JPH03255200A - 分散安定性の良好なコラーゲン粉末 - Google Patents

分散安定性の良好なコラーゲン粉末

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JPH03255200A
JPH03255200A JP5338790A JP5338790A JPH03255200A JP H03255200 A JPH03255200 A JP H03255200A JP 5338790 A JP5338790 A JP 5338790A JP 5338790 A JP5338790 A JP 5338790A JP H03255200 A JPH03255200 A JP H03255200A
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collagen
powder
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collagen powder
weight
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JP5338790A
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Eiichi Yoshida
栄一 吉田
Tetsuo Wada
哲夫 和田
Mina Saitou
斉藤 美奈
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Original Assignee
Showa Denko KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (1)産業上の利用分野 本発明は新規なコラーゲン粉末に関する。更に詳しくは
、該コラーゲン粉末と供に使用される樹脂またはその溶
液或はエマルジョン中における分散安定性が良好であり
、該樹脂とともにシート、器物等表面にに天然皮革様の
外観、感触を有する被覆層を形威するに適したコラーゲ
ン粉末に関する。
(2)従来の技術 近年、塩化ビニル、人工皮革等のシート、不織布や、家
具、家庭用電気機器等の器物は高級化志向に伴い1表面
が天然皮革のような外観、感触。
機能算を持つことが要求されている。この要求に対応す
べく、皮革屑をわ)砕して得られる皮革繊維粉または皮
革粉のようなコラーゲン粉末をポリウレタン樹J指、ポ
リエステルPA jm、  ポリアクリル樹脂、ポリね
化ビニルIM JIL  ポリオレフィン算の合成高分
子!MaやSBラバー等の合成ゴムと供に使用して0動
車内装材料、建築内装材料、家JL、  精密機器等の
表面に、被覆層を形威し、或は自動車用ハンドルのステ
アリングホイールカバーのような成形体としてこれらに
天然皮革に近い性能を付Jj、することが試みられてい
る。
−に記のような皮革繊維粉または皮革粉のようなコラー
ゲン粉末は、いくつか提案されており、その先行例とし
て、例えば、特開昭49−7405号公報、同63−2
1.8286号公報、同63236636号公報などが
ある。しかし、特開昭49−7405号公報においては
、コラーゲン繊維の径が大きく、80メツシユ(180
μm)であることから、熱可塑性樹脂バインダーと供に
用いてシート状の人工皮革を製造する場合に皮革様被f
fl[を得るためには工程を複雑にしなければなららい
等の問題がある。また、特開昭63−218286号公
報においても、上記公報と同様に、この皮革粉は、粒子
状であるが、粒子の最大径が150メツシユ(100μ
m)なので、さらさらした平滑感が得られず、吸放湿性
も乏しくなり問題である。特開昭63−236636号
公報においては、コラーゲン粉末が皮革屑を単に粉砕し
て製造される皮革粉であるため、架橋処理が裸皮のまま
でなされ、架橋が皮革繊維に均一とならないことから、
粉末の吸水度が120重量%未満となり、また、見掛け
かさ密度(JIS K 6721)が0.30z/cc
より大きいので、この粉末は、吸放湿性に乏しくなる等
の欠点があり、その上、吸油度(JISK 5101)
が低いので、樹脂またはその溶液中においてコラーゲン
粉末の真密度と樹脂溶液の密度との差によりコラーゲン
粉末が沈降してケーキ状に固まり再分散が不可能になる
など分散安定性に乏しい等の問題があり、実用に供する
には未だ満足できるものであるとは言い難い。尚、粉末
の吸水度は、規格化された測定方法が現花の時点では定
められていないので1次にS己す方法により測定した。
粉末試料1.0g (W^)を水に1時間以上浸漬して
吸水した後、よく水をきり、更に吸い取り紙に挟んでプ
レス機によりIOKに/CrA2以上に加圧して過剰付
着水を除去し、秤t(WB)して、下式%式%() により算出した。
(3)発明が解決しようとする課題 本発明の目的は、上記従来技術の問題点が改良され、樹
脂またはその溶液或はエマルジョン中において分散安定
性が高く、該樹脂とともに塩化ビニル、人工皮革シート
や家具、器物等の表面に被82層を形成して、これらに
天然皮革に近い性質を付与することのできるコラーゲン
粉末を提供することにある。
(4)課題を解決するための手段 上記目的を達成するために種々検討した結果。
コラーゲン粉末が、それ自体、感触等皮革とじての性質
が強いこと、合成樹脂と供に形成される表面被覆層また
は成形体を充分に平滑にすることが出来るように粒子径
が小さいこと、吸放湿性が高いこと、更に合成樹脂また
はその溶液中において分散安定性が良好であることが必
要であるとの観点にたち、例えば、豚、牛等の皮のよう
なコラーゲンを多量に含む動物組織を精製処理、湿式粉
砕してコラーゲンl&維分散物とした後、これにクロム
化合物、ジルコニウム化合物等の架橋剤により架橋処理
され、脱水、乾燥、18)砕を順次繰て製造される粒子
径が40μm(コールタ−カウンターを使用して測定し
た。)J:A下である粒子の含量が85重量%以上であ
り、吸水度が120〜300重量%であり、見掛けかさ
密度が0.10〜0.30z/ccであり、吸油度が0
.80〜1.70+*l/gであるコラーゲン粉末を見
出し本発明を完成するに至った。
本発明のコラーゲン粉末は、合成樹脂と共に形成される
被覆層または成形体に皮革様の外観、感触及び機能を付
与し、更に、これらの合成樹脂またはその溶液中におい
て分散安定性が良好であるのが特徴である。このコラー
ゲン粉末は、塩化ビニル等の基材の表面に形成される皮
糸様表面被覆J’lJを平滑にしてさらさらした感触を
付与するため、粒子径が40μm以上の粒子を15重量
%以下とし、吸放湿性を高める目的から、吸水度は12
0〜300重量%とし、更に、この吸放湿の速度を高め
るため、見掛けかさ密度を0110〜0.30z/cc
とし、吸油度を0.80〜1.70m1/zとしたもの
である。
コラーゲン粉末の粒子径は1表面層を平滑にする目的か
らは小さい程よいが、40μm以上が15重量%以下で
あれば目的を果たすに足りるが、40μm以上が15重
量%を越えると、表面の平滑性が失われるので好ましく
ない。吸水度は、吸放湿性を高める上で高い程よいが、
300重量%を越える程高いと、吸水により粉末の体積
が必要以上に増大して表面層の強度を低下させるので、
好ましくなく、また、120:tjt%未満では、充分
な吸放湿性の効果が得られないので、実用的ではない。
見掛けかさ密度は、吸放湿速度を高くする上では、小さ
い程よいが、  0.10z/cc未満になると粉塵が
起ち易くなり、且つバインダー樹脂溶液との混合が困難
になるので、実用に適さない。また、0.30g/cc
を越えると吸放湿速度が著しく低下して好ましくない。
吸油度は、樹脂またはその溶液中における分散安定性を
高める上で、コラーゲン粉末が樹脂や溶媒を吸収すると
粉末が膨潤して真密度が低くなるため沈降が抑制され、
更に粉末が沈降しても沈降物が硬い塊状を呈さなり、再
分散が可能になるので高い程よいが、1.70m1/g
を越える程高くなっても、吸油度の高くなる程には分散
安定性高める効果が認められない、また−  0.80
m1/z未満では、樹脂またはその溶液中で吸油したコ
ラーゲン粉末の真密度が充分に小さくならないため良好
な分散安定性が得られないので好ましくない。
このための特に好ましい範囲は、1.0〜1.5+nl
/gである。
本発明のコラーゲン粉末の製造は、特に制限はないが1
例えば、下記のごとく方法で調製される、しかし、勿論
他の方法によって製造されたものであっても良い。
即ち、例えば、動物の皮のような動物躬1″11kを精
製、温式粉砕、架橋、脱水、乾燥、  ll5)砕の各
処pJjを順次なすことにより製造される。この動物a
mとしては、牛、馬、豚、↑等の1411乳動物を#2
めとするあらゆるを椎動物の皮、骨、NZ等のコラーゲ
ンを多量に含む組織が使用できる。
特製処理は、通常の方法でアルカ1ノ処理して。
水洗された上MQ動物組織をプロテアーゼ系の酵素を使
用して、この動物組織からコラーゲン以外の夾雑物であ
る浦肪、多糖類及びタンノくり質をう)離、除去して精
製されたコラーゲンとするための処理である。プロテア
ーゼ系の酵素として番よ1通2芥の皮イニの精製には、
膵臓トリプシン、 ノクノ<イン、 ノくンクレアチン
、バチルス菌糸アJレカ1ノ+F、プロテアーゼ等から
少なくとも1f!が使用される力(1合成樹脂バインダ
ーと供に形成される皮7#′C様表面被覆層が、高い耐
熱性、耐光性を付与されるため(二番よ。
L記夾雑物がほぼ完全に除去されたコラーゲンわ)末と
することが好ましく、この目的で1例えをよ、パパイン
、バンクレアチンが川t11られ、更(こ、これらの酵
素の働きを高め、夾雑物の分離、除去の効率を上げるた
め、pHを炭酸水素ナトリウム及び/または第四級アン
モニウム塩もしくは水酸化物を用いて8〜10に調整す
ると供に、助剤として、I、−グルタミン酸、L−酒石
酸水素カリウム、非イオン界面活性剤、コンドロイチン
硫酸ナトリウム等が併用される。非イオン界面活性剤の
具体例としては、HLBの高いポリエチレングリコール
のアルキルフェニルエーテルであるトリトンX−100
(キシダ化学製)等が挙げられる。
湿式粉砕は、生成されるコラーゲン粉末の性質を一定に
するにする目的で、この処理に次いでなされる架橋処理
が、容易であって、且つ、均一にされるようにするため
、精製処理されたコラーゲンの塊状物を水により膨潤し
、コラーゲン繊維の分散物或はコラーゲン分子の溶液に
する処理である。前処理として乳酸等によりp、 Hを
3〜7に調整して肉挽機を用いて粗粉砕された後、叩解
機、回転刃解砕機等の機器を用いてなされる。またこの
ときのコラーゲン繊維或は分子の濃度は、コラーゲンが
ゼラチンに変化しないようにするため。
温式粉砕的のコラーゲン′i#i、維聞の摩擦による温
度−1−昇を抑えるl]的から15重量%以下とするの
が奸ましい。また、特に吸放湿速度を太きくし、0成樹
脂またはその溶液中における分散安定性を高めるII的
で見掛けかさ密度を0.20g/CC以下と低くシ。
rtつ吸油度を1.0〜1.5ml/gの範囲とする場
合は、処理のp Hを4.5〜7.0とするか、pHを
:l 、 O〜4.8とし、塩化ナトリウム、硫酸ナト
リウム、g?酸アンモニウム等の塩を加えるなどをして
、コラーゲンを細繊維の状態に保って湿式粉砕するのが
好ましい。
架橋処理は、コラーゲン粉末の吸水度を所定の4Iαに
保ち、耐熱性を高める「1的から、コラーゲン繊維の分
散物或はコラーゲン分子の溶液に架橋剤を加えて、繊維
間或は分子間を結び付ける処理である。架橋剤としては
、aP!!クロム、硫酸ジルコニル、硫酸ジルコニウム
、硫酸アルミニウム等の無機化合物、ホルムアルデヒド
、グルタルアルデヒド、タンニン等の有機化合物が挙げ
られ、これらを2種以上の用いることも可能である。コ
ラーゲン粉末の吸水度を120〜300重量%とする架
橋剤のコラーゲン繊維或は分子100重量部当りの添加
量は、硫酸クロムでは、0.80〜2重量部、amジル
コニル、硫酸ジルコニウムでは、0.80〜10重量部
、硫酸アルミニウムでは、2〜20重量部、ホルムアル
デヒド、グルタルアルデヒドでは、0゜80〜2重量部
、タンニンでは、  1.50〜5重量部が好適である
。尚、生成される粉末の外観を白色する場合は、硫酸ジ
ルコニル、硫酸ジルコニウム。
硫酸アルミニウム等を用いるのが好ましい。
脱水処理は、架橋処理で得られたコラーゲン繊維凝集物
の水分率を下げて、乾燥を容易にし且つ負荷が小さくな
るようにする目的で通常の遠心分離機、フィルタープレ
ス機、スクリュウプレス機等を使用してなされる。水分
率は70重量%以下とすることが好ましい。
乾燥処理は、脱水処理で水分率を下げて塊状となったコ
ラーゲン湿体の水分率を更に下げて粉砕処理を容易にす
る目的で、流動式、棚段式、パドル式等の乾燥機を用い
て通常の方法によりなされる。水分率は10重量%以下
とすることが奸ましい。
粉砕処理は、乾燥処理で得られたコラーゲン繊維塊を1
粒子径が40μm以下である粒子が85重量%以上とす
る目的で通常のジェットミル、ハンマーミル、ボールミ
ル等を使用してなされる。
粉末の粒度は正規分布に近く、中間径を4〜25μmと
し、最大径は63μm(235メツシユパス)とするの
が好ましい。
このようにして製造されるコラーゲン粉末は、糖製後の
裸皮(繊維束)のまま架橋処理されて製造される皮革を
単に粉砕して得られる従来の皮革粉とは異なり、湿式粉
砕処理により、コラーゲン繊維が一旦完全に解繊或は分
子化された後に、架橋処理がなされるためより少量の架
橋剤で均一に凝集されて細繊維の凝集体になることによ
り、細繊維のより集まったl1II造となり、粒子表面
にはこれを覆う程度の細繊維の存在が、粒子の中には空
隙が認められる。この結果、見掛けかさ密度が従来の皮
革粉より小さく 0.10〜0.301/ccとなって
おり、比表面積も大きくなる。また同様に吸水度および
吸油度も高くなっている。
(5)作用 本発明のコラーゲン粉末は、特にポリウレタン樹脂、ポ
リエステル樹脂、ポリアクリル樹脂、ポリ塩化ビニル樹
脂等の合成樹脂をバインダーとする塗料、人工皮革に、
上記合成樹脂の他、ポリエチレン、ポリプロピレン等の
ポリオレフィン、ポリブタジェン、ポリスチレン、AB
S樹脂等の合成樹脂、SBラバー等の合成ゴムをベース
とする成形材料に混合して使用されたとき有用で、それ
ぞれ天然皮革様の外観、感触、並びに吸放湿性等の性能
をもった塗料5人工皮革、成形材料を得ることが出来る
1例えば、塗料においては1代表例として、ポリウレタ
ン樹脂をバインダーとしてコラーゲン粉末を樹脂固形分
100部に対し30〜200重量部を加えてよく分散し
、必要に応して溶剤を加えて適当な濃度にすることによ
り調製され、これをスプレーガン、コーター等により塗
工して使用される。人工皮糸においては1代表例として
、ポリウレタン樹脂100重量部に対しコラーゲン粉末
を30〜200重采部加えて混練し、これをポリ塩化ビ
ニルシートや不織布シートに貼会わせて使用される。ま
た成形材料は1代表例として、人工皮革と同様にポリウ
レタン樹uhio。
「fr、爪部に対し30〜200重量部を加えて混練し
、押し出し機等により成形されて使用される。これらは
いずれも合成樹脂、またはその溶液或はエマルジョン中
において分散安定性が良好で、これより形成される表面
波FIi層、戊形体は天然皮革と同様の外観、感触、並
びに吸放湿性等の性能を持つ。
(6)実施例 実」L倒」2 ■) コラーゲン粉末の製造 A、精製処理 石灰によるアルカリ処PI!後水洗された牛の床皮50
0重量部(乾量は100重量部5 以下1重量部は部と
省略する)を、重炭酸ナトリウムによりp I−(を8
.1に1I11!!された下記の処理液に漬け、パパイ
ン          0.60部パンクレアチン  
     0.15部Lしグルタミン*       
 0.35部コンドロイチン硫酸ナトリウム 0゜003部 ■、−酒石酸水素カリウム   0.35部トリトン 
X−1,000,50部 水                     500
0部家庭用洗濯機内にて室温下で12時間かき混ぜて夾
雑物を除去し、水洗後、乳酸により浸酸してPllを4
. 0に調整し、精製コラーゲン組織を1尋た。
B、湿式粉砕処理 Aにて得られたコラーゲン組織を肉挽機を用し)でミン
チ状とし、これを、原床皮の乾量の重量濃度が3.50
%となるように水で希釈し、更に重炭酸ナアトリウムニ
テP)Jヲ5.5ニ′uR′lll1シテ、回転刃解砕
機を用いて湿式粉砕した。
C0架橋処理 湿式粉砕処理後、製紙用叩解機内で下記の架橋剤を順次
加えて、 硫酸アルミニウム      4.5部硫酸ジルコニル
       2.5部架橋処理をしてコラーゲン繊維
凝集物を2!(た。
■)、脱水、乾燥、粉砕処理 Cにて得られたコラーゲン繊維凝集物をスフ1ノユウプ
レス脱水機を用いて水分率力ζ67重量%番こなるまで
脱水した後、熱風棚段式vitり機をJll l’で乾
燥して、水分率を9.5ffi量%とし、更【こ、ノ\
ンマーミルを用いて粉砕しi1表に示す*1毘の異なる
物性植を持ったコラーゲン粉末2種a、  bとした。
2)応用試験 得られたコラーゲン粉末を用pzで、下記のようにE、
塗料、10人工皮革、G、成形材料(こ応J’TIし、
第1表に示された項目の試験を実施して第1表の結果を
得た。
E、塗料 ポリウレタン樹n100部を酢酸エチル200部に溶解
した樹脂溶液にコラーゲン粉末50部を加え、よく分散
してクリヤー塗料とした。この塗料をスプレーガンを用
いて、乾燥後の塗膜層の厚さが50μmになるように透
明のポリカーボネート板の表面に塗布して乾燥した。
10人工皮革 ポリウレタン樹脂100部を酢酸エチル200部に溶解
した樹脂溶液にコラーゲン粉末50部及びカーボンブラ
ック8faを加え、よく分散して表面処理剤とした。こ
の処理剤をグラビアコーターを用いて、乾t&後の塗膜
層の厚さが30μmになるようにM型紙の表面に塗布し
て乾燥し、この表面に接着層を設けて不織布シートに貼
付けて人工皮革とした。
G、成型材料 発泡ポリウレタン樹W1100部にコラーゲン粉末50
部及びカーボンブラック8ffllを加え、よく混練り
した後、溶融成形機によりシート状にi8融成形し、成
形物シートとした。
失」L飢」。
1) コラーゲン粉末の製造 A、精製処理 石灰によりアルカリ処理後水洗された牛の体皮ヲ500
組糸Fe1l (軸Q ハ1007R71部、以下、I
R歌部は部と省略する)を、水酸化テトラメチルアンモ
ニウム0.05部および重炭酸ナトリウムによりPll
を9.0に調幣された一ド牝の処理液に漬け。
パパイン          0.55部パンクレアチ
ン       0.15部り、−グルタミン酸   
    0 、307?11コンドロイチン(Ji N
ナトリウム o 、 o 02 *** 1、−泊石酸水素カリウム   O、:l 0部トリト
ン X  1.00    0.50合II水    
                 5000部家庭用
洗濯機内にて室温下で12時間かきdLぜて夾雑物を除
太し、水洗後、?し酸により浸酸してpIIを4. 0
に1!I整し、精製コラーゲン組織を得た。
b、湿式粉砕処理 Aにて得られたコラーゲン組織を肉挽機を用いてミンチ
状とし、これを、Dス床皮の乾糸の71< −= IK
1度が0.80%となるように水で希釈し、更に乳酸に
てp Hを3.5に調整して、製紙用叩解機を用いて湿
式わ)砕した。
C6架橋処理 湿式粉砕処plj後、te1紙用叩解機内で下記の架橋
剤を順次加えて、 硫酸アルミニウム      2.5i1+硫酸ジルコ
ニウム      3.0部架橋処理をして柔軟化した
コラーゲン繊維凝集物を得た。
r)、脱水、乾燥、粉砕処理 Cにて得られたコラーゲン[i凝集物をスクリュウブレ
ス脱水機を用いて水分率が67重量%になるまで脱水し
た後、熱風棚段式乾燥機を用いて乾燥して、水分率を5
.0重章%とし、更に、ハンマーミルを用いてわ)砕し
第1表に示す物PIE 4flを持ったコラーゲン粉末
とした。
2)応用試験 得られたコラーゲン粉末を用いて、実施例1と同様にE
、塗料、F1人工皮革、G、成形材料に応用し、第1表
に示された項目の試験を実施して第1表の結果を得た。
比1L例」=(粒子径の大きい粉末) 実施例2の粉砕処理において粒子径40μm以ドを72
重量%としたコラーゲン粉末を用いて、実施例1と同様
にE、塗料、F1人工皮革、G。
成形材料に応用し、m1表に示された項I−Iの試験を
実施して、同表に示す結果を得た。
瓜較盟工(吸油度の低いコラーゲン粉末)1) コラー
ゲン粉末の製造 A、精製処理 石灰によりアルカリ処理後水洗された牛の床皮を500
重量部(乾量は100重量部、以ト、重歇部は部と省略
する)を、水酸化テトラメチルアンモニウム0.05部
および重炭酸ナトリウムによりp I−(を9.  O
に1w整された下記の処理液にγRけ。
パパイン          0.50部パンクレアチ
ン       0.20部Lしグルタミン#    
    0.25部コンドロイチン硫酸ナトリウム 0.002部 り一酒石酸水素カリウム   0.30部トリトンX−
1000,45部 水                     500
0部家庭用洗濯機内にて室温下で12時間かき混ぜて夾
雑物を除去し、水洗後、乳酸により浸酸してpHを2.
6に!!l整し、精製コラーゲン組織を得た。
B、湿式粉砕処理 Aにて得られたコラーゲン組織を肉挽機を用いてミンチ
状とし、これを、原床皮の乾量の重量濃度が0.80%
となるように水で帝釈し、更にtF−IAMナトリウム
にてp )(を3.5にtM整して、製紙用叩解機を用
いて湿式粉砕した。
C8架橋処理 湿式粉砕処理後、製紙用叩解機内で下記の架橋剤を順次
加えて、 硫酸アルミニウム      2.8部硫酸ジルコニウ
ル      2.8部架橋処理をして柔軟化したコラ
ーゲン繊維凝集物を得た。
L)、脱水、rIi燥、粉砕処理 Cにて1:)られたコラーゲン繊維凝集物をスクリュウ
プレス脱水機を用いて水分率が67重重量になるまで脱
水した後、熱メ截4IIpX式乾燥機を用いて乾燥して
、水分率を5.5重量%とし、更に、ハンマーミルを用
いて粉砕し第1表に示す物性イlliを持ったコラーゲ
ン粉末とした。
2)応用試験 得られたコラーゲン粉末を用いて、実施例1と1111
様にE、塗料、  I”、  人工皮革、G、成形材料
に応用し、m1表に示された項1−1の試験を実施して
ff11表の結果を得た。
走較盟1(皮革粉:見掛けかさ密度が大きく、吸水度及
び吸油度が低い粉末) 1)皮革粉の製造 通常のクロム轢しをした皮酢肩を細断後、加熱水蒸気に
よりオートクレーブ内で3時間11.0 ’Cに加熱、
膨潤し、実施例1と同様に乾燥、粉砕して第1表に示す
物性値を持った皮革粉を得た。
2)応用試験 得られたコラーゲン粉末を用いて、実施例1と同様にE
、塗料、F8人工皮革、G、成形材料に応用し、11¥
1表に示された項目の試験を実施して第1表の結果を得
た。
第1表の結果から、本発明のコラーゲン粉末は。
従来のコラーゲン粉末と比較して、いずれの基材への使
用によっても、外観、感触、吸放湿性等の性能の改質性
が高いことが示されている。
(以下余白) 7)発明の効果 本発明により、コラーゲン粉末を用いて塗料、人工皮革
、成形材料いずれの応用によっても、分散安定性が高く
、外観、感触、吸放湿性等の性能の優れた材料が得られ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 粒子径が40μm以下である粒子の含量が85重量%以
    上で、吸水度が120〜300%であり、見掛けかさ密
    度が0.10〜0.30g/ccで、且つ、吸油度が0
    .80〜1.70ml/gであるコラーゲン粉末。
JP5338790A 1989-10-06 1990-03-05 分散安定性の良好なコラーゲン粉末 Pending JPH03255200A (ja)

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ES90119105T ES2057308T3 (es) 1989-10-06 1990-10-05 Polvo de colageno que tiene buena estabilidad de dispersion y su uso como agente formador de una capa superficial similar al cuero.
DE69011793T DE69011793T2 (de) 1989-10-06 1990-10-05 Kollagenpulver mit guter Dispersionsstabilität und Verwendung als lederähnliche oberflächliche Beschichtung.
CA002027084A CA2027084A1 (en) 1989-10-06 1990-10-05 Collagen powder having good dispersion stability and use thereof as leather-like surface layer-forming agent
KR1019900015903A KR910008036A (ko) 1989-10-06 1990-10-06 우수한 분산안정성과 피혁상 표면층-형성제로서의 용도를 가지는 콜라겐 분말

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2009066635A1 (ja) * 2007-11-21 2009-05-28 Kaneka Corporation 透湿性フィルム及びその製造方法
JPWO2008114319A1 (ja) * 2007-03-20 2010-06-24 国立大学法人東京農工大学 皮革改質剤
US9109326B2 (en) 2007-11-30 2015-08-18 Kaneka Corporation Antibacterial artificial hair and antibacterial coating agent for artificial hair
EP4159916A4 (en) * 2020-05-25 2023-09-06 FUJIFILM Corporation COMPOSITION, LEAF-SHAPED MOLDED BODY, ARTIFICIAL LEATHER, AND METHOD FOR PRODUCING LEAF-SHAPED MOLDED BODY

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