出する。このとき、るつぼ4内の内外の圧力差により蒸
発したAuは断熱膨張して、500〜2000個の原子
からなるクラスタ(塊状原子集団)を形成する。続いて
、このクラスタに対し、電子放射源7から発生した電子
シャワーを浴びせ、これによって上記クラスタをイオン
化する。
そこで、このイオン化した原料としてのAuクラスタを
、加速電極8により運動エネルギーを付与して基板2に
射突せしめ、Au膜を形成する。また、イオン化されな
かった中性のクラスタも、るつぼ4から噴き出される1
20eV程度の噴出エネルギーをもって膜形成にあずか
る。
このようなミラー製造過程における膜形成についての実
験、研究の結果、クラスタの加速電圧や成膜時の基板温
度等の以下の成膜因子が、上記基本要請i)t…)に決
定的に影響を及ぼすことを明らかにする。
(A)クラスタの加速電圧 加速電圧を2KV以下にすると、十分な付着力が得られ
ず、また、Au膜3の緻密性が低くなるほか、上記基本
要請i)に見るように、臨界角θCをより大きくとるこ
とができなくなる。
これに関連した実験結果を第2図に示す第2図はAu膜
の付着力について示したもので、加速電圧を2KV以上
とすることで、市販の接着剤の強度を越える実用上十分
な強度(400kg/d以上)を有することがわかる。
また、第3図はAu格子定数の加速電圧依存性について
測定した結果を示すもので、加速電圧の増加につれて原
子レベルでの緻密化が進んでいることが分かる。さらに
、第4図は成膜初期のAu膜形成の様子を電子顕微鏡に
より直接観察したものを示し、これによれば加速電圧を
印加した場合、成膜核の密度が高まっていることが直接
観察され、これから高密度、高付着力化にすぐれること
が分かる。第4図(a)はこの発明におけるクラスタイ
オンビーム蒸着法による場合を示し、第4図(b)は従
来の真空蒸着法による場合を示す。逆に、加速電圧を7
KV以上にすると。
イオンのエネルギーが大きくなりすぎて、膜3の表面が
粗されることになることが確かめられてる。よって、望
ましい加速電圧は、上記の3〜7KVに選定することが
望ましい。
(B)成膜速度および真空度 膜純度に及ぼす効果を考えると、実用上、成膜速度は真
空度と連動していると考えられる。
すなわち、真空度を高くすれば成膜速度を遅くすること
ができ、真空度を低くすれば成膜速度を高くすることが
できる。この理由は、成膜時に基板2に到達するAu原
子と膜にとり込まれて不純物となる残留ガスの比率から
説明できる。
即ち、短波長用ミラーのように過酷な条件での仕様が想
定される場合、不純物レベルは1%以下に抑制すること
が必要であり、例えば真空度10−”T o r rの
場合、残留ガスは1秒あたり0.01原子層形成する量
に到達する。この際、Auの到達量を1秒あたり原子層
以上とすることが必要となり成膜速度は5人/S (あ
るいは、1原子層/S)となる。真空度の絶対値は1×
10”−7Torr以下とすることが望ましく、これを
越えて低くすると、クラスタイオン源近傍の残留ガスが
イオン化、加速化されて基板2に到達し、Au膜3をス
パッタする割合が高くなり、この発明のミラーのように
平坦性が求められる場合には好ましくない。よって、成
膜速度をR(人/S)、真空度をP(Tow)とすると
、R/P≧5X10−’かつP≦1X10−7Torr
が必要となる。つまり、成膜速度Rは0゜5〜5人/S
で、真空度PはlXl0”−7Torr以下とする必要
がある。
(C)基板温度 基板2の温度を高くするとAu膜3が再結晶化し、表面
粗さが劣化する。特に、60℃以上になると、表面粗さ
が5人を越えるようになり好ましくない。低温側へはい
く分の余裕があるが、工業的応用の観点からは零度℃以
下とすることは困難である。よって、基板温度は、0〜
60℃とすることが望ましい。
(D)膜厚 Au膜3の膜厚を50Å以下とすると、連続した膜とな
りに<<、光を反射する′ための有効面積が小さくなり
好ましくない。そして膜厚を1000Å以上とすると、
膜厚の増加とともに表面平滑性がしだいに失われてゆき
、基板2の表面粗さを越えるようになる。なお、実験に
よれば、最高の反射率を示す膜厚は230人であった。
よって、膜厚範囲は50〜1000人とすることが望ま
しい。
従って、上記(A)〜(B)を総合すると、加速電圧3
〜7KV、成膜速度をR(人/S)、真空度をP(To
w)として、R/P≧5X10’かつP≦10−7To
rr、基板温度0−60℃。
膜厚50〜1000人とすることが望ましい。そして、
このような設定範囲で成膜条件を変化させることにより
、膜の表面粗さを常に基板の表面粗さ以下に抑制でき、
高い反射率が得られることが明らかになった。
例えば、加速電圧3KV、成膜速度0.5Å/S、真空
度lXl0−7Torr、基板温度25℃にて基板1上
にAuを230人蒸着した場合の。
波長8人のX線に対する反射率の入射角依存性を第7図
に示す。ここでは、実線がこの実験結果を示し、点線は
バルクAuの光学定数より求めた計算値(従来法で考え
られる最高反射率に相当)である。この結果を見て分か
るように、この発明で得たミラーの反射率は、従来法に
よる計算値を大きく越える極めて優れたものである。な
お、ここでは入射角0〜0.5°の領域では測定機器の
幾可学的限界により測定不可能となっている。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば表面粗さ5A以下であ
る基板上に、金属クラスタを、加速電圧が3〜7KV、
成膜速度R(人/S)および真空度P(Torr)につ
いてR/P≧5×109P≦lXl0−7Torrおよ
び基板温度が0〜60℃として膜厚50〜1000人を
形成するようにしたので、表面の粗さを基板の表面粗さ
以下に平坦化することができ、従来のいかなる方法で得
られている反射率よりも高い反射率を実現することがで
きるものが得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による短波長用ミラーの形
成方法を示す真空蒸着装置の構成図、第2図はこの発明
の短波長用ミラーの形成方法による成膜の際の加速電圧
と付着力との関係を示す特性図、第3図はこの発明によ
る成膜の際の加速電圧と格子定数の関係を示す特性図、
第4図はこの発明および従来法による成膜の初期過程を
電子顕微鏡で見た状態を示す説明図、第5図はこの発明
および従来法によるミラーの反射率を示す特性図、第6
図は従来の成膜方法に使用する真空蒸着装置を示す構成
図、第7図は従来のバルクの最表面構造を示す断面図で
ある。 2は基板、3は膜(Au膜)、8は加速電極、11は真
空槽。 なお、図中、同一符号は同一、または相当部分を示す。 特 許 出 願 人   三菱電機株式会社第79 4 *2m +1:19y糟 第 図 痢 3 図 加速電圧(k) 婆誠針メ 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 少なくとも一部がクラスタイオン化された金属を原料と
    し、この金属クラスタを、真空槽内において加速電極に
    印加する加速電圧が3〜7KV、成膜速度が0.5〜5
    Å/S、成膜すべき基板の温度が0〜60℃、上記真空
    槽内の真空度が1×10^−^7Torr以下の条件下
    で、表面粗さが5Å以下の基板上に射突させて、膜厚5
    0〜1000Åの膜を形成する短波長用ミラーの形成方
    法。
JP2066298A 1990-03-16 1990-03-16 短波長用ミラーの形成方法 Pending JPH03266803A (ja)

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