JPH0325553U - - Google Patents

Description

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案に係る鍍金用可変ラツクの一実
施例を示した斜視図、第２図及び第３図は同上実
施例の構成及び作用を示した正面図で、第２図は
可変ラツクが処理槽に浸されていない状態で被鍍
金体の開放表面が地面に向かつて位置している状
態を示した正面図、第３図は可変ラツクが処理槽
に浸された状態で被鍍金体の開放表面が処理液表
面に向かつて位置している状態を示した正面図で
ある。 １……スパイン、２……被鍍金体、２ａ……ノ
ツクアウト孔、３……フツク、４…キヤリアバー
、５……掛止片、６……処理槽、６′……底面、
７……処理液、８……ガイド片、９……ガイド孔
、１０……昇降棒、１０′……下方端、１０ａ，
１０ｂ……固定孔、１１……支持桿、１２……下
死点調整子、１２ａ……挿入孔、１２ｂ……挿入
溝、１３……下死点調整子、１３ａ……挿入孔、
１４，１５……固定ピン、１６……支持棒、１６
ａ……挿入孔、１７……浮具、１８……固定ネジ
。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) キヤリアバー４に懸架され処理槽６内に浸
   されるスパイン１と、該スパイン１の上・下側部
   位に固定された一双のガイド片８，８と、該ガイ
   ド片８，８に上下方向に摺動自在に挿貫される昇
   降棒１０と、該昇降棒１０が所定距離だけ昇降し
   得るように昇降距離を制限する上・下死点調整手
   段と、前記スパイン１に所定距離をおいて夫々固
   設されたフツク３と、前記昇降棒１０に所定距離
   をおいて夫々固設され前記フツク３に掛止された
   被鍍金体２の下方部位を支える支え手段と、前記
   昇降棒１０を昇降させる昇降棒駆動手段と、を含
   んでなり、前記昇降棒１０を上昇させることで被
   鍍金体２の開放表面が上向きに傾斜し、前記昇降
   棒１０を下降させることで被鍍金体２の開放表面
   が下向きに傾斜するように構成したことを特徴と
   する鍍金用可変ラツク。 (2) 前記昇降棒駆動手段は、昇降棒１０の上方
   側所定部位に多数個の固定孔１０ｂを夫々穿孔形
   成すると共に、所定長さを有する支持棒１６の中
   央所定部位に挿入孔１６ａを穿孔形成し、該挿入
   孔１６ａに昇降棒１０を挿貫し、前記固定孔１０
   ｂの選択された一つの孔に支持棒１６を固定ネジ
   １８により固定すると共に、支持棒１６の両方側
   端部位には浮具１７を夫々固定した構成である請
   求項１記載の鍍金用可変ラツク。 (3) 前記昇降棒１０の長さは、スパイン１より
   も所定長さ長く形成されることにより、被鍍金体
   ２が処理槽６に浸されたり引き出される時に、昇
   降棒１０の下方端１０′部位が処理槽６の底面６
   ′部位に当接又は離隔されることを特徴とする請
   求項１又は２記載の鍍金用可変ラツク。 (4) 前記上・下死点調整手段は、スパイン１の
   上方側ガイド片８の上・下方側所定部位の昇降棒
   １０に固定される上・下死点調整子１３，１２か
   らなり、該上・下死点調整子１３，１２の各所定
   部位には挿入孔１３ａ，１２ａが穿孔形成され、
   該上・下死点調整子１３，１２は挿入孔１３ａ，
   １２ａを介して昇降棒１０に挿入され、該昇降棒
   １０の所定部位には多数個の固定孔１０ａが夫々
   穿孔形成されて該固定孔１０ａの選択された孔に
   固定される固定ピン１５，１４により上・下死点
   調整子１３，１２が固定されてなる構成である請
   求項１〜３のうちいずれかに記載を鍍金用可変ラ
   ツク。 (5) 前記下死点調整子１２は、その所定部位に
   挿入溝１２ｂが形成され、該挿入溝１２ｂがスパ
   イン１に挿合されることにより、昇降棒１０の回
   転を防止する構成である請求項４記載の鍍金用可
   変ラツク。 (6) 前記支え手段は、所定形状の支持桿１１で
   形成され、該支持桿１１は昇降棒１０に所定間隔
   をおいて所定角度傾斜して夫々固定され、スパイ
   ン１のフツク３にノツクアウト孔２ａ又は所定部
   位が掛止された被鍍金体２が処理槽６に浸された
   り引き出されたりする時に、該被鍍金体２の下方
   側部位を支えることにより被鍍金体２の傾斜角度
   が変位するようになる構成である請求項１〜５の
   うちいずれかに記載の鍍金用可変ラツク。