JPH0325382Y2 - - Google Patents

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JPH0325382Y2
JPH0325382Y2 JP1983005603U JP560383U JPH0325382Y2 JP H0325382 Y2 JPH0325382 Y2 JP H0325382Y2 JP 1983005603 U JP1983005603 U JP 1983005603U JP 560383 U JP560383 U JP 560383U JP H0325382 Y2 JPH0325382 Y2 JP H0325382Y2
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JP
Japan
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shield
thin film
semiconductive thin
fixed
lead
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JP1983005603U
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JPS59112920U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は電器の巻線と接地側部材との間、あ
るいは巻線と巻線との間に介在されて、電界緩
和、電圧移行防止、混触防止等を目的とした静電
シールドに関する。この種のシールドは構造が簡
単で安価であること、およびうず電流損が少ない
ことが望まれる。
第1図および第2図は従来例の静電シールド1
で、真ちゆう等の薄短冊状導電性シールド単体2
(以後シールド単体と称す)を多数、わずかな間
隔を保ちながら平行に並べてその上方から、同様
な1本の薄短冊状導電性リード3を直交させて、
互いにハンダ付けして結合させた後に各シールド
単位2を絶縁袋4により覆い、さらにこれらがば
らばらにならぬよう全体を両側からはさむ絶縁板
5に貼り付けて一体としたものである。従つて製
作工数が多くかかり高価になるばかりでなく静電
しやへい板1の厚さが厚くなり電器の巻線が大き
くなるばかりでなく、巻線に巻き込む工作が困難
になる欠点があつた。
この考案は従来の前記欠点を除き、構造簡単で
安価な静電シールドを提供することを目的とす
る。この目的はこの考案によれば次のように構成
することにより達成された。すなわち、電器の巻
線と接地側部材との間、あるいは巻線と巻線との
間に介在される静電シールドを、半導電性薄葉体
と、略半導電性薄葉体上に互いに間隔をあけてこ
の半導電性薄葉体側に局部的に押し出しその先端
部をかしめて固定された複数個の導電性シールド
単体と、該シールド単体のそれぞれと接続して接
地するリードとにより構成する。
第3図ないし第5図はこの考案実施例図で、静
電シールド21は、低抵抗カーボン紙等の半導電
性薄葉体22と該半導電性薄葉体上に互いに間隔
Dをあけて固定された複数個の真ちゆう等よりな
るシールド単体2と、シールド単体2と直交して
互いに固定され、該直交方向、またはシールド単
体2と同じ方向に導出されて各シールド単体を接
地するリード23とで構成される。そして前記間
隔Dは、シールド21を巻線に組み込み、該巻線
にインパルス電圧が侵入したとき前記間隔D部に
移行してきた電位によつてその部が閃絡しないあ
る一定値以下に抑えられる。すなわち、従来はシ
ールド単体2間の間隔は数mm以下であつたのに対
しこの考案のものは薄葉体が半導電性のために一
般に100mm以上となる。従つてシールド単体2の
数を大幅に減ずることができる。
半導電性薄葉体22とシールド単体2、または
半導電性薄葉体22とシールド単体2およびリー
ド23の3者の固定は第4図および第5図に示す
ようにシールド単体2側から半導電性薄葉体22
側に、または、リード23からシールド単体2を
介して半導電性薄葉体22側に局部的に押し出
し、その先端部をかしめて固定する。あるいはま
た、半導電性薄葉体22とシールド単体2との固
定は導電性接着剤によつて行つてもよい。
以上の説明で明らかなように、電器の巻線と接
地側部材との間、あるいは巻線と巻線との間に介
在される静電シールド21を半導電性薄葉体22
とその上に互いに間隔をあけて固定された複数個
の導電性シールド単体2と、該シールド単体のそ
れぞれと接続して接地する引き出しリード23と
により構成することにより、シールド単体2間の
間隔Dを従来より数十倍も拡大することができ、
従つてシールド単体2の数を大幅に減すことがで
きるとともに、シールド単体2に生ずるうず電流
損も大幅に低減できる。
また半導電性薄葉体22とシールド単体2との
固定をシールド単体2を半導電性薄葉体22側に
局部的に押し出し、その先端部をかしめることに
より簡単に、しかも別に資材を使用することなし
に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の静電シールドの正面図、第2図
は第1図のA−A部断面図、第3図はこの考案実
施例の正面図、第4図は半導電性薄葉体とシール
ド単体との固定部拡大図、第5図は第4図の断面
図である。 2:シールド単体、21:静電シールド、2
2:半導電性薄葉体、23:引出しリード、D:
間隔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電器の巻線と接地側部材との間、あるいは巻線
    と巻線との間に介在されるものであつて、半導電
    性薄葉体と該半導電性薄葉体上に互いに間隔をあ
    けて設けられた複数個の導電性シールド単体とか
    らなり、該導電性シールド単体を前記半導電性薄
    葉体側に局部的に押し出しその先端部をかしめて
    固定され、前記導電性シールド単体のそれぞれと
    接続して接地する引き出しリードとにより構成さ
    れたことを特徴とする静電シールド。
JP560383U 1983-01-19 1983-01-19 静電シ−ルド Granted JPS59112920U (ja)

Priority Applications (1)

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JP560383U JPS59112920U (ja) 1983-01-19 1983-01-19 静電シ−ルド

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JP560383U JPS59112920U (ja) 1983-01-19 1983-01-19 静電シ−ルド

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Publication Number Publication Date
JPS59112920U JPS59112920U (ja) 1984-07-30
JPH0325382Y2 true JPH0325382Y2 (ja) 1991-06-03

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ID=30137191

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JP560383U Granted JPS59112920U (ja) 1983-01-19 1983-01-19 静電シ−ルド

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012146713A (ja) * 2011-01-07 2012-08-02 Japan Ae Power Systems Corp 絶縁物付非磁性シールド

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5626407U (ja) * 1979-08-03 1981-03-11

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JPS5626407U (ja) * 1979-08-03 1981-03-11

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JPS59112920U (ja) 1984-07-30

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