JPH0326492B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は排気した容器内に電子ビーム発生用の
電子銃と、前記電子ビームによつて走査されるタ
ーゲツトとを具え、前記電子銃が該電子銃の軸線
のまわりに同軸的に設けられたカツプ状の陰極ス
リーブを有する陰極ユニツトを具え、前記陰極ス
リーブの端面が前記軸線に垂直に延在し、かつ前
記陰極スリーブ内に陰極フイラメントがあり、前
記陰極スリーブの端面に電子ビーム放射体を設
け、前記軸線にほぼ垂直に延在する金属アセンブ
リ−プレートにおける中央孔内に前記陰極スリー
ブを細い懸垂ロツドによつて同軸的に懸垂し、前
記懸垂ロツドをアセンブリ−プレートに連結し、
該アセンブリ−プレートが前記中央孔以外に孔を
具え、これらの孔内に前記軸線に対してほぼ平行
に延在する支持ピンを絶縁材料により設け、陰極
フイラメント用の接続タブを前記支持ピンに接続
した陰極線管に関するものである。

斯種の陰極線管の応用分野は極めて広く、例え
ばテレビジヨン撮像管、テレビジヨン表示管、オ
シロスコープ管等に用いられる。テレビジヨン撮
像管ではターゲツトを透明信号電極上の光導電層
のような光感応層とすることが屡々あり、これを
管を閉成する窓の内壁に設けている。テレビジヨ
ン表示管およびオシロスコープ管のターゲツトは
種々の色に発光する１つ以上のけい光体を具えて
おり、これらのけい光体は管の表示窓の内側に１
つ以上の層形態または線状或いはドツト形態で披
着されている。

斯種の陰極線管については本願人の出願に係る
特願昭56−58672号（特開昭56−168316号公報）
に記載されており、これに記載されている陰極ユ
ニツトの一例では金属アセンブリ−プレートを陰
極支持円筒部の一端に接続する。また、この陰極
支持円筒をガラスリングと金属円筒部を介してカ
ツプ状の制御電極に接続している。しかし、この
ような構成はその組立が多少面倒であり、また使
用するコンポーネントは極めて正確に製造する必
要があり、しかも溶接回数も非常に多い。

陰極ユニツトに陰極スリーブを位置付け、かつ
カツプ状の制御電極内に陰極ユニツトを位置付け
るのは困難な作業である。その理由は、陰極ユニ
ツトは位置決めの出発点として使用し得る明確な
基準面を有していないからである。

本発明の目的は陰極ユニツトを簡単、かつ正確
に製造でき、しかもその陰極ユニツトが位置決め
用の基準面を有する陰極線管を提供することにあ
る。

本発明は冒頭にて述べた種類の陰極線管におい
て、陰極ユニツトが金属アセンブリ−プレートに
ほぼ平行に延在する金属支持プレートを有し、該
支持プレートが支持ピンを挿通する２個の孔と、
フイラメント連結部を通す少なくとも１個の孔と
を有しており、アセンブリ−プレートと、支持ピ
ンと、支持プレートとを各支持ピンのまわりの絶
縁材料製のプラグによつて合体させるようにした
ことを特徴とする。

上述したような構成とすれば、陰極ユニツトは
組立て易い極めてコンパクトなものとなる。陰極
スリーブはアセンブリ−プレートに対して位置付
けられて、陰極ユニツトはアセンブリ−プレート
によつてカツプ状の制御電極内に位置付けられ
る。電子銃の軸線に対して垂直に延在するアセン
ブリ−プレートの表面が基準面として用いられ
る。陰極ユニツトは管軸線に垂直に延在する撮像
管の容器内壁面の一部に支持プレートを押し当て
てテレビジヨン撮像管内に設けることができる。
この場合、支持プレートはアセンブリ−プレート
に対して正確に平行に位置付けられると共にその
プレートから所定距離隔てて位置付けられる。斯
種の容器を有している撮像管は例えば本願人の出
願に係る特願昭56−144829号（特開昭57−82945
号公報）に記載されている。前記本発明によれ
ば、陰極ユニツトを数回のスポツト溶接によつて
カツプ状の制御電極内に接続することもできる。
この場合、支持プレートにはその縁部に電子銃の
軸線に平行に延在するスカート部または電子銃の
軸線に平行に延在する少なくとも２個のタブを設
ける。

本発明の好適例によれば、支持ピンの一端部を
アセンブリ−プレートの孔内に入れて、その孔内
の絶縁材料中に十分に埋設させる。このようにす
れば、陰極から蒸発した材料がアセンブリ−プレ
ートと支持ピンとの間を短絡するようことがなく
なるため、電気的な絶縁問題は殆んどなくなる。

さらに本発明の他の好適例によれば、前記各懸
垂ロツドを塑性変形する。

本発明の他の好適例によれば、支持プレートに
中央孔をあけることによつて、金属アセンブリ−
プレートと支持プレートの中央孔に既知の円筒状
の金属製熱反射スクリーンを陰極スリーブのまわ
りに同軸的にその陰極スリーブから僅かの距離離
間させて設け、前記熱反射スクリーンによつて陰
極スリーブの開放端を覆うと共に、反射スクリー
ンをアセンブリ−プレートに接続するようにす
る。

本発明は各々が金属アセンブリ−プレートと、
共通の支持プレートを具えている３個の電子銃を
有するカラー表示管にも使用することができる。

上記共通支持プレートは共通の第１カツプ状制
御電極内に接続することができる。このような共
通制御電極には陰極制御を用いる必要がある。そ
の理由は電子ビームは共通制御電極を介して個々
制御することができないからである。この場合に
は制御信号を電気的に絶縁したアセンブリ−プレ
ートを介して陰極スリーブに供給する。なお、陰
極制御を用いる電子銃系については米国特許
3772554号に開示される。

図面につき本発明を説明する。

第１図は本発明による陰極線管、本例の場合に
は“イン−ライン”タイプのカラー表示管の断面
図である。

ガラス容器１は表示窓２と、フアンネル状部分
３と、ネツク４とを具えている。このネツク４内
には電子ビーム８，９および１０をそれぞれ発生
する３個の電子銃５，６および７を設ける。電子
状５〜７の軸線は図面の平面と同一平面内にあ
る。中央電子銃６の軸線は管軸線１１とほぼ一致
する。３個の電子銃はネツク４内に同軸内に配置
したスリーブ１６に通じている。表示窓２はその
内側に３個で一組を成す線状のけい光物質を多数
組有している。各組は緑色に発光するけい光体か
ら成る線と、青色に発光するけい光体から成る線
と、赤色に発光するけい光体から成る線とを具え
ている。

上述したように３個で一組を成す多数のけい光
体で表示スクリーン１２を構成する。線状の各け
い光体は図面の平面に対して垂直である。表示ス
クリーン１２の前には極めて多数の細長形の孔１
４を有しているシヤドウマスク１を設け、上記多
数の孔を経て電子ビーム８，９および１０を放射
させる。なお、これらの電子ビームは偏向コイル
系１５によつて表示スクリーン１２上に水平方向
（図面の平面内における方向）に偏向されると共
に垂直方向（図面の平面に垂直の方向）にも偏向
される。３個の電子銃はそれらの軸線が互いに小
角度を囲むように組立てる。これがため、電子ビ
ームは斯かる小角度、所謂色選択角度で孔１４を
通過し、各ビームは或る色の線状けい光体にのみ
衝突するようになる。

第２図は本発明による第１図の表示管にける電
子銃の内の１個の電子銃の長手方向断面図であ
る。制御電極２１内にある陰極ユニツト２２は陰
極スリーブ３０を有しており、その陰極スリーブ
の上にはビーム放射面３５を有するタングステン
含浸本体３３がある。放射電子ビームはビーム放
射面３５に対向して設けた制御電極２１の孔２５
を径て放射されてから電極２６，２７および２８
によつて加速され、かつ集束される。カラー表示
管では陰極電極を例えば＋30Vとし、制御電極を
例えば0Vの定常電位とし、第２電極２６の電位
を1000Vとし、第３電極２７の電位を6000Vと
し、第４電極２８の電位を27kvとする。斯様な
陰極ユニツトは（例えばテレビジヨン撮像管にお
けるような）ダイオード電子銃にも使用し得るこ
とは勿論である。ダイオード電子銃では陰極の後
に正電圧がかけられる陽極を後続させるのが普通
である。

第３図は第２図に示す電子銃に用いられるよう
な陰極ユニツトの断面図であり、この第３図に示
すユニツトの各部の寸法は実際の寸法の約10倍に
拡大して示してある。陰極スリーブ３０内に設け
る陰極フイラメント３１は厚さが0.075mmのNiFe
製の連続タブ３２に接続する。容器３４内にあつ
て、放射面を有しているタングステン含浸本体３
３は、肉厚が0.1mmのモリブデン製の陰極スリー
ブ３０の端面上に設ける。タングステン含浸本体
３３のまわりに容器を形成することについては本
願人の出願に係る特願昭52−91510号（特開昭53
−28365号）に開示されている。陰極スリーブ３
０は細い金属支持棒３６によつて熱反射スクリー
ン３７内に同軸的に自己保持されるように懸垂さ
せる。細い金属製の支持（懸垂）ロツド３６は金
属ワイヤまたは金属ストリツプとすることができ
る。この例では直径が0.05mmで、長さが約２mmの
タングステン−レニウム製の４本の各ワイヤの一
端を厚さが0.5mmのNiFe製のアセンブリ−プレー
ト３８に接続すると共に、これらワイヤの他端を
ホルダー（容器）３４と陰極スリーブ３０との間
に接続する。しかし、ワイヤを２本だけ用い、こ
れらのワイヤをアセンブリ−プレート３８に固着
すると共にホルダー３４と陰極スリーブ３０との
間にて互いに交差させることもできる。陰極スリ
ーブ３０の端面における２本のワイヤの交差個所
には孔３９または凹所を設けて、この交差個所に
おける組立てを難なく行えるようにする。

ワイヤ３６を溶接した後、陰極スリーブをアセ
ンブリ−プレート３８に対して位置決めする際に
上記ワイヤを延伸させる。この調整後に陰極スリ
ーブがスプリングバツクしないようにするため
に、斯かる調整中にはワイヤの材料が降伏点を通
するようにワイヤ３６を延伸させる。この結果、
放射面３５がアセンブリ−プレート３８に対して
正確に平行となり、しかもそれから所望距離とな
るように陰極スリーブを位置付けすることができ
る。このように、陰極スリーブを正確に位置付け
ることによつて、陰極スリーブ３０と熱反射スク
リーン３７との間の距離を極めて短く（0.2mm）
することができ、このことは前記熱反射スクリー
ンの作用にとつて好ましいことである。アセンブ
リ−プレート３８には２個の孔４０をあけ、また
支持プレート４１にも２個の孔４２をあける。陰
極接続タブ３２をスポツト溶接する支持ピン４４
を、ガラスセラミツク製のプラグ４３によつて前
記孔内に同軸的に接続する。アセンブリ−プレー
ト３８は、支持ピン４４および支持プレート４１
を互いに接続する間にこれらのコンポーネントを
型内に互いに位置決めする。各コンポーネントの
接続後に支持プレート４１にスカート部４５を設
ける。これは、スカート部４５を予じめ支持プレ
ート４１に設ける場合には、支持プレート４１の
平面が水平となるようにスカート部の長さを正確
に定めなければならないから、陰極ユニツトの組
立てが厄介となるからである。アセンブリ−プレ
ート３８は基準プレートとして用いる。第３図に
示す陰極ユニツトをカツプ状の制御電極内に位置
させる際にもアセンブリ−プレート３８を基準プ
レートとして用いる。これがため、支持プレート
４１またはカツプ状の制御電極内には１個以上の
孔を設けて、アセンブリ−プレート３８に接近で
き、かつそれを見るたとができるようにすること
も屡々ある。

第４図は第３図に示した陰極ユニツトの底面図
である。ここに第３図のものと同一部分を示すも
のには同一符号を付して示してある。

第５図はカラー表示管用に一体化した電子銃の
斜視図である。電子銃系５０は共通制御電極５１
を具えておりこの電極内には第３図に示したよう
な３個の陰極ユニツトを設けるが、この図では陰
極ユニツトの接続タブ３２が見えるだけである。
上記制御電極５１をカツプ状の第２電極５４に接
続されるセラミツク材料製のデイスク５３に接続
する。電子ビームは３つの電子ビームに共通の集
束電極５５と加速電極５６によつて集束される。
集束電極５５は２個のカツプ状部分５７と５８の
各開放端部を接続して構成する。接触ばね６１お
よび心立ばね６０を有している心立スリーブ５９
を加速電極５６に接続する。接触ばね６１は管壁
の内側に設けた導電層と電気的に接触させる。心
立ばね６０は管のネツク内に電子銃系５０を位置
付けする。電極５４，５５および５６はガラスロ
ツド６３にシールしたブレース６２を具えてい
る。なお、図面の明瞭化のためにガラスロツド６
３は１本図示してあるだけである。各ガラスロツ
ドは表示管の所謂マウントにおけるリードスルー
ピンに電子銃系を接続するための接続ピン６４を
具えている。

第６図は第５図に示した電子銃系を構成する３
電子銃の軸線方向の断面図である。カツプ状の共
通制御電極５１の内側に設ける陰極ユニツト７０
は第２図につき述べたような方法で懸垂される３
個の陰極を具えているが、この場合の陰極ユニツ
トの共通支持プレート７１は電子銃の軸線に平行
に延在するスカート部７２を有しており、このス
カート部はスポツト溶接によつて電極５１に接続
する。また、この電極５１はセラミツクプレート
５３を介して電極５４に接続する。電極５１は３
個の孔７３を有しており、電極５４も３個の孔７
４を有している。電極５４に接続したプレート７
５は３つの突出部７６を有しており、これらの各
突出部には孔７７をあけてある。これらの各孔７
７は集束レンズ内における電子ビームの断面を規
制して、電子ビームが表示スクリーンに所望スポ
ツトの大きさで当るようにするのに仕える。集束
電極５５は孔７８と７９を有しており、加速電極
５６は孔８０を有している。孔８１を有するカツ
プ状の心立て電極５９は加速電極５６の開放端に
接続する。斯種電子銃の各コンポーネントおよび
孔の寸法については本出願人の出願に係る特願昭
55−69070号（特開昭55−161337号公報）に記載
されている。

第７図は第５および６図に示した電子銃系の底
面図であり、ここに第４，５および６図に示した
各部と同一部分を示すものには同一符合を付して
示してある。なお、この第７図では金属アセンブ
リ−プレート３８（第３図）を破線にて示してあ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるカラー表示管の一例を示
す長手方向断面図、第２図は第１図の表示管にお
ける電子銃の内の１個の電子銃の長手方向断面
図、第３図は第２図の一部を詳細に示した断面
図、第４図は第３図の底面図、第５図はカラー表
示管用の一体構成の電子銃系を示す斜視図、第６
図は第５図に示した電子銃系の３電子銃の軸線方
向の断面図、第７図は第５および６図に示した電
子銃系の底面図である。 １…容器、２…表示窓、４…ネツク、５，６，
７…電子銃、１２…表示スクリーン、１３…シヤ
ドウマスク、１５…偏向コイル系、２１…カツプ
状制御電極、２２…陰極ユニツト、２６…第２電
極、２７…第３電極、２８…第４電極、３０…陰
極スリーブ、３１…陰極フイラメント、３２…陰
極接続タブ、３３…電子ビーム放射体、３５…ビ
ーム放射面、３６…懸垂ロツド、３７…熱反射ス
クリーン、３８…アセンブリ−プレート、３９，
４０，４２…孔、４１…支持プレート、４３…プ
ラグ、４４…支持ピン、４５…スカート部、５０
…電子銃系、５１…共通制御電極、５３…セラミ
ツクデイスク、５４…カツプ状電極、５５…集束
電極、５６…加速電極、５９…心立てスリーブ、
６０…心立ばね、６１…接触ばね、６２…ブレー
ス、６３…ガラスロツド、６４…接触ピン、７０
…陰極ユニツト、７１…共通支持プレート、７２
…スカート部、７３，７４…孔、７５…プレー
ト、７６…突出部、７７，７８，７９，８０，８
１…孔。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 排気した容器内に電子ビーム発生用の電子銃
   と、前記電子ビームによつて走査されるターゲツ
   トとを具え、前記電子銃が該電子銃の軸線のまわ
   りに同軸的に設けられたカツプ状の陰極スリーブ
   を有する陰極ユニツトを具え、前記陰極スリーブ
   の端面が前記軸線に垂直に延在し、かつ前記陰極
   スリーブ内に陰極フイラメントがあり、前記陰極
   スリーブの端面に電子ビーム放射体を設け、前記
   軸線にほぼ垂直に延在する金属アセンブリ−プレ
   ートにおける中央孔内に前記陰極スリーブを細い
   懸垂ロツドによつて同軸的に懸垂し、前記懸垂ロ
   ツドをアセンブリ−プレートに連結し、該アセン
   ブリ−プレートが前記中央孔以外に孔を具え、こ
   れらの孔内に前記軸線に対してほぼ平行に延在す
   る支持ピンを絶縁材料により設け、陰極フイラメ
   ント用の接続タブを前記支持ピンに接続した陰極
   線管において、前記陰極ユニツトが前記金属アセ
   ンブリ−プレートにほぼ平行に延在する金属支持
   プレートを有し、該支持プレートが支持ピンを挿
   通させる２個の孔と、フイラメント連結部を通す
   少なくとも１個の孔とを有しており、前記アセン
   ブリ−プレートと、前記支持ピンと、前記支持プ
   レートとを前記各支持ピンのまわりの絶縁材料製
   のプラグによつて合体させるようにしたことを特
   徴とする陰極線管。 ２ 特許請求の範囲１記載の陰極線管において、
   各支持ピンの一端部をアセンブリ−プレートにお
   ける孔内に入れて、その孔内の絶縁材料中に十分
   埋設させるようにしたことを特徴とする陰極線
   管。 ３ 特許請求の範囲１または２に記載の陰極線管
   において、前記各懸垂ロツドを塑性変形したこと
   を特徴とする陰極線管。 ４ 特許請求の範囲１〜３の何れか１つに記載の
   陰極線管にいて、該陰極線管を、各電子銃が金属
   アセンブリ−プレートと共通支持プレートとを具
   えている３個の電子銃を有するカラー表示管とし
   たことを特徴とする陰極線管。 ５ 特許請求の範囲１〜４の何れか１つに記載の
   陰極線管において、金属アセンブリ−プレートと
   支持プレートの中央孔に同軸的に円筒状の金属製
   熱反射スクリーンを陰極スリーブのまわりに同軸
   的に設け、前記熱反射スクリーンによつて陰極ス
   リーブの開放端を覆うと共に、熱反射スクリーン
   をアセンブリ−プレートに接続するようにしたこ
   とを特徴とする陰極線管。 ６ 特許請求の範囲１〜５の何れか１つに記載の
   陰極線管において、支持プレートの縁部に電子銃
   の軸線に平行に延在するスカート部を設けたこと
   を特徴とする陰極線管。 ７ 特許請求の範囲１〜５の何れか１つに記載の
   陰極線管において、支持プレートの縁部に電子銃
   の軸線に平行に延在する少なくとも２個のタブを
   設けたことを特徴とする陰極線管。 ８ 特許請求の範囲１〜７の何れか１つの記載の
   陰極線管において、陰極スリーブの端面に中央孔
   または凹所を設けて、この個所にて細い懸垂ロツ
   ドを互いに交差させるようにしたことを特徴とす
   る陰極線管。