JPH0325209A - 液体タンクの残量検知装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は例えば液体燃料燃焼装置などに用いられろｇ
Ｆ％蜜性液体タンク内の燃料の残量を検知する検知装置
に関するものである。

〔従来の技術〕

第３図〜第７図に従来の液体タンクの残量検知装置の一
例を示す。液体燃料を入れる気密性のタンク１は底部に
のみ口金２を有し、開口し得る。

口金２内には閉止弁３が存在する。この閉止弁３は弁座
４に設けられたコイルスプリング５により閉じ方向、す
なわち、下方向に付勢させる。弁座４は概略円筒形状を
なし、液体燃料が通り得るスリット（図示せず）が設け
られる。

液体タンク１は受皿６に支持される。この支持は、受皿
Ｓの中央に設けられる受具７により行われる。また液体
タンク１が支持された状態で、口金２の下ｆＩＩＩｉ縁
より、受皿Ｂの縁辺は高い位置に位置する。

これにより、液体燃料が受ｍｓからあふれることがない
。受皿６の前記受具７の中央には上向きにピン８が設け
られる。このピン８は前記閉止弁３を押し上げて開ける
働きをする。受皿６の底部には輸送ｖ：９が接続されて
おり、受皿ｓ内の液体燃料を外部へ送るようになってい
る。受皿６は固定脚１０に固定され、この固定ｍｉｏは
さらに保持板１１に支持ピン１２によりほぼ水平に軸支
される。

受皿６の他端を支持するスプリングと、このスプリング
のたわみによる変位を検出するセンサーは、重量センサ
ー１３に内蔵されろ。この重量センサー１３は底板１４
に設けられた保持板１１に取り付けられ、受ＩＩ［ｌ６
の他端を支持している。

次に、第５図により重量センサー１３の詳細を説明する
。上ベース３１が下ベース３２に対し上下動可能に嵌め
込まれており、この上ベース３１と下ベース３２の間に
はスプリング３３が設けられている。下ベース３２の内
部底面にはカーボン抵抗面３４が設けられている。この
カーボン抵抗面３４と前記上ベース３１との間には短絡
線３５が取り付けられる。この短絡１１３５はゆるやか
な曲線からなる略Ｗ型をしている。また、カーボン抵抗
面３４の両端には電１１１３Ｂ，３７が接続されこの重
量センサー１３の外部に導かれている。

以下、従来例の作用について説明する。まず、第５図の
重量センサー１３の機能を第６図及び第７図に基づいて
説明する。タンク１等の荷重が加わらずスプリング３３
が延びていろときは、Ｗ型の短絡線３５はカーボン抵抗
面３４に対し、第６図のように狭い間隔の２点で接して
いろ。このとき、電線３８．３７に電圧を加えると、図
中＆２綿矢印のように電流が流れろ。

タンク１等の荷重が加わりスプリング３３が縮むと、Ｗ
型の短絡板３５は圧縮されて変形し、カーボン抵抗面３
４に対し第７図のように広い面柏の２点で接するように
なる。このときは、電流は図中破線矢印のように流れる
。

第６図と第７図の破線矢印を比べると、第６図のほうが
カーボン抵抗面３４を通る電流の距離が長ク、シたがっ
てＷ１線３８．３７間の抵抗が多いことになる。この抵
抗値の変化を鯛定することにより液体燃料の残量を検知
できろ。

次に、第３図に基づいて、タンク１を支持する受皿６の
中央付近の上下方向変位が、重量センサー１３内のスプ
リング３３のたわみに拡大されて表されることを説明す
る。

タンク１のほぼ全重量はピン８によって支持される。こ
れにより荷重は、このピン８の付近に集中荷重として表
すことができる。重量センサー１３にはタンク１と受皿
６及びこれらの中に残っている液体燃料のｍＭｆＩｋ×
１７、の荷重が加わり、前記総重量に比例した荷重が加
わることになる。

また、受皿６中央の上下方向変位、すなわちピン８付近
の上下方向変位をｈとすると、Ｍ量センサー１３内のス
プリングのたわみは、 （±’Ｊ；＝　）　×ｈとなる。

ａ なお、ａは支点ピン１２からピン８までの水平距離、ｂ
はピン８から重量センサー１３のスプリング３３までの
水平距離である。

したがって、受皿６の中央付近の上下方向変位は小さく
ても、重量センサー１３のスプリング３３には大きなた
わみを得ることができる。

したがって、タンク１のほぼ全！！量全ピン８付近で支
持することにより、ａとｂの寸法を設計段階で明確にす
ることで、正確な残量検知を行うととができる。

〔発明が解決しようとする課通〕

従来の液体タンクの残量検知装置（よ、以上のように構
或されているので、スプリング３３を含む！ｌｌセンサ
ー１３で全荷重を受けているため、液体タンク１に上か
ら自重以外の大きな力が加わったり、満タンにした該タ
ンク１をある高さから落とした時、重量センサー１３に
予想以上の力が加わり、センサ一部の特准変化や破壊，
又は固定脚１０や保持板１１の変形となり、正しい出力
が出させなくなる等の間颯点があった。

この発明は、以上のような課題を解消するためになされ
たもので、実使用時や運搬・組立中に許容荷重以上の力
が受皿に加わっても、重量センサーには力をかけず、保
護することができる液体タンクの残量検知装置を得ろこ
とを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

この発明に係る液体タンクの残量検知装置（よ、重量セ
ンサーに許容荷重以上の力が加わる前に、受皿の固定脚
に当接して過荷重を支えるス１・ツバーを保持板に設け
たものである。

〔作用〕

この発明における液体タンクの残量検知装置は、通常の
状態で液体タンクが受皿に載置されている場合には、荷
重を重量センサーで受けるが、重量センサーの許容荷遣
以上の力が加わった時には、ストνパーを介し゛ｃ床持
板に過荷重分の力が加わる。

〔実施例〕

以下、この発明の一実施例を図について説明する。この
発明の基本的構成は従来例と全く同じなので、ここでは
従来例と異なるところのみ説明する。

第１図及び第２図において、１５はストッパーで、保持
板１５の支点ピン１２より重量センサー１３側に離れた
位ほの内側に略Ｌ字形に折り曲げて形成してある。この
ストッパー１５は通常は固定脚１ロと離れ゛Ｃいるが、
道量センサー１３に許容荷重以上の力がかかった場合に
は、固定脚１０と接し、固定脚１０を支えて過荷重を受
け、重量セノサー１３に過荷重がかからないように作用
する。

〔発明の効果〕

以上のように、この発明によれば、保持板にストッパー
を設け、重量センサーに許容唄上の過荷重が加わらない
ようにしたので、乱扇な力をかけたり、満タンの液体タ
ンクを受皿に落としても、センサ一部が保薯され、いつ
までも精度の良い残量検知装置が得られるという効果を
奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す側面図、第２図は第
１図の一部切欠き正面図、第３図は従来の装Ｗ１ｅ示す
側面図、第４図は第３図の一部切欠き正面図、第５図は
屓飛センサーの断月図、第６図及び第７図はそれぞれ第
５図の短＃８板の働きを示す説明図である。 図において、１は液体タンク、６は受皿、１０は固定脚
、１１は保持板、１２は支点ピン、１３は！ｔ量センサ
ー　１５（よストッパーである。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 気密性の液体タンクと、この液体タンクを支持する受皿
   と、この受皿に固定された固定脚と、この固定脚を介し
   て前記受皿を支持する保持板と、この保持板に対して前
   記固定脚の一端を軸支する支点ピンと、固定脚の他端を
   支持する重量センサーとを備えた液体タンクの残量検知
   装置において、前記重量センサーに許容荷重以上の力が
   加わる前に受皿の固定脚に当接して過荷重を支えるスト
   ッパーを保持板に設けたことを特徴とする液体タンクの
   残量検知装置。