JPH03254673A - レプリカ用治具 - Google Patents
レプリカ用治具Info
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- JPH03254673A JPH03254673A JP5177190A JP5177190A JPH03254673A JP H03254673 A JPH03254673 A JP H03254673A JP 5177190 A JP5177190 A JP 5177190A JP 5177190 A JP5177190 A JP 5177190A JP H03254673 A JPH03254673 A JP H03254673A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の概要〕
菌株を移し取るためのレプリカ用治具に関し、区画され
た位置を間違えずに多くの菌株を同時に移し取ることの
できるレプリカ用治具を提供することを目的とし、 平らな表面を有する基板部と、該基板部の表面に所定の
配置で突出する複数のほぼ同じ長さのピンとからなる構
成とする。
た位置を間違えずに多くの菌株を同時に移し取ることの
できるレプリカ用治具を提供することを目的とし、 平らな表面を有する基板部と、該基板部の表面に所定の
配置で突出する複数のほぼ同じ長さのピンとからなる構
成とする。
本発明は生物化学の分野においである培地で培養された
菌株を他の培地に移し取るためのレプリカ用治具に関す
る。
菌株を他の培地に移し取るためのレプリカ用治具に関す
る。
菌の培養は通常、寒天培地又はその他の培地を含むシャ
ーレに微量の菌株を入れ、所定の温度条件で1日乃至数
日間保存することによって実施される。このような培養
によって、菌が増殖してコロニーを形成するようになる
。このようにして培養したコロニーから菌株を少量ずつ
採取して、菌の種々の研究を行うことができる。菌の研
究のために、菌株のスクリーニングがしばしば実施され
る。これは、菌株をある培地(マスタープレート)で培
養し、マスタープレートに得られた菌株のコロニーをさ
らに種々の培地を含む複数のテストプレートに移し取り
、特定の菌が特定の培地に適するかどうかを検査するよ
うになっている。
ーレに微量の菌株を入れ、所定の温度条件で1日乃至数
日間保存することによって実施される。このような培養
によって、菌が増殖してコロニーを形成するようになる
。このようにして培養したコロニーから菌株を少量ずつ
採取して、菌の種々の研究を行うことができる。菌の研
究のために、菌株のスクリーニングがしばしば実施され
る。これは、菌株をある培地(マスタープレート)で培
養し、マスタープレートに得られた菌株のコロニーをさ
らに種々の培地を含む複数のテストプレートに移し取り
、特定の菌が特定の培地に適するかどうかを検査するよ
うになっている。
近年、遺伝子組み換えや生物化学の分野の急速な発展に
伴い、菌株の分離や性状の検査を迅速に行うことが要求
されるようになってきており、このためにマスタープレ
ートの多くの菌株のコロニーを同時にテストプレートに
移し取ることが要求されている。
伴い、菌株の分離や性状の検査を迅速に行うことが要求
されるようになってきており、このためにマスタープレ
ートの多くの菌株のコロニーを同時にテストプレートに
移し取ることが要求されている。
従来から多くの菌株のコロニーを同時に移し取ることは
レプリカ法によって実施されていた。第6図に示される
ように、従来のレプリカ法は、菌株のコロニー1を培養
したマスタープレート2と、ビロード布3を張ったレプ
リカ台4を準備し、このマスタープレート2を逆さにし
てレプリカ台4に押し付け、マスタープレート2の菌株
のコロニー■をレプリカ台4のビロード布3に1aで示
すように移し取るようになっていた。それから、所望の
培地を入れたテストプレート5を逆さにしてレプリカ台
4に押し付け、レプリカ台4のビロード布3上の菌株の
コロニー1aをさらにテストプレート5の培地に移し取
る。このようなテストプレート5を種類の異なった培地
毎に複数個準備し、共通のレプリカ台4から複数のテス
トプレート5に同じパターンで菌株のコロニー1aを移
し取ることができる。よって各テストプレート5にはマ
スタープレート2と同じパターンで菌株が配置されるこ
とになる。菌株のコロニー1aを移し取つたテストプレ
ート5はさらに培養され、マスタープレート2の特定の
位置にあった菌株が、あるテストプレート5では特に増
殖し、あるいは他のテストプレート5では消滅したりす
る結果が得られる。このようにして菌株のスクリーニン
グを実施することができる。
レプリカ法によって実施されていた。第6図に示される
ように、従来のレプリカ法は、菌株のコロニー1を培養
したマスタープレート2と、ビロード布3を張ったレプ
リカ台4を準備し、このマスタープレート2を逆さにし
てレプリカ台4に押し付け、マスタープレート2の菌株
のコロニー■をレプリカ台4のビロード布3に1aで示
すように移し取るようになっていた。それから、所望の
培地を入れたテストプレート5を逆さにしてレプリカ台
4に押し付け、レプリカ台4のビロード布3上の菌株の
コロニー1aをさらにテストプレート5の培地に移し取
る。このようなテストプレート5を種類の異なった培地
毎に複数個準備し、共通のレプリカ台4から複数のテス
トプレート5に同じパターンで菌株のコロニー1aを移
し取ることができる。よって各テストプレート5にはマ
スタープレート2と同じパターンで菌株が配置されるこ
とになる。菌株のコロニー1aを移し取つたテストプレ
ート5はさらに培養され、マスタープレート2の特定の
位置にあった菌株が、あるテストプレート5では特に増
殖し、あるいは他のテストプレート5では消滅したりす
る結果が得られる。このようにして菌株のスクリーニン
グを実施することができる。
最近では、第5図に示されるように菌株のコロニー1b
が区画された領域に配置されたマスタープレート6がよ
く使用されている。このマスタープレート6は2次マス
タープレートと呼ばれるもので、第6図のように菌株の
コロニー1が任意の位置に成長しているマスタープレー
ト2から、滅菌爪楊枝を使用して菌株のコロニー1を1
個ずつ所定の位置に移し取って植え付けたものである。
が区画された領域に配置されたマスタープレート6がよ
く使用されている。このマスタープレート6は2次マス
タープレートと呼ばれるもので、第6図のように菌株の
コロニー1が任意の位置に成長しているマスタープレー
ト2から、滅菌爪楊枝を使用して菌株のコロニー1を1
個ずつ所定の位置に移し取って植え付けたものである。
上記したレプリカ法では、マスタープレート2をレプリ
カ台4に押し付け、それからさらにテストプレート5を
レプリカ台4に押し付けるという表面接触によって菌株
を移し取るので、全ての菌株がテストプレート5に一様
に付着しない場合があった。また、ビロード布3に転写
しにくい菌株があり、あるいは全ての菌株がビロード布
3に転写してマスタープレート2に残らないことがあり
、あるいは最初のテストプレート5に多く転写して後の
テストプレート5に転写するものが次第に少なくなると
いうこともあった。そのために、第5図に示されるよう
に菌株のコロニー1bを区画された領域に植菌したマス
タープレート6でのスクリーニングの場合には、ピロ、
−ド布3を張ったレプリカ台4を使用したレプリカ法の
使用は少なくなり、最近では、滅菌爪楊枝を使用してマ
スタープレート6から菌株のコロニー1bを1個ずつテ
ストプレート5の所定の位置に移し取っている。
カ台4に押し付け、それからさらにテストプレート5を
レプリカ台4に押し付けるという表面接触によって菌株
を移し取るので、全ての菌株がテストプレート5に一様
に付着しない場合があった。また、ビロード布3に転写
しにくい菌株があり、あるいは全ての菌株がビロード布
3に転写してマスタープレート2に残らないことがあり
、あるいは最初のテストプレート5に多く転写して後の
テストプレート5に転写するものが次第に少なくなると
いうこともあった。そのために、第5図に示されるよう
に菌株のコロニー1bを区画された領域に植菌したマス
タープレート6でのスクリーニングの場合には、ピロ、
−ド布3を張ったレプリカ台4を使用したレプリカ法の
使用は少なくなり、最近では、滅菌爪楊枝を使用してマ
スタープレート6から菌株のコロニー1bを1個ずつテ
ストプレート5の所定の位置に移し取っている。
しかし、滅菌爪楊枝を使用してマスタープレート6から
菌株のコロニー1bを1個ずつテストプレート5に移し
取る方法は、手間がかかるとともに、マスタープレート
6からテストプレート5への植菌対応位置を間違える可
能性があるという問題があった。
菌株のコロニー1bを1個ずつテストプレート5に移し
取る方法は、手間がかかるとともに、マスタープレート
6からテストプレート5への植菌対応位置を間違える可
能性があるという問題があった。
本発明は区画された位置を間違えずに多くの菌株を同時
に移し取ることのできるレプリカ用治具を提供すること
を目的とするものである。
に移し取ることのできるレプリカ用治具を提供すること
を目的とするものである。
本発明のレプリカ用治具は、基板部の表面に所定の配置
で突出する複数のほぼ同じ長さのピンを備えてなること
を特徴とするものである。
で突出する複数のほぼ同じ長さのピンを備えてなること
を特徴とするものである。
上記構成においては、基板部のピンは使用すべきマスタ
ープレートの菌株の区画に従った配置で設けられる。従
って、マスタープレートからテストプレートへ菌株を移
し取るときには、このレプリカ用治具のピンを菌株の区
画に合わせてマスタープレートの培地に突き刺し、マス
タープレートから抜き取った後で今度はテストプレート
の培地に突き刺すことができ、同時に簡単且つ確実に菌
株を移し取ることができる。
ープレートの菌株の区画に従った配置で設けられる。従
って、マスタープレートからテストプレートへ菌株を移
し取るときには、このレプリカ用治具のピンを菌株の区
画に合わせてマスタープレートの培地に突き刺し、マス
タープレートから抜き取った後で今度はテストプレート
の培地に突き刺すことができ、同時に簡単且つ確実に菌
株を移し取ることができる。
第1図及び第2図において、本発明の実施例によるレプ
リカ用治具10は、円形の基板12を有し、基板12は
表面14及び裏面16を有する。
リカ用治具10は、円形の基板12を有し、基板12は
表面14及び裏面16を有する。
基板12の表面14には所定の配置で突出する複数のほ
ぼ同じ長さのピン18が設けられる。好ましくは、ピン
18は基盤の目状のパターンで配置される。1例におい
ては、基板12とピン18とは同じ樹脂材料の底形によ
って得られる。また、基板12とピン18とは金属で懲
戒することもでき、この場合にはピン18を基板12に
溶接等によって固定することもできる。
ぼ同じ長さのピン18が設けられる。好ましくは、ピン
18は基盤の目状のパターンで配置される。1例におい
ては、基板12とピン18とは同じ樹脂材料の底形によ
って得られる。また、基板12とピン18とは金属で懲
戒することもでき、この場合にはピン18を基板12に
溶接等によって固定することもできる。
基板12の裏面16はほぼ平坦であって中央部につまみ
20が設けられる。一方、表面14もほぼ平坦であるが
、外周領域は段によって外周低段部14aとなっている
。さらに、基板12の外周低段部14aを貫通して3個
のねじ穴22が設けられ、各ねじ穴22にはねじ24が
螺着されている。ねじ24の頭は基板12の裏面16側
にあり、表面14側には旋回可能な支承部26が形成さ
れている。
20が設けられる。一方、表面14もほぼ平坦であるが
、外周領域は段によって外周低段部14aとなっている
。さらに、基板12の外周低段部14aを貫通して3個
のねじ穴22が設けられ、各ねじ穴22にはねじ24が
螺着されている。ねじ24の頭は基板12の裏面16側
にあり、表面14側には旋回可能な支承部26が形成さ
れている。
第1図を参照すると、レプリカ用治具10は不使用時に
は治具収容容器(または治具用蓋)28に支持されるよ
うになっている。治具収容容器28はレプリカ用治具1
0の外形とほぼ同じ大きさの内形のシャーレ状の形状を
有し、内周面にリブ状突起−30を備えている。従って
、レプリカ用治具10はピン18を下向きにして治具収
容容器28に挿入でき、基板12の表面14の外周低段
部14aがこのリブ状突起30に当接するようになって
いる。また、治具収容容器28内にはアルコール等の滅
菌液体32を入れておくようになっており、レプリカ用
治具10のピン18が滅菌液体32に触れるようになっ
ている。レプリカ用治具10を使用するときにはピン1
8の部分に着火するとこの滅菌液体32が燃焼し、火炎
滅菌を行うことができる。なお、火炎滅菌は金属製のレ
プリカ用治具10に適するものであり、こめ場合にはレ
プリカ用治具10を使用後に蒸気滅菌を行って治具収容
容器28に支持しておき、再使用時に火炎滅菌を行うと
好便である。なお、樹脂製のレプリカ用治具10の場合
にはこのような再使用は難しいが、その樹脂材料は少な
くとも121℃で15分位の蒸気滅菌を行うことのでき
る耐熱樹脂材料とするのが好ましい。
は治具収容容器(または治具用蓋)28に支持されるよ
うになっている。治具収容容器28はレプリカ用治具1
0の外形とほぼ同じ大きさの内形のシャーレ状の形状を
有し、内周面にリブ状突起−30を備えている。従って
、レプリカ用治具10はピン18を下向きにして治具収
容容器28に挿入でき、基板12の表面14の外周低段
部14aがこのリブ状突起30に当接するようになって
いる。また、治具収容容器28内にはアルコール等の滅
菌液体32を入れておくようになっており、レプリカ用
治具10のピン18が滅菌液体32に触れるようになっ
ている。レプリカ用治具10を使用するときにはピン1
8の部分に着火するとこの滅菌液体32が燃焼し、火炎
滅菌を行うことができる。なお、火炎滅菌は金属製のレ
プリカ用治具10に適するものであり、こめ場合にはレ
プリカ用治具10を使用後に蒸気滅菌を行って治具収容
容器28に支持しておき、再使用時に火炎滅菌を行うと
好便である。なお、樹脂製のレプリカ用治具10の場合
にはこのような再使用は難しいが、その樹脂材料は少な
くとも121℃で15分位の蒸気滅菌を行うことのでき
る耐熱樹脂材料とするのが好ましい。
第3図及び第4図はレプリカ用治具10を第5図に示し
たマスタープレート6とともに使用している例を示す図
である(レプリカ用治具10とマスタープレート6の関
係はその後で使用するテストプレートの場合にも同じに
なる)。マスタープレート6には適切な培地6aが形成
され、且つその培地の区画された領域に菌株が植菌され
、培養されて区画された菌株のコロニー1bを形成して
いる。第3図は菌株のコロニー1bが培地の表面付近に
発生する菌の例を示し、第4図は菌株のコロニー1bが
培地の表面から深い領域に発生する菌の例を示している
。
たマスタープレート6とともに使用している例を示す図
である(レプリカ用治具10とマスタープレート6の関
係はその後で使用するテストプレートの場合にも同じに
なる)。マスタープレート6には適切な培地6aが形成
され、且つその培地の区画された領域に菌株が植菌され
、培養されて区画された菌株のコロニー1bを形成して
いる。第3図は菌株のコロニー1bが培地の表面付近に
発生する菌の例を示し、第4図は菌株のコロニー1bが
培地の表面から深い領域に発生する菌の例を示している
。
レプリカ用治具lOの大きさは、基板12の外形がマス
タープレート6のシャーレの上周縁部よりも大きく、表
面14の外周低段部14aに立設した3個のねじ24の
支承部26がマスタープレート6のシャーレの上周縁部
上に位置するようになっている。従って、レプリカ用治
具10の3個のねじ24を調節することによって、レプ
リカ用治具10の基板12及びピン18の高さをマスタ
ープレート6の培地の高さ、または同培地で培養された
菌株のコロニー1bの位置に対して適合させることがで
きる。このよう゛にして、第3図は菌株のコロニー1b
が培地の表面付近にあるので、ねじ24はレプリカ用治
具10が比較的に高い位置になるように調整され、ピン
18が菌株のコロニー1bに達している。また、第4図
は菌株のコロニー1bが培地の表面から深い領域にある
ので、ねじ24はレプリカ用治具lOが比較的に低い位
置になるように調整され、ピン18が培地内にある菌株
のコロニー1bに達している。
タープレート6のシャーレの上周縁部よりも大きく、表
面14の外周低段部14aに立設した3個のねじ24の
支承部26がマスタープレート6のシャーレの上周縁部
上に位置するようになっている。従って、レプリカ用治
具10の3個のねじ24を調節することによって、レプ
リカ用治具10の基板12及びピン18の高さをマスタ
ープレート6の培地の高さ、または同培地で培養された
菌株のコロニー1bの位置に対して適合させることがで
きる。このよう゛にして、第3図は菌株のコロニー1b
が培地の表面付近にあるので、ねじ24はレプリカ用治
具10が比較的に高い位置になるように調整され、ピン
18が菌株のコロニー1bに達している。また、第4図
は菌株のコロニー1bが培地の表面から深い領域にある
ので、ねじ24はレプリカ用治具lOが比較的に低い位
置になるように調整され、ピン18が培地内にある菌株
のコロニー1bに達している。
このようにしてレプリカ用治具10をマスタープレート
6にあてがうと、各ピン18は区画された各菌株のコロ
ニー1bに同時に同じ程度だけ突き刺さる。その後でレ
プリカ用治具lOを持ち上げると、各ピン18にはほぼ
同量の菌株が付着する。従って、このレプリカ用治具1
0をテストプレートにあてがうと、各ピン18に付着し
ていた菌株をテストプレートに同時に植菌することがで
きる。ピン18の配置はマスタープレート6に区画して
形成された菌株のコロニー1bの配置と対応するので、
マスタープレート6からテストプレートに菌株を移しと
る際の間違いは生じない。このような動作をテストプレ
ート毎に繰り返すことができる。
6にあてがうと、各ピン18は区画された各菌株のコロ
ニー1bに同時に同じ程度だけ突き刺さる。その後でレ
プリカ用治具lOを持ち上げると、各ピン18にはほぼ
同量の菌株が付着する。従って、このレプリカ用治具1
0をテストプレートにあてがうと、各ピン18に付着し
ていた菌株をテストプレートに同時に植菌することがで
きる。ピン18の配置はマスタープレート6に区画して
形成された菌株のコロニー1bの配置と対応するので、
マスタープレート6からテストプレートに菌株を移しと
る際の間違いは生じない。このような動作をテストプレ
ート毎に繰り返すことができる。
以上説明したように、本発明によるレプリカ用治具は、
基板部の表面に所定の配置で突出する複数のほぼ同じ長
さのピンを備えた構成としたので、このレプリカ用治具
のピンを菌株の区画に合わせてマスタープレートの培地
に突き刺し、マスタープレートから抜き取った後で今度
はテストプレートの培地に突き刺すことができ、よって
同時に且つ簡単且つ確実に菌株を移し取ることができる
。
基板部の表面に所定の配置で突出する複数のほぼ同じ長
さのピンを備えた構成としたので、このレプリカ用治具
のピンを菌株の区画に合わせてマスタープレートの培地
に突き刺し、マスタープレートから抜き取った後で今度
はテストプレートの培地に突き刺すことができ、よって
同時に且つ簡単且つ確実に菌株を移し取ることができる
。
第1図は本発明の実施例のレプリカ用治具を治具収容容
器とともに示す断面図、第2図は第1図のレプリカ用治
具の平面図、第3図は第1図のレプリカ用治具の使用例
を示す図、第4図は第1図のレプリカ用治具の他の使用
例を示す図、第5図は本発明で使用するマスタープレー
トの例を示す図、第6図は従来技術を説明する図である
。 1b・・・菌株のコロニー 6・・・マスタープレート、 10・・・レプリカ用治具、 12・・・基板、 14・・・表面、 18・・・ピン、 20・・・つまみ、 24・・・ねじ、 28・・・治具収容容器。 第1図 レプリカ用治具の使用例を示す図 第3図 Ju1図のレプリカ用治具の平面図 $2図 28・・・治具収容容器 レプリカ用治具の他の使用例を示す図 1b・・・釘株のコロニー 6・・・マスタープレート 10・・・レプリカ用治具 12・・・基板 18・・・ピン 24・・・ねじ
器とともに示す断面図、第2図は第1図のレプリカ用治
具の平面図、第3図は第1図のレプリカ用治具の使用例
を示す図、第4図は第1図のレプリカ用治具の他の使用
例を示す図、第5図は本発明で使用するマスタープレー
トの例を示す図、第6図は従来技術を説明する図である
。 1b・・・菌株のコロニー 6・・・マスタープレート、 10・・・レプリカ用治具、 12・・・基板、 14・・・表面、 18・・・ピン、 20・・・つまみ、 24・・・ねじ、 28・・・治具収容容器。 第1図 レプリカ用治具の使用例を示す図 第3図 Ju1図のレプリカ用治具の平面図 $2図 28・・・治具収容容器 レプリカ用治具の他の使用例を示す図 1b・・・釘株のコロニー 6・・・マスタープレート 10・・・レプリカ用治具 12・・・基板 18・・・ピン 24・・・ねじ
Claims (1)
- 基板部(12)の表面に所定の配置で突出する複数のほ
ぼ同じ長さのピン(18)を備えてなることを特徴とす
るレプリカ用治具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5177190A JPH03254673A (ja) | 1990-03-05 | 1990-03-05 | レプリカ用治具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5177190A JPH03254673A (ja) | 1990-03-05 | 1990-03-05 | レプリカ用治具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03254673A true JPH03254673A (ja) | 1991-11-13 |
Family
ID=12896211
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5177190A Pending JPH03254673A (ja) | 1990-03-05 | 1990-03-05 | レプリカ用治具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03254673A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5587322A (en) * | 1994-11-23 | 1996-12-24 | Replicatech, Inc. | Replica plating device |
DE10011310A1 (de) * | 2000-03-10 | 2001-09-27 | Micro Med Ges Fuer Angewandte | Vorrichtung zum Züchten von Keimkulturen |
-
1990
- 1990-03-05 JP JP5177190A patent/JPH03254673A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5587322A (en) * | 1994-11-23 | 1996-12-24 | Replicatech, Inc. | Replica plating device |
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