JPH03264784A - 多機能ベーンポンプ - Google Patents

多機能ベーンポンプ

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JPH03264784A
JPH03264784A JP6458390A JP6458390A JPH03264784A JP H03264784 A JPH03264784 A JP H03264784A JP 6458390 A JP6458390 A JP 6458390A JP 6458390 A JP6458390 A JP 6458390A JP H03264784 A JPH03264784 A JP H03264784A
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JP
Japan
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oil
pump
pump chamber
volume
rotor
Prior art date
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Pending
Application number
JP6458390A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadataka Narumi
鳴海 忠孝
Susumu Honaga
進 穂永
Koichi Iwamoto
岩本 浩一
Motoyasu Yamamori
元康 山盛
Tadao Iwase
忠男 岩瀬
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Toyoda Koki KK
Original Assignee
Toyoda Koki KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はバキュームポンプ機能とコンプレッサ機能を一
台のポンプで兼ねる多機能ベーンポンプの、オイル供給
構造の改良に関する。
[従来の技術] 車両搭載の空圧機器において正圧と負圧の両方を必要と
する場合があり、かかる要請をコンパクトかつ簡単な構
成で実現したベーン型の多機能ポンプが提案されている
。かかるベーンポンプは、ロータ外周に多数設けたベー
ンの先端を、ロータ中心に対して偏心して設けたカムリ
ングの内周面に当接せしめて各ベーン間にポンプ室を形
成したもので、ポンプ各部の潤滑はもちろん、ベーン摺
動部等での気密性を確保し、ポンプ効率を向上せしめる
ためにも、適当なオイル供給をなすことが必要である。
かかるオイル供給構造の一例を第4図で説明する。ベー
ンポンプには、回転するベーン2により形成されるポン
プ室Pのうち、容積拡大開始時のポンプ室P1にバキュ
ーム吸込ポート31を連通せしめるとともに、容積最大
拡大時のポンプ室P2にコンプレッサ吸込ポート32を
連通せしめ、さらに容積縮小終了時のポンプ室P3にコ
ンプレッサ吐出ポート33を連通せしめである。
上記バキューム吸込ポート31はバキュームタンクTに
連結され、コンプレッサ吸込ポート32は大気に開放さ
れている。コンプレッサ吐出ポート33からは圧縮エア
供給管4が延出し、これには途中オイルセパレータ41
が設けである。オイルセパレータ41のオイル導出管4
2は密閉されたオイルタンク5−に戻され、オイルタン
ク5−からは途中で分岐するオイル供給管71によって
オイルがロータ回転軸83およびベーン2背後と、ポン
プ室P3に近いポンプ室P内に供給されている。
密閉されたオイルタンク5−内のオイルには圧縮エアが
印加されることにより、比較的高圧のオイルがポンプ各
部へ送給される。
[発明が解決しようとする課題] 上記構成のオイル供給構造において、ポンプ室P1にお
いては負圧を生じているため、この部分のベーン2背後
に高圧のオイルを供給すると、ベー72の突出力が大き
くなり過ぎ、当接するカムリング3との間で摩耗を生じ
易い。
また上記従来構造ではオイルは、圧縮エアとともに排出
されてオイルセパレータ41で分離され戻った分かベー
ンポンプへ供給されるのみであるから、オイル供給量が
不足し勝ちで、高速回転時に焼付きを生じるおそれがあ
った。
本発明はかかる従来の課題を解決するもので、十分なオ
イルを供給できるとともに、ベーンの摩耗や焼付きを生
じることがない多機能ベーンポンプを提供することを目
的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明の詳細な説明すると、ロータ1(第1図)の外周
に径方向外方へ突出付勢されたベー72を等間隔で複数
設け、上記ロータエの外方に偏心状態で設けたカムリン
グ3の内周面に上記各ベーン2の先端を当接せしめて各
ベーン2間にポンプ室Pを形成し、ロータ1の回転に伴
い漸次容積が拡大した後、漸次容積が縮小する上記各ポ
ンプ室Pについて、容積拡大開始時のポンプ室PLにバ
キューム吸込ポート31を、容積最大拡大時のポンプ室
P2にコンプレッサ吸込ポート32を、容積縮小終了時
のポンプ室P3にコンプレッサ吐出ポート33をそれぞ
れ連通せしめた多機能ベーンポンプは、上記コンプレッ
サ吐出ポート33より延出する圧縮エア供給路4の途中
にオイルセパレタ41を設けて、該オイルセパレータ4
1のオイル導出路42を密閉されたオイルタンク5に接
続し、一方、上記各ベー72に背圧を印加する背圧溝2
1を連通してポンプ作用をなすロータ内空間laの上記
容積拡大開始時のポンプ室PLの位置に設けられる吸入
部11に上記オイルタンク5がらのオイル供給&’fi
61を接続するとともに、該オイル供給路61中にはオ
イル減圧手段63を介設し、かつ上記ロータ内空間1a
の上記容積縮小終了時のポンプ室P3の位置に設けられ
る吐出部12には上記オイルタンク5へ戻るオイルリタ
ーンFl@62を接続したものである。
[作用] 本発明の構成においては、オイル供給&ilとオイルリ
ターンF!ll62で閉ループ路が形成され、かかる閉
ループ路にはポンプ作用をなすロータ内空間1aにより
、十分なオイルが循環供給されるから、ベーンポンプ内
の摺動部で焼付き等を生じることはない。
また、オイルタンク5内のオイル圧は圧縮エア圧と等し
い高圧となっているが、これはオイル供給路61に設け
たオイル減圧手段63により減圧されて、低圧となって
ロータ内空間1aの吸入部11に供給される。この吸入
部11は、バキューム吸込ポート3■に連通するポンプ
室P1を形成するベーン2の背後に位置しているから、
ポンプ室P1を形成するベー72の背圧は低くなって過
大な押出力が作用することはなくなり、これにより、特
にその先端部の摩耗が効果的に防止される。
[実施例] 第3図において、ポンプハウジングはカムリング3と、
これを挟んで両側に密着連結さtしたサイドブレード8
1.82により構成され、ポンプハウジングの中央を貫
通して回転軸83が配設しである。この回転軸83は一
端に設けたプーリ84を介してエンジンにより駆動回転
せしめられる。
上記回転軸83には円形ロータ■(第2図〉がスプライ
ン結合されており、該ロータ■には外周面に等間隔で径
方向へ延びる多数の背圧溝21が形成されて、各背圧溝
21に摺動自在にベーン2が配設しである。これらベー
ン2の先端は、ロータ中心に対して偏心して形成された
カムリング3の内周面に当接し、ベーン2間にそれぞれ
ポンプ室Pを形成している。これらポンプ室Pはロータ
1の回転に伴って(第2図の矢印)漸次容積が拡大した
後、漸次容積が縮小し、これを繰返すことによりポンプ
作用を行なう。
すなわち、上記カムリング3内には、容積拡大開始時の
ポンプ室PLに面してバキューム吸込みポート31が形
成され、また、容積最大拡大時のポンプ室P2に面して
コンプレッサ吸込ポート32が形成され、さらに容積縮
小終了時のポンプ室P3にはコンプレッサ吐出ポート3
3が形成されている。しかして、ポンプ室P1により、
バキューム吸込ポート3↓に連通するバキュームタンク
T(第1図〉内のエアが吸引される。また、容積最大拡
大時のポンプ室P2に吸引された大気エアは、当該ポン
プ室の縮小により圧縮され、容積縮小終了時のポンプ室
P3よりコンプレッサ吐出ポート33を経て圧縮エア供
給管4へ圧縮エアとして送出される。
上記ロータlは両端面の中心部が凹状となって、ここに
円形のベーン押付はリング22が配設され、その外周と
ロータ内周間にロータ内空間1a(第2図〉か形成され
ている。このロータ内空間1aは上半部と下半部で間隙
を経て各ベーン2の背圧溝21に連通しており、ロータ
回転に住いへ一ン2が次第に背圧溝21より進出してい
る上記下半部には吸入部11が形成され、ベーン2が次
第に背圧溝21内に退入している上記上手部には吐出部
12が形成されている。
上記サイドプレート81には回転軸83周りを経て上記
吸入部11へ至るオイル循環A’15(第3図〉が形成
されており、また上記吐出部12に連通する閃格のオイ
ル循環路が形成されて、これはサイドプレート82に設
けたオイル排出ポート86に至っている。
上記ベーンポンプへのオイル供給路を第1図に示す。図
において、圧縮エア供給管4の途中にはオイルセパレー
タ41が設けてあり、これより延びるオイル導出管42
は密閉されたオイルタンク5に接続°しである。
オイルタンク5より延びるオイル供給管61は下流で二
つに分岐して、一方の分岐管611はベーンポンプ内の
上記オイル循環路85(第3図)に接続されてロータ内
空間1aの吸入部11に至り、他方の分岐管612は上
記コンプレッサ吸込ポート32近くに設けたオイル供給
ポート34(第2図)に接続しである。上記分岐管6)
↑には途中に減圧弁63が設けである。
また、上記オイルタンク5より延びるオイルリターン管
62はベーンポンプの上記オイル排出ポート86に接続
されている。
上記構造のベーンポンプにおいて、オイルタンク5内の
オイルには圧縮エア圧が印加されており、オイル供給管
61を経て分岐管611よりロータ内空間1aの吸入部
11に至る。オイルは上記分岐管611に設けた減圧弁
63により大きく圧力を降下せしめられて、十分な低圧
となって上記吸入部11に供給される。吸入部11に至
ったオイルは各ベーン2の背圧溝21内に流入して、ベ
ン2の回転移動に伴い圧縮エア圧まで圧縮昇圧され吐出
部12よりリターン管62を経て上記オイルタンク5へ
戻される。
かくして、ポンプ作用をなす上記ロータ内空間laによ
り、オイルタンク5よりオイル供給管6エ、オイルリタ
ーン管62を経て再びオイルタンク5に戻る閉ループ路
に十分なオイルが供給されて、焼付き等を生じないベー
ンポンプの円滑な作動が保証される。
この場合、ロータ内空間1aの吸入部11のオイル圧は
低く、したがってバキューム吸込ポート31に連通する
ポンプ室P1を形成するベーン2の背圧は低く抑えられ
るから、ベーン2に過度の突出力が作用してその摩耗を
促進する問題は生じない。このオイル圧はロータ内空間
1aのポンプ作用により吐出部12では高くなるから、
コンプレッサ吐出ポート33に連通する高圧のポンプ室
P3を形成するベーン2の背圧は充分高くなって、適正
な突出力が付与される。
なお、本実線側において、減圧弁63を設けるのに代え
て、流路の一部に絞り部を設けて減圧するようにもでき
る。
[発明の効果] 以上の如く、本発明の多機能ベーンポンプによれば、オ
イル減圧手段によりロータ内空間の吸入部に低圧のオイ
ルが供給されるので、この部分でのベーンの過度な突出
力を抑えてその摩耗を低減できるとともに、ロータ内空
間のポンプ作用により十分なオイルを供給してポンプ摺
動部の焼付きを効果的に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の一実施例を示し、第1図
はオイル供給経路を示す図、第2図はベーンポンプの横
断面図で、第3図の■−■線に沿う断面図、第3図はベ
ーンポンプの縦断面図、第4図は従来のオイル供給経路
を示す図である。 1・・・ロータ 1a・・・ロータ内空間 11・・・吸入部 12・・・吐出部 2′;・・ベーン 21・・・背圧溝 3・・・カムリング 31・・・バキューム吸込ポート 32・・・コンプレッサ吸込ポート 33・・・コンプレッサ吐出ポート 4・・・圧縮エア供給管(圧縮エア供給路〉4■・・・
オイルセパレータ 42・・・オイル導出路 5・・・オイルタンク 61・・・オイル供給管(オイル供給路〉62・・・オ
イルリターン管(オイルリターン路)63・・・減圧弁
(減圧手段〉 P、PL、P2、P3・・・ポンプ室 第3図 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ロータの外周に径方向外方へ突出付勢されたベーンを等
    間隔で複数設け、上記ロータの外方に偏心状態で設けた
    カムリングの内周面に上記各ベーンの先端を当接せしめ
    て各ベーン間にポンプ室を形成し、ロータの回転に伴い
    漸次容積が拡大した後、漸次容積が縮小する上記各ポン
    プ室について、容積拡大開始時のポンプ室にバキューム
    吸込ポートを、容積最大拡大時のポンプ室にコンプレッ
    サ吸込ポートを、容積縮小終了時のポンプ室にコンプレ
    ッサ吐出ポートをそれぞれ連通せしめた多機能ベーンポ
    ンプにおいて、上記コンプレッサ吐出ポートより延出す
    る圧縮エア供給路の途中にオイルセパレータを設けて、
    該オイルセパレータのオイル導出路を密閉されたオイル
    タンクに接続し、一方、上記各ベーンに背圧を印加する
    背圧溝を連通してポンプ作用をなすロータ内空間の上記
    容積拡大開始時のポンプ室の位置に設けられる吸入部に
    上記オイルタンクからのオイル供給路を接続するととも
    に、該オイル供給路中にはオイル減圧手段を介設し、か
    つ上記ロータ内空間の上記容積縮小終了時のポンプ室の
    位置に設けられる吐出部には上記オイルタンクへ戻るオ
    イルリターン路を接続したことを特徴とする多機能ベー
    ンポンプ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100482859B1 (ko) * 2002-10-14 2005-04-14 현대자동차주식회사 압축기와 진공펌프의 통합장치
CN103321901A (zh) * 2013-07-05 2013-09-25 王洪继 叶片泵

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100482859B1 (ko) * 2002-10-14 2005-04-14 현대자동차주식회사 압축기와 진공펌프의 통합장치
CN103321901A (zh) * 2013-07-05 2013-09-25 王洪继 叶片泵
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