JPH0325721Y2 - - Google Patents

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JPH0325721Y2
JPH0325721Y2 JP1986101781U JP10178186U JPH0325721Y2 JP H0325721 Y2 JPH0325721 Y2 JP H0325721Y2 JP 1986101781 U JP1986101781 U JP 1986101781U JP 10178186 U JP10178186 U JP 10178186U JP H0325721 Y2 JPH0325721 Y2 JP H0325721Y2
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JP
Japan
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oil
container
rotating shaft
mixed
oil container
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JP1986101781U
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JPS638844U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、例えばマヨネーズソース、ドレツ
シング等の乳化状調味料を調合する調合装置に関
する。
[従来技術] 従来、例えばマヨネーズソースを調合する方法
としては、例えばミキサーのボトル内に卵黄、食
酢、塩等の被調合材料を投入した後、これら被調
合材料を撹拌部材により撹拌しながら植物油を投
入して乳化させることによりマヨネーズソースを
調合している。
[考案が解決しようとする問題点] 然し乍、上記した従来の調合方法にあつては、
植物油の投入量が調合者の感に大きく依存してい
る。このため、撹拌された被調合材料に対し植物
油をほぼ均一に投入することが困難であり、一度
に大量の植物油が被調合材料内に投入される問題
を有していた。この場合にあつては、植物油をき
めの細かい状態で乳化させることが出来ず、乳化
状調味料の味が悪くなる問題を有していた。
[考案の目的] 本考案の目的は、上記した従来の欠点に鑑み、
被調合材料に対して油をほぼ均一な状態にて供給
し、きめの細かい乳化状調味料に調合し得る乳化
状調味料の調合装置を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] このため本考案は、被調合材料が投入される容
器本体と、前記容器本体内にて回転可能に支持さ
れた回転軸に固着された撹拌部材と、前記回転軸
に着脱可能に取付けられ、外周の上部に油取入口
と、また下部に油吐出口とを有する油通路が設け
られた油容器と、前記回転軸に連結され、前記撹
拌部材と油容器とを一体的に所要の方向へ回転さ
せる駆動部材とから乳化状調味料の調合装置を構
成している。
[考案の作用] 本考案は上記のように構成されるため、被調合
材料の撹拌時に、油容器の回転に伴つて作用する
遠心力により収容された油を上方の油取入口から
下方の油吐出口へ導いて撹拌されつつある被調合
材料内へほぼ均一に供給することが可能である。
このため、被調合材料の撹拌に伴つて油を除々に
供給して調合することが出来、これら被調合材料
と油とをきめ細かい状態にて乳化させることが出
来る。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を図面に従つて説明す
る。
第1図は本考案に係る調合装置の分解斜視図、
第2図は組立てられた調合装置の中央縦断面図で
あり、調合装置1は容器本体3と、油容器5と、
駆動部7とから構成されている。
前記容器本体3は合成樹脂製にて上端が開放
し、かつ下端が閉鎖したほぼ円筒状に形成され、
該容器本体3の底面中央部には上下方向へ軸線を
有した支持軸9が立設されている。そして該支持
軸9には合成樹脂製の回転軸11の下端が回転可
能に支持されている。前記回転軸11の下端外周
には放射方向に向つて延びる撹拌部材13が、軸
心を中心とする対向位置にて一体形成されてい
る。また、前記回転軸11の軸線方向中間部には
前記油容器5の中空部15内に挿嵌される第1及
び第2の連結盤17,19が上下方向へ所要の間
隔をおいて一体成形されている。そして下方に位
置する第1の連結盤17の外周には回り止め用の
爪部17aが形成されている。前記回転軸11の
上端部にはコネクタ21が一体に成形されてい
る。該コネクタ21は前記中空部15に対し通過
可能な外径からなり、その中心部には連結孔21
aが形成されるとともに連結孔21aの内面には
軸線方向へ延びる連結用溝21bが形成されてい
る。
前記回転軸11には油容器5が着脱可能に取付
けられている。該油容器5は合成樹脂製にて上端
が開放し、かつ下端が閉鎖したほぼ円筒形からな
り、その底面中央部には上方に向つて起立し、上
下端が外部と連通する内筒部23が一体成形され
ている。前記内筒部23の中空部15下端には前
記爪部17aに応じて被係合部23aが形成さ
れ、中空部15内に回転軸11が挿入されたと
き、被係合部23aに対する爪部17aの係合に
より回転軸11と油容器5とが回り止めされる。
前記油容器5の外筒部25の内周面には油通路を
構成する内部に中空部27cを有した断面がほぼ
コ字形のリブ27が上下方向へ延びるように一体
成形されている。そして該リブ27の中空部27
c下端には外部と連通する油吐出口27aが形成
されている。また、油容器5の回転方向と反対に
位置するリブ27の側面上部には中空部27cと
連通する油取入口27bが形成されている。前記
油容器5の上端開口には蓋体29が着脱可能に取
付けられている。該蓋体29の中心部にはコネク
タ21が挿通される透孔29aが形成されてい
る。また、透孔29aの周囲には空気抜き用の孔
29bが形成されている。
前記容器本体3の上端には駆動部7が着脱可能
に取付けられている。該駆動部7のケース30内
には駆動部材としての電動モータ31が内蔵さ
れ、下方に向つて突出した電動モータ31の回転
軸には連結用コネクタ33が固着されている。そ
して容器本体3に対し駆動部7が取付けられたと
き、前記コネクタ21に連結用コネクタ33が連
結される。
次に上記のように構成された調合装置1の作用
を第3図に従つて説明する。
油容器5の回転時における油の通過状態を示す
第3図において、支持軸9に対し回転軸11を回
転可能に取付けた後、容器本体3内に例えばマヨ
ネーズソースを構成する被調合材料41としての
卵黄、食酢及び各種調味料が投入される。
上記のように支持された回転軸11に対し、内
部に植物油35が収容され、かつ上端開口が蓋体
29により閉鎖された油容器5が、中空部15内
に第1及び第2の連結盤17,19を挿嵌させて
取付けられる。このとき、油容器5内に収容され
た植物油35の上限は油取入口27bより下方に
位置している。また被係合部23aに対する爪部
17aの係合により、回転軸11に対して油容器
5が回り止めされる。
更に上記のように油容器5が取付けられた回転
軸11のコネクタ21に対し、連結用コネクタ3
3を連結させて容器本体3の上端開口を閉鎖する
ように駆動部7が取付けられる。
上記状態にて電動モータ31が駆動されると、
回転軸11が第3図に示す実線矢印方向へ回動し
て容器本体3内に投入された被調合材料41が撹
拌部材13により撹拌される。また、回転軸11
と一体的に回転する油容器5内に収容された植物
油35は作用する遠心力により外筒部25の内周
面に押し付けられる。これにより外筒部25の内
周面に押し付けられた植物油35は油取入口27
bを介してリブ27の中空部27c内に流入した
後に該中空部27cを介して下方へ移動し、油吐
出口27aを介して撹拌されつつある被調合材料
41内に供給される。この結果、植物油35は中
空部27cの大きさに応じた量づつ撹拌されつつ
ある被調合材料41に供給された後、撹拌部材1
3の撹拌作用により被調合材料41と混合しなが
ら乳化される。
そして調合の進展に伴つて油容器5内に収容さ
れた植物油35の量が少なくなつたときにあつて
も、油容器5内の植物油35は油容器5の回転方
向と反対に位置するリブ27の側面に沿つて上方
へ移動した後、油取入口27bを介してリブ27
の中空部27c内に流入した後、油吐出口27a
を介して撹拌されている被調合材料41内に供給
される。
このように本実施例は、回転軸11と一体的に
回転する油容器5内に収容された植物油35を、
油容器5の回転により作用する遠心量によりリブ
27の上端に設けられた油取入口27b及び中空
部27cを介して油吐出口27aから撹拌部材1
3の回転に伴つて撹拌されつつある被調合材料4
1へ、ほぼ均一な状態にて供給することが可能で
あり、被調合材料41と植物油35とをきめ細は
い状態にて乳化させることが出来る。
上記説明は、油容器5の外筒部25をほぼ垂直
に起立させるものとしたが、外筒部25の内周面
を、上方へ起立するに従つて放射方向へ傾斜させ
たものであつてもよい。この場合、油容器5の回
転に伴つて作用する遠心力により植物油35を外
筒部25の内周面に沿つて油取入口27b側へ導
くことが出来、油容器5内に収容された植物油3
5の全量を被調合材料へ供給することが出来る。
また、油容器5をこのように構成することにより
油容器5のの成形時には、金型からの離型を確実
かつ容易に行うことが出来る。
[考案の効果] このため本考案は、被調合材料に対して油をほ
ぼ均一な状態にて供給し、きめの細かい乳化状調
味料に調合し得る乳化状調味料の調合装置を提供
することが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る調合装置の分解斜視図、
第2図は組立てられた調合装置の中央縦断面図、
第3図は調合装置の作用を示す説明図である。 図中1は調合装置、3は容器本体、5は油容
器、11は回転軸、13は撹拌部材、27は油通
路を構成するリブ、27aは油吐出口、27bは
油取入口、27cは中空部、31は駆動部材とし
ての電動モータ、41は被調合材料である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 被調合材料が投入される容器本体と、 前記容器本体内にて回転可能に支持された回
    転軸に固着された撹拌部材と、 前記回転軸に着脱可能に取付けられ、外周の
    上部に油取入口と、また下部に油吐出口とを有
    する油通路が設けられた油容器と、 前記回転軸に連結され、前記撹拌部材と油容
    器とを一体的に所要の方向へ回転させる駆動部
    材と、 を備えたことを特徴とする乳化状調味料の調合
    装置。 (2) 前記油通路は、前記油容器の内周面或いは外
    周面にて上下方向へ延びるように形成された中
    空部からなり、該中空部の上端には油容器内と
    連通する油取入口が、また下端には外部と連通
    する油吐出口が夫々形成された実用新案登録請
    求の範囲第1項記載の乳化状調味料の調合装
    置。
JP1986101781U 1986-07-01 1986-07-01 Expired JPH0325721Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986101781U JPH0325721Y2 (ja) 1986-07-01 1986-07-01

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986101781U JPH0325721Y2 (ja) 1986-07-01 1986-07-01

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS638844U JPS638844U (ja) 1988-01-21
JPH0325721Y2 true JPH0325721Y2 (ja) 1991-06-04

Family

ID=30972825

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986101781U Expired JPH0325721Y2 (ja) 1986-07-01 1986-07-01

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JPS638844U (ja) 1988-01-21

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