JPH0325612Y2 - - Google Patents

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JPH0325612Y2
JPH0325612Y2 JP1985061170U JP6117085U JPH0325612Y2 JP H0325612 Y2 JPH0325612 Y2 JP H0325612Y2 JP 1985061170 U JP1985061170 U JP 1985061170U JP 6117085 U JP6117085 U JP 6117085U JP H0325612 Y2 JPH0325612 Y2 JP H0325612Y2
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ring
hollow
tube
short
handle fitting
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JP1985061170U
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、装飾用引輪に関する。 装飾用引輪は、ネツクレス、ブレスレツト、キ
ーホルダー等の比較的小さな身装品の部品として
利用される。
【従来の技術】
従来の装飾用引輪は、第7図のように切欠間隙
をおいたリング30の中にバネで付勢した進退自
在ピン31を設けたものである。 この進退自在ピン31には取手金具32が螺合
立設されておりかつ適当な位置に進退するように
取手金具32が案内長孔33に嵌合している構成
である。 また、鎖取付け環34や解放のときに指を掛け
る支持突起35も設けられている。 なお、リングより径大の中空短管を前記リング
の両端部に摺動自在にバネで付勢したものには実
開昭55−3968号が、また、取手金具に小孔を備え
たものには実開昭53−45997号が開示されている。
【考案が解決しようとする問題点】
従来構成の前記引輪は、案内長孔の穿設加工や
進退自在ピンへの取手金具の螺合取付等において
製造上手間が大きく、そのため歩止まりが悪いと
いう問題があつた。 また、鎖を取付けたとき、構造上進退自在ピン
の個所に鎖リングが係止する傾向があるので、こ
の構造の引輪を使用する場合は強度上の制約があ
り、またそれゆえに耐久性にも問題があつた。 さらに、取付けられる鎖をみると、進退自在ピ
ンの個所に係止する傾向があるため、鎖リングが
引輪のリングの角部Bに接してメツキ等が剥げる
こともあつた。 また、前記実開昭55−3968号の第11図及び第
6図の構成では、つばと受止棒が離れているた
め、つばを押さえて行なう外筒の往復運動ががた
つき外筒と本体との嵌合がぶれやすく受止棒の外
筒内への接続も平面接続のためコイルバネの押圧
力に対する抵抗力が弱く、実開昭53−45997号の
構成では、スライダと孔を有する取手片を一体成
形しさらに前記スライダの一部を切除して開口部
を設けなくてはならないため製造工程上手間がか
かり経済性を望めない。 本考案に係る装飾用引輪は、第一に、より簡易
な構造で強度上の要請や耐久性の要望に応じなが
ら使い易くかつ鎖リングを傷めない引輪を提供す
ることを目的とするものであり、第二に、製造工
程上の経済性を目的とするものであり、さらに第
三に、外観上の美観を損なわない引輪を提供する
ことを目的とするものである。
【問題点を解決するための手段】
本考案は、装飾用引輪において、強度及び使い
易さの向上を図りつつ製造組立作業の合理化と外
観上の美観を図り改良された装飾用引輪を提供す
るものであり、切欠間隙をおいたリングと、前記
リングより径大で中途部に係止部を設けかつその
係止部を囲繞する位置に取手金具を取付け両端を
開口した中空短管と、前記リングの両端部に摺動
自在に外嵌して前記切欠間隙を橋架した前記中空
短管を閉方向に付勢するバネとからなる装飾用引
輪である。 前記中空短管の係止部は、中空短管の中途部外
周に環状の凹部を設けることで前記中空短管内に
形成される環状の突出部として一体成形したこと
により、係止力及びバネの押圧力に対する強度が
増強される。 取手金具と前記中空短管との接続は、取手金具
に透孔を穿設し前記透孔に前記中空短管を挿通し
て取手金具が前記中空短管外周の環状凹部を囲繞
閉塞する位置で、前記環状凹部の小室に接着剤を
入れて接着している。 この構成により、取手金具と中空短管及び係止
部との接続を強固にするとともに前記中空短管の
リングへの摺動外嵌をスムーズかつ確実にしたの
である。
【実施例】
次に本考案に係る装飾用引輪の一実施例を図面
に基づいて説明する。 第1図〜第6図は、装飾用引輪の実施例及び実
施態様を示すものであり、第7図は、従来の引輪
を示すものである。 切欠間隙をおいたリング1は、中空管状或いは
ロツドをリング状に成型したものであり、第1図
のものはリング1を中空管状として一方の端部は
開口し、他端は端板をロウ付けしたものである。 端板をロウ付けしたものの外、第2図のように
端部を折曲げ加工してもよい。 リング1の切欠間隙には、リング1の両端部に
摺動自在に外嵌する中空短管2が設けられる。 前記中空短管2は、リング1の両端部を嵌入し
バネ7で閉方向に付勢されて前記切欠間隙に橋架
装着されるものであり、前記リング1より径大
(少なくとも嵌合する部分より径大)で切欠間隙
より長い寸法であるので、一旦前記リング1の両
端部に外嵌すれば抜け出ることはない。 前記バネ7は、リング1の中空全周に渡る長さ
で装填されているかまたは、第6図のよに係止部
3(取手金具4と同位置)とリング1の端部の間
に介在させて設けられる。 バネ7は、中空短管2の中空部に入つているの
で抜け出ることはなく、係止部3とリング1の端
部で挟着されて中空短管2を押圧する。 前記中空短管2の中途部外周に環状の凹部を設
けることで、前記中空短管2内に環状の突出部で
ある係止部3を一体成型する。 前記係止部3は、バネ7を係止して中空短管2
を閉方向に付勢するために設けられるが、中空短
管2に一体成型しているので、別部品の係止部3
を中空短管2内に接着剤にて接続しているものよ
りその係止力及びバネの押圧力に対する強度は増
強され保持される。 なお、凹部5(係止部3)は必ずしも環状でな
くてもよい。 前記係止部3を設けた中空短管2には板状の取
手金具4が取付けられるが、前記取手金具4は、
透孔8を穿設しこの透孔8に前記中空短管2を挿
通して取手金具4が前記中空短管2の外周の環状
凹部5を囲繞し閉塞する位置で、前記環状凹部5
の凹部である小室6にハンダ材等の接着剤を入れ
て前記中空短管2に接着加工される。 凹部5の小室6に接着剤が入るので接着が確実
強固になるとともに接着剤の漏洩が防止でき美観
を保つことが容易な構造となつており、とくにネ
ジ切り等の加工作業がないので中空短管2の作成
はかなり省力化できる。 また、取手金具4と係止部3を中空短管2の同
位置に設けたので、前記取手金具4に指を掛けて
リング1の開閉を行なう際に、中空短管2の摺動
操作がしやすく、前記中空短管2をリング1の端
部に摺動外嵌させるにも、ぶれたりしてリング1
の端部に引つ掛かつたり端部を嵌入しないという
ようなトラブルの発生も少なくすることができ、
また、リング1の端部を先細状にするとか第2図
のように角落し状にすればトラブル防止にはより
好ましい。 前記取手金具4は、指を掛けてリング1を開け
るためのものであり、第3図のように中空短管2
を挿通させる透孔8の上部に鎖リング等の装飾品
を連結するための小孔9を形成したもの、或いは
小孔を形成しない構成のものである。 ただし、たとえば第4図の例やロツド状等で小
孔9がない取手金具4を取付けたものは、第5図
に示したように鎖リング等を連結するための取付
金具10を備える必要がある。 なお、取手金具10はリング1を開ける際の支
持突起となるので、小孔9を形成した取手金具4
と併用しても差しつかえない。 また、実施例ではリング1及び中空短管2の全
体形状を略円形にしたものを示しているが、楕円
形や角形でもよいことはいうまでもなく、同様に
リング1の断面形状も円形に限定されるものでは
ない。 このような構成の装飾用引輪は、リング1、取
手金具4を装着した中空短管2、バネ7の三点を
組立てるだけであり、大幅に製造能率を向上させ
る部品構成である。 使用にあたつては、取手金具4を指で押してリ
ング1を開き、鎖リング等を挿入したのち指を外
すとバネ7の弾力で自動的に中空短管2が閉じて
連結されるのでまつたく従来通りである。
【考案の効果】
本考案に係る装飾用引輪は、前記実施例で示す
ような構成及び作用であり、次のような特有の技
術的効果がある。 係止部を中空短管内に一体成型したので係止
力及びバネの押圧力に対する強度が増す。 取手金具と係止部を中空短管の同位置に設け
たので、中空短管の摺動操作がしやすくリング
端部への外嵌も確実にできる。 中空短管の外周に設けた環状凹部を覆うよう
に取手金具を取付けることにより、凹部小室を
ハンダ滞留空間として利用でき、外観を損ねな
い接着作業ができる。 部品構成がリングと取手金具付きの中空短管
とバネだけであり、部品構成が少ない。 部品の加工も、取手金具のロウ付け加工ぐら
いであり、作業経済性が著しく向上した。 取手金具に小孔を形成したものは、鎖リング
の取手金具が不要となるのでシンプルなデザイ
ンとなるとともに余分な加工作業が不要にな
る。 鎖リング等を連結して使用するとき、鎖リン
グ等が引輪の角部に接触することはないので傷
付くことがきわめて少なくなる。 全体が管状部材で作成できるので、軽量化と
強度上の要請に応じることができる。 以上のように本考案に係る装飾用引輪は、3mm
位の直径のものからなる比較的小さな装飾用引輪
において、製造上、価格上、強度上、外観上の実
際的要請に対応するものであり、極めて実用的価
値がある。
【図面の簡単な説明】
図面第1図〜第6図は、本考案に係る装飾用引
輪の一実施例及び実施態様を示すものであり、第
7図は、従来の引輪を示すものである。第1図は
一実施例の正面図、第2図は中空短管の内部を示
す部分断面図、第3図は取手金具の正面図、第4
図は取手金具の異なる態様の正面図、第5図は斜
視図、第6図は異なる態様の装飾用引輪の正面
図、第7図は従来の引輪の正面図である。 符号の簡単な説明、1……リング、2……中空
短管、3……係止部、4……取手金具、5……凹
部、6……小室、7……バネ、8……透孔、9…
…小孔、10……取付金具、30……リング、3
1……進退自在ピン、32……取手金具、33…
…案内長孔、34……鎖取付け環、35……支持
突起。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 切欠間隙をおいたリングと、前記リングより径
    大で中途部に係止部を設けかつその係止部を囲繞
    する位置に取手金具を取付け両端を開口した中空
    短管と、前記リングの両端部に摺動自在に外嵌し
    て前記切欠間隙を橋架した前記中空短管を閉方向
    に付勢するバネとからなる装飾用引輪において、 前記係止部は前記中空短管の中途部外周に環状
    の凹部を設けることで前記中空短管内に形成した
    環状の突出部とし、 前記取手金具は、透孔を穿設し前記透孔に前記
    中空短管を挿通して前記中空短管の環状の前記凹
    部を閉塞する位置でかつ前記環状の凹部の小室に
    接着剤を入れて当該取手金具が前記凹部の外表を
    囲繞するように取付けたことを特徴とする装飾用
    引輪。
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JPS61177012U JPS61177012U (ja) 1986-11-05
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007301174A (ja) * 2006-05-11 2007-11-22 Mikimoto Soshingu:Kk 装身具用留め具

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JPS5345997B2 (ja) * 1973-09-29 1978-12-11
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