JPH0326363Y2 - - Google Patents

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JPH0326363Y2
JPH0326363Y2 JP1985007897U JP789785U JPH0326363Y2 JP H0326363 Y2 JPH0326363 Y2 JP H0326363Y2 JP 1985007897 U JP1985007897 U JP 1985007897U JP 789785 U JP789785 U JP 789785U JP H0326363 Y2 JPH0326363 Y2 JP H0326363Y2
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solenoid valve
control circuit
valve body
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electromagnetic coil
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、自動車の吸気制御等に用いられる電
磁弁に関するもので、特に、エンジン温度やエン
ジン回転数等に応じて吸気制御バルブの開閉制御
を行う電磁弁に関するものである。
[従来の技術] この種の従来の電磁弁は第2図の断面図に示す
ように構成されており、電磁弁本体1は合成樹脂
性等の非磁性体ボビン2に電磁コイル3を巻回
し、前記ボビン2を合成樹脂性カバー4で被包
し、前記ボビン2の中心孔に固定鉄心5と可動鉄
心6とを配する基本的構成を有している。これら
の技術は実開昭55−171770号で公知である。第2
図に示した従来例について、更に説明を加える
と、非磁性体ボビン2に巻回した電磁コイル3に
よつて、固定鉄心5及び可動鉄心6を含む磁気回
路を形成するため、合成樹脂性カバー4の外側に
磁性体のヨーク7a及び7bを配設する。そし
て、固定鉄心5と可動鉄心6との間に圧縮スプリ
ング8を挾着する。
前記可動鉄心6には弁体13及び弁体14が取
り付けられていて、負圧入口路9または大気圧路
11を開閉する。なお、本実施例においては、負
圧入口路9及び負圧出口路10は非磁性体ボビン
と一体成型されている。
上記の構成において、電磁コイル3に通電する
と、固定鉄心5、可動鉄心6及びヨーク7からな
る磁気回路に磁束が発生し、可動鉄心6と固定鉄
心5との間に吸引力が生じて、可動鉄心6を圧縮
スプリング8の附勢力に抗して固定鉄心5に吸着
させる。この結果、インテークマニホールドに連
通した負圧入口路9の弁体13が開き、負圧作動
弁に連通する負圧出口路10とを導通させ、負圧
入口路9と大気圧路11との間を弁体14によつ
て遮断される。電磁コイル3の通電を断つと、可
動鉄心6が圧縮スプリング8の附勢力によつて、
弁体13が負圧入口路9を遮断し、負圧作動弁に
連通する負圧出口路10はその開口端が大気圧状
態にある大気圧路11との間が導通される。
この種の電磁弁本体1をエンジン温度や回転数
に応じて開閉制御する場合、エンジン温度やエン
ジン回転数等に応じたセンサの出力信号の信号状
態を判断し、その出力を電磁コイル3へ通電する
コンピユータ等を内蔵する制御回路によつて、電
磁弁本体1の開閉制御を行つている。
[考案が解決しようとする問題点] ところが、この様な制御系においては、電磁弁
本体はエンジン温度、エンジン回転数等の条件を
コンピユータ等の制御回路で判断して電磁弁本体
をオン・オフ制御するのが一般的であるが、この
場合、制御回路をダツシユボード内に装着し、電
磁弁本体との間をワイヤーハーネス及びコネクタ
で接続しているため、車輌上のエンジン付近に配
設したコネクタの接続部分の耐振動性に問題があ
つた。
更に、制御回路の配置箇所をダツシユボードと
したものにあつては、制御回路と電磁弁本体との
距離が離れているから、ワイヤーハーネスが長く
なり、ワイヤーハーネスの信号にノイズが乗りや
すいという問題点があつた。
例えば、この種の従来技術として、実開昭59−
142578号公報で電磁弁と制御用コンピユータとが
別体となつたものを挙げることができる。しか
し、前記公報で図示された電磁弁と制御用コンピ
ユータとが別体となつたものにおいては、電磁弁
が制御用コンピユータの出力によつてコントロー
ルされている制御系を概念的に表現したものであ
り、前述したように、通常の使用を前提とするも
のである。したがつて、車輌上のエンジン付近に
配設した電磁弁と制御用コンピユータとを接続す
るコネクタの接続部分の耐振動性、ワイヤーハー
ネスが長くなることからワイヤーハーネスの耐ノ
イズ性も考慮する必要性がでてくる。
そこで、これらの問題点を除去するために、制
御回路を電磁弁本体と一体に構成することも可能
である。しかし、そのように一体構成とすると、
電磁コイルの通電時間が長いと電磁コイルから発
生するジユール熱及びエンジン温度の上昇によ
り、制御回路を構成する電子部品の耐熱性を超え
て電子部品が破壊されることも考えられる。例え
ば、この種の従来技術として、特開昭54−35412
号公報で電磁弁本体に雑音除去器を一体化した技
術を挙げることができる。しかし、電磁弁本体に
雑音除去器を一体化した場合には、電磁コイルの
通電時間が長いとそのジユール熱及びエンジン温
度の上昇等により、雑音除去器を構成する電子部
品の耐熱温度を超え、電子部品が破壊される可能
性があることから、それらの電子部品の耐熱温度
を非常に高く設計する必要がある。特に、このよ
うな電磁弁本体に、周囲温度を計測する温度セン
サ等の感熱部を一体に配設すると、電磁コイルの
ジユール熱による温度上昇の影響が無視できなく
なる可能性もある。
本考案は前記問題点を除去して、接続部分の信
頼性を上げると共に耐ノイズ性を向上させ、しか
も、電磁弁本体の温度上昇の影響を受け難くし、
構成部品のチエツクが容易な制御回路付電磁弁の
提供をその目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本考案の制御回路付電磁弁は、エンジンの吸気
制御する電磁弁であつて前記電磁弁を構成する電
磁弁本体と、その電磁弁本体内に収容された電磁
コイルと、前記電磁弁本体とは別体であつて前記
電磁コイルへの通電を制御する感熱部を有する制
御回路と、それら電磁コイルと制御回路とを接続
するリード線と、前記制御回路を収容するととも
に前記リード線の端部を保持するハウジングと、
前記ハウジングに形成されたコネクタとを具備
し、前記電磁弁本体をエンジンの近傍に配設し、
前記制御回路を前記電磁弁本体とは離間した位置
に配設したものである。
[作用] 斯くの如く構成することにより、エンジンの温
度上昇によつて、エンジンの吸気制御する電磁弁
を構成する電磁弁本体内に収容された電磁コイル
の温度を上昇させるが、前記電磁コイルへの通電
を制御する感熱部を有する制御回路は、前記電磁
弁本体の電磁コイルと制御回路とを接続するリー
ド線によつて、前記制御回路を前記電磁弁本体と
は離間した位置に別体に配設されているから、エ
ンジンの温度上昇の影響を断つことができる。ま
た、電磁コイルのジユール熱による温度上昇の影
響を受けることがないので、感熱部を有する制御
回路は、エンジン温度の影響がない状態で感熱部
が温度制御に入ることができる。
[実施例] 第1図は本考案の実施例の制御回路付電磁弁の
要部断面図である。
図において、電磁弁本体1を構成する非磁性体
ボビン2、電磁コイル3、磁性体ヨーク7a及び
7b、及び、非磁性体ボビン2と一体成型した負
圧入口路9及び負圧出口路10、大気圧路11は
第2図で示した従来例の電磁弁と同一または相当
する部分であり、電磁弁本体1の基本的構成は従
来と同一である。
電磁弁本体1の合成樹脂性カバー4には、リー
ド線20を挿通したゴム性のリード線ガイド21
が取り付けられており、前記リード線20の端部
は電磁コイル3の両端に接続されている。こうし
て、リード線20に加わる応力を前記リード線ガ
イド21が減少させるように構成している。リー
ド線20の他端は前記電磁弁をオン・オフ制御す
る制御回路30に、前記制御回路30を収納する
合成樹脂性ハウジング31に埋め込んだ端子(図
示せず)を介して接続される。更に、前記制御回
路30はハウジング31に一体に形成されたコネ
クタ32の接続端子33に接続される。
前記制御回路30は合成樹脂性ハウジング31
内に収納され、開口部から合成樹脂を流し込み、
制御回路30及びリード線20が合成樹脂性ハウ
ジング31と一体にモールドされる。このとき、
前記ハウジング31から導出されるリード線はゴ
ム性のリード線ガイド22を挿通させ、たとえ、
リード線20に応力が加わつてもそれを減少させ
るように構成する。なお、本実施例ではハウジン
グ31の一開口端をリード線ガイド22で構成し
て、モールドに使用する合成樹脂を受けている。
前記リード線20の長さ、即ち、制御回路30
側と電磁弁本体1の電磁コイル3側との距離は、
エンジンの温度上昇及び電磁弁配設箇所のスペー
ス、振動、ノイズ等の条件によつて決定される。
したがつて、振動等が大なる場合には、フレキシ
ブルリード線を使用するのが好ましい。また、ノ
イズ等が大きい場合には、シールド線を使用する
のが好ましい。しかし、通常はリード線20の長
さは短く設定されるから、特殊なリード線を使用
する必要はない。
上記の如く構成される本考案の実施例の制御回
路付電磁弁は、リード線20の長さを適当な長さ
に設定することにより、電磁コイル3と制御回路
30間のリード線20が、エンジンの温度上昇及
びエンジンの振動の影響を断つと共に、制御回路
30側と電磁弁本体1側の電磁コイル3を独立し
て製造できるから、製造時に独自に制御回路30
側と電磁弁本体1側のチエツクをすることができ
る。また、制御回路側と電磁弁本体側の電磁コイ
ル3を独立して製造できるから、車種に応じて制
御回路のみの変更、或いは電磁弁のみの変更によ
りそれに対応することができる。
したがつて、たとえ、電磁コイルの通電時間が
長くても、電磁コイル3と制御回路30間のリー
ド線20が、熱の移動を断つから、電磁コイルか
ら発生するジユール熱及びエンジン温度の上昇に
より、制御回路を構成する電子部品の耐熱性を超
えて電子部品が破壊されることがない。制御回路
に温度センサ等の感熱部を有するものでも、エン
ジン温度と周囲温度とが略一致することとがなく
なり、周囲温度の影響を無視することができる。
また、電磁弁本体を車輌上のエンジン付近に配設
しても電磁コイル3と制御回路30間のリード線
20が、エンジンの振動の影響を断つからコネク
タの接続部分の振動性を少なくすることができ、
更に、リード線20を短くするものであるから信
号にノイズが乗り難くなる。
[考案の効果] 以上の様に、本考案の制御回路付電磁弁は、電
磁弁を構成する電磁弁本体とこの電磁弁本体内に
収容された電磁コイルと、前記電磁弁本体とは別
体であり前記電磁コイルへの通電を制御する感熱
部を有する制御回路と、前記電磁コイルと前記制
御回路とを接続するリード線と、前記制御回路を
収容するとともに前記リード線の端部を保持する
ハウジングと、前記ハウジングに形成されたコネ
クタとを具備し、前記電磁弁本体を吸気制御する
エンジンの近傍に配設するとともに、前記制御回
路を前記電磁弁本体とは離間した位置に配設した
ものである。
したがつて、エンジンの近傍に配設した電磁弁
本体を構成する電磁コイルと、前記電磁弁本体を
制御する前記電磁弁本体とは離間した位置に配設
した制御回路との間を、リード線で接続したもの
であるから、前記制御回路側でのエンジンの温度
上昇の影響をリード線で断つことができ、また、
感熱部を有する制御回路と電磁コイルとが一体に
構成されていないから、電磁コイルのジユール熱
による温度上昇の影響を受けることがなく、感熱
部を有する制御回路は、エンジン温度の影響がな
い状態で所定周囲温度等の特定の個所の温度を検
出できる。
そして、リード線によつて前記電磁コイルと前
記制御回路とを接続する接続部分の振動を少なく
することができ、コネクタ及びその他の接続部分
の信頼性を上げることができる。また、前記電磁
コイルと前記制御回路とを接続するリード線は、
車輌上のエンジン付近に配設した電磁弁とそれら
の制御用コンピユータとを接続する場合のように
長くする必要がないから、その耐ノズル性を向上
させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の制御回路付電磁弁の
要部断面図、第2図は従来の電磁弁の断面図であ
る。 図において、1……電磁弁本体、3……電磁コ
イル、20……リード線、30……制御回路、3
1……ハウジング、32……コネクタ、である。
なお、図中、同一符号及び同一記号は、同一また
は相当部分を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 エンジンの吸気制御する電磁弁であつて前記電
    磁弁を構成する電磁弁本体とこの電磁弁本体内に
    収容された電磁コイルと、 前記電磁弁本体とは別体であり前記電磁コイル
    への通電を制御する感熱部を有する制御回路と、 前記電磁コイルと前記制御回路とを接続するリ
    ード線と、 前記制御回路を収容するとともに前記リード線
    の端部を保持するハウジングと、 前記ハウジングに形成されたコネクタを有する
    制御回路付電磁弁において、 前記電磁弁本体をエンジンの近傍に配設すると
    ともに、前記制御回路を前記電磁弁本体とは離間
    した位置に配設したことを特徴とする制御回路付
    電磁弁。
JP1985007897U 1985-01-23 1985-01-23 Expired JPH0326363Y2 (ja)

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JP1985007897U JPH0326363Y2 (ja) 1985-01-23 1985-01-23
US06/824,476 US4742988A (en) 1985-01-23 1986-01-23 Electrical apparatus including solenoid device and energization control circuit therefor

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JP1985007897U JPH0326363Y2 (ja) 1985-01-23 1985-01-23

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JPS61124774U JPS61124774U (ja) 1986-08-06
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5435412A (en) * 1977-08-24 1979-03-15 Hitachi Ltd Solenoid valve with noise preventor

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59142578U (ja) * 1983-03-16 1984-09-22 トヨタ自動車株式会社 電磁弁

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5435412A (en) * 1977-08-24 1979-03-15 Hitachi Ltd Solenoid valve with noise preventor

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JPS61124774U (ja) 1986-08-06

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